東方星血族 ~Platinum Stardust Indomitable~   作:SPW財団・小説部隊

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ゲイン・トラスト

パワーE スピードA 射程距離B 持続力A 精密動作性E 成長性E

自身に直接攻撃した者の魂を拘束できる。(ナイフを直接刺すことはできないが、
投げるならOK)直接の殺傷力はない
また、任意で魂の本体も拘束できる
スタンドの場合は、触れただけでも拘束させられる
拘束は一時的なもので、効果範囲内から出たり、能力を解除すると
魂は元の体に戻る
しかし、元の体が致命傷を受けている場合、魂は永遠に
拘束されたままになるのだ。


第17話「ゲイン・トラスト その4」

「…それじゃあまるで僕らが悪党みたいじゃあないか」

「だってよー!そうでもしなきゃあ奴を倒せる気がしねーんだよッ!!」

 

ポルナレフと花京院がなにか話している…

ペネトレにはそれが見えた

「…なにを話している…?どちらにしろ私に直接攻撃はできないがな」

 

「…まったく、僕は知らないからな」

花京院はペネトレの方を向く…!

 

「…なにか分からないが…そろそろ終わりの時間だ…!」

ペネトレは、自身を掴む二本の腕を大きく動かし…

ポルナレフ達の元へ投げつけさせたッ!!

「…後は頼んだぞ、花京院!!」

ペネトレは承太郎の元へ飛んでいくッ!しかし

ポルナレフはシルバーチャリオッツでペネトレを迎え撃った!

「喰らえッ!承太郎には触れさせねーぜッ!」

チャリオッッの剣先がペネトレに触れる…!

「…自ら攻撃しに来るとはな…!さて、残りは…」

辺りを見渡す。…花京院の姿が見当たらない!!

「…どういうことだ?先程まで…」

攻撃の後、ポルナレフは膝から倒れ伏す、しかし笑みを浮かべていた。

それは、勝利を確信したかのように…

 

{ギギギ…ガガ…バタンッ!}

辺りに響く音ッ!板がベキベキと折れていく音がした!

「…!まさか…」

 

「えっ、なんだ!?何事だっ!?」

「きゃーっ、地震!?」

 

「おい、お前ん家壊れてってるぞ!!」

周りの群衆が騒ぎ出す!!

「…触手を伸ばして、ここの周りの家々もろとも俺を押し潰そう、と

しているな…しかし甘いぞ…第一時間が掛かりすぎる」

ペネトレは足を動かす…なにやら足どりが重く、違和感がある

ペネトレは自分の足元を見た…するとッ!

「…私の足を掴んだまま倒れている…ポルナレフ、なんとタフな男だ

、しかしこんなひっかけぐらい、ちょちょいと…」

…なかなか離れない…いや違う!離さないのだ!

 

先程確かにチャリオッツの剣先が触れた…確かに触れたのだ!

しかし、チャリオッツのレイピアの

剣先は…飛ばせるのであるッ!

ポルナレフは、ペネトレに剣が当たる直前で剣先を

切り離したのだッ!

「…しくったのか…私は」

「ああ、そしてこれからペチャンコになるんだぜッ!」

ペネトレはポルナレフに足をすくわれ、その場に倒れこむ!

その瞬間、ポルナレフは魂を拘束される…しかし!

「ポルナレフ、まかされたぞッ!」

ハイエロファントグリーンのほぼ全身を触手にして家々を縛り上げ、

ペネトレはそれに囲まれていた!

 

「承太郎は…外にいる!ポルナレフを引っ張れ!」

残ったハイエロファントの触手でポルナレフを引き上げる!

そして…!

「こりゃあ、大惨事だな」

{ドギャアドカドギャーーン!!}

 

承太郎を拘束していた腕は消え、花京院は二人を抱えて

人里の外れまで逃げるように

飛んでいった……

 

 

「…やっぱり大変な事になっちゃいましたね」

「これくらいしか思いつかなかったんだぜ!誰だって

パニックになればこうなるぜッ!!」

 

「やれやれ…」

 

 

 

「…知ってます?ついさっきの事故らしいんですが、なんでも急に

人里の家が倒壊したらしいですよ」

「あっ、私も聞きましたよ!全部で4軒…怪我人は奇跡的に”0人”

でしたよね」

 

「知ってるなら、話が早いです。どうやらその事故現場の近くで

空を飛ぶ3人組の姿を見たようでしてね…これから事故現場に取材に

いくんですが、そのなぞの姿も追ってみようと思いましてね…」

 

To be continued




無理矢理倒した感するだって?なァーーにィー??
よく聞こえんなぁーーッ!

今回のハイエロかなり力強かったなぁ
自なりの解釈やで

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