学院のお気に入りスポットで昼寝してたら他所様の告白を見てしまった   作:古明地こいしさん

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6 魔王の城(高町の家とも言う)

うーんと唸る

インターホンを押すか押さないか、正直帰りたい

出過ぎた真似どころかやらなくていいことしてるんだよな

アインハルトを連れていくだけで終わる話だったし

だけどヴィヴィオとも話しておきたい

アインハルトのことをどう思ってるか、最悪押し付けたい

 

「家に何かようですか?」

 

うしろから声をかけられる

振り向くと管理局の白い魔王こと高町なのはがいた

ふむ、聖王のゆりかごを壁抜きで貫いた人間砲台さんだ

俺の中でアラートが鳴り響いている

 

「今失礼なこと考えなかったかな?」

 

ナチュラルに思考を読んできた!?

 

「いえ!?ちょっと今日、お宅の娘さんがウチの友人...友人?知り合いと格闘しまして、それでそいつが失礼したので謝罪とあとはまぁお話ですかね」

 

「そっか、ヴィヴィオの友達なんだね」

 

友達になった覚えはないんだけどなぁ

会話数も少ないし

友達ではないな

軽く自己紹介を済ませた

 

「お邪魔します」

 

元々長話する予定だったから家に入れてもらえるのは助かる

上がると足音が聞こえてくる

 

「なのはママ〜おかえり〜!あっ、シルフィさん!こんばんは!先程ぶりです!」

 

ん、と返してどうすればいいか待っていればなのはさんとヴィヴィオが話し合ってて、終わったと思えばヴィヴィオが手を引っ張ってきて、ヴィヴィオの部屋に連れ込まれた

フツー女の子の部屋に男連れ込むか?

 

「シルフィさんはアインハルトさんとお付き合いしてるんですか?」

 

「いや?付き合ってないぞ。告白しても断られるだろうし、そもそも好意を抱いてない」

 

「じゃあなんで一緒にいるんですか?」

 

「成り行き上仕方なくかな...」

 

ヴィヴィオが小首を傾げている。なんだこの可愛い小動物みたいな子は

そりゃ男子も好きになるわ

情報社会ダメ

いつの間にかヴィヴィオの学年で今のところヴィヴィオ達三人娘がトップで彼女にしたいランキング1位の覇権争いをしてるようだ。

本人は知らないようだが

そりゃそうだわな、男達が勝手につけた順位だし

 

「アインハルトさん...やっぱり私が弱すぎるから帰ろうとしたのかな」

 

「...」

 

そこか、まぁ思い悩む所としては確かに1番大きいだろうな

 

「違うと思うぞ?」

 

「え?」

 

アイツ(アインハルト)の中ではまだ戦争は続いてて、闘いは....戦いは争いごとや殺しに繋がってんだろう。その点、ヴィヴィオはスポーツとして競ってるつもりだったろ?要はすれ違いだ。お互いやろうとしてた事が違ったんだ」

 

「すれ違い...」

 

戦えば分かり合える。そんなのはバトル漫画やアニメだけの空想世界の話だ

そんなことはありえない。

けどコイツらは違う

 

「本気のヴィヴィオを見せてやればまた変わってくるんじゃないのか?奥の手、持ってるんだろ?」

 

「え、あ、はい...でも」

 

そこでヴィヴィオのデバイスに通信が入る。名前はセイクリッド・ハート。愛称をクリス

聖なる心か

 

『2人とも〜晩御飯できたよ〜』

 

2人?俺も食べるんです?

晩御飯食べてないから食べられるけど...

 

「どうかな?」

 

「美味しそうですね」

 

見た感じ、フツーの料理。アニメや漫画でよくあるヒロインがゲテモノ料理作るやつじゃなくて良かった。というか一児の親としてゲテモノ料理作るのはおかしいか

 

「「「いただきます」」」

 

食べつつもなのはさんから声をかけられた

 

「ヴィヴィオと何話してたの?」

 

「えっと今日の出来事や、ヴィヴィオさんの対戦相手の話ですね。良くも悪くもソイツとは知り合いなので」

 

いい意味でも悪い意味でも

頷きながら箸を進める

すると隣の席に座ってるヴィヴィオが

 

「シルフィさん。ヴィヴィオさんじゃなくてヴィヴィオでいいよぉ」

 

いやでも目の前には魔王がいるし....

