RE:D Cherish!-Lost Crusade-   作:名無しのサイボーグさん

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Warning!Warning!
今回原作のネタバレ要素が存在します。それでも良ければこのままお進みください。


「……上の警告、意味がありますの?」
「ユニカのFDの体験版もあるし、今更じゃねぇのか?」
「いやいや。ちゃんと注意喚起しないとクレームの元ッスよ!」
「そうだぞ。中には悪質なクレーマーもいるからな~」


プロローグIV~

―――これは昔の記憶だ。

 

『―――○○○の討伐ご苦労。今回の相手は相応の力を持っていたそうだが、君には取るに足らない相手だったようだな』

『……いえ。周りの援護もあって聖伐できただけです』

『謙遜はよしたまえ。本来は大勢の部隊を複数起用しなければ討伐が出来ない相手だったのだ。それを君が属する部隊だけで討伐したのだから、我々の歴史に残せる偉業なのだ』

『その通りだ。そなたの偉業は、我らだけでなく主もお認めになるだろう』

『…………』

 

これがオレがかつていた場所。上層部の指示を受けて聖戦に赴き、化け物(フリークス)を黒き血と共に灰へと帰させる為に戦う場所が、かつてオレが居た場所であった。

 

『ゆえに驕らず、謙虚な心で教えを忠実に守ってこれからも励みたまえ。人類の敵をこの世から滅ぼすために』

『では、以上だ。下がりたまえ』

『……失礼します』

 

当時のオレは上司にあたる人物達に一礼すると、そのまま部屋を出て立ち去っていく。

 

『ご報告、お疲れ様でした。副隊長』

『……本来は隊長の仕事だ』

『隊長はデスクワークに奔走してますよ。後、副隊長の功績が大きいですから、自然と副隊長の呼び出しが多いんですよ。むしろ副隊長の仕事の九割は隊長が請け負っているので我慢してください』

『……そんなにだったのか?』

『ええ。後、例の素行不良の見習いがまた来てますので、そちらの相手もお願いしますね』

『……面倒だ』

 

オレは溜め息を吐きながらも見習いの下へと向かっていく。

かつて信じていた絶対の正義。人に仇なす化け物(フリークス)を狩り、平穏に暮らす人々を陰から守るという誇りを持って剣を振るっていた居場所。それは―――

 

『―――お前を一族から追放。組織からも破門とする』

 

容易く砕け散るのであった。

 

 

――――――

 

 

―――夕方、桜子さんの部屋にて。

 

「……そうか。明日発つのか」

「ああ。世話になった」

 

ルシオさんへの墓参りも数日の内に済ませ、滞在を続ける理由もなくなったオレは桜子さんに明日エリューテリアを出発する事を伝えていた。

 

「一応、ここには正真正銘の怪物(フリークス)がいるんだぞ?」

「……オレ一人で聖伐はできない。後始末も含めて」

 

桜子さんは一年半前と同じ言葉を告げ、オレも同じ言葉を返す。

桜子さんの言う化け物(フリークス)は、前居た場所もとっくに把握していることだ。その化け物(フリークス)はかなり強大な力を持っており、今は何かしらの方法で力を抑制している。更に大企業の現OCEとして目立っている上に個人の戦力も配備されている。そこに単身で突っ込んでも返り討ちに合うのが責の山なのだ。

 

加えて、堅牢長剣(ロバストソード)だけでは滅し切れない可能性が高い。強大な力を持つ化け物(フリークス)を倒すには、相応の武器と手段で挑まなければ勝負にすらならないからだ。

 

「……第一、桜子さんも言えない。化け物(フリークス)を住まわせているから」

「……へ?」

 

オレが意趣返しにそう告げると、桜子さんは間が抜けた表現となる。桜子さんのその表現にオレは訝しみながらも、オレは言葉を続ける。

 

