RE:D Cherish!-Lost Crusade- 作:名無しのサイボーグさん
ダニエルを雪光に譲ったオレは、倒れるように身を屈めると稲妻の如く飛び出してゴロツキの一人へと突撃する。
「っ!?h―――」
既に剣の間合いに入ったオレに驚くゴロツキの態度に構うことなく、オレは斬るのではなく打ち飛ばす為に
普通は鈍器で行うものだが、
ゴロツキの一人でバッティングしてすぐ、別のゴロツキへと接近して
当然、ゴロツキ達もタダでやられるわけもなく、銃をオレに向かって乱射して反撃してくる。だが、オレは当たり前のように迫る銃弾を避ける、もしくは剣で弾いて銃弾を更に弾いて防いでいく。
それを前進しながら行っていき、間合いに入った瞬間に剣を振るって一撃で戦闘不能へと追いやっていく。生身の人間なら腕を斬られた時点で致命的だが、サイボーグなら金さえあれば新しい腕を取り付けられるので大した問題にはならない。
そんな銃弾の雨のような現場の中で、眼球や心臓等の急所に寸分違わずに迫る銃弾がある。それを放っているのは、ウェイトレス兼ガードマン候補であったデスだ。
どういった理由で彼女がダニーオルカス側についたか不明だが、明確な殺意がある以上無視するわけにはいかない。
オレはデスを無力化する為にデスに向かって走っていくと、デスはここぞとばかりに銃弾を放っていく。そのほとんどが急所なので、
「ちょっ、嘘だろ!?」
デスは信じられないと声を上げているが、オレはマガジン交換の合間で一気に距離を詰める。剣の間合いに入った瞬間に
咄嗟の行動ゆえか転がっているデスに、オレは直ぐ様飛ぶように追い掛け、そのままバッティングの要領で体勢を整えて拳銃を構えたデスを倉庫の壁の方へと打ち飛ばす。
「ぷぎゃあっ!?」
そんな情けない悲鳴と共にデスは倉庫の壁に叩き込まれ、そのまま地面へと落ちる。それで終われば良かったが、デスは少しふらつきながらもすぐに立ち上がった。
「……まだやる気か?」
「たりめーだ。お前を早々に殺って、ユッキーも殺って500万チェリーを手に入れるんだからな」
どうやら金目当てでデスはダニーオルカス側についたようだ。オレを殺れると思っているのには溜め息を吐きたい気分だが。
「……お前程度じゃ無理だ。実力不足」
「あ?それはあたしが弱ェって言いたいのか?」
「……そうだ」
弱いと真正面から言われたデスが苛立ちを露に殺気立つ。確かにデスの銃の腕前は高いが、オレの脅威になる程ではない。拳銃だけしか使わないなら、尚更だ。
「……安心しろ、今は殺しはしない。キツいお灸は据えるがな」
「はっ!随分と甘っちょろいことを言うなぁ!」
デスはそう叫ぶと二丁拳銃の利点である連射を額、心臓、眼球、頸動脈―――急所へと間髪入れずに放つが、オレは眉一つ動かさずに
「……何度やっても無駄だ。最低でもガトリングガンを十丁用意するんだな」
「すぐに吠え面かかせてやらぁ!」
デスは吠えながら銃撃を放つが、オレは弾くのではなく稲妻の如く駆けて銃撃から逃れる。
デスの射撃は素早く、正確で無駄はないが
なのでデスへのキツいお灸は、無駄に銃弾をばら蒔く他のゴロツキ達を片付けてからだ。
「こっちに来たぞ!」
「早く撃てぇ!」
ゴロツキ達が闇雲に銃を乱射してくるが、オレを止めるには不十分。それどころか丁度いい攻撃手段にしかならない。
オレはゴロツキ達の銃撃を流れるように弾き飛ばし、そのいくつかをデスの方へと弾く。狙いは手足だ。
「うおわっ!?おいこらテメェ!こっちに撃ってんじゃねぇよ!」
「撃ってねぇよ!誰もお前に銃口は向けてないだろ!?」
