※アンケートの結果、玄武の沢に決定しました。ここ数日、かなり先の話を執筆していました。遅れて申し訳ありません。
ー妖怪の山ー
椛「…」パシッ!
モブ白狼「…」バシッ!
椛たちは天狗大将棋をしている。大将棋とは通常の将棋から駒を増やした将棋であり、とても1日で終わるようなものでは無いが、天狗達は人間よりも長く生き、妖怪の山は侵入者も余りいないので暇さえあればこのように将棋を打っているのである(この大将棋は取った駒は使えない。そのため駒を増やしたと言われている)。
ケン「お待たせしました。椛さんの勝負飯、カツ丼です」
椛「もうそんな時間…一旦休憩にしよう」
モブ白狼「椛だけずるくない?ケンさんの料理なんて中々食べられない物なのに…」
椛「ケンは今日、私に料理を作ってくれると約束してたんだよ。ん~♪このカツ丼。卵とサクサクの衣をまとった肉が美味しい。それに名前も縁起がいいし、これならいい手も考えつきそうよ」
ケン「良ければもう1つ作りましょうか」
モブ白狼「じゃあ椛と同じものをお願い」
ケン「はい」
ケンはある意味天狗に受け入れられていた。山菜を取りに行く際、守矢神社を訪れる際にケンが入山する時、見張りと称して同行し、ケンの料理に有りつけるとして毎回白狼天狗の中で争いが起きていた。
モブ白狼「うん!美味しい。確かにご飯と卵…そしてこのカツと言ったっけ?それが合うね」
椛「そうだ、この後河童の所へ行くんだった。ケン、一緒についてきてくれない?」
ケン「河童…?」
椛「そう、ここの妖怪の山を下ったところに玄武の沢という所に住んでいるのだけど、そこに私の友人がいて紹介したいと思っているのだけど…」
ケン「分かりました。お供致します」
椛「じゃあ、勝負はまた後日ね」
モブ白狼「分かったわ。棋譜を記しておくわね」
ー妖怪の山、道中ー
椛「…結局、自分の記憶は諦めることにしたのね」
ケン「はい、その節はご迷惑をお掛けしました」
椛「ま…まあ、あれからは騒動を起こしていないしケンの料理は評判だからそんなに迷惑はかけてないわよ。それより、また頼まれていた山菜を少し取ってきたけど、どう?」
ケン「クルミにマタタビ、山椒、アケビ、銀杏ですか。ありがとうございます」
椛「よく見ただけで分かるわね…私は写真を見て、探してきたんだけど…」
ケン「今度、山菜を使った料理をまた持ってきますね」
椛「ありがとう、ケンの料理は天狗の中でも評判だからね」
椛「そろそろ玄武の沢に着くわ」
ー玄武の沢ー
椛「着いたわ。さて…私の友人を探さないと…」
椛「にとり、いるかしら?」
椛が声を掛けると、水面に影が現れ段々と近づいてきた。
?「椛?何の用だい?」
椛「頼んでいた盾の調整、終わった?」
にとり「ああ、もう終わった…」
ケン「ど…どうも」
にとり「ひゅい?!人間?!」
椛「にとり、この人は大丈夫よ。私が保証するわ」
ケン「初めまして、ケンと申します。今は妹紅さんの所でお世話になっています」
にとり「妹紅…ああ、あの竹林の蓬莱人ね。私は河城にとり…この沢に住む河童だよ。まあ、堅物な椛が保証するなら安心かな」
椛「か…堅…。ゴホン、とりあえず家に上がってもいい?」
にとり「いいけど、整理するから待って」
ー10分後ー
にとり「お待たせ、上がって」
ケン「お邪魔します」
ーにとりの家ー
ケン(…機械類が多い…妹紅さんが以前話してきたな。河童は幻想郷の中でも高い技術能力があって機械などをよく作っていると)
にとり「ええと…ケンだっけ?椛から話は聞いたけど、料理が得意なんだって?」
ケン「はい、人里で慧音先生に場所を用意してもらってそこで料理を教えています」
椛「最近は紅魔館や妖怪の山でも料理を教えているらしいよ」
にとり「ふ~ん…なら私も料理を作って欲しいんだけどいいかな?河童の好きな物って言えば分かる?」
ケン「…きゅうりですか?」
にとり「そうそう。きゅうりを使った料理は出来るかな?」
ケン「大丈夫です。少しお待ちください」
ー数十分後ー
ケン「お待たせしました。トマトときゅうりのサラダ、ツァジキ(ギリシャ、きゅうりとヨーグルトのディップ)、きゅうりの冷製スープ、きゅうりのシャーベットです」
にとり「ちょ…ちょっと待って。普通きゅうりの料理って言ったら浅漬けとかそういう奴じゃないの?」
ケン「きゅうりは世界中で食べられている料理です。日本だけでなくフランスやベトナムの料理にも使われています」
にとり「…ま…まあ、作ってくれたんだから早速いただくよ」パクッ…
にとり「…!美味しい!きゅうりは基本丸かじりが食べ方だったけどこれはこれで新鮮だ」
椛「きゅうりひとつでこんなに料理を作るとは…」
にとり「このスープって言ってたかな?汁も美味しい、この凍ったきゅうりも初めて食べるけど確かにきゅうりの味がする!」