「……ユニカはDD-modの保有者」

「え?マジで?アイツ、DD-modを保有していたのか!?初耳だぞ!?」

「……てっきり知っているとばかり」

「いやいや!アイツはそんな事、一言も話していなかったぞ!帰って来たら問い質さないと……!」

 

本気で面食らっている桜子さんの様子からして、本当にユニカがDD-modの保有者だと知らなかったみたいだ。

DD-modは生体系サイボーグパーツに入り込み、根底から書き換えてしまうファーム系ウィルスとして知られ、一度でもサイボーグボディに入り込んでしまえば、除去することは不可能となる。

 

それだけでも凶悪なのだが、DD-modの本当に恐ろしいところは、適合してしまうと化け物(フリークス)の力を得てしまうことなのだ。ある時は凄まじい怪力を振るい、ある時は身体がミンチになっても五体満足で元通りとなり、ある時は姿形を自在に変える。そんな化け物(フリークス)の力を、振るえるようになってしまうのだ。

 

まあ、『私はDD-mod保有者です』なんて言うバカはいないだろう。いたとしたら、その力に溺れて取り憑かれて身も心も堕ちた化け物(フリークス)だけだ。

 

「ところでどうやってユニカが保有者だと気づいたんだ?」

「……過去にDD-mod保有者と何度も対峙し、聖伐した。だから勘で分かる」

「勘なのかよ!?」

 

オレの言葉に桜子さんがツッコミを入れていると、扉の方がドタバタと騒がしくなる。

 

『桜子さん!扉を開けてください!緊急事態なんです!』

 

切羽詰まったユニカの叫び声に、オレと桜子さんはどういう意味なのかと互いに顔を見合せつつもユニカを部屋へと上げる為に扉を開く。

 

「……!?」

「な!?雪光!?」

 

そこにいたのは、腹に大きな穴を開けた意識のない雪光を肩に抱えたユニカだった。桜子さんは雪光の状態に驚いているが、オレは雪光から今まで発せられてなかった邪な気配に目を鋭くしていく。

玄関前で問答するわけにもいかないので、一先ずユニカと致命傷の雪光を部屋に上げる。

 

「おい、一体なにがあったんだ!?」

「説明は後でします!今は―――」

 

桜子さんの説明に答えずに何かを要求しようとしたユニカに、オレは堅牢長剣(ロバストソード)の切っ先を突き付ける。オレの行動にユニカと桜子さんが目を見開く中、オレは鋭い視線をユニカに向けたまま口を開く。

 

「……一から順に正直に答えろ。返答次第では、お前と雪光をこの場で始末しなければならない」

「が、ガイさん?今はそれどころじゃ―――」

「……DD-modを雪光に入れておきながら、それどころと言うな」

「!?」

 

オレのその言葉にユニカは驚愕した表情で言葉を失う。桜子さんも雰囲気を察してか今は傍観に徹する中、ユニカは緊張した面持ちで口を開く。

 

「どうして……気づいたんですか……?」

「舐めないでもらいたい。君も()()なのは会った時から気付いていた。桜子さんが近くにいること等から危険性は低いと放置したが……他人に感染させたなら話は別だ」

「念のために言っとくが、こいつが特別鋭いだけだ。私は全く気付かなかったからな」

 

桜子さんが捕捉の言葉を上げているが、今は関係ないことだ。大事なのは、どういった目的で雪光にDD-modを入れたかだ。

 

「忠告しておくが、反抗しようと思わないことだ。その瞬間に滅するべき敵と見なし……その身体は灰となるぞ」

 

オレはユニカにそう告げると、右手から光を放つ太陽を連想させるエンブレムを顕現させ、堅牢長剣(ロバストソード)にも同様の光を宿らせていく。

 

「ユニカ。今は正直に答えた方がいいぞ。やましいことが一つもないならな」

「……分かりました」

 

