RE:D Cherish!-Lost Crusade- 作:名無しのサイボーグさん
―――三年半ほど前。
「本当に副隊長は規格外ですね。銃弾を完全に見切るなんて、普通はできないですよ」
「……あの人はできる」
「総長を基準にしないで下さい」
大口径の自動拳銃とエストックを手に持って足腰が震えている赤毛のシスターは呆れた眼差しをオレに向けてくる。此れくらいは出来ないと、
「私達は本来、血族のみが扱える理外の力も用いて異形を滅するんですよ。それを使わずにコレなんですから、少しは自覚して下さい」
「……自覚している」
「化け物の自覚ではなく、飛び抜けた実力の方をです」
赤毛のシスターが心底呆れているが、オレ達は他の人間から見れば十分に
「……訓練を再開する」
「もう少し休ませて下さい。二時間も全力で動いたのに、この会話だけで休憩になりません。せめて水分補給させてください」
「……分かった」
赤毛のシスターが腰を降ろして水分補給を兼ねた休憩を取る中、オレは筋トレを行っていく。当時はこれが続くものだと思っていた。
――――――
雪光とユニカがハッキングによる雪光の口座の金も無事に回収・成功させ、貸店舗の契約も無事に終わって数日。
オレを含めたDDダイナーのスタッフ一同はオープンに向けて店舗の内装を急ピッチで進めていた。
「……ソファはここでいいか?」
「ええ。そこで大丈夫です」
ウェイター服に身を包んだオレはボックス席となるソファをそこに降ろす。ボックス席以外にもカウンターテーブルやスタンドテーブルの三種類。改装前はレストランだったのでボックス席のみだったが、ダイナーレストランということで突貫工事でカウンターテーブルを用意したのである。
「んふふ~、やっぱりカウンター席があるとグッとダイナーっぽくなりますね」
赤い制服に身を包んだユニカは綻んだ表情でそう呟くと、愛しのカウンターと言って愛でるように撫でていく。そんなユニカを視界に収めた雪光は、ウンウンと同意するように頷く。
「カウンターは防犯上もあった方がいいし、設置して正解だな」
「……中に50ミリの鉄板を二枚。緩衝材入りでRPGも防げる」
もっとも、RPGなら場所次第では投げ返したり弾き飛ばしたりすることはできるが。あれは先端が着弾しないと爆発しない造りだし。
「ああ。いざって時はこいつを盾にドンパチできるからな」
雪光は上機嫌でカウンターテーブルをバンバンと叩く。ま、ゴロツキが手榴弾を投げてきても、キャッチして投げ返すけど。そもそも雪光はカウンターに隠れて銃撃ではなく、前に出て刀を振り回すだろ。
まあ、それはオレも同じだけど。銃は点で駄目だから、店内用に頑丈な警棒を購入したけど。ちなみに価格は50万チェリーだ。
「愛しのカウンターちゃんを盾にするなんてとんでもない。むしろ雪光さんが盾になるべきです」
「俺が死ぬよ!?」
「DD-modを起動すれば大丈夫です」
「俺よりカウンターの方が大事なのか……?」
憐れ雪光。DD-mod保有者ゆえに粗末に扱われているな。けどそうなると……
「……その場合、ルージュが死ぬぞ」
カウンターが臨時の盾に使えないとなれば、この中では“普通”枠のルージュの命が危険に晒されるからな。
「分かってますよ。軽い冗談です……半分ほど」
……半分?
