アサルトリリィ×仮面ライダー time of 百合ヶ丘女学院 作:黒破リンク
2つの大きな戦い、そのどちらにも参加したソウゴが取った行動とは……。
ここの時間設定は、ソウゴ、トマリ、ザクサは高等部1年、ケイト、メグミは中等部3年です。
※舞台御台場迎撃戦観覧に伴い、少し時系列を変更しました。
ソウゴvision
1年前の『甲州撤退戦』。
俺は夢で見た、起こるであろう大きな戦いに備え、対ヒュージ組織『ブラックアウト』を設立することにした。
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ソウゴ「トマリ、ウォズ、人員募集手伝ってくれ。」
俺はトマリとザクサを呼び、『ブラックアウト』設立のための会議をしていた。
ザクサ「構わないけど、誰を誘うんだい?」
トマリ「ソウゴの事だし、まずあたしらからって言いそうでしょ?」
いや鋭いな。
ソウゴ「…正解。まず仲間にするならお前らからかなって思ってな。」
トマリ「あたしは全然構わないけど、ザクちゃんはどうするの?」
ザクサ「僕もいいよ。」
ソウゴ「サンキュ。んで、まず仲間なんだけど、2人程決めてる。」
トマリ「あら、ソウゴにしては珍しく仕事が早いわね。」
あのなぁ……
ソウゴ「人を仕事出来ない奴みたいに言うのやめねぇ?」
ザクサ「日頃の行いのせいだと思うよ?」
ウォズまで……
ソウゴ「お前までそう言うか?!」
え、なかなか凹むんだけど。
ソウゴ「まぁ、何となく察してると思うけど、1人目はメグミなんだよね。」
トマリ「あら、メグちゃんなのね!」
ザクサ「まぁ、メグミは「ソウゴのいるところにメグミあり」って感じで着いてくるからね。」
いやいや待て待て。
ソウゴ「いや慕ってくれてるだけだからメグミをストーカーみてぇに言うのやめろよ…。」
トマリ「まぁ、メグちゃんが来るならあたしは嬉しい!」
ソウゴ「悪ぃけど話、続けていいか?」
こういったらトマリは素直に謝ってくる。
トマリ「あぁごめんね?」
ザクサ「それで、2人目は?」
ソウゴ「2人目はケイト。あいつも俺を慕ってくれてるからな。それにあいつにはライドウォッチとドライバー託してるし。」
トマリ「そうねぇ。それに、ソウゴがドライバーを渡すだなんて思わなかったし。」
ザクサ「確かに。僕にもドライバーは渡していたけどソウゴとは違うドライバーだし。」
ソウゴ「まぁ、2機しかねぇし。それにあいつには俺と並ぶくらいの力があると思ったからな。」
トマリ「まるであたしらには素質がないみたいに言うねぇ!」
ソウゴ「いやいや待て待て、語弊があるっての。お前ら十分強いだろうが。」
ザクサ「まぁね。」
そう言って誇らしげな2人。
ソウゴ「お前らなぁ……。」
メグミ「アニキー!」
突然メグミが俺を呼ぶ。
ソウゴ「どうしたメグミ。」
メグミ「アニキ、何しようとしてる?」
そういうメグミにトマリが説明する。
トマリ「メグちゃん?ソウゴが今ね、百合ヶ丘公認の組織作ろうとしてるみたいでね?メグちゃん誘いたいって言ってたの。」
ソウゴ「ちょ、お前なんでそれ言うのさ。」
ザクサ「まぁ、いいんじゃないかい?ソウゴ。」
メグミ「うーん……」
悩むメグミ。
ソウゴ「どうすんだ?無理強いはしないが─」
メグミ「やる!!私、アニキの力になりたい!!」
そう強く言うメグミ。
ソウゴ「わかったよ。頼むぜ、メグミ!」
メグミ「うん!任せて、アニキ!」
ソウゴ「そういや、ケイトは?」
メグミ「あれ?どこ行ったのよ!」
息を切らしながら、こっちに走ってくるケイト。
ケイト「待ってくださいよメグミさん…。」
ソウゴ「おう、ケイト。」
ザクサ「メグミ、ケイトを置いてったのかい?」
図星をつかれたのか、動揺するメグミ。
メグミ「あ、それは…その…。」
トマリ「置いていったのね。」
メグミ「うん…ごめんなさい、ケイト。」
素直に謝るメグミ。
ケイト「いいですよ、僕がついていけなかっただけですから、メグミさんは悪くないです!」
相変わらず、ケイトは優しいな。
ソウゴ「なぁ、ケイト。俺の力になってくんねぇか?」
ケイト「え、はい!できることならなんでもやります!!」
ソウゴ「ははっ、頼もしいやつだぜ!メグミもケイトも、頼りにしてるぜ!」
ザクサ「ケイト、僕らは対ヒュージ組織を作るんだけど、その一員になるってことだけど、構わないかい?」
そう問いかけるウォズ。
ケイト「はい!問題ないです!僕も一緒に戦います!!」
トマリ「ありがとね!ケイト!」
ソウゴ「うっし!ちょっくら理事長代行の所に行くか!!」
ザクサ「僕らも同行するよ。」
ソウゴ「はぁっ?!」
トマリ「あたしらもついて行った方がいいでしょ?それに、ソウゴはたまに、言葉足らずだからね。」
ソウゴ「ちょ、お前なぁ!」
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理事長室前
俺たちはドアを叩き、中に入る。
ソウゴ「失礼します。」
咬月「どうした、桃山くん。」
