翌日
堂嶋「よし!授業終わり!今日も麻雀だ!」
クソだるい授業も終わり、俺はダッシュで部室に向かう。
堂嶋「さぁ!今日もやるぜ!!」
部室のドアを豪快に開けると、そこには女が2人いた。赤髪と緑髪の女だ。
堂嶋「誰だ?」
久「はじめまして。私は麻雀部部長の竹井久。咲たちから強い入部希望者が入ったと聞いて見に来たの。」
まこ「ワシは染谷まこじゃ。ワシもおんしが強いと聞いて打ちたくなったもんじゃ」
堂嶋「それは実に結構!早くやりたいがあと一人いないぞ?」
優希「優希ちゃんの登場だじぇー!」
タイミングいいのが来たな。
久「優希。早速東風戦やるわよ」
優希「あいあいさーだじぇ!」
その後、咲、京太郎、和が到着し、堂嶋の後ろで堂嶋の打ち筋を見る。
東風戦 ありあり
東1局 ドラ五
東 優希 25,000点
南 久 25,000点
西 まこ 25,000点
北 堂嶋 25,000点
優希「ダブリーだじぇ!」打白
優希手牌 五五五11789①②③④⑤
堂嶋「ポンだ!」打東
堂嶋手牌 ③③③④⑤發發發中中
打点の高い手を僅か1巡で互いにテンパイ。
久(こりゃ無理ね)
まこ(オリじゃわい)
久、まこ共にオリ、優希と堂嶋の戦いに。
4巡後
優希「ツモ!ダブリードラ3!親跳の6,000オールだじぇ!」
堂嶋「お見事」
久「相変わらず東風は強いわね」
まこ「全くじゃ」
東1局1本場 ドラ⑧
東 優希 43,000点
南 久 19,000点
西 まこ 19,000点
北 堂嶋 19,000点
京太郎「なぁ咲?この勝負誰が勝つと思う?」
俺はなんとなく咲に聞いてみた。
咲「え?うーん、まだなんとも言えないかな。原村さんは?」
咲は和に聞く。
和「そうですね、東風戦なので基本的には優希が有利かと思われますが、部長の打ち筋と染谷先輩の経験力も中々です。ただ先ほどの堂嶋さんの手牌、1巡で役満テンパイ。とても目が離せないです」
たしかにいきなり役満テンパイしたのは驚きだ。話してるうちに配牌が終わり手が揃えられる。
堂嶋手牌
一四五①①②④⑤⑦⑧⑧⑨6 ツモ赤5
堂嶋(しかしあのタコ娘(優希のこと)は昨日も打って思ったが、すげえ爆運だ。後ろで見てるちんちくりん娘(咲のこと)も嶺上開花ばかり…今の麻雀はそういった能力が当たり前にあるのか?そうだとしたら実に結構!どんな麻雀しても俺が捩じ伏せる!)
堂嶋「こんな赤はいらん!」赤5ツモ切り
後ろで見ているおっぱいお化け(和のこと)が驚くのがわかる。おっぱいお化けはKと打ち筋がなんとなく似てるからな。言いたいことはわかる。だが、俺は堂嶋だ。この手は更に高くなる。
4巡後優希からリーチがかかる。
優希「リーチだじぇ!」
優希手牌 九九11223⑦⑦⑧⑧⑨⑨ 辺3待ち
久、まこ共にオリ、堂嶋のツモ番。
堂嶋手牌 四五①①②③④⑤⑦⑧⑧⑨⑨ ツモ⑦
テンパイ、②か⑤を切れば三-六待ちの平和一盃口ドラ2の満貫。優希の捨て牌に②があるため京太郎、咲、和は②を切ってリーチすると思った。だが堂嶋が選んだのは…
四切り
堂嶋(後ろの3人は驚いてるだろうな。だが見せてやるぜ。堂嶋の麻雀を!)
次順堂嶋のツモ
堂嶋手牌 五①①②③④⑤⑦⑦⑧⑧⑨⑨ ツモ①
最高形のテンパイ。五切って②-⑤/③-⑥高め平和一通のテンパイ。堂嶋は五を切ってリーチした。
堂嶋「リーチ!勝負だタコ娘!」
優希「誰がタコ娘だ!このライオン娘!」
京太郎「ライオンってお前な」
ライオン…そうだ、俺はライオン。ライオンはブレない!ツモってやる!