桜子さんの忠告も受けたユニカは素直に頷き、事の経緯の説明を始めていく。

バイトが終わり帰路についていると、裏路地へと入っていく雪光を見かけて心配になって追いかけたとのこと。

すぐに追わなかったので少し探す羽目となったが、雪光の叫び声を聞いてそこに向かうと、怪物と表現すべき女性と雪光が戦っていたとのこと。

 

その雪光は胸板を怪物の増設された尻尾で貫かれ、致命傷を受けてしまった。その怪物が去った後にユニカは倒れている雪光に急いで駆け寄ったが、内臓をズタズタにされた上に緊急時救難アクセスも応答しない程に絶望的な状況であったこと。

無理難題と評された自分の夢を応援してくれた雪光の命を何としても助ける為、ユニカは一か八かの賭けで自身のDD-modを雪光に感染させたことを説明した。

 

「……正直、難しいところだ」

 

その説明を聞き終えたオレはそう呟く。

少なくとも雪光を助けたい一心でユニカはDD-modを感染させたことは理解した。だが、DD-modは精神にまで影響を及ぼすウィルスだ。今は大丈夫でも、将来もそうだと言う保証はない。

だが……

 

「……その善意を、今は信じよう」

 

オレはそう言って光を消し、ユニカに突きつけていた堅牢長剣(ロバストソード)を鞘に収める。それによってユニカは安堵し、桜子さんはやれやれと溜め息を吐く。

 

「ひとまず話は纏まったか。じゃあこのアパートに張ってある結界は一時的に解除しといてやる。私の部屋に訪れたのもそれが目的なんだろ?」

「は、はい!ありがとうございます!」

 

こうして、オレの出発は急遽中止・延期することになるのであった。

 

 

――――――

 

 

―――一週間後。

 

「お~、しっかり生き返ったか。よかったよかった!」

「心配をかけたみたいで……すまなかった」

 

DD-modを入れられた雪光は適合に成功し、見事に蘇生を果たした。雪光の蘇生に桜子さんは安堵したように声を上げ、それに対して雪光は申し訳なさそうに謝罪する。

 

「いやいいんだ、命あっての物種って言うしな」

「……一週間も寝たきりだったがな」

「一週間?」

 

オレの発言におうむ返しで問い返した雪光に、オレは自分で淹れたサイバーコーヒーを啜りながら頷く。

 

「……ああ。一週間も寝ていた。その間の看護はユニカがしていた」

「そうなのか……なあ、どうして俺は生きてるんだ?」

「DD-mod」

「……え?」

 

雪光の当然の疑問にオレがそう返すも、雪光は理解できずに目が点となる。実際雪光が生き返ったのは、ユニカがDD-modを権限で強制発動することで肉体を再生させたからだし。

 

「それだけじゃ分からないぞ。ユニカ、お前が説明してやれ」

「そうですね。責任は私にありますし」

 

桜子さんの言葉にユニカは頷くと、雪光に一連の流れを説明しつつ、その身体にDD-modを感染させたことを丁寧に説明していく。

 

「つまり、今となっては俺もDD-modの保有者か」

「……楽観的だな」

「まあ、あのままだと俺は死んでいたし、ユニカには感謝しかないよ」

 

説明を聞き終えてもあっさりしている雪光はオレにそう返すと、改めてユニカの方へと向き直る。

 

「ユニカ、キミの勇気と優しさのおかげで俺は助かった。改めて礼を言わせてくれ」

「そんな、お礼だなんて……むしろ同意もなしに、危険なウィルスを流し込んだのですから恨まれても……」

「命の恩人を恨むだって?そんな恥知らずな真似をするわけないだろう」

 

雪光はそう言って深々と頭を下げる。本当に感謝しかないのが誰の目から見ても明らかだ。

 

「……受け入れるのは構わないが、DD-modが何なのかは知るべきだ」

「?ガイはDD-modについて知っているのか?」

「……あくまで何に起因する力なのかだけだ。これを見ろ」

 