不測に近い銃撃を避けたデスと濡れ衣を着せられたゴロツキのやり取りを聞き流しながら、オレはある物を回収する為にそこへ走っていき、それを回収する。
「……いただくぞ」
オレは目的の回収物―――RPGの弾頭を二つ回収すると、それをゴロツキ達の足下近くへと投げ飛ばす。発射してもどうせ狙った場所には当たらないからな。
「RPGを投げて来ただ―――」
その言葉は最後まで紡がれることなく、ゴロツキ達の足下近くで投擲されたロケット弾は爆発して吹き飛ばしていく。それによってゴロツキ達の脚が吹き飛び、一気に行動不能となる。ついでにライフルも飛んで近くにはない。
「……もう一発だ」
オレはロケット弾を残りのゴロツキ達へと投げ込み、ソイツらも同様に戦闘不能へと追いやる。これで周りのゴロツキ達は全滅。残るは雪光が相手しているダニエルとデスだけだ。
「……まだやるか?」
「はっ、やるに決まってんだろ!」
オレの言葉に対し、デスは嘲笑するような笑みと共に銃撃を放つ。銃撃を放てるのがデスだけなら―――もう、弾く必要はない。
オレは体捌き一つでデスの鋭い銃撃を避けて距離を詰めていく。
「何で当たらねぇんだよ!?」
デスはオレの動きを先読みして銃弾を撃ってきているが、狙いが急所だから簡単に読める。腕前は見事だが、強敵との経験が圧倒的に足りていない。故に動きを封じる無駄撃ちを撃ってこない。だからこそ簡単に読めるし、通用しない。
「……自身の浅はかさを後悔するんだな」
オレはデスにそう告げ、両手に光のエンブレムを顕現させ破邪の光を宿す。
本来は異形―――邪な存在に対して使う技なのだが、普通に殴るよりかは威力が高い。もちろん死なない程度には手加減するが。
そうしてデスの拳銃が弾切れを起こす直前で加速し、最後の銃撃も避けて一気にデスの懐へと潜り込む。
「正義の天啓示し、灰に帰せ!
踏み込みと共に燐光が強くなった右拳を振るい、デスの胸部の中央へと叩き込む。そして、そのまま倉庫の扉の方へと殴り飛ばす。
「ふぎゃぁーーッ!!」
殴り飛ばされたデスはそのまま倉庫の外へと吹き飛び、地面をバウンドして外のコンテナへと激突する。胸部の中央を殴られ、バウンドし、コンテナへと激突したデスはそのまま地面に伏して沈黙する。
……いや、僅かに痙攣してるから意識はあるかもしれない。それでもしばらくは動けないだろうが。
そのタイミングで、ユニカとルージュの二人が向こう側から駆け寄って来る姿が視界に入る。どうやらあの三人を問題なく倒せたようだ。
「……あれ?もう終わりましたの?」
「……残っているのはボスだけだ」
ルージュの間抜けな顔での質問に、オレは倉庫の方に指を差して伝える。
「な、なんですって!?これではピンチに颯爽と駆けつけて二人に恩を売るわたしの計画が……!」
……どうやらルージュはオレ達が苦戦すると考えていたようだ。まあ、どっちも近接武器しか持ってないし、剣は普通銃には勝てないし。
「ルージュさん……それは流石にどうかと……」
「あ、いや、別に二人に死んでほしいわけではなくてですね!ちょっと苦戦しているところに加勢して、盛大に恩を売ろうと―――」
冷めた視線を向けてくるユニカにルージュは慌てふためきながも必死に弁明する。その間に、倉庫から飛び出ていた雪光とダニエルの戦いが佳境を迎える。
「力ある者が全てを手に入れる、それがこのエリューテリアの美点ってもんだろうがッ!!」
「そんなものが美点であるわけがないッ!美しさとは、他者を思いやる魂に宿るものだ!」
「魂だァ?清い御魂は天に召されますってか!?強い奴は生き残って、弱い奴は死ぬ!死んだらそこまで、ジ・エンドだ!」
