仮面ライダーW 雨と刻印の戦士レインとブラッド   作:凌哉

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星々の宴の席に新たなメンバーが加わる


第6話神の席次/夜の神の代行者

???

カイと俺は他の幹部達に呼び出された

「なんの用?」

「おい!カイ!失礼を…呼び出しに応じ馳せ参じました。」

「要件はわかっているな?」

「さぁ?」

とぼけるカイとは裏腹に頭を下げて口を開く

「前回のメモリの事ですね」

「そうだ」

「あれは実験だよ!遊びさ!」

「その通りだな、だがその遊びが幸をそうした」

「と言いますと?」

「前回のメモリ騒動でお前達が選んだ男の適合率が7割に届いたのだ」

「俺の遊びも無駄ではなかったって事だね」

「そうだ、だからこそ貴様らにもう一度メモリユーザーの選定を任せたい」

『メモリは私が用意しよう!』

闇が広がりそこから姿を表したのはカイを選定したHADESドーパントだ

「ハデス!久しぶり!」

「貴様!ハデス様に対して無礼な!」

『よい!そヤツは遊戯の神の代行者!遊戯を楽しむように自由で構わん』

「さすがハデス!それで?僕になんのメモリを預けてくれるの?」

『受け取れ!』

ハデスはメモリをカイに向かって放った

『crescent、三日月のメモリだ!』

「効果は?」

『近接戦闘に特化しつつ月の光を受ければ受けるほど力が強まる』

「まさに近接強化か!月のメモリでここまで極端なのも珍しい!良いよ!僕が選定するよ!このメモリに相応しい人材をね!」

『任せた!後は好きにせよ!』

「ハデス!遊戯のメモリ使っても良い?」

『2度言わせるな!好きにせよと言った』

「ありがとう!」

ハデスは再び闇を纏って消えていった

「選ばれた以上失敗は許されぬぞ!」

「大丈夫!全ては僕の遊戯盤の上さ!」

「俺様も行こう、俺様を駒として上手く扱って見せろ」

「じゃあ、行こうか!」

俺達はメモリを持って街に出た

街には夜の営みが広がっていた

「カイ、どうするつもりだ?」

「なにが?」

「選定だ!」

「もうしてる!というか探してる」

「基準は?」

「そんなものないよ!」

「巫山戯ているのか?」

「黙っててよ!」

そう言いつつカイは手元のよくわからない遊戯盤をいじっている「遊んでいる暇は無い!早くしろ!」

「そう急かすなって!一つだけ確定してるのは今回は女性がいいって事だ!」

「女格闘家にでも渡せ!」

「それじゃあ面白くない!」

そうして問答しているとカイの手元の遊戯盤が動いた

「彼女にしよう!」

カイが目にとめたのはスーツ姿の女だった

「行くよ!」

「待て!」

カイの後を追って行きカイは見つけた女の所へ行く

「お姉さん、これで遊んでみない?」

「ガイアメモリ?それって危険なものじゃない!嫌よ!」

「あくまでも遊びさ!気に入らなければ自分でメモリを壊して構わない!」

「そこまで言うなら…1度だけ」

「契約成立!」

カイはメモリを女に渡す

「ほら、起動して」

「えぇ」

『crescent!』

「どこでもいいから押し当ててご覧」

言われるがままにその女は肩口にメモリを推し当て

ドーパントへと姿を変えた

「思った通りだ、後は君の好きにしていいよ!」

「本当に?」

「僕らは何も強要しないさ!」

「なら…好きにするわね!」

そう言ってふわりと舞い上がり姿を消してしまった

「最初の遊戯は僕の勝ち」

「何を持って勝ちと言っている?」

「単純さメモリを受け取るか受け取らないかさ」

「なら次の遊戯は?」

「何をするかだね、僕は街を壊すに1票かな」

「人を襲うに1票だ」

「じゃあ行こう!」

カイの後について行くと自分の立っている建物を破壊し

破壊の範囲を広げていく

「月の光が彼女の原動力!そして今壊したのは人のいない建物!つまり彼女は何もかもを壊したいと思ってたのかもね」

「ドーパントにしては理性的だな」

「第2の遊戯も僕の勝ち、第3の遊戯、レイン達は来るか来ないかじゃあ勝負にならないね、誰が彼女に1番先に攻撃するかならどうかな?」

「Wがルナメタルで攻撃するだ!」

「僕はレインが蹴りで攻撃するだ」

そしてその賭けは両者ともハズレだった

ゼファーの槍が飛んできてそれをcrescentドーパントが偃月刀で弾いた

そして戦闘に入る

「俺達も行こう!今回はあえて動く時だ」

「今は従おう」

『puzzle!』

『CHAIN!』

「「変身!」」

ソルバーとチェインに変身してライダー達の前に立ち塞がる

「やぁ!俺達と遊ぼう!」

「また来たのか!」

「良いから良いから!」

「W!ドーパント任せるぜ!」

「またかよ!しゃーねーな!」

Wはまさに手を替え品を替えと言った具合でメモリを換えて戦っていく

『Rain!maximumDrive』

ダガーナイフでmaximumDriveをソルバーに向け放つ

ソルバーもmaximumDriveで対抗し攻撃が相殺される

「やっぱり強いなレイン!でも、僕だって姿を変えられるんだよ!」