オレはそう言って、小さな銀の十字架を雪光に見せる。その十字架を見た雪光は眉間にシワを寄せた。

 

「なあ、ガイ。そのロザリオに何か仕掛けがあるのか?なんかこう、微妙に不快な気分になるというか……」

「それがDD-modの影響だ」

 

オレはそう言って十字架を懐にしまう。オレの言葉に疑問を浮かべる雪光の前でオレは踏み込んだ話を続けていく。

 

「オレの見立てでは、DD-modはある化け物(フリークス)と深く関わりがあるウィルスだ。だからさっきの十字架にも不快感を感じたんだ」

「いつになく饒舌な気がしますね……」

「職業病みたいなやつだ」

 

職業病で悪かったですね、桜子さん。染み込んだものは簡単には消えないんだよ。

 

「つまり……俺とユニカはその化け物と同じということか?」

「厳密にはその境界線だ。人とその化け物(フリークス)の間を行き来できるのが、今のお前とユニカだ」

 

人間と化け物(フリークス)を行き来できるからこそ、保有者の発見も基本は暴れている時しか見つけられない。でなければ今頃、古巣の連中が殲滅しようと大暴れしているだろうし。

 

「ちなみにその化け物の名前は?」

「吸血鬼」

「「……へ?」」

 

オレがあっさりと答えた瞬間、質問した雪光と聞きに徹していたユニカは揃って間抜けな顔となり、桜子さんは呆れたように溜め息を吐いている。オレも本来なら教えることはないが、DD-mod保有者の二人にはその力が何なのかを自覚する必要があるからだ。

 

「吸血鬼って……あの血を啜って太陽に弱いというあの吸血鬼?」

「その吸血鬼だ」

 

オレが肯定すると、雪光は理解が追い付かないのかショートしたように動きが止まっている。対してユニカは心当たりがあるのか思案するように深く考え込んでいる。

 

「確かに吸血鬼……ヴァンパイアには吸血による対象の眷属化と不老不死という伝承があります。DD-modがヴァンパイアに深く関わるBDウィルスというのは、強ち間違いとは言えないですね」

「すんなり受け入れたな……もっとショックを受けると思ったが」

「そうですね。正直、また雪光さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです」

 

ユニカのその言葉で雪光は現実に戻ってきたのか、真面目な顔でユニカに顔を向ける。

 

「ユニカ。さっきも言ったが、キミは俺の命の恩人だ。吸血鬼に足を踏み入れたからといって、キミを恨むことは絶対にない。だから、申し訳ないと思わないでくれ」

「雪光さん……」

 

嘘偽りもなく正面から感謝しかないと伝える雪光に、ユニカは仄かに笑みを浮かべる。

 

「おーい、お二人さん?私達の前でイチャイチャするとは中々やるねぇ。やっぱりこれが若さゆえの特権というやつかな?」

「なっ……!イチャイチャなんてしてません!!」

 

そんな二人を桜子さんが嫌な笑みでからかい、ユニカは顔面真っ赤で否定したが。

 

「う~ん、俺としては『好きです。愛してます』という流れになっても良かったんだけど……」

「雪光さんも調子に乗らないでください!DD-mod、起動!雪光さん、お座りっ!!」

 

怒り心頭となったユニカは、オレの目の前でDD-modを起動して目を青から血のような真っ赤に変えると、おふざけモードとなっていた雪光にお座りを命令して、犬のお座りを実行させる。

 

「ええ!?」

「ふふふ……DD-modには序列順位があったのも、吸血鬼由来であるなら納得です。さあ、次はどんな恥ずかしい命令を下しましょうか?」

「ゆ、ユニカ!俺が悪かったから勘弁してくれ!」

 

ユニカの妖しい笑み前に、未だお座りを続けている雪光はわりと本気で謝っている。それで溜飲が下がったのか、ユニカはDD-modを解除して雪光を解放する。

 