「死んだら終わりに異論はないさ。だが、他者を顧みない人間に、真の意味で信頼を寄せることなどあり得ない!」
雪光はダニエルにそう告げると、一気に距離を詰める。
「タイプMメジャー・
全身をバネにして振り上げた左拳はダニエルの腹を捉え、その巨体を空へと打ち上げる。
「俺は、全身全霊でユニカを守る!誰であろうと、ユニカを泣かせることは俺が許さないッ!!」
聞かれたら小っ恥ずかしい台詞を吐きながら、雪光は
ユニカとルージュが言い合っている最中で良かったな、雪光。まともに聞かれてたら、色々な意味で大変だっただろうからな。
「だからお前をここで打ち砕くッ!タイプWマイナー・
雪光は怒濤の流れの如く
……そろそろ朝日が昇るな。これ以上はどちらも危険な上、ダニエルには聞きたいこともあるし。
オレはもう勝負がついたと判断し、着地した雪光とダニエルの方へと歩いていく。
「ガイ……デスの相手をしてくれて助かった。おかげでダニーの相手に集中できた」
「……礼はいい。それより早く切れ。そろそろ朝だ」
「朝……?いや、そうか」
オレの言葉に雪光は首を傾げたが、すぐに意味を理解してかDD-modを切る。吸血鬼は太陽の光に弱いからな。どれだけ耐性があるか不明な以上、消耗した状態で日を浴びるのは避けるべきだ。
そんな雪光の行動を好機と見たのか、ダニエルは身体を再生させながらゆっくりと起き上がっていく。
「へっ……DD-modを自分から切るとはな……!」
「……お前も早く切れ。でないと、最悪灰になるぞ」
「うるせぇッ!オレ様に命令すんじゃ―――」
ダニエルはオレの言葉に怒りを露にするも、そのタイミングで朝日が射し込んでくる。その瞬間―――
「っグアアアアァアアアアァァアアァァァッ……!?」
ダニエルは絶叫し、その場で悶絶し始めた。この様子からして、DD-modを起動したダニエルの致命的な弱点は太陽の光だな。
「か、身体がッ、身体が痛ェッ……!お、お前、一体何をしやがったアアァァッ!?」
「……何もしてない。それはDD-modの欠点だ」
身体から煙が湧き出ているダニエルの検討違いの言葉に、オレは呆れた眼差しと共に言葉を返す。
「欠点……だとぉ……!?」
「そうだ。DD-mod……吸血鬼の力を得て利点だけ得られるわけがない」
「吸血鬼、だとォッ……!?そんな空想……ァアアアアァァァアアアァァァッ!?」
DD-modのルーツを知ったダニエルは架空の存在だと否定しようとするも、太陽に焼かれ続けるせいで地面をのたうち回っている。
「分かったらDD-modを早く切れ。このまま焼かれて死にたいなら別だが」
「く、くそっ、たれがアアァァッ……!!」
ダニエルは苦悶の声を上げながらもDD-modをオフにしたようで、瞳から赤い輝きが消える。太陽の光を浴びて大きく消耗したダニエルは再度地面へと倒れるのであった。
――――――
ゴロツキ達を拘束し、アジトの制圧を完了したオレは雪光と共にダニエルを太陽の光の下で尋問を行っていた。
「ダニー、ユニカのオヤジさんを殺したのは誰だ?」
「……誰がテメェらに教えるかよ」
「……そうか。なら―――」
雪光の質問に拘束されたダニエルが忌々しげな表情で拒否したので、オレは
「わ、わかった!言う!ユニカのオヤジ―――ルシオを殺したのはレッド・レインだ!」
オレの脅しにあっさり屈したダニエルは下手人の名前を伝える。レッド・レイン―――ミラルカが真犯人だったのか。
「何故ソイツはユニカのオヤジさんを殺した?」
雪光の質問に、ダニエルは心底不本意かつ渋々といった様子で話していく。