ユニカさん?その半分の冗談はどっちなんだ?雪光も安堵しかけて引き攣った笑みを浮かべてるし。
「おはようございます~」
そのタイミングで青い制服に身を包んだルージュが入ってくる。ルージュは改装が進んでいる店内を見回すと、驚いたように声を上げた。
「あら、結構さまになってきましたわね」
「内装工事が終わって立派になりました」
「うーん、わたしの趣味ではありませんけれど、許容範囲ですわ」
「ホント何様ですか、あなたは……」
「もちろんルージュ様ですわ~!」
相変わらずの上から目線のルージュの物言いに、オーナー兼シェフで店のトップであるユニカは呆れた視線をルージュへと送る。そのルージュ本人は当たり前のごとく平然と返したが。
「……この後は?」
「注文しておいた調理器具の搬入が終われば、内装はほぼ完了ですね」
どうやら裏手の厨房にある前の仕器だけでは不十分だったようだ。まあ、シェフはユニカ一人だけだし、必要なものがあったのかもしれないが。
「備え付けのものじゃダメなのか?」
「あれは作りが原始的なので、最後はどうしても人手が必要になるんですよ。私一人で厨房を回す以上、やっぱり全自動調理マシンが欲しくて」
「……シェフの追加は?」
「イヤです。DDダイナーのシェフの座は誰にも分けたくないんです」
頑固だなぁ。いや、ルシオさんも人が断っても、笑って強引に自分の店に連れて行ったから似た者同士か。
サイバーフードは手間がかかる料理だし、自動化できるところは自動化しないと場合によってはパンクする可能性もあるし。
「ちなみに業者向けのオークションサイトで購入しました。新品だと500万チェリーもする調理マシンが、50万チェリーで出品されていたので!」
相場の十分の1か……その調理マシン、本当に大丈夫なのか?
「……詐欺」
「その可能性はなきにしもあらずですわね。中古とはいえ、十分の1まで下がっているのですから」
ルージュも同意する辺り、胡散臭いと思っているんだろうな。
「もちろん送金は現品が届いてからです。仮に偽物や使用できない不良品が届いたら、その出品者には凶悪なサイバーウイルスをプレゼントしますので」
「ユニカの目が本気だ……」
オレもそう思うよ、雪光。ユニカの目から光が消えていたし。
「ユニカって普段はスンとしているくせに、お店のことになると急に目の色が変わりますわね。先程の目も据わってましたし」
「当然です。それと一言余計です」
そんな感じで和やかに会話していると、店の扉から誰かが飛び込んで来る。オレ達は何事かとそちらに顔を向けると、そこには血相を変えた桜子さんがいた。
「おい!大変だぞ!ついさっき、このビルのオーナーから連絡が来て、お前らにここを貸すのは取り止めにしたいと言ってきたんだ!」
桜子さんからもたらされた情報にオレ達は一斉に目を見開く。あまりにも急すぎる上に、内装工事も終わり保証金も支払い済にも関わらず、一方的に契約解除を告げてきたのだから。
雪光がその点を指摘したら、桜子さんも苦い顔となりながらも、向こうもそれを理解した上で詫び代込みで保証金を三倍にして返すと告げて契約の白紙を伝えてきたとオレ達に伝える。
「おそらく、どっかから圧力がかかったんだ」
桜子さんがそう告げた直後、今度は食材調達を請け負った仲買人から連絡がユニカに来る。その連絡も、ダニーオルカスからオレ達と取引したら例外なく潰すという脅しから食材の調達が難しくなったという連絡だった。
「……オーナーの方もダニーオルカス、か」
「ああ、間違いないだろう」
どこから嗅ぎ付けたかは分からないが、ダニーオルカスはDDダイナーの出店を全力で阻止しようと方々に圧力をかけてきているようだ。
「なんてふざけた連中ですの。乗り込んで話を付けるしかありませんわね」
