アサルトリリィ×仮面ライダー time of 百合ヶ丘女学院   作:黒破リンク

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新章見ました。
あのさぁ…泣くってあんなん。
てな訳で(どういう訳だ)、貞花を動かしたくなったので書きます。
bouquet編は数日以内に完結します。(キャストさんの一言で考えが変わったのでこの話をリニューアルします。)


EPSP:サングリーズルのある日

サングリーズル控え室──

 

悠は少しばかりフラフラしながら、ソファーへと座る。

 

悠「ふぅーーーっ…。」

 

貞花「悠?どうかしたの?」

 

悠「いや……昨日の夜寝れなかったからさ…。寝不足…。」

 

貞花「あっ…///ごめん、あたしのせいで。」

 

悠「平気平気…。それに、怪我ならまだしも、寝不足なら寝てれば治るんだし…。」

 

貞花「じゃあ、あたしの膝貸したげる!」

 

悠「んぇっ…?」

 

貞花「ほら、原因は昨日のあたしにあるわけでしょ?

だから、罪滅ぼしも兼ねて!ほら!」

 

そう言って貞花は無理やり悠に膝枕をしていく。

 

貞花「みんなが来るまでの間だけ、だよ?

みんな来たら起こしてあげるね?」

 

悠「うん…ありがと、貞花…。」

 

そう言って悠は眠りについた。

程なくして、貞花のシュッツエンゲルである常磐が現れる。

 

常磐「ごきげんよう、貞花。」

 

貞花「あっ、ときねぇおはよう!

今悠寝てるから、あんまり起こさないようにね?」

 

常磐「あらまぁ…。

でしたら、ブランケットか何か用意しますね?」

 

貞花「うん。ありがとう、ときねぇ。」

 

常磐「ふふっ、構いません。」

 

そう言ってブランケットを悠に掛ける常磐。

 

常磐「ところで貞花?」

 

貞花「ん?どしたのときねぇ。」

 

常磐「その首元の絆創膏、どうしたの?

何か怪我でもしたのかしら?」

 

貞花「あっ、いや…その…。」

 

常磐「何事も無かったのなら構わないわ?

ただ、『夜更かし』はいけませんわよ?」

 

貞花「もう!ときねぇったら!///」

 

誉「あらあら、今日もお熱いですね──

っと、常磐様、ごきげんよう。」

 

常磐「ふふっ、ごきげんよう。」

 

誉「ところで、悠はなぜ貞花の膝枕で寝てるのかしら?」

 

貞花「寝不足だって。

まぁ、あたしのせいなんだけどね…。

 

誉「まぁたしてたんですの?」

 

貞花「しーっ!悠寝てるんだよ!?」

 

都々里「そう言いつつ、貞花が1番大きな声出してますよ。

それより、随分とぐっすり寝てますね。」

 

穏やかな表情を浮かべながら寝ている悠。

 

誉「こうして寝顔を見るのは初等部以来かしらね?」

 

都々里「そうですね。

講義の時間に寝ていて教導官に怒られてましたね。」

 

貞花「それでも、悠って頭良かったからテストいい点とってたもんね!」

 

昔話に花を咲かせつつ、残るメンバーを待っていた。

 

1年生「「ごきげんよう!!」」

 

1年生達も揃い、貞花は悠の体を揺すった。

 

貞花「起きて、悠。みんな来たよ?」

 

悠「んっ……もう少しだけ…。」

 

貞花「ダーメ!

みんな来たら起きるって約束でしょ?」

 

悠「んぇ…みんなもう来たの…?」

 

貞花「うん。だから起きて?」

 

悠「うぅ…わかった…。」

 

そう言ってゆっくりと起き上がる悠。

欠伸をしながら貞花の肩に甘噛みし始める。

 

悠「はむっ。」

 

貞花「イテッ。

またいつもの?」

 

悠「うん。ごめんね。」

 

貞花「ううん。全然平気。」

 

それが続くこと3分。

 

冬佳「離れなさい悠。

貞花に迷惑でしょ。」

 

悠「んっ…なんですか?冬佳さん。」

 

冬佳「貞花に迷惑をかけないで。」

 

