お久しぶりです。いやー気づけば最後に投稿したの2024年の9月なんですね。
時間の流れが速いですね。 少しだけ自身の環境に余裕が持てたので投稿じゃああああ!!
まぁ2月の後半からまた忙しくなるので余裕があればまた、ぼちぼち投稿していきまーす!!
今回はリハビリ込みで短いですけど、どーぞ!!
「ふん、それで貴様はわざわざ商売敵に暁古城を任せて空間制御に失敗して洗濯物になっていたと?」
不機嫌そうな声色で話しかけるのは黒いワンピースを着たゴスロリの自称26歳の少女が黒レースのセンスを煽ぎ冷ややかな視線を目の前で正座を強いている美少女に向ける。
「あはは、手厳しいなぁ、那月ちゃん~そんなに睨むとシワになっちゃうぞ☆」
冷や汗を流しながら地面に正座して弁明をする蘭花がそこにはいた。
「全く、暁古城といい貴様はそんなに私の手を煩わせることが好きなようだな?」
明らかに目の前の少女は不機嫌な様子を隠すこと無く、蘭花を見下ろす。
「もちろん!那月ちゃんを弄るのは僕の生きがいだからね!」
(`・∀・´)エッヘン!っと胸を上げると扇子で頭を思いっきり叩かれた。
「痛い!もう~扇子でたたくの反対!でもそんな那月ちゃんも好き!!」
「ほう、そんなに叩かれるのが好きか、なら、もっと叩いてやろう下僕」
目の前の少女は、蘭花の要望に応えるように一歩前に出ると華奢な脚に纏う黒いヒールを挙げると蘭花の頭をグリグリと頭蓋を踏んできた。
その時に脚を挙げた瞬間、その黒いゴスロリのスカートも捲れ、そのうちに秘めたる神秘があらわになる。
そう、下着、英語でPANTS!
「ちょ、なんで踏むの!? 那月ちゃん!? 那月さん!? 那月師匠!?や、やめて!かわいい蘭花ちゃんが何か新しい扉開いちゃうから!」
「ほう、ならこのまま私の従順なペットにしてやろう」
更に踏む力を強める那月はどこか喜々とした表情をしていた。
「いーやー!蘭花ちゃんがこーわーさーれーる! あと、流石に幼児体系で下着までくr……「ッ!」ふぎゃ!?」
蘭花は、下着について最後まで言葉にすることなく、那月のヒールによって止めを刺された。
ロスト・ザ・ブラッド完!!
***
「それでお前はこの件どう思う?」
纏められた資料を蘭花に投げて渡す那月は何処か不機嫌そうに手に扇子を当てて蘭花に話しかけた。
そして、蘭花は那月から渡された資料に目を通すと、一つの資料に目が留まった。
「ねぇ、那月ちゃんこの事件の資料って今さっき上がってきたの?」
「そうだな、お前が洗濯物になっている時に丁度報告を受けたものだがそれがどうした?」
「へぇ~じゃあこれは知ってる?今日の昼頃に起きた吸血鬼の問題行動」
「確か、お前と暁古城が関わっていた件だな」
「そうそう、その問題の吸血鬼たちがこの被害者なんだよねぇこれが」
その言葉に那月は目を細め、蘭花に対して言葉を返した。
「ほう、ならこの吸血鬼たちの足取りを追えばこの襲撃者たちを追えるか?」
その言葉に蘭花は両手を上げて無理無理~と両手を天井に伸ばすようにして答えた。
「さすがに無理かな。 一応、周辺の監視カメラにも何も映っていなかったみたい。 もし追えるとしたら被害者から証言してもらうしかないかな。 まあ、その被害者たちは全員ベッドでおねんねしてるけどね!」
「ふん、最近の
不機嫌そうに那月は鼻を鳴らすと哀れな被害者に向けて小言を漏らす。
「でも、気になるのはやっぱり……」
「なんだ?」
那月は少し考えこむ蘭花に視線を充てる。
そして、蘭花が考え込むこと数秒……
「那月ちゃん! 今日の夜ご飯何かな!?」
那月は頭に手を当てて無言で扇で頭を叩いた。
「全く、貴様……ハンバーグを作れ」
「えー、那月ちゃんの手作り食べてみたい!あいたぁ!何するの!?」
「ふん、さっさと作れ駄犬」
「まさかの下僕から犬まで降格!?」
なお、今日の夕食は、本土の国産和牛のハンバーグでした。うまい!!