ソウゴ「とある物の申請に来ました。」
そう言って、俺たちは書類を渡す。
咬月「これは?」
トマリ「対ヒュージ組織、『ブラックアウト』です。」
ザクサ「僕たちは大きな戦いに備え、ヒュージに対し強く出れる部隊を作ろうと考えました。」
咬月「うぅむ…。具体的にはどうするつもりじゃ。」
ソウゴ「俺たちは、ガーデン全体で対策をするために、各レギオンのリリィに、協力を仰ぐつもりです。」
咬月「それではガーデン全体とは言えぬじゃろ。」
トマリはフォローに回る。
トマリ「えぇ。もちろん、フリーのリリィにも協力を仰ぎます。そうすればガーデン全体で対策できる、と言えますよね?」
咬月「そうじゃな。しかし、レギオンでは無いものを採用する訳には行かぬ。」
ザクサ「なら、僕たちブラックアウトの主要メンバーは書類上、所属していないフリーのリリィとして活動すると言うのはどうでしょう。そうすれば、僕たち主要メンバーがレギオンに入ったとしても問題は無いはずです。」
咬月「そうか……。うむ。特例じゃが、チーム『ブラックアウト』の設立を許可する。」
3人「「「ありがとうございます。」」」
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廊下……
トマリ「んで、具体的にどう動く?」
ソウゴ「まぁ、まずは百由をこっちに引き込む。」
ザクサ「悪いけど、交渉に行くの僕はパス。」
トマリ「なんで?」
ザクサ「どうにもあの人のテンションについていけない。あと単純に距離が近い。」
ソウゴ「だったらトマリも距離近いだろ。」
すると、ザクサが突然顔を赤くして
ザクサ「いや、トマリは別に平気...///」
ソウゴ「おぉ、そうか。……お前なんで顔赤くなってんだよ」
ザクサ「なってない。」
トマリ「いいやなってるよー?」
ソウゴ「トマリ、お前もな。」
トマリ「え?!///」
なんなんこいつら恋仲か?
ソウゴ「え、何お前ら恋人なの?」
2人「「違うわ!!」」
ソウゴ「なんで息ピッタリなんだよ。」
ザクサ「トマリ、行ってくれない?」
トマリ「えー、まぁいいよ。あたしが行ってくるわぁ!!」
そう言って百由の所まで走って行ってしまった。
ソウゴ「……テンション高ぇなあいつ。」
ザクサ「そうだね。そんな所がいいんじゃないかい?」
ソウゴ「…何お前、トマリ好きなの?異性として。」
ザクサ「はっ?!あ、それは…その…。」
ソウゴ「…ふーん。なぁるほどね。」
ザクサ「ちょ、ソウゴ!!」
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トマリvision
あたしは百由の部屋の前にいた。
トマリ「百由ー。いるー?」
百由「はいはーい、開いてるから入ってらっしゃい。」
トマリ「んじゃ、失礼ー!」
え、何この部屋
トマリ「いや汚ったな!!なんでこうなんの?!」
百由「いやぁ、研究とかばっかりしてたからさー。ずーっとこの調子。」
トマリ「いやぁ、あんた狂ってるわ…。」
まぁあたしも人の事言えないんだけどね。
百由「それで私になんの用?」
危ない危ない。目的を忘れるところだったわ。
トマリ「あのさ、あたしらブラックアウトって言うチーム作ったのね?それで協力してくんないかなー?って。」
百由「ん?それってレギオンなの?」
トマリ「まぁ、そんな感じ。」
百由「なーにか歯切れが悪いわね?」
トマリ「あー、あたしら表向きはフリーのリリィってことで通してるの。書類としては、百合ヶ丘から選ばれた選抜チームみたいな感じ。」
それを聞いて納得したのか…
百由「へー、いいわよ、私の力も貸してあげる!」
トマリ「おぉ!ありがと!」
百由「でも、ただでってのはいただけないかなぁ。なんか私が得する材料がないと。」
…え?
トマリ「え、まじで言ってる?」
百由「私はいつでも大まじめよ!」
嘘つけ…。
トマリ「うーん、じゃあ、百由の負担減らすために研究の手伝いするよ。ソウゴが。」
百由「よし、乗った!!」
冗談で言ったつもりだけどなんか乗った見たい。
トマリ「じゃあよろしくね!百由!」
百由「こちらこそよろしくー!」
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その後……
ソウゴvision
ソウゴ「はぁっ?!お前何馬鹿なこと言ってんだよ!!」
トマリ「しょうがないでしょ?!冗談で言ったらまじで食いついちゃったんだもん!!」
ザクサ「まぁまあ落ち着いて2人とも…。」
ケイト「ソウゴさんたちなにやってるんですかね?」
メグミ「いつもの痴話喧嘩だね…。」
ケイト「もう割と見慣れた光景ですね…あはは…。」
ソウゴ「はぁ…しょうがねぇなぁ、やるよ…。」
トマリ「よーし解決!」
ザクサ「それでいいのか…。」
ソウゴ「よし!それじゃあ、『ブラックアウト』活動開始だ!!」
4人「「「「おう!(はい!)」」」」
そうして物語は御台場迎撃戦……そして、本編に続く。
チーム『ブラックアウト』、始動。
次回、本編開始。