露骨な妨害工作にルージュが憤慨してアジトへの乗り込みを提案するも、ユニカがそれに待ったをかける。
「何を言ってるんですか、ダニーオルカスは話してどうにかなるような連中じゃないですよ」
「ならぶっ潰すのみですわ。そうでしょう、雪光、ガイ」
「……そうだな。敵対するなら潰すしかない」
「……それしかない、か」
ルージュの同意を求める発言に、話を振られたオレと雪光は同意するように頷く。
何せ、向こうは完全に潰す気でこちらに圧力をかけてきたのだ。その場しのぎで逃げてもしつこく追いかけるだろうし、今後も執拗に報復してくる可能性が高い。
なら、二度と仕返しできない程、徹底的にOHANASHIするしかないだろう。
「待ってください!乗り込むなんて危険です!」
「ではどうするつもりなんですの?」
それでもと待ったをかけるユニカに、ルージュは厳しい視線で問い詰める。問い詰められたユニカは弱々しく口を開く。
「どうって……そんなの、何とか別の方法を模索するしかないでしょう」
「はあ?あなた何を言っているんですの?」
ユニカのその言葉にルージュは心底呆れたような表情となる。
ルージュは潰す気満々の相手を排除せずに別の方法を取っても同じ末路になると厳しい口調で告げるも、ユニカは殺し合いで解決してDDダイナーをやれとでもいうのかと問い質す。
「ええ、その通りですわ」
ルージュは表情一つ変えずに言い切り、何をしてでも店を守る為のオーナーとしての責務、持つべきプライドをユニカへと説く。その目は真っ直ぐにユニカを見据えており、対してユニカは顔を俯けて視線を外している。
「その覚悟すらなくお店をやっていこうなどと……おこがましいにもほどがある。あなたを見損ないましたよ、ユニカ」
「ッ……」
「何も言い返さないのですのね。これ以上は話しても時間の無駄でしょうし、わたしは失礼しますわ」
どこか失望したようにルージュはそう言い捨て、店から出ていってしまった。
何とも言えない重い沈黙が流れ始める中、カウンターに腰を預けていたオレは落ち込んでいるユニカを見据えて問いかける。
「……で、これからどうするつもりだ?」
「どうするも何も……全部、ルージュさんの言った通りですよ。私には、そんな覚悟は持てないですよ」
ルージュが言った言葉……店を守る為なら躊躇いなくトリガーを引いて黙らせる、か。
ここがユニカにとっての分岐点だろう。夢の為に立ち向かうか、諦めて逃げるか……そのどちらに進むかのな。
……少しだけ、助言するか。
「……ユニカ」
「何ですか?」
「殺す覚悟と潰す覚悟を一緒にするな」
「一緒にするな……?殺すも潰すも、どちらも同じ意味でしょう!?」
やっぱり伝わらないか。誰かを殺すことに抵抗を覚えるなら、殺さずに潰す方向に舵を切ればいいだけの話なのに。
まあ、大抵は潰す=殺すに繋がっているから、その発想に行き着かないのも事実だが。
「……本気で夢を叶えたいなら、よく考えろ」
オレはそう言い残し、雪光とユニカを残して店から出ていく。
さて、これからどうするか……
「お前が助言するとは珍しいな。てっきりこれ幸いに止めると思ったんだが」
「……何故付いてきてるんです?」
何故かオレと一緒に店を出た桜子さんにオレはそう問いかけると、桜子さんはあっけらかんとした表情で答えた。
「あんな重い空気の中にいつまでもいられるか。それに、二人の方が話しやすいだろうし」
「……前半が余計」
「お前もな。案外乗り気だったか?」
「……あくまでスタッフとしてのフォロー」
「今はそういう事にしとくか」
桜子さんの納得顔が少し腹立たしく感じながらも、オレは今寝泊まりしているアパートへと戻っていくのであった。
――――――
―――数日後。
「まったく。シートを変えるよう言っておいたというのに」