その後、蘭花と那月は分かれて見回りに出向くのであった。
暁古城side
姫柊雪菜という少女もとい自称(監視役)の少女に出会ってから、数時間が経過していた。しかし、古城にとっては今は追試のほうに思考が向いていた。もしも今回の追試を落とせばあの後、社会的な抹殺をされると宣言された暁古城は焦っていた。
いや、監視役も十分な悩みなのだがそれよりも蘭花のあの宣言は内心やばい、何がヤバいってあいつはやると言ったら必ずやる。何なら変な所でこだわりがあるから絶対に何かやらかす。
そんな、今は目の前にいない後輩に対して古城は頭を抱えていた。
「……勘弁してくれ」
「んー、古城くん急に頭なんか抱えてどうしたの?」
頭を抱えていた古城に対して、凪沙は困惑した様子だった。
「ん、ああ、何でもないんだ。ただ、頭がぶっ飛んだ蘭花がな……」
「蘭花くんがどーしたの?」
クラスメイトの名前に凪沙は反応し、仰向けで読んでいた女性向けのファッション誌を読むことを中断し、仰向けのまま頭だけをこちらに向けた。
「今度の追試のテストでちょっとな……」
“せーんーぱーい!また、欠点取っちゃったんですね~それじゃ~
そしてそんな状況になってしまえば、いや、万が一そんな光景を見られてしまえば暁古城の学園生活はメイド服を着た男子学生にご奉仕をさせる変人、変態認定を受けて社会的に死んでしまう!!
「ガァぁあああああ!?―――痛ってぇええ!?」
そして、その次の瞬間、古城は自身の頭をテーブルに打ち付けていた。ゴン!っと固いモノ同士が衝突した短く鈍い音、痛みに悶える古城の声が響いた。
「ちょ!こ、古城君!?どうしたの!?テーブルに頭ぶつけて!」
突然の古城の奇行に凪沙は驚きファッション誌を床に落とした。
「あわわ、ど、どうしよ!?こ、こんな時は、こ、古城君……はい! 冷たいジュースだよ!」
凪沙は、突残の状況に混乱し、ソファーの横にある机の上に置かれた、飲みかけのジュースの入ったコップを手に持ち、古城の頭に中身ごとかけた。
「冷てぇえええ!? 凪沙お前急にジュースをぶっかけるやつがあるか!!」
「わわわ、ご、ごめんね古城君!! そうだよね、こ、こんな時は119だよね!! そ、それとも頭の病院の方かな!?」
凪沙はさらに混乱した様子で、携帯を取り出し電話を掛けようとする。
「ふざけろーーー!!」
そして、古城の叫び声がマンションの夜にただ悲しく響くのであった。
その後、落ち着いた凪沙に追試を落とした場合のことを説明すると「こ、古城君の変態!! 蘭花くんにメイド服なんてそりゃ、凪沙だってちよ、ちょっとされてみたいけど……でも、駄目だよ!!蘭花くんを間違った道に連れていかないで!……お、怒るよ!!」っとなぜか怒られる古城であった。
そのころ、監視役の少女は、隣からの突然の叫び声にピクっと驚き、槍を構えてしまったのはまた別のお話。
***
【絃神島 東地区】
深夜、時刻は0時を下回ろうとしていた。
本来であれば、静寂が支配する場所だが、それには似つかわしい、地面が割れるような音が響く。
その音の中心には背中から虹色の光を放つ巨大な腕を纏う藍色の少女が地面に伏していた。
否、ただ伏しているのではない、藍色の少女は抵抗し起き上がろうとするが、それに反するように少女は地面に抑え付けられ、地面にも亀裂が走る。
そして、少女の頭上を無数の紫のサークルが囲っている。
その中、一人の男が興味深そうにコンテナの上から見下ろす蘭花に問う。
「ほう、その変わり種めいた服装、その身のこなし、眷獣すらも地に伏させる圧倒する重力制御術式。 人が神に許しを請い、その罪を懇願する……人が地で許しを請うなら、貴方は差し詰めその懺悔を天から見下ろす神のつもりでしょうか? 攻魔管風情が我らが神を語りますか」
「へえーそこまで考察できてるなら。諦めて捕まってくれると蘭花ちゃんうれしいなあーって思うんだけど?」
蘭花は笑う、普段の人懐っこい笑顔では無く、冷徹に巨漢を見つめ、そして笑う。
「残念ながら、我らが正義の為にはここで止まるわけにはいきません。 貴方ほどの相手であるならこちらも出し惜しみをするのは失礼というもの。 ここで、データを取らせていただきます……アスタルテ!!」
「―――
「あなたは、後々我らの障害になるでしょう。故にここで排除させていただきます」
“南宮蘭花……いいえ、攻魔管【懺悔の執行者】”
追記 更新 R8 3/8
次の投稿予定は色々あって3月中には更新します。