そう言うと銀のメモリを取り出し起動する

『GAME!』

「変身!」

スロットを倒すと装甲が纏われ変身が完了する

「それが真の姿って訳か、ライダーとしての名は?」

「マスター!仮面ライダーマスターだ!」

「ゲームのメモリでマスターってそのままゲームマスターって意味かよ!」

「安易だけど洒落が利いてイカしてるだろ?」

「どうだか」

マスターは遊戯盤を操作しその場から動かないまま戦いの戦局を左右する

ソルバーの時は銃を使っていたがマスターとして使うのは杖

その杖から魔法攻撃を繰り出したり武器を想像しその杖に投影し戦うなど幅広く戦術が取れる

ゲーム独特の動きの再現も可能でありなかなかに使っていて楽しいメモリだ

そしてマスターはレインに向かって言う

「レイン、君はそのメモリの適合率がかなり高いんだね、戦っていてすごくそれが実感出来る」

「知るか!」

そうして3対3の戦局は硬直する

「埒があかねー!こうなったら全部壊す!」

『Ruin!』

レインがメモリを入れ替えてmaximumDriveを放つ

「巻き込まれたくなかったら退いてろよ!」

レインは両手を組んで1つの拳をつくり地面を叩く

破滅の力が地面を伝わり全方位に力の波動が伝わり辺り一帯を塵に還す

そしてそれに巻き込まれたcrescentドーパントもかなりのダメージを受けたようで動きが鈍い

「こんな…こんな所でーーー!」

ドーパントが叫んだ瞬間ドーパントは人の姿に戻った

「おめでとう!メモリの適合率が100%を超えた!」

「いよいよだな」

「あぁ!神の席次の1つが埋まった瞬間だ!」

「私は…えらばれたのね!」

「あぁ、その通りだ!おめでとう!」

カイは変身を解きその女性に歩み寄るとドライバーともう1つ別なメモリを渡した

「深夜の時間の記憶ミッドナイトだ!使ってみて」

「えぇ!今なら使える!」

『Midnight!』

「変身!」

女性を紫色の装甲が覆い尽くしライダーへと姿を変えた

「仮面ライダーとしての名をあげよう!ニクスだ!夜の女神の代行者!仮面ライダーニクス」

「気に入ったわ!私の名は上谷美月!仮面ライダーニクス、そして夜の女神の代行者ね!」

「さぁ、お祝いだ!」

「えぇそうね!」

ニクスはcrescentドーパントの時に所持していた偃月刀を構え

maximumDriveを放った

「月華斬!」

その攻撃に巻き込まれ俺達は後方に吹き飛ばされる幸い変身解除とは行かなくてもあと一撃貰えばおしまいな状況にまで追い込まれた。

「このくらいにしよう!時間をかけて力を馴染ませるんだ」

「わかったわ!連れて行ってちょうだい!あなた達のアジトに」

「もちろんだとも!皆歓迎するよ!」

「また会おう!仮面ライダー!」

カイ達にチェーンが巻き付き解けると姿は消えていた

「クソ!みすみす俺達は神の代行者を増やしただけじゃねーか!」

「今回は俺達も後手に回っちまった…」

「神の代行者の事を俺は知らないけど、あんたらが追ってる組織の目的がそうなんだろ?」

「ゼファー、全て話す目の前で神の代行者が誕生したんだ、他人事じゃ済まされないだろうよ」

「わかった、じゃあ、行こう」

そうして俺達もWの前から消え人気のない所で変身を解く

「類斗、話してもらうぜ、お前が知る全部をな」

「あぁ、まだ早いと思ったがそうでもないらしい」

「私も無関係ではないからね」

そう言って俺たちにメモリを渡した男シンが現れた

「シン!」

「あんたもか!」

「後は、もう1人いてくれたら完璧なんだけどな」

「私で最後ね!」

そして、遥にRainのメモリを渡した女が現れた。

「やっぱり見てたんだな」

「えぇ、あなたがレインを継いでくれた時からずっとね」

「なら、色々聞けそうだな」

俺達はお互いの持つ情報を共有するために集まったのだった。

 

 

 




登場人物紹介

工藤カイ

仮面ライダーソルバー件マスター

使用メモリ
『puzzle』(謎解きの記憶)
『GAME』 (遊戯の記憶)


使用ドライバー
ロストドライバー

遊戯の神の代行者で自分が楽しむためなら味方すら駒として使う
快楽主義者であり、ハデスドーパントによって選ばれた存在


上谷美月(かみやみづき)

仮面ライダーニクス件クレセントドーパント

使用メモリ
『crescent』(三日月の記憶)

『Midnight』(深夜の時間の記憶)

使用ドライバー
ロストドライバー


元々生きている事にすら疑問を持ち夜の世界に憧れていた。
そんな中でカイに見出され神の代行者となった。


次回予告
「全て話そうその上で決めて欲しい」
「我々が知る全部を話そう」
「全ては遥がドライバーを手にした時から、あるいは神のメモリができた時から始まっている」


記憶のM/過去から現在(いま)へ

ゼファーを闇堕ちさせるか否か

  • 闇堕ちさせて主人公ともう一度ガチバトル
  • 仲直りして再度共闘
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