幻想郷に広がる大空   作:味噌漬け

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 今日はツナの誕生日!ってことで筆が進んでないのに投稿です笑
 後、魔理沙ちゃん人気投票一位おめでとう。ちなみに筆者は小傘ちゃんと慧音先生に投票しました。


第十三弾 二人の魔法使いたち

 

「全く……聞いていくだけ聞いて出て行ったな。相変わらず自由な奴だ」

 

「あはは…。そうですね」

 

 雲の如く流れるように去っていったあやに、呆れる慧音と苦笑いしながら同意する綱吉。

 目的だけ達成して即退出する奔放さは、何となく並盛の風紀委員長(番人)を彷彿とさせる。茶屋の料金を置いていくだけ律義なのだが。

 

「……すっかり冷めてるな」

 

「お代わり頼みましょうか」

 

「ああ。そうしようか」

 

買い物の休憩のために来たのに、取材ばかりで地味に疲れが増していた。

これではお茶を飲みに来た意味がない。

喉を潤す冷たいお茶も良いが、やはり疲れた心をほぐすには温かいお茶が一番である。

 

「じゃあ注文しますね――――ん?」 

 

 お茶会の仕切り直しも兼ねて、綱吉が注文するべく手をあげようとしたその時、何やら暖簾の外の方から何やら話し声が聞こえた。

 

「私、もう帰ろうと思ってるんだけど?」

 

「折角会ったんだし、お茶ぐらい良いだろ?」

 

「……別にかまわないけど…お金くらいは自分で払いなさいよね」

 

「おう!あったら払うぜ」

 

「それ、払う気ないわよね?」

 

 暖簾を潜って現れたのは二組の女性。

 一人はウェーブががった短い金色の髪を持つ女性。青のノースリーブとロングスカートを着用し、肩にはケープのようなものを羽織っている。さらに、その顔を見ると全体的に整っており、肌も陶器のように艷やか且つ美しい色白というまるで人形のような印象を与えた。もう片方の少女の言葉にため息を吐きながらも、付き合っている辺り、苦労人で面倒見の良い性格を思わせる。

 そして、大人びた彼女とは相反するように無邪気に振る舞う少女。派手めのロングな金髪と快活さを思わせる表情が可愛らしい。その服装も大きい黒い帽子に、黒い服の上に白いエプロンを身に着けており、まるで絵本に出てくる魔法使いのようだ。

 

「あっはっはっ………って、げっ!」

 

 少女が誤魔化すように笑っている最中、慧音の顔が目に入ったのか驚愕の表情を浮かべた。

 

「ほう…人の顔を見るなり、その態度。それは失礼じゃないかな?魔理沙(まりさ)

 

「ちっ……口うるさいやつに会っちまった」

 

「ふふっ…そう言うな。奇遇だな」

 

「全くだ」

 

 魔理沙と呼ばれた少女はちょっぴり嫌そうな表情を浮かべる。

 しかし、言葉ほど二人の間に険悪さは見られない。まるで買い食いがバレた後の子供と教師の間柄のようであった。

 

「慧音さん、お知り合いですか?」

 

 綱吉が慧音に尋ねる。

 元の世界なら兎も角、一~二世紀前の日本の名残ともいえる、この人里において金髪の人間とは珍しい。

 そして、困惑する綱吉に気がついた慧音は口を開く。

 

「ん?あぁ、綱吉くんは初対面だったな。彼女たちは――――」

 

「おっ!そういえば、なんだか見慣れない奴がいるなっ!!」

 

 慧音が紹介しようとすると、突如大声で割り込む魔理沙。

 机を両手で叩き、身を乗り出すように綱吉の顔前に迫る魔理沙に彼は「ひっ!」と悲鳴を上げた。

 

「こら魔理沙。綱吉くんが怯えているだろう」

 

「そうよ。店の迷惑にもなるから、少しは落ち着きなさい」

 

 魔理沙の動きに慣れているのか、慧音と女性は手早く魔理沙を窘める。

 根が素直なのだろう。魔理沙はすぐに顔を離した。

 

「ん?……あー、とりあえず悪かったな」

 

 とりあえず形だけといったところか。

 罰が悪そうに軽く謝罪する魔理沙に綱吉は少し慌てたように両手を振る。

 

「え?あ、いや…少しビックリしただけだから。別に謝るようなことじゃ……」

 

 綱吉がそう言った矢先、魔理沙の表情が途端に明るくなる。

 そして、魔理沙は朗らかな表情で口を開いた。

 

