学院のお気に入りスポットで昼寝してたら他所様の告白を見てしまった   作:古明地こいしさん

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23 リムジンで誘拐、犯人はお嬢様。切っ掛けはチャンピオン

目が覚める、シュテルはいないな

朝食を作るためといつの間にかいなくなっていた。そっちがフツーなのではと思ったがあえて口にしない

したら寂しいのですかとか言われかねん

 

「あれ、アインハルトは?」

 

「先に行きましたよ」

 

ほー、いつも待っているアイツが珍しい事もあるものだ

朝食を口に放り込みつつ、テレビを見ているのだが

 

「悠長なことはしていられないかと」

 

「なんでだ?特に用事もなかったはずだが」

 

「家の前にリムジンがとまっていましたよ?」

 

「??????」

 

....??????

 

「悪い、フリーズしてた。リムジン?俺の知り合いにそんなもの使うような奴いないんだが...まぁ出てみるか」

 

靴をはいてカバンを持って扉を開けると黒スーツ服を着た男が待っている

誰だアレ、知り合いじゃねぇ...ん?車の中に誰か乗ってる?

あの黒髪ツインテは....パン泥棒か

 

「どうも、家に何かようで?」

 

「あの時はどうもな!ちょお乗ってってくれん?」

 

「ぺっ、知るか。俺は学院に行って学ばないといけないんだよ」

 

唾吐いてそそくさと学院の方へ向かうが

 

「あら、ジークの恩人と聞き及んでいましたが、礼儀のなっていない人間でしたのね」

 

見るからにお嬢様、うーむ、下手に出てしまったな。が

 

「悪いがそこのパン泥棒にしか先の態度は取りません。迷惑かけないって約束をソッコーで破ったので」

 

「...ジーク」

 

「アハハハ...優しい人やったからつい...お願いや!許してぇや!なんでもするから!」

 

「それ毎回言ってたら身が持たんぞ?という事で自由にしてやってください。ヴィクトーリアさん」

 

名を発言すると驚きと同時にこちらが名を呼ぶのは当たり前とでも言いたげな顔になった

 

「いくら俺が人を知らないとはいえ、仮にも世界チャンピオンと一緒にいるんですからDSAA関係者を片っ端から調べれば分かります。では」

 

こんな人達に構ってたら時間がいくらあっても足りない、俺は学院に行く!

 

「エドガー」

 

「失礼します」

 

声が聞こえた方を振り向い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

痛い、最初はそう思い目を覚ます

 

「ん....って...これは新手の誘拐か?」

 

何故か椅子に座らされている。手は縛られてないから大丈夫だが

デバイスもある、なら何が目的だ?

 

「あ、起きたんやね」

 

笑顔のパン泥棒、笑顔のパン泥棒ってパワーワードだな

よくよく考えたらコイツのせいでお嬢様に誘拐されたんだよな...

 

「ウチら、運命的やない?」

 

「運命の出会いの切っ掛けがパンか...ハンっ」

 

「...パンだけに?」

 

ブチッ

 

 

「そろそろ起きました....何をしていますの?」

 

「パン食べたいらしいので家からパン大量に持ってきたんですよ、ええ。それを食べさせてます。親切心ってやつですよ」

 

「...傍から見ればイジメに見えるのですが...」

 

「変なものは入ってないので大丈夫です。ほら牛乳」

 

多分今晩のシチューに使うであろう牛乳だが、まぁなくてもなんとかなるだろう

 

《クルト宅》

 

「おや?牛乳があったはずなのですが...仕方ありませんね。早いうちに買い出しに出かけましょう」

 

《ダールグリュン邸》

 

「そんなにか弱い女の子いじめて楽しい?」

 

「?????か弱い女の子?????」

 

何を言ってるんだ?バーサーカーであり、しかも外でぶっ倒れて1週間も食わないやつをか弱い女の子とは流石に

 

「ウチ、一発殴ってええか?本気で、ちょおっと命の恩人にお礼としてプレゼントがあるんや...ウチにしかできん...事が...」

 

なんだっけ、必殺の一撃があるんだよな

 

「...当てられるならな?」

 

「たきつけない「殲撃(ガイスト)!」で...」

 

うわーお、これがエレミアの真髄ね、そりゃあお相手エミュレーターごとクラッシュするな

 

「避けましたの?」

 

「別にどっかの誰かさんみたいに逃げた先に拳がある訳じゃないなら逃げられる」

 

「わたくしとも勝負してもらいたいものですね...」

 

いやアンタは無理。というかもう使える魔力ない、つまり転移できない

首を振るが

 

「ジークはまだやる気のようだけど?」

 

「オレ、マリョク、ナクナッタ」

 

「ですって、全力で受け止めるそうよ。ジーク」

 

あかんコレ、死んだわ

再び目が覚めた時にはパン泥棒...殺意の塊さんが胸の上で寝てた

 

「ん、置き手紙?」

 

なになに?当たりどころが良かったのかギリギリ回避して壁の瓦礫に押し潰されて気絶...

 

「笑えねぇ...ん?」

 

修繕費として数日雇います By ヴィクトーリア=ダールグリュン

 

「やっぱり誘拐だろこれ...泊まるって連絡いれとくか...シュテルなら分かってくれるはず」

 

聞いたところによると今日のクルト家は物静かで不穏な空気だったらしい

 




主人公、色んな人と関わって人生しっちゃかめっちゃかだな...今回は大体ジークのせいだが...

ジークをなんとかヒロインの座に追い上げたいが難しそう

シルフィ「あててみろよ(1日3回限定)」

主人公くん戦闘しないけど巻き込まれてるって自覚あるのかな?
殴れない、蹴れない、けど口撃はできる...なお反撃で直ぐに気絶する
見てから余裕でしたってのが主人公の回避能力

みんなのお気に入りヒロインは?

  • アインハルト
  • ヴィヴィオ
  • リオ
  • コロナ
  • なのはさん
  • フェイト
  • ジーク
  • その他ので
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