次順
堂嶋「ツモ!8,100/16,100だ!」
①①①②③④⑤⑦⑦⑧⑧⑨⑨ ツモ⑥
リーチ、一発、ツモ、面前清一色、平和、一通、一盃口、ドラ2
優希「いやー!!私の親倍がー!!」
まこ「なんちゅう打ち筋じゃ…こりゃ敵わんわ」
久「中々エグい和了りするじゃない」
3人は嘆くが、まだ目は死んでない。
堂嶋「実に結構!だが波に乗った俺を止められるか?」
東2局 ドラ⑥
北 優希 26,900点
東 久 10,900点
南 まこ 10,900点
西 堂嶋 51,300点
久の1巡目、北を切り、まこも続いて北を切る。続く堂嶋のツモ番。
堂嶋手牌 一一二六六八九九④⑦赤5西西 ツモ南
配牌は普通だが七対子が見える。堂嶋はツモった南をそのまま切る。そして優希のツモ番。
優希「リーチだじぇ!今度こそ和了るじぇ!」
3ツモ切り
優希手牌 二三四七八②②⑦⑧⑨567 六-九待ち
久「私が親なのに酷いわね」3切り
まこ「今日ダブリー2回目かい」南切り
久、まこ、この局もオリて嘆く。しかし1人笑うものあり。
堂嶋「くっくっくっ」
優希「なんだじぇライオン娘!」
堂嶋「すまんなタコ娘。しかしお前のその手は本当に最終形か?そーじゃねえべ。見え見えなんだよ。」
堂嶋のツモ番。
堂嶋手牌 一一二六六八九九④⑦赤5西西 ツモ九
ツモった九を手牌に入れ、赤5に手をかける。
堂嶋「波に乗った俺に怖いものなんてねえ!ほらよ!」
堂嶋、ど真ん中の赤5を切る。
優希のツモ番。ツモったのはドラの⑥。当然ツモ切り。次順のツモは8。
優希(じっくり構えればタンヤオと三色がついたじぇ)
8も当然ツモ切り。
4巡後
堂嶋「カン」九九九九
堂嶋、九を暗槓。新ドラは九。嶺上牌を取る。
堂嶋「カン」六六六六
連槓してドラを捲る。するとまた新ドラは九。
和「なっ!」
京太郎「ド、ドラ8!?」
堂嶋「大波リーチ!」
優希(私のダブリーが!)
堂嶋「ここで皆んなにクイズだ。四暗刻と平和どっちの方が和了る確率が高い?」
久「ごめんね堂嶋さん。ここのみんなボケるのは苦手よ?笑」
堂嶋「いや、真面目に答えてもらって大丈夫だ」
和「それでしたら平和に決まってます」
咲「わ、私も平和」
京太郎「俺も」
久「私も」
まこ「わしもじゃ」
優希「私も平和だじぇ」
みんな答えると堂嶋はまた笑った。
和「何がおかしいのですか!」
堂嶋「いや、みんなそう言うと思ってよ。ハズレだ。」
久「は?」
堂嶋「正解は『どちらも同じ』だ」
和「一体どういう計算をしたら同じになるんですか?」
堂嶋「なーに簡単さ」
堂嶋は牌山に手を伸ばす。
堂嶋「言い換えれば大三元も四暗刻も七対子も平和も全部同じ…要は!」
ツモった牌を叩きつける。
堂嶋「和了れるか和了れないか!2分の1だ!」
堂嶋手牌 一一二二西西西 六六六六九九九九 ツモ一
四暗刻 8,000/16,000 親の久がトビで終了。
堂嶋「同じ2分の1なんだよ。ならデカく太く行かなきゃ損だろうが」
終局
北 優希 18,900点
東 久 -5,100点
南 まこ 2,900点
西 堂嶋 83,300点
久「合格よ!堂嶋さん!是非団体戦一緒に戦いましょ!」
久は目を輝かせながら堂嶋の手を握る。
堂嶋「いや、俺は個人戦に出れればそれでいい。正直団体戦はそんな興味ねえんだ。それに大会まであと1ヶ月だろ?昨日いきなりここに来た人間をチームに入れるより馴染みのあるメンバーで団体戦出た方がいいだろ」
堂嶋は全員にそう言うがあくまで建前だ。堂嶋は個人戦で優勝し、Kたちにその名が届けばどうでもよかった。
久「確かに堂嶋さんのことも一理あるわ。そうしたら6人目として選手登録するわ。」
京太郎「6人目って?」
久「今年からルールが一部変わって、大会途中に体調不良が起きた場合、補欠の選手と交代することができるのよ。」
京太郎「なるほど。そしたら堂嶋さんを補欠に入れれば」
久「そう言うこと。堂嶋さんも補欠なら問題ないでしょ?当然補欠だからって個人戦に出れないと言うこともないわ」
堂嶋「実に結構!それでいいぜ!」
久「じゃあ話がまとまったことだし、今日は堂嶋さんの歓迎会ということでみんなで打ちまくるわよ!」
咲和優まこ京「おー!!」
堂嶋(なんか知らんが面白いなこいつら笑)
取り敢えず清澄メンバー全員に顔合わせができました!次回はあのプロが登場します!