「そうか!!なら良かった。………そういえば名前言ってなかったな!私は霧雨(きりさめ)魔理沙(まりさ)っていうんだ。よろしくな!!」

 

「はぁ……全く調子良いんだから……。アリス=マーガトロイドよ」

 

 元気に挨拶する魔理沙と、ため息を吐きつきながらも追従するように自己紹介するアリス。

 彼女たちに対し、綱吉はその柔和な表情を向けつつ、魔理沙が差し出した手を握った。

 

「俺は沢田綱吉。こちらこそよろしくね」

 

 

◇◇◇

 

 挨拶もそこそこに同じ卓についた四人。

 一人男性で最初は気まずかった綱吉ではあるが、綱吉も魔理沙も方向性が違うコミュニケーション強者。なんだかんだで、平和で楽しい会話が続いていた。

 …………その魔理沙から冗談みたいな言葉(とんでもワード)が出るまでは。

 

「――――魔法使い?え、あの空飛んだり、魔法を使ったりする魔法使い?」

 

「おう!その魔法使いだぜ」

 

 妖怪や獣人と来て、次は魔法使い。

 確かに居てもおかしくはない。おかしくはないが……ここまで非日常な単語に縁があること、そして、この事実をすんなり受け入れてしまっている自分に綱吉は引き攣るような笑みを浮かべることしか出来なかった。

 

()っても、私はあくまで”普通”の魔法使いなんだけどな」

 

「魔法使いって時点で普通とか普通じゃないとかあるの……?」

 

 綱吉からしたら至極当然な質問なのだが、当の魔理沙は答えにくそうに頬を掻いている。

 すると、魔理沙の横にいるアリスが口を挟んだ。

 

「要はまだまだ未熟ってことよ。魔法使いとしてはまだ駆け出しのひよっこってことね」

 

 辛辣なアリスの言葉に魔理沙はムッと苛立たし気に彼女を睨みつける。

 

「ふんっ…余計なお世話だ。今にも追い越してやるから見てろよな!」

 

「ふふっ楽しみにしてるわ」

 

 ライバル関係…というよりは、魔理沙にとってアリスは超えるべき壁なのだろう。

 アリスも無理だと言わない辺り、魔理沙のことを認めていることがわかる。

 

「あれ?そういえば、アリスさんも魔法使いなんですか?」

 

 魔理沙とアリスの会話を聞いた綱吉はふと疑問に思ったのか尋ねる。

 

「ええ…そうよ。人里だとあまり見せられないけどね。あと、敬語じゃなくても良いわよ」

 

「え…?あ、わかりま――わかったよ。それにしても、やっぱり人里じゃ使いにくいんだ」

 

「あまり、過度に使いたくはないってだけよ。自分の手札を見せびらかすようなことはしたくないわ」

 

 アリスがそう言うと魔理沙がお気楽そうに口を開く。

 

「気にし過ぎだと思うけどな。お前の魔法はそう簡単に真似できるもんじゃないだろ」

 

「そういう問題じゃないわよ」

 

 アリスが言うには魔法とはある種の学問。自分の研究成果をむやみやたらに見せびらかすのは下品であるし、何よりも自分の限界を知られるような真似は愚か極まりないのだそうだ。自分の家庭教師に通ずるリアリスト的な考えに、綱吉はある種の親近感を覚えた。

 

「アリスの魔法は凄いぞ。偶に人里でも劇として披露していて、寺子屋の子供たちにも人気なんだ」

 

「え?慧音さんは知っているんですか?というか……劇って?」

 

 綱吉が疑問に思いながら尋ねると、慧音はしまった……と言わんばかりに口に手を当てる。

 

「おっと……本人が言っていないのに話しすぎたか……」

 

 アリスに向かって視線を送る慧音。

 当のアリスはお茶を一口飲んで、首を振る。

 

「別に構わないわ。私の魔法は人形を操ること。時々、訓練も兼ねてこの人里で人形劇をしているのよ」

 

「アリスの人形は子供から大人まで人気でな。アリスの人形劇が始まれば、人だかりがすぐに出来るほどだ」

 

「アリスの人形も完成度が高いからなぁ……。見た目もマスコットみたいだし」

 

 アリスが使うのは人形を操る魔法。見せびらかすのは趣味ではないと言ったが、あくまでもそれは“魔法”という形で見せることであって、糸などを使っている(てい)であれば別らしい。普通の人間がそれが魔法だとわかることはまず無いからだそうだ。

