東方星血族 ~Platinum Stardust Indomitable~   作:厨ingキャン泥

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門の前…お互いに目を向けて立ち止まっている!

「さぁて。そろそろ始めましょうか」
「あぁ」

それを木の影から見つめるジョセフ、ポルナレフ!
「Oh no…大丈夫かのゥ」
「承太郎ッ!負けんなよッ!」

「それじゃあ行きますよ、承太郎さんっ!」




第5話「紅く光りし城の前にて」

「…なんだか外が騒がしいわねェ」

 

紅魔館のメイド長、十六夜 咲夜 はため息を吐く。

「また美鈴がバカをやっているのでしょうか…とにかく」

 

(…?時が止まっただと?なぜだ…DIOは

確かに死んだ…つまりこの世界にも時を止めれる

奴がいるってわけだ…)

承太郎は動かない。いや、正確には動くこと

ができなかった!

(やれやれ…俺のスタープラチナ ザ・ワールドですら

動かすことができないのか…それほど

時を止める力が強いってことか)

 

門から出た咲夜は見る。その光景を。

「…どういうこと?このフォームからして、

何かと戦っている…というわけね。」

 

咲夜は美鈴が拳を向けるほうを見る。

「…学生服、とかいうのを着てるってことは

20歳前の…男ね。あそこにも二人。

外からやって来たのかしら?…まぁいいわ。

 

美鈴が戦っている、ということは…

敵ってことで間違いないのよね」

 

瞬間!咲夜はどこからか十数本のナイフを取りだし

承太郎の周りに投げたッ!!

 

「これでよし、と」

 

(なるほど…この女が時を止めていたのか…しかも

ナイフを投げつけてきやがった…)

「おい、てめー」

「!?」

 

咲夜は後ろを向く!

「…動けるの?貴方」

「ああ、残念なことにな」

 

承太郎は確かに動くことはできない!しかし

話すことだけは辛うじてできるのだッ!!

 

「俺は敵じゃあねェ。この女に

戦って欲しいとか言われたんでよ…」

「それは本当かしら?嘘じゃあない?」

承太郎は言う。

「嘘をつくヤローは嫌いだ」

 

「まぁ、いいわ 信じてあげる。

存分に二人で戦ってなさい…このナイフは片付けて

あげるわよ」

 

 

「とおっ!」

時が動きだした瞬間!美鈴が大きく突きを

繰り出したッ!

 

「フン、オラァ!」

スタープラチナをつき出す!が、しかし

お互いに攻撃が当たらないッ!!

「ふぅ…なかなかやりますね」

「ふっ、そっちこそな」

 

承太郎は考える!

(一向にスタープラチナが当たらない…奴は

スタンド使いではないらしいが…)

 

「気を見ているんですよ」

承太郎は美鈴の言葉にハッとする!

「!」

 

「なんとなく考えてることが分かりましたよ?

気というのは精神のエネルギー。

貴方の精神力はとても強いからくっきり

見えますよっ!」

 

と言うと大きな一撃を地面に当てたッ!

「何ッ!」

「私の本当の力を見せてあげます!」

 

瞬間!承太郎の周囲に美鈴が現れるッ!!

1…10…30…限りなく増えていくッ!!

「やれやれ、とんでもない技だな」

 

美鈴は承太郎に言うッ!

「私の気を地面に当てて分散させたんです!

あなたに見えるたくさんの私は全て幻覚なんですよ!」

 

「なるほど、ご丁寧に解説ありがとな。」

(とは言っても、かなり厄介な能力だな…間違った所に

スタープラチナで攻撃したらきっとその隙に

襲ってくるだろう。なにか方法が…)

 

 

 

「まぁ、いいじゃあないの?美鈴は最近

退屈そうにしていたし。散々戦わせといておきなさい」

 

「了解しました、お嬢様」

咲夜はそそくさと部屋から出ていく。理由は特にはなかった。

「…さきほどのあの男…たしかに私が時を

止めていたはず…なのになぜか話しかけてきた。

一体どういうことなのかしら…」

 

承太郎と美鈴の戦いは続く。




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