話を要約すると、一年前にミラルカが受けたDDダイナーを潰すという依頼の手伝いをさせられた結果、ルシオさんを殺した快楽殺人鬼であるミラルカに後始末を全部押し付けられただけだと。それも報酬も見返りもなしの無一文で。
「……文句を言わなかったのか?」
「言えるか!逆らえば奴は問答無用で殺しに来る!それで何度死にかけたと思ってやがる!?酷い時にはオレの部下を何人も目の前で殺したんだぞ!!」
どうやらダニエルとってミラルカは決して逆らえない相手のようだ。故にユニカを金づるにして元手を回収しようとしたのだろう。
オレは聞きたいことは聞けたので、
「お、おい……!?」
「お前は二度とユニカに手を出さない約定を、真っ向から破ったんだ。俺は約束したことは守る主義だからな」
雪光は酷薄にそう告げてダニエルの首を斬り落とそうとした―――その瞬間。
「待ってくださいッ!」
そこに外で待っていたユニカが割って入り、雪光の行動を止めに入る。雪光はユニカが絶対に止めに入るから倉庫の外で待つように言っていたが、ユニカの勘の方が上だったようだ。
「ダニエルさんを尋問すると言ってましたが、何も殺す必要はないでしょう!」
「……ユニカ、こういう連中は何度だって同じことを繰り返す。ダニーを生かしておいたら、また俺たちの邪魔をしてくるぞ」
「別に構いませんよ。その度に叩き潰しますので」
「……は?」
ユニカのその返答に、雪光は予想外だったようで目が丸くなっている。そんな予想外の返答をしたユニカはオレの顔を見やる。
「ガイさん、貴方は言いましたよね。殺す覚悟と潰す覚悟を同じにするなと」
「……ああ」
「あれから考えて気づいたんです。私は殺すことでしか潰せないと思い込んでいたことに」
ユニカはそう告げると、ダニエルの前に立つと何かしらの操作をする仕草をする。ARは電脳でないと見れない為不明だが、ARで何かを見たダニエルの顔が驚いたように目を見開いている。
「それは……!」
「ええ。これはマッカレルさんの電脳をハッキングして手に入れたダニーオルカスの裏帳簿です。これを警察とメディアに公開し、貴方達を刑務所にぶちこみます」
「て、テメェ……!そんな事して、タダで済むと思うなよッ……!!」
「復讐でも何でもお好きにどうぞ。ただし、今後もDDダイナーの邪魔をするというなら……私達は実力でそれを排除し、叩き潰します」
ダニエルが射殺さんばかりにユニカを睨むも、ユニカは決意の籠った態度で堂々と返す。どうやら本当に一皮向けたようだな。
「……物申すのは、野暮かな」
「……ああ。ユニカはリスクを理解した上で通すと決めた。なら、頑固な彼女が意見を曲げることはない」
「確かに」
こうしてダニーオルカスへの殴り込みは解決……とはいかなかった。
「なあユッキー、ここは一緒に肉を食った仲ってことで見逃してくれねーかなぁ?」
「いや、殺し合いした相手を見逃すのはどうかと……」
「頼むよ~っ!」
ロープでぐるぐる巻きにされたデスが見逃すように雪光に必死に懇願してくるが、雪光に真っ当な意見で返されて情けない声を上げる。
何でこんな事になっているかと言うと、日本のカカシ人形としてダニーオルカス側き参加していたブルータス曰く、このままPDに捕まると金のないデスはマトモに刑務所生活を送る羽目になるからだそうだ。
ちなみにブルータスもロープでぐるぐる巻きだ。
「……そもそも負けた奴が、駄々を捏ねるな」
「それでもイヤだー!もうあんなクソ不味いメシは食いたくねーっ!」
本当に駄々っ子だな。もう問答無用で刑務所にぶち込んだ方がいいんじゃないか?更正の意味も兼ねて。
そんなデスに、どこか悪い顔となった雪光が話しかける。