 慧音と魔理沙の補足もあって、綱吉の関心が大きくなる。

 

「へぇ……ちょっと見てみたいかも……」

 

 綱吉の呟きに魔理沙が反応したのか、アリスに声を掛ける。

 

「なぁなぁ……折角なんだし、見せてやったらどうだ?」

 

「…………」

 

 魔理沙の提案に対し、少しの間、沈黙するアリス。

 すると、難しそうな顔で首を振った。

 

「……最近、どうしても人形の動きに違和感があってね……。今は調整中なのよ。今日、人里に来たのもメンテナンス用の材料調達のためだしね」

 

「あーなるほど。じゃあ仕方ないか」

 

 魔理沙がうんうんと頷く。

 そして、アリスは申し訳なさそうに眉を寄せる。

 

「ごめんなさいね」

 

「え?いやいや!全然!!急に言ったのは俺ですし!それに俺のワガママでアリスさんの大切な人形を痛めるようなことはしたくないですから」

 

 慌てたように冷や汗を掻きながら、手をぶんぶんと振る綱吉。それを見た魔理沙と慧音はまるで仔犬を見るようなほのぼのとした視線を向け、アリスは何かがおかしいのかクスッと笑う。

 

「そう?そう言ってくれると嬉しいわ。その控えめなところ、魔理沙にも見習って欲しいわね」

 

「ったく、失礼だな。私ほど謙虚と誠実さに溢れた人間はそういないってのに」

 

 魔理沙の言葉にアリスと慧音は呆れたような表情を浮かべる。

 

「いつも昼食たかりにくる人が何言ってるの?今日だって奢らせる気でいるんでしょ?」

 

「全くだな」

 

「お……お前らなぁ……」

 

 ため息を吐くアリスに、同意するように頷く慧音。

 それに対して魔理沙は髪を掻き上げるように唸る。

 これが慧音を取り巻く日常。そんな光景を綱吉は微笑むように見ていると、ふとあることを思い出す。

 

「(そういえば……魔法使いに人形……か……)」

 

 以前、似たようなフレーズを聞いたことがある。というか会っている。――――敵という形で。

 綱吉がそんなことを考えていると、それに気がついた慧音が彼に声をかける。

 

「どうしたんだ綱吉くん?ぼーっとして」

 

「え?は、はい……。なんていうか…。昔、故郷でちょっと人形使い?と会ったことがあって……。それを思い出したんです」

 

 綱吉の言葉に魔理沙とアリスが反応する。

 アリスはやはり同じ分野だからか声に出さないものの眉が動いており、魔理沙もまた興味津々と目を輝かせる。

 

「へぇー。お前、確か外来人なんだよな?外の世界にもアリスみたいなやつがまだいるんだな。……なぁ、そいつどんな奴なんだ?名前とか分かるか?」 

 

「私も気になるわね」

 

「えっと、俺も名前は又聞きでしか聞いてないんですけど……」

 

 そう。あれは世界の命運…いや、綱吉からしたらそんなものよりも大切な家庭教師や仲間の命が掛かった戦いの後の話。

 たまたま、彼の名前を知っていた家庭教師が言っていただけのおぼろげな記憶である。故に綱吉の口はたどたどしい。

 

「たしか……ア…アレ?アレ……ハ…ンドロ――――」

 

「アレハンドロですってッッ!!?」

 

「うおっ!?」

 

「んなッッ!?」

 

 名前を言った瞬間、身を乗り出すようにして綱吉に迫るアリス。

 先ほどまでの清楚な姿がなりを潜め、その眼は獲物を狙う野獣のごとくギラついている。

 そのあまりの変貌ぶりに普段のクールな姿を知っている魔理沙と綱吉は驚きのあまり悲鳴を上げた。

 

「ア、アリス…綱吉くんが怖がっているだろう?」

 

「え…?あ、あらごめんなさい」

 

 魔理沙達と同様に驚いていた慧音が何とかアリスを窘めると、怖がる綱吉に気がついたのかアリスは我に返って頭を下げる。

 綱吉も目元を引き攣らせながらも、「だ…大丈夫です」とその謝罪を受け入れた。

 そして、アリスは切り替えるようにお茶を一口飲んで口を開く。

 

「その名前は人形作家の間では有名なの。…………同姓同名の可能性もあるのに、早とちりしちゃったわ。少なくとも二~三世紀前の人間。生きてるわけがないのにね」

 

