とあるシリーズ上条インデックスの仲良しss集   作:糖分ピーチ

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上条さんとインデックスさんの短編小説。
二人のいつもと変わらない毎日の中の数時間の話


 時系列は旧約設定


上条×白井×一方通行 仲良し友情ストーリー
あなたと一緒の帰り道


 

 「ねえ…とうまどうしてもダメ?」

 

 「…ダメだ」

 

 「どうして!私の想いはどうなるの!!」

 

 「ダメに決まってんだろ…だって…」

 

 「このアイス高すぎんだろ!!これだけで1週間分のもやしが買えるんだぞ!?」

 

 「ぶ〜とうまってば少しばかりわたしを甘やかしてもいいんと思うんだよ」

 

 文句を零しつつも俺の後ろをピッタリついてくるこの子はインデックス。偽名?違う違うそうじゃないこの子はイギリス清教所属のシスター。頭の中に10万3000冊の魔導書が入ってる。魔道図書館……と言われている。おれはあんまりこの呼び名は好きじゃないけど。、

 

 「わっ!見てみてとうま!あそこにでっかいソーセージがあるんだよ!」

 

 「はぁ?アソコにでっかいソーセージ?なにキャラに合わないこと言って…ってインデックス!前!前見ろ!」

 

 「え?わわっ!」ドテッ ゴロゴロ

 

 インデックスがゴロゴロと何段か階段を転がり落ちる。段鼻がもしも尖ってたら怪我をしていたかもしれない。まぁここはおおよそ大丈夫そうだが。

 

 「ほらもう言わんこっちゃない…大丈夫か?インデックスさん?」

 

 「いてて…ごめんなんだよとうま…」

 

 「どうして俺に謝んだよ?大した怪我もなさそうだし…ほら、いこうぜ?」

 

 そっと手を差し伸ばす。小さい少女の綺麗な指先が手のひらに絡みつく。悪い気はしない。むしろ自分が頼られてる感じがしていい気分だ。

 

 「よいしょ…あれ?」トテッ

 

 「あれれ?!おかしいんだよ!」トテッ

 

 「もしかしてインデックス。おまえ足くじいちまったんじゃねえか?」

 

 何回も起き上がろうとするが、その度に足に力が入りづらいみたいだ。形容するなら、生まれたての子鹿という所。

 

 「はぁ…仕方ねぇな…ほらっ、インデックス?おぶっていってやるよ」

 

 「でもとうま大変じゃなぁい?わたしを抱っこしながら袋も持って…とうまが大変ならがんばるかも!」

 

 「ほらほら、無理しなさんな?上条さんはそれぐらいじゃへこたりませんわ」

 

 インデックスはぶ〜っとほっぺを膨らましながらもこちらに寄りかかってきた。太ももを掴んでいざ参らん。そこで上条当麻に激震走る。この太もも、太くない。太もものはずが、太くない。大事なことなので2回言った。

 

普段シスターと言うより暴食の魔女か何かでは?と思わせる食べっぷりから想像していたのはこんなに細い体だったろうか。いや違う。この柔らかさ、肌のハリ。どれをとってもパーフェクト!!この1枚の布さえ無ければさらに…

 

 「ちょ、ちょっととうま…足をむにむにするのはやめて欲しいんだよ…」

 

 「へ?あ、あぁすまんすまん。掴みどころがしっくりこなくて…」

 

 あ、危ない危ない…雰囲気をぶち壊すところだった…気分を持ち直して歩き出す。でも、やっぱり気になってしまう。聞いて見るくらいいいだろう。

 

 「な、なぁインデックス。お前ってなにか運動でもしてるのか?沢山食べる割にその…女の子らしいから出してるだろ?」

 

 「む、とうまにはデリカシーってものは無いのかな?私だって少しぐらいしてるんだよ!とうまが学校に行った後そういう番組が増えるから」

 

 そういう事か…あの時間帯はシニアのおばさま方がメインターゲットだから…ということはインデックスはおばさま?いや、変な事考えるのはよそう。さっきから背中から嫌な歯音が聞こえる。

 

 「おや?シスターでは無いか〜!どうしておんぶされてあるのだ〜」

 

 「あ!まいか!あのね〜」カクカクシカジカ

 

 「ほぉーそういうこと、」

 

 「お〜いかみや〜ん。おっ、かみやん達仲良しぜよー」

 

 「お、おい辞めてくれよ土御門。」

 

 「いぃ〜やぁ〜?傍から見たら2人は結構微笑ましいことになってるぜ〜」

 

 インデックスがぎゅっと前に回している腕の力を強める。なんだか頬が熱くなってきた。恥ずかしいとこを見せる前にさっさと帰っちまおう。

 

 「じゃ、じゃあな土御門。インデックスもこの状態だし、急ぐから」

 

 「ほいよ、またなかみやん」

 

 

 「……」

 「……」

 

 会話が無くなってしまった。土御門があんなことを言うからだ。なにか、話さなくちゃ。

 

 「なぁ、インデックス。今日、何食べたい?」

 

 「野菜炒め…後、焼きそばパン。ちょっとすっぱいとありがたいかも」

 

 「またそんなのでいいのか?あ、そうだ。食パンの耳で作ったお菓子がまだ余ってたよな。甘味にそれもいるか?」

 

 「うん。ありがたいかも」

 

 インデックスはよくこの質問にこう返してくる。彼女が言うにはそれは初めて会った時に俺が食べさせてあげたものらしい。やはり記憶を失う前の自分では無い俺にはよく分からない。

 

 

 「ほら、ついたぞインデックス。ベッドに来たから降りてくれ救急箱持ってくるから」

 

 部屋についてインデックスに降りろと催促する。置き土産とでも言わんばかりにグググと力を入れてきた。少し息が苦しい。

 

 「どこが痛むんだ?湿布貼るから教えてくれ」

 

 インデックスが右手でくるぶし辺りを指さす。すこし指先で触れるとピクッとインデックスの体が震えた。

 

 「ねぇとうま。」

 

 「ん?どうしたインデックスさん」

 

 「とうまはわたしのことどう思ってるの?」

 

 「…どうしてそんなこと聞くんだよ」

 

 彼女にしては割と真面目な顔つきだ。

 

 「とうまの背中、すごく大きかった。でも、私の抱えてるものってすっごく大きいでしょ。だから…」

 

 「心配だったのか?俺がいなくなるんじゃないかって」

 

 コクッっと頷いてくれる

 

 「大丈夫だよインデックス。インデックスは俺にとって大事だってことはずっと変わらないからさ」

 

 少し、臭いセリフだったかもしれない。でも目の前の少女の顔はとても晴れやかだった。

 

 「ふんっ!とうまにしては上出来かも!」

 

 どうやら、元気になってくれたようだ。良かった。インデックスには笑顔が似合うから。

 

 「あっ!!カナミンの時間なんだよ!リモコン取って欲しいんだよ!!」

 

 「はいはい。ごはん作ってくるから。待っててな」

 

 こんな時間がずっと続けばいいのに

 




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