悠「……何度も言ってますが、貞花は冬佳さんのものじゃないですけど?」

 

冬佳「……なんですって?」

 

悠「言っときますけど、貞花との付き合いが長いのは僕です。

あなたよりも貞花のことわかってる自信ありますけど?」

 

一触即発の空気感の中、貞花とルイセは喧嘩の仲裁に入っていく。

 

貞花「2人とも喧嘩しないで!」

 

ルイセ「そうです、冬佳お姉様!やめてください!」

 

リュウセイ「ここで喧嘩はやめろ!」

 

レア「いやここじゃなくてもダメだけど!」

 

冬佳「ただ……」

 

ハジメ「ただ?」

 

サヤ「何するつもり?」

 

冬佳「どちらが貞花に相応しいかは決める」

 

マサヤ「いや怖。女性って怖い…。」

 

日羽梨「マサヤが言える立場じゃないわよ。」

 

ムラマサ「いや、うん。わかるわかる。」

 

仁「そこまでだ冬佳。」

 

常磐「でしたら、簡単に決着がつくものを用意しましょう。」

 

絆奈「何をするんですか?」

 

常磐「2人の貞花への愛を精一杯伝えてもらいましょう。」

 

貞花「ちょ、ときねぇ!?」

 

悠「いいですよ。絶対に負けない。」

 

冬佳「私が勝つわ。」

 

絆奈「判定は貞花姉様がやってください!」

 

貞花「ちょ、絆奈!?」

 

知世「いいじゃないっすか!」

 

星蘭「気になるかも…。」

 

稀星「気になりすぎてウケるww」

 

兎愛「私も気になります!ねぇ〜、マサヤ。」

 

マサヤ「気になるっちゃ気になるけどよぉ、悠さんに関してはどうせ惚気で終わりそうな感じするけどなぁ。」

 

四季「いや、でも悠さんはきっとちゃんとしてくれるよ!

……多分。」

 

稀星「しっきーも信じきれてなくて草」

 

ホナミ「とりあえずどっちから始めるんです?」

 

常磐「そうですね…。悠からお願いします。」

 

悠「僕から!?

……わかった。」

 

咳払いをしてから、貞花への愛を語り始める。

 

悠「貞花への愛を言えと言われたので言いますね。

まず、貞花は可愛いしスタイルもいいし、ちょっと抜けてるところもあるし勉強が得意じゃない所もあるけど、そんなところも可愛い!!!」

 

貞花「ちょっ、悠!?」

 

悠「2人っきりでいるとプレッシャーとかから解放されるのか、たまーに甘えてくるんだよ!可愛いに決まってるじゃん!!夜になると獣みたいに僕を求めてくるんだよ?」

 

貞花「ちょっ、なんでバラすの!?!?」

 

悠「あ、あとこういう顔が可愛いの!!

戦闘中に見せるカッコイイ顔!特にフィニッシュショットを撃つ直前に見せる顔!みんなわかるでしょ!?

美しすぎて何度も惚れ直した。」

 

稀星「急に冷静さを取り戻してて草」

 

悠「一緒にお肉食べに行った時の顔!可愛いんだよ!?見る!?」

 

そう言って端末を操作して写真を見せる悠。

 

悠「ほらこの顔!可愛い以外の何物でもないじゃん!ね?」

 

常磐「ふふっ、確かに可愛いですね。」

 

都々里「幸せそうですね。」

 

悠「でしょ!?

あ、あと、デートすると必ず貞花から手繋いでくるんだよ!?」

 

絆奈「えっ?!」

 

絆奈はそのまま貞花の方を見ると、貞花は赤面していた。

 

貞花「恥ずかしい…。

 

悠「あとはね、僕が百合ヶ丘に戻ってきた時、欠かさず看病してくれて…それで…。」

 

兎愛「それで…?」

 

悠「僕…嬉しかったんだ…。こんな醜い化け物になった僕を、貞花は受け入れてくれた。

『あたし達はいつだって悠の味方。だからまた一緒に戦お?』って、言ってくれた。」

 

誉「そういえば、確かに言ってましたわねぇ。」

 

貞花「ぁぅ…。」

 

悠「それでそれで──」

 

貞花「もうやめてっ!