「(……っ!)」

 

 アリスの言葉に頬を引き攣らせる綱吉。

 綱吉の知るアレハンドロは世界最強の選ばれし七人、“虹の赤ん坊(アルコバレーノ)”にも選ばれたことがある世界最高峰の人形制作者。今は裏社会の掟の番人として名高い復讐者(ヴィンディチェ)の一人として活動しており、彼はその古参メンバーである。とある手段で延命しているだけで、アリスの言う通り、少なくとも二~三世紀前には実在した人間なのだ。

 この幻想郷が裏社会と繋がっている可能性。その末端らしきものを知ってしまった以上、今の綱吉が探らないわけにもいかない。

 

「ア…アリスさんは知っているの?」

 

「そうだぜ。お前がそんな興奮するなんて…一体、どんなやつなんだ?」

 

 綱吉と魔理沙が尋ねると、アリスは表面上冷静さを保ちつつ話始める。

 

「彼の人間性は詳しくは知らないわ。でも、人形作家の間で彼の名を知らない者はいないくらい。彼の書いた研究資料は値がつけられないほど貴重で、人形作家であれば誰もが欲しがるわね。もちろん、私もその一人」

 

「研究資料?お前がそこまで求めるなんて…。一体、どんなものなんだ?」

 

 首を傾げる慧音。

 アリスは慧音の質問に対し、重々しく口を開く。

 

「人形の()()()よ……」

 

 その言葉が出た瞬間、魔理沙の目を見開く。

 

「人形の自律化って…。おい、それって……」

 

「ええ。そう。私の研究テーマである自律人形。彼は人間にして、自律人形を造り上げたとされる伝説の人形作家なの」

 

「っ!マジか!それってお前よりも技術が上ってことだろ?」

 

「……私と彼とでは造形の方向も製作のアプローチも全く違うから、一概には言えないわ。……それでも彼の技術は尊敬に値する」

 

 魔法使い同士の間で盛り上がる話。

 いつの間にか、おいていかれた綱吉や慧音には何がすごいのかよくわからなかった。

 

「えっと……何が凄いの?よく分からないんだけど……」

 

 綱吉が尋ねるとアリスは少し考え込んだ後、自律人形について説明し始める。

 

「……そうね。人間のような動きをする人形や話すだけの人形とは違って、自律人形とはいわば、意思を持った人形。あらかじめ与えた指示通りではなく、自分で考えて行動することが出来る人形のことよ」

 

「えっ?それってもう……」

 

 綱吉が何を言いたいのか察したのか、アリスは頷く。

 

「ええ。そうね。そこまでいくともはや一つの生命体に近いわ。…私が目標としているのは、一つの生命体を生み出すわけじゃなくて、あくまでも人形としての体を保ったままでの自律化だけどね」

 

 アリスは続ける。

 

「昔…アレハンドロの研究資料のほんの一部だけ目にしたことがあるけど……。その一部でも彼の才の高さがわかるほどだったわ。人間にして魔導士(ソーサリー)の異名を持つほどの人形作家。残念なことに失踪…。それに伴って殆どの研究資料が行方不明になったって聞いたけどね……。一回だけでも話してみたかったわ」

 

「ほえー。外の世界にもとんでもない奴がいたもんだな」

 

「ああ…。アリスがそこまで言う人物がいるとは……」

 

 魔理沙と慧音が感嘆の声を上げる一方、綱吉の心境はというと決して穏やかな心境ではなかった。

 

「(うわぁ…。自律人形って多分、あれだよね?え?確か、3体くらい壊しちゃったけど…あれってそんなに凄いものだったの?確かに凄いものなんだろうなーって漠然には思っていたけど…そこまでだなんて…。いや、それはそれとして、アリスさんが裏社会と繋がっているわけじゃなさそうなのは良かったけどさ…)」

 

 思いっきり頭を抱える綱吉。

 自律人形、人形作家、魔導士(ソーサリー)という渾名。アリスの言うアレハンドロと綱吉の知っている彼は間違いなく同一人物だ。だが、アリスが知るのは彼の現役時代の頃の話であり、彼女が復讐者及び裏社会とは関係がないことに安心した。それはそれとして、こんなところで知り合いの名前が出るのは世間というか、世界は狭いことを思い知る。

 

「まじで本人だったの…………………あっ」

 