にとり「気に入ったよ!」
ケン「ありがとうございます」
ーその後ー
にとり「いや~!美味しかったよ、盟友!!今度仲間に自慢しちゃお!」
ケン「め…盟友?」
椛「にとりは仲のいい人間のことを盟友と言うんです」
にとり「いいもの食べさせて貰ったお礼になにか欲しいものある?なにか作ってあげるよ」
ケン「い…いえ、別に結構…」
にとり「私ばかり作って貰って悪いからさ…些細なものでもいいから」
ケン「…では、冷蔵庫を作れますか?」
にとり「れ…冷蔵庫?」
ケン「はい、夏場は日差しで食材が痛みやすいのでチルノさんから貰った氷で対処してたんですけど、何度も貰いに行くのは悪いので前々から冷蔵庫が欲しいと思っていたんです」
ケン「こんな感じのやつです」カリカリ…←地面に絵を描き
にとり「なるほど…冷気で食材を冷やすものね…それなら多分すぐ出来ると思うよ、少し待ってて」
ー2時間後ー
にとり「お待たせ、持ち運べるように小さめに作ったけどどうかな?」
ケン「ありがとうございます!これで痛みやすい食材を長持ちさせることが出来ます」
にとり「いいよいいよ。きゅうりのお礼だよ」
ケン(…これを使って今まで家の近くでしか扱えなかった物を遠くまで運ぶことが出来そうだ)
椛「それじゃまたね、にとり」
にとり「また、なにか料理を作ってくれよ、盟友!」
こうしてケンは竹林へ、椛は山へと帰っていった。
にとり「今まで丸かじりが美味しいと思ってたけど、外にはあんな料理があるんだな…」
にとり(…今度、盟友にきゅうりの料理を教えて貰おう♪)
#24はここまで。きゅうりは実は6世紀後半に日本に伝わったと言われています。本格的に栽培が始まるのは江戸時代ではありますが、信長のシェフ本編でもきゅうりの冷製スープが登場しています。きゅうりの由来は黄瓜(きゅうりは熟すと黄色になる)が語源だと言われています。海外でもきゅうりを使った料理は多く意外ときゅうりの使い道って多いんですよね…。作中ででてきたマタタビは人間でも食べれます(1巻でケンは秀吉にマタタビを食べさせています)。
#25のアンケートに御協力お願いします!
#41の登場キャラは?
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もこたん
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博麗霊夢
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霧雨魔理沙
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アリス・マーガトロイド
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魂魄妖夢
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紅魔館勢
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森近霖之助
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古明地姉妹
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稗田阿求
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上白沢慧音
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命蓮寺
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東風谷早苗
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天狗(文、椛、はたて)
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河城にとり
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鬼(星熊勇儀、伊吹萃香)
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ゆうかりん
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妖精(チルノなど)
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その他