「そこまで言うなら、特別に見逃してやってもいい。ただし、条件がある」
「ほ、ホントか!?……って、条件?」
「その条件はDDダイナーのウェイトレスとなって真面目に働くこと。約束すれば見逃してあげよう」
「げ~っ!?ま、マジかよ……」
雪光が出した条件に、首を傾げていたデスは心底嫌そうな表情をする。
「なあ、他のもんじゃ……」
雪光の出した提案が嫌なデスが別の条件を要求したので、オレは
「……負けたお前に選択権はない。ウェイトレスか檻の中の二択のみだ」
「しょんなああぁ~!」
「……後、コイツの貯金は借金分を押収する。全額なければ生活に困らない程度に残すから、保釈金は払えないぞ」
「オレまで!?」
ブルータスは信じられないといった表情をするが、お前も同罪だからな?しかも借金あるのに敵対したんだから、何をされても文句は言わせないぞ。
「そういえばお前はガイに345万の無利子の借金があったな」
「今は342万ですよ、雪光のアニキ!」
ブルータスは涙目で現在の借金の額を伝えるが、この状況では無意味だからな。そして、デスには更なる地獄への道を伝える。
「……PDに金を渡せば、刑務所の期間も延ばせる」
「ちょっ、おい、それってまさか……」
「……時間切れになったら、PDに金を握らせ、長期間拘留してもらう」
「それは本当にイヤだーッ!!」
通常よりも長いお務めになる可能性に、デスはバタバタと暴れ始める。あくまで答え出さずの優柔不断に対しての報いだから、素直にどっちか選べばいいだけの話だ。
「……うわ、ガイさんも中々にエグいですね」
「そうですわね。あの生意気な小娘に少しだけ同情しましたわ」
ユニカとルージュのオレに対しての評価が下がったみたいだが、別に構わない。
その後、ブルータスに言いくるめられたデスはウェイトレスの方を選択するのだった。
――――――
あれから二週間。
貸店舗のオーナーとも再契約し、食材の仕入れ先も無事に確保でき、全自動調理マシンの搬入も終わってDDダイナーのオープン準備は無事に完了した。
外装の方もルシオさんが店をやっていた頃のモノに近づけたので、店の入口の看板にはDDDの文字が綺麗に並んでいる。
「それじゃ、みんなでフォトを撮りましょうか」
「誰が撮るんですの?」
「……オレがやる」
撮影を提案したユニカに対してのルージュの疑問に、オレが端末を取り出しながら手を上げて返す。
「いや、それじゃあガイさんが写らないじゃないですか」
「……別に構わない」
この輪の中にオレが本当の意味で加わることはない。オレは
「構わないわけないでしょう。ここはわたし達、全員の城なのですから」
「ま、一人だけ仲間外れも気分が悪いしなー」
「撮影はこのスパイドローンを使うので、問題ありません」
「……だ、そうだ。素直に俺たちと一緒に撮られるんだな」
雪光は笑みを浮かべながらそう告げると、オレの首に手を回して強引に逃げられないようにする。周りの視線もあって観念したオレは、そのまま雪光に連れて来られる形で店の正面へと移動する。
「ここが、俺たちのスタート地点だ。きっとこの先、大変なことが山ほど起こると思う。でも、みんなで力を合わせれば乗り越えられるはずだ。そしてDDダイナーに、かつての賑わいを取り戻そう!」
雪光は全員を見渡しながらそう告げ、オレ達はそれに頷く。オレがいつまで此処にいるかは分からないが、やるからにはしっかりとやるさ。
「それじゃ、撮りますよ。3、2、1……」
ユニカの合図によって、上空にいたスパイドローンがオレ達を撮影する。
こうして、DDダイナーは様々な苦難を乗り越えて復活したのであった。