夜中にダニーオルカスのアジトに向かってバイクを走らせる中、サイドカーに座っていたルージュがぶつぶつと文句を言ってくる。オレはそんなルージュの文句を無視してバイクを走らせ続ける。
どうしてオレとルージュが此処にいるのかと言うと、桜子さんから雪光とユニカが“お酒”を飲みに外に出ていったと連絡がきたからだ。その“お酒”は間違いなく争いごと―――ダニーオルカスへのカチコミに違いないだろう。
ユニカがどう折り合いを付けたかは不明だが、スナイパーライフルを持って“飲み”にいったので、少なくとも立ち向かう覚悟は決めたのだろう。
なら、DDダイナーのスタッフとして動かない理由はない。ルージュも少し言い方がキツかったと呟いていたし、彼女も手を貸さない理由はない。
目的のダニーオルカスのアジトである倉庫の近くにバイクを停めると、魚介類の顔パーツの三人組の姿が視界に入った。
「あの三人はわたしが排除しますわ。ガイはこのまま雪光の援護へ向かいなさい」
「……了解した」
命令口調ではあるが理に叶った案にオレは頷くと、腰の
倉庫の扉の近くには銃を持ったゴロツキが数名いたが、侵入と同時にそのゴロツキ達の手足を両断しつつ、武器のライフルも両断する。
「今度は何だ!?」
連中の悲鳴が聞こえるが無視し、そのまま流れるように驚いている巨漢の肌黒男―――ダニエルに全体重と踏み込みの反動を乗せた無意味の掌底を叩き込んで軽く吹き飛ばす。
「ガイ……!?お前も来たのか……!?」
「……派手にやられてるな、雪光」
ダニエルと対峙していた雪光がオレの登場に驚く中、オレは後ろから飛んできた銃弾を剣の腹で防ぎつつ言葉を返す。
オレの登場に驚いていた雪光はすぐに我に返ると、焦りを覚えたようにオレに言葉を投げ掛けた。
「なら急いで外の方に言ってくれ!外に―――」
「……そっちは方は心配するな。ルージュもグレネードランチャーを手に助太刀に来た」
「ルージュも!?」
まだ加勢がいた事に雪光が再度驚く中、周りのゴロツキ達が我に返ったように手に持つ銃を構え直し、次々と乱射していく。
オレはそれに対して一瞥すると、最初に迫ってきた銃弾を弾いて方向を変え、別の迫ってきた銃弾に当てて更に弾く。それを二度、三度と何度も行っていき、顔見知りが放つシビアな銃弾も含めて迫り来る銃弾を苦もなく捌いていく。
「おい!どうなってんだよ、ありゃあ!?」
「なんで当たらねぇんだよ!?アイツらはその場から動いてねぇんだぞ!?」
「嘘だろ……!?」
周りのゴロツキ達はおろか、守られている雪光も剣一つで弾丸を連鎖的に弾き飛ばすという離れ業に驚愕するが、オレは涼しい顔のまま銃弾を的確に弾いて方向を変え続けていく。
「これでも喰らえ!」
その状況に業を煮やしたのか、ゴロツキの一人がロケットランチャー―――RPGをオレ達に向けて放つ。
「まずい!あれを喰らったら俺はともかくガイが……!」
雪光がオレの身を案じて焦りの声を上げるも、オレはシビアな銃弾を避けながら迫ってきたロケット弾を掴み、そのまま円を描くように回転してダニエルへと投げ飛ばした。
「なっ!?」
ロケット弾が投げ返されるという事実に驚愕したダニエルは、ロクに避けることも出来ずにマトモに喰らう。爆発が上がり煙が立ち込めるが、
「RPGを投げ返した、だと……!?」
「なんだよアイツ……JAPよりも化け物なみの強さじゃねぇか……!」
ゴロツキ達はすっかり畏縮し、後退りを始めている。正直、この程度は大したことじゃない。常識外れの力を使う
「まさかこうも簡単にダニーを倒せるとは……」
「まだだ雪光。今のコイツにRPGは致命傷じゃない。通常の攻撃ではもう傷一つ付かん」
今ので勝負がついたと思った雪光にオレはそう警告を飛ばすと、両手と
何せ、ダニエルからも邪な気が流れていたのだ。オレの予想が正しければ……