……恥ずかしいよ…。」

 

貞花の一声で無理やり中断された悠。

 

冬佳「私の番ね。

……悠と同じこと言うのは癪だけど、可愛いしかっこよくて、スタイルも良くて。それで、隊長らしく動けるところ、いつだって私の側にいてくれるところ。貞花は私にとってのヒーローなのよ。勉強は少しだけ心許ないけど…。それでも、貞花はそんな一面もあって素敵なのよ。」

 

マサヤ「めっちゃ喋るじゃん。

揃って同じこと言ってるけどいいんです?常磐様。」

 

常磐「ふふっ、そうですね。どうしましょう。」

 

冬佳「植物人間状態から覚めて、身寄りのない私を貞花はサングリーズルに迎えてくれた。

『いつも、冬佳のことを想う。剣にかけて誓うよ。』そう言ってくれたわ。」

 

知世「あれ?めちゃくちゃデジャブ…。」

 

冬佳「ルームメイトにだってなってくれた。だから、貞花の隣に相応しいのは私!!」

 

ホナミ「あれ?これ決まります?」

 

誉「貞花、早く決めなさい?」

 

貞花「やっぱり決めらんない!」

 

常磐「これは……引き分けですね。」

 

貞花「うん、引き分けってことで!」

 

稀星「また決着つかなくて草」

 

ナオ「またというのは?」

 

四季「貞花様に何かあると、悠さんと冬佳様は毎回喧嘩するんです。

今回で通算85回目。」

 

ナオ「長すぎますね。そろそろ見飽きませんか?」

 

ムラマサ「正直見飽きてる。」

 

ナオ「そうですか…。仲良くすればいいのでは…?」

 

絆奈「喧嘩するほど仲がいいってことだよ!」

 

悠/冬佳「「仲良くない!!」」

 

悠「また決着、つかなかったですね。」

 

そう言って悠は貞花の前まで歩いていく。

 

貞花「え?悠?どうしたの?」

 

そのまま冬佳や皆のいる前でキスをし始める。

 

貞花「んんっ!?///」

 

誉「あらまぁ、見せつけてくるなんて。」

 

冬佳「……。」

 

嫉妬の表情を浮かべながらキスしてる悠を引き剥がす。

 

冬佳「これ以上はさせない。」

 

ルイセを除く1年生達はあまりの冬佳の気迫にビビっていた。

 

知世「怖い怖い!冬佳様怖すぎるって!」

 

星蘭「うん…ちょっと怖いかも…。」

 

稀星「あまりの怖さに草も生えんわ。

このままこれがこっちにまで来たら──」

 

悠が1年生の後ろに立ったことで、冬佳の向く方向が稀星達の方へ向く。

 

稀星「あっ、オワタ…。」

 

悠に詰め寄ろうとする冬佳を仁が止めた。

 

仁「冬佳、そこまで。」

 

冬佳「どいて。」

 

仁「断る。」

 

その隙に悠は再び貞花の方へと向かい、膝の上で寝始める。

 

悠「Zzz…。」

 

冬佳「この…!!!」

 

思わず握り拳を作って振り上げる冬佳だが、ルイセがすぐに止めた。

 

冬佳「……ごめんなさい、ルイセ。みんな。」

 

悠「んんっ…。みさかぁ…。」

 

悠は寝言で貞花を呼んでおり、貞花は反応した。

 

貞花「ん〜?」

 

悠の頭を撫でながら返答を待つ貞花。

 

悠「そんなに食べたらダメだよぉ…。せっかくのスタイルが台無しになっちゃうよぉ…。」

 

都々里「どんな夢見てるんですか悠は…。」

 

貞花「もーっ!!起きてよ悠!!///」

 

悠「うぁっ!?」

 

無理やり引き剥がして起こす貞花。

 

貞花「どんな夢見てたの!!///」

 

悠「貞花と一緒に外へご飯食べに行く夢…」

 

誉「意外と現実的ですわね。」

 

ホナミ「悠様、貞花様にご飯食べに行こ〜って言って、そのままいつもデートしに行ってません?」

 

ムラマサ「せやなぁ。

わいらもいつもそんなんやけどな?」

 

ホナミ「そうね!」

 