 

「あ、それとシルフィさんのこと、これから先輩って呼んでいいですか?」

 

「ん?まぁ同じ学院で歳上だしそう呼ぶのはフツーだからいいがなんで急に?」

 

「昔本で見て、いつか私にも先輩って呼べる人できるかな〜って思ってたの」

 

そんな理由か。どうでもいいし別に俺に危害があるわけじゃないから許可するか

 

「ってなのはさんなに泣いてるんですか...」

 

「ううん、ヴィヴィオがその歳でもう狙う相手見つけたんだなぁって...思っちゃって....私にはまだ恋愛のれの字も体験したことないから....」

 

ん?確かユーノ司書長って人はなのはさんと一緒に闇の書事件以前から知り合ってて異性同士だし...

 

「お訪ねしますがなのはさん。男性での知り合いは...?」

 

「うーん。ユーノくんとかクロノくんとかかなぁ?」

 

「...友達と申しますか?」

 

「うん!大切な友達だよ!」

 

屈託の無い笑顔で言い切ったよこの人。つまり異性として見てないと....ひでぇ。クロノ提督は既婚者だから仕方ないにしろ、ユーノ司書長はまだ脈アリじゃないのか?

 

「そんなんだからヴィヴィオにパパできないんだよ?」

 

あ、グッサリ刺さった。意外とヴィヴィオは毒舌?

 

「で、でもフェイトちゃんもいるし!」

 

「フェイトママはフェイトママだよ。パパじゃないよ?」

 

もうこの家族の会話についてけん。飯をひたすら食うが、なのはさんからの視線が

 

「いくらなんでも子供を狙うのはどうかと思いますよ」

 

なのはさんの顔を見ずに発言した。

この人この後自棄酒しそうと思ったのはナイショ

 

夕飯の後、ヴィヴィオの練習を見ていた。

何気にこういうのをナマで見るのは初めてなため、少し高揚感があった

それにしてもよく動くなぁ

 

「それじゃあ俺はそろそろ帰ります」

 

「えっ」

 

「何がえっなのかわからないが話しに来ただけだし」

 

「先輩の着替え。先輩のお母さんが届けてましたよ?さっき」

 

何やってんだあの母親は...モテ期とかそんなホラ話、迷信信じてるのか?

そんなものは世界中どころか全次元世界中探してもないぞ

ただモテてる=モテ期とか言ってるだけだし

 

「帰るん...ですか?」

 

んな上目遣いされたら困るだろ、涙目になるな。なのはさんにバレたらブレイカーの餌食だ...仕方なしに再度座る

さっきの涙目が吹き飛んで笑顔に変わったヴィヴィオ

嘘泣きしてたのか?

まぁどうでもいいなるようになる

 

風呂はまぁ....もちろんヴィヴィオのあとに入り、その間になのはさんと毎年夏に行く合宿の話を受けていた

なんと旅行に行くらしく、場所は知り合いが経営してる所でその合宿に誘われてしまった

断ったけど

 

「んで、なんでヴィヴィオの部屋で寝ることになるんだ?」

 

「もっとお話したくて...ダメですか?」

 

「ダメではないが...」

 

敷布団の上で寝転がっている俺の方を見つめながら問いかけてくるヴィヴィオ

なんだろうなぁ...こうなったのって、半分自業自得で半分アインハルトのせいだよな?アインハルトが喧嘩屋みたいな事しなければ良かったわけだし

そして朝、目が覚めたらヴィヴィオが布団の中に潜り込んでいた。

 

「?????」

 

数分固まってしまったがなんとか凍りついていた思考を動かすことができ、フツーに自宅に帰ることができた....が、なぜか自室に入った時にアインハルトがベッドで

寝ていた事が疑問どころか世界の謎の1つになっていた

いつからそこはお前の寝床になったんだ?....?

みんなのお気に入りヒロインは?

  • アインハルト
  • ヴィヴィオ
  • リオ
  • コロナ
  • なのはさん
  • フェイト
  • ジーク
  • その他ので
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