「……調子に乗ってんじゃねぇぞ。DD-mod、起動ッ!」
煙の向こうでダニエルがオレの予想通り、DD-modを起動させる。大方、このメンツを集めた後でDD-modをどこかで手に入れ、自身に入れたんだろうな。
DD-modを起動し、ロケット弾によって負った傷が消えたダニエルは、煙の向こうでその巨腕を振り上げてくる。
「ぶっ潰れろぉッ!!」
憤怒の声と共に煙を吹き飛ばさんばかりに振るわれる巨木のごとき剛腕。その剛腕をオレは飛び上がって足場代わりにして避け、雪光は飛び下がって逃れる。
ダニエルの腕を足場代わりにしたオレはダニエルの肩の上に乗ると、破邪の光を宿した
「がぁああああああああああああああッ!?」
破邪の光を宿し、体重と速度を乗せた
長いこと留まると的になるので、オレはすぐさま引き抜くとそのままダニエルの後ろへと着地する。
「クソが……!だが、この程度の傷、すぐに……!?」
バチバチとスパークする肩を押さえるダニエルはそう呟くも、ロケット弾による傷が綺麗さっぱり消えていたダニエルの右肩の傷は回復の兆しを見せない。サイボーグ特有の黒い血を流し続けている。
「バカな……!?こっちはDD-modを使ってるんだぞ!?なのに何故肩の傷が治らねぇんだ!?」
肩の傷が治らないことにダニエルは狼狽しながらも、裏拳を放つようにオレに拳を振るってくる。オレはそれを身体を少しずらすことで躱し、同時に
「DD-modを手に入れて無敵になったと思い上がっていたか?その力は確かに強力だが、無敵なんかじゃない。弱点を付けば問題なく渡り合える」
「弱点……だと?」
「そうだ。弱点を付けば再生も働かないし、消耗も激しくなる。つまり、オレは怪物狩りに特化した……怪物だ」
オレは苦々しい表情のダニエルにそう告げて、再度
この際だから、ダニエルに聞いておくか。
「そういえば、お前はユニカの父……ルシオさんを殺したそうだな」
「あ?お前もアイツの知り合いか?だったら何だって言うんだ?」
「別に。
「……どういう意味だ?」
オレの物言いに俄に殺気立つダニエル。そんなダニエルにオレは構うことなく、火に油を注ぐように挑発の言葉を続けていく。
「
「ふざけるな!俺は美食家だ!そもそもルシオを殺したのは―――」
そこまで言ってダニエルは我に返って咄嗟に口をつぐむ。コイツを調べている内に半分予想できていたが、当たりだったようだ。
オレが調べた限り、ダニエルが関わった料理人で死んだのはルシオさんだけだ。他の料理人は金の持ち逃げや借金の踏み倒しといった出禁よりも腹立たしい行動をしたにも関わらず、買い殺しとはいえ生かされている。
そんなズレから、本当は殺人犯は別にいてダニエルはそれを利用しただけと推察したが、奴の反応を見る限り間違いではなかったな。
「……どうやらお前には、色々と聞かなきゃいけないことがあるようだな」
雪光もさっきのやり取りから、ルシオさんを殺した犯人はダニエルではないと悟ったようで、自身の得物である
「ガイ。悪いがコイツは俺がぶちのめす。貸しにしてくれて構わない」
「……理由は?」
「コイツはユニカの夢を潰そうとした。そもそも最初に此処に来たのも憂さ晴らしの八つ当たりだからな」
「……分かった。なら、周りの連中はオレが相手する」
オレ個人はダニエルにそこまで因縁がないし、拘る理由もない。ルシオさんの仇でもないなら、雪光に譲っても大したことじゃない。
オレは雪光の要望に軽く頷くと破邪の光を消し、
「剣で弾いた銃弾で銃弾を弾くとか、やり過ぎじゃね?」
「まあ、どこぞのラノベに似たような芸当は出てきたし」
「あれですわね。確かラッキースケベで超人になるタイプの」
「生身で銃弾を逸らす、掴む、心肺停止を自力で治すという壊れ超人が主人公ですね」