「本当にユニカの命令に逆らえなかったな……」

「……あれでもまだマシな部類だ。本気の眷属化なら、意思さえも操られる」

「それはゾッとしないな……」

「私もそう思います。意思を縛るなんて真似は、仮にできたとしてもしたくないです」

 

オレの言葉に想像したのか雪光は身震いし、ユニカもそれはモラル的にやりたくないと告げる。

 

「……吸血鬼には能力に差違がある。厳密には強弱だが」

「ああ。ですからネットにあるDD-modの情報はバラバラなんですね」

 

オレの言葉にユニカは得心がいったように納得の意を示す。今まで倒した吸血鬼も個体によって能力がバラバラ。弱点の効きやすさも同じだった。

 

「……最低でも吸血鬼の伝承にある力は存在すると考えればいい」

「本当に詳しいんだな……」

「……一応、専門家みたいなものだからな」

 

オレはそう言ってコーヒーを一気に飲み干し、徐に立ち上がる。最低限の説明は終え、予定もあるからな。

 

「ん?どこか行くのか?」

「……職探しだ。しばらく、お前達の様子を見る必要がある」

 

本当なら一週間前にエリューテリアから出ていく筈だったが、DD-mod保有者の二人を無条件で放置するわけにはいかなくなったからな。

 

「そんなに信用できない?」

「……違う。未知の部分が多く、どうなるか分からないからだ」

 

オレはそう返すと、桜子さんの部屋から出ていくのであった。

 

 


 

 

―――雪光サイド

 

ガイが職探しの為に桜子の部屋を立ち去った後、俺は気になっていたことを桜子から聞こうとした。

 

「なあ、桜子。ガイは本当に何者なんだ?専門家みたいなものと言っていたが……」

 

ガイはあの時、首を切ろうがミンチになろうが五体満足で復活する存在を狩る場所にいたと言っていた。あの時はさすがに冗談だと思っていたが、今はそれは本当であることが理解できる。

そんな俺の疑問に、桜子はどこか寂しそうに溜め息を吐いた。

 

「そうだな……あまり詳しいことは言えんが、アイツはとある場所に所属していた」

「とある場所、ですか?」

「そうだ。その場所はほぼ毎日怪物(フリークス)と戦うような場所だ。だから知識も経験も豊富なんだよ」

 

ほぼ毎日……もしかしたらあのミラルカのような存在を常に相手していたのだろうか?それなら、あの異常とも呼べる強さも納得できる。

 

「そんな人がどうして、浮浪者のような生活をしてるんですか?」

「……追い出されたんだよ。内臓が機械になったという理由だけでな」

 

桜子のその言葉に、俺とユニカは言葉を失う。ガイのサイボーグ化は本人の意思ではないと以前言っていたことを合わさると……

 

「それってつまり、完全に向こうの都合で追い出されたということですか!?あまりにも酷すぎますよ!」

「……そうだ。サイボーグになったのも向こうの都合。勝手にサイボーグにしたのに都合が悪いからと追放。初めて会った時なんか、まるで死人みたいな顔だったからな。本人にその自覚があったかは分からないけどな」

 

ユニカと桜子のその言葉に、俺はガイに同情めいた……いや、一種の共感を覚えてしまう。

あの時、ガイの失う姿が俺と一瞬だけ被って見えたのは錯覚じゃなかった。あれは、今の俺と同じだったからそう見えたんだ。

 

「……だから気に留めていたんですね」

「ああ。アイツは今も自身を怪物(フリークス)だと思ってる。そんな考えが根付いているから、放浪を続けているんだよ」

 

桜子はそう言って再び溜め息を吐く。その姿は、まるで息子を心配する母親のようであった。

 

 

 




「ユニカに物騒なものが向けられましたね」
「ユッキーの弱点が早期で判明したな」
「これ、原作崩壊しませんか?」
「それはそれでいいんじゃないか?別物になれば訴えられる可能性が低くなるし」
「本当に呑気ですね、雪光さん」
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