 思わずボソッと呟いてしまった綱吉。

 ギ…ギ…ギ――と機械人形の如くぎごちない動作で顔を上げると、そこには目を輝かせた魔理沙とアリスが綱吉を見ていた。

 

「今…本人って言っていたわよね?」

 

「あぁ…。言っていたな」

 

 息を合わせるかのように頷き合う二人。

 この空気の変化に慧音も戸惑っている。

 そして、アリスはどこからか革製のトランクを手に持った。

 

「ふふふ…。何故、貴方が知っているのか。そもそもなんで生きているのか…。色々聞きたいことがいっぱいできたわね。さて、詳しく聞かせてもらおうかしら綱吉くん?安心なさい。手荒なことはするつもりはないわ」

 

「トランクを見せつけながら言うことですか!!?どう見ても武器ですよねっ!?」

 

 アリスの早口(脅し)に全力でツッコミを入れる綱吉。思わず敬語に戻ってすらいた。

 あれが魔力というものなのか。アリスの身体から全身の毛が逆立つほどのプレッシャーが綱吉たちを襲う。

 

「ああ。そうだぞアリス。いいから落ち着きなさい。魔理沙…お前も見ていないで、アリスを止めるんだ!」

 

 魔理沙にそう言う慧音であったが、当の魔理沙は慧音と綱吉にとびっきりの可愛らしい笑顔を向けた。

 

「ははっ!一つ、言っておく慧音。魔法使いってのは自分の好奇心にはいつだって従順なんだぜ!」

 

「んなっ!!?」

 

「くっ…この魔法使いたちは……っ!!」

 

 帽子を被り、ニヤリと八重歯を魅せ付けるような笑みを浮かべる魔理沙。

 完全に二対二の状況になったことに綱吉と慧音は嘆く。

 ここが茶屋であることを忘れ、自らの欲求のままに綱吉にじりじりと重圧を掛ける美少女二人に綱吉は――――

 

 

 

「(こ……幻想郷(ここ)にいるのは、こんな人ばっかりかーっ!!!)」

 

 

 

 貸本屋の少女といい、先程出会ったブン屋といい。

 この世界の人たちは、なぜこうもキッカケ一つで距離感が吹っ飛ぶというか、欲望のタガが外れるのか。

 綱吉は心の中で大きな悲鳴を上げた。




 どうも、最近激辛ばっかり食べてる味噌漬けです。
 最近のエピソードとして、整体行ったらマッサージ師の人に引いた笑みで「これ60分じゃ解しきれないから延長した方が良いよ」と言われました。昔から整体行ってたけど、こんなこと言われたの初めて笑 
 それはそれとして、次はいつものキャラ紹介です。

《沢田綱吉》
 年齢…16歳
 能力…全てを見透かす程度の能力?
 属性…大空

 受けのコミュ強。幻想郷の人たちの距離感のバグっぷりに少し疲れている。
 それはそれとして誕生日おめでとう!

《上白沢慧音》
 年齢不詳 
 種族…半人半獣
 能力…歴史を食べる(隠す)程度の能力(人間時)
 属性…霧

 この後、めちゃくちゃ二人を説得した笑
 魔法使いたちの好奇心には理解を示すがそれとこれとは別である。

《霧雨魔理沙》
 年齢…14歳
 種族…人間
 能力…魔法を使う程度の能力
 属性…雷・雨

 攻めのコミュ強。行動はともかく根は割と常識人よりだからか、綱吉とは割と気が合う。ただし、恋愛関係にはならない。良いとこ悪友くらいの仲。
 ちなみに今回は慧音の説教もあり、渋々お金は払った。それはそれとして、楽しかったし無問題。

《アリス・マーガトロイド》
 年齢不詳 
 種族…魔法使い
 能力…人形を操る程度の能力・魔法を使う程度の能力
 属性…晴・霧

 魔理沙の友人にしてツッコミ役にして保護者。
 二次だと仲良い作品が多いのに、原作だとそこまで仲良くないみたいですね。
 まぁでも、マリアリは正義みたいですので当作では仲良しになっていただきます笑

《アレハンドロ》
 年齢不詳
 種族…人間?
 能力…?
 属性…晴(夜)

 元アルコバレーノにして今は復讐者の一人。
 自分が東方に興味を持ったのはREBORNにはまった後のことなので、アリスの人形の自立化と聞いて、真っ先に連想したのがこの人。ジンジャーブレッドって明らかに自立人形だよなーと。
 年齢的にもまず間違いなくボンゴレ1世よりも年上な元世界最強の一人である。
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