稀星「あっちこっちでイチャイチャされて草も生えんわ。」

 

知世「さっきまでの雰囲気は何処へ。」

 

星蘭「どこかへ消えたみたいだね。」

 

絆奈「で、でも平和的に解決して良かったよ!」

 

四季「ほんとに解決してる…のかなぁ。」

 

マサヤ「さぁ?知らね。」

 

兎愛「でもこの感じ、サングリーズルらしくて好きだなぁ。」

 

マサヤ「あははっ、そうかぁ!そうだなぁ!」

 

それからというもの、任務もヒュージ出現もなかったため、ただ平和に部屋で過ごす一同。

座る席順で貞花の隣を巡って冬佳と悠が喧嘩したりもあったが、大方何事もなく一日が終わっていった。

部屋の片付けを終えた貞花と悠は、2人だけで部屋に残っていた。

 

悠「悔しい…。」

 

席順を決める勝負ではまさかの敗北をした悠。

 

貞花「じゃんけんは仕方ないよ。運だもん。」

 

悠「でも悔しい。」

 

貞花「ほら、おいで?今なら誰もいないから。」

 

悠「うん。」

 

貞花は手を広げ、悠はそのまま貞花の方へと倒れていく。

そのまま抱きしめながら貞花は悠の頭を撫でた。

 

悠「なんで撫でてるの?」

 

貞花「うーん、いいところに頭が来たから?」

 

悠「あの、それよりも貞花さん?」

 

貞花「ん?なぁに?」

 

悠「僕の顔、文字通り胸に埋まってるんだけど。」

 

貞花「ちょうどいいところに頭が来たんだよ?

──ふふっ。くすぐったいよっ。」

 

悠「だってぇ…。今の状態で喋るとこうなるんだもん…。」

 

貞花「じゃあ頭上げなよ!?」

 

悠「嫌だ。もう少し近くで貞花を感じてたいから…。」

 

貞花「も〜、しょうがないなあ。」

 

悠「すぅ…すぅ…」

 

貞花「ふふっ、くすぐったいっ。」

 

いつの間にか寝ていた悠を膝枕する形で場所を変えた。

 

貞花「寝顔も可愛いね、悠。」

 

悠「Zzz…。」

 

頭を撫でながら呟く貞花。

 

貞花「戻ってきてくれてありがとう、悠。ずっとずっと大好きだよ。」

 

そう言って寝ている悠の唇にキスをする貞花。

 

悠「(起きるに起きれなくなったぁぁ…。)」

 

と思いつつ目を開ける悠。

唇を離した貞花がふと顔を見ると悠と目があった。

 

貞花「……起きてたの!?///」

 

悠「寝たフリしてたら急にキスしだすんだもん。びっくりしちゃった。」

 

貞花「もうっ!起きてたんなら言ってよ!///」

 

悠「キスされた状態で言えるわけないでしょ!///」

 

悠は起き上がって貞花と向き合った。

 

貞花「どうしたの?」

 

悠「貞花に会えて嬉しかったなって思ってさ。」

 

貞花「あたしも同じ。

悠と誉と都々里と千尋。ときねぇも絆奈も、サングリーズルのみんなと、出会えてよかった。」

 

悠「G.E.H.E.N.A.の施設にいた時にさ、二度と会えないと思ってた。けど、貞花が助けてくれたおかげで、僕はまた貞花の近くにいれる。

だからさ、ありがとう、貞花。」

 

貞花「ううん。どういたしまして。」

 

悠「じゃあ、部屋戻ろっか。」

 

そう言って部屋を後にしようとする悠を貞花が止めた。

 

貞花「待って!」

 

悠「ん?」

 

貞花「あの……さ?もっとあたしと居て欲しいな…。

いっぱい好きだって言って欲しい…。///」

 

悠「うん。わかったよ。」

 

そう言って2人は、部屋に残って──

 

……To be continued?




舞台見終わってなんか色々書きたいなーってなったらこうなりました。
最近就職した都合であんまり時間取れないですが、頑張って執筆しております故、気長にお待ちください。

感想、評価、お気に入り登録、ぜひお願いします!!!

PS:新章舞台、お疲れ様でした!!
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