アサルトリリィ×仮面ライダー time of 百合ヶ丘女学院   作:黒破リンク

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アニメ第1話!後半戦!


EP01:スイレン〜始まり〜Part2

トマリ「……逃げたヒュージはどこに…?」

 

トマリは先に外へと赴き、ヒュージを探索していた。

廃墟になっているところの高いところから見ていた時に梨璃達が来た。

 

楓「梨璃さんさえ居なければ夢結様と二人きりなのに……梨璃さんさえ居なければ……。」

 

楓は呪詛のようにぶつぶつと呟き続ける。

 

トマリ「ふふ、来た来た。」

 

梨璃「すごい…ここってヒュージと戦った跡ですか?」

 

トマリ「学院自体が海から襲来するヒュージを積極的に誘引し、地形を利用した天然の要塞として市街地に被害が及ぶことを防いでいるの。」

 

トマリは高所から降り、梨璃に説明する。

 

梨璃「わぁっ?!ご、ごきげんよう?あの……?」

 

トマリ「あぁ、ごめん、私は海東トマリ。夢結と同じように2年生よ。よろしくね、梨璃ちゃん。」

 

梨璃「は、はい!」

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楓「なんなんですの、この道は。」

 

夢結「切り通しと言って、1000年も昔に作られた通路よ。」

 

夢結がそう説明すると楓は溜息をついた。

 

楓「歴史の勉強になりますわね。」

 

トマリ「……?」

 

なにか異変に気づいたトマリ。だが気のせいかと感じて気にすることは無かった。

 

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楓「入学式の前にくたびれましたわ。」

 

梨璃「なんにも出ませんね……もうちょっと奥まで行きますか?」

 

楓「この辺りにはいないのではないですか?」

 

夢結「一柳さん!」

 

トマリ「……来るっ!!」

 

 

逃げ出したと思われるヒュージが現れた。

 

梨璃「う、うわぁ!出たぁ!!」

 

楓「おどきなさい梨璃さん!」

 

楓は自分の愛機、ジョワユーズをシューティングモードにしてヒュージに向ける。

 

トマリ「なにやってんの、早くどいて!!」

 

ディエンドライバーを取り出し、ヒュージに向けた。

 

トマリ「梨璃ちゃん!」

 

梨璃「…?!動かない!?」

 

梨璃はCHARMを起動しようとするが、起動出来なかった。

 

トマリ「危ない!」

 

そのまま射撃をしようとするが、その前に夢結が梨璃を抱き抱え、制服の閃光弾を地面に投げた。

 

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楓「あなた、CHARMも使えないで一体何をなさるおつもりでしたの?!」

 

梨璃「ごめんなさい…私……」

 

夢結「いいえ。一柳さんをここまでの初心者だと見抜けなかった私の責任です。」

 

トマリ「それは夢結のせいじゃないと思うけど?」

 

楓「だからって…自重すべきでしょう。あなたは。」

 

トマリ「楓ちゃん、言いすぎよ。」

 

夢結は携帯電話を見る。そこには、圏外と出ていた。

 

夢結「少しの間、周りの警戒をお願いします。」

 

楓「え?はい…。」

 

夢結「まだCHARMとの契約を済ましてないのでしょう?略式だけど、今してしまいます。」

 

梨璃「はい…。」

 

夢結はそのまま、梨璃のCHARMとの契約の手伝いをしていた。

 

夢結「痛むでしょう?」

 

梨璃「いえ……大丈夫です…。夢結様…?私の血が…」

 

夢結「それでいいの。」

 

すると梨璃の指輪は光り始めた。

 

夢結「略式ということになっているけど、これが本来の形なの。指輪を通じて、あなたのマギがCHARMに流れ込んでいるわ。」

 

梨璃「マギが……。」

 

トマリ「……来たっ!!!」

 

ヒュージは上から不意打ちを仕掛けに来ていた。

楓とトマリはヒュージを抑えていた。

 

トマリ「…!!」

 

楓は華麗な身のこなしで、射撃と斬撃を織り交ぜる。トマリは、ディエンドライバーによる射撃を浴びせ続けた。

ヒュージは突然ガスを出し始めた。

 

楓「ガス?!」

 

夢結「大丈夫よ、ただの目くらましよ。」

 

楓「これじゃあ、わたくしのかっこいいところを、夢結様にお見せできないんですってば!!」

 

ガスが充満し始め、やがて楓は見えなくなる。

 

夢結「CHARMが起動するまでは手を離さないで。」

 

梨璃「は、はい…!夢結様、いつまで…?」

 

夢結「その時になればわかる……っ?!」

 

ヒュージが来て、CHARMを起動する夢結を、梨璃が静止する。

 

梨璃「待ってください!」

 

楓「夢結様っ?!」

 

飛んできたのは楓だった。ヒュージは上から襲いかかって来ていた。夢結は梨璃のリボンを解き、棒にしてヒュージに投げつけた。

 

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楓「申し訳ありません夢結様……。」

 

夢結「あのヒュージ、相討ちを狙っていたわ。」

 

トマリ「ヒュージにそんな知恵を持ってるとは思えないけど、生態が分からないのがヒュージ…。」

 

夢結「一柳さんにお礼を言うべきね。」

 

トマリ「そうね。止めなかったら楓ちゃん今頃真っ二つだったのよ。」

 

楓「あなた目はいいのね。」

 

梨璃「あはは、田舎者なもので、視力には自信があります。」

 

すると煙が立ち込め始め、ヒュージが襲いかかってきた。

夢結はCHARMを起動し、ヒュージを迎え撃つ。

 

夢結「でぁっ!!」

 

ヒュージは夢結に攻撃を仕掛ける。

 

トマリ「私も行くわ。」

ディエンドライバーを取り出し、ライダーカードを装填した。

 

『カメンライド!』

トマリ「変身!」

 

そのままトリガーを引いた。

 

『ディエンド!』

 

トマリは仮面ライダーディエンドへ姿を変えた。

 

ディエンド「はぁっ!!」

 

そのままヒュージの触手に囲まれる夢結を助けるために射撃をする。

 

ディエンド「こんのっ!!」

 

梨璃「夢結様!!」

 

梨璃が叫ぶと、手に持っていたCHARMが光り出す。そして、CHARMが起動した。

 

楓「一撃でしてよ!そのくらいできまして?」

 

梨璃「うん!」

 

2人「「やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」

 

そのままヒュージの触手を貫き夢結を救出。ディエンドは弱ったヒュージに射撃を浴びせ続ける。夢結はそのままヒュージに突貫し、ヒュージを切り裂く。ヒュージは切断され、壁にぶつかった衝撃で周りが崩れる。梨璃は楓を近くの穴へ押し込んだ。

 

夢結「梨璃!」

 

夢結は瓦礫から梨璃を守りつつ、ヒュージの体液を代わりに浴びる。

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百合ヶ丘……

 

『検疫中』

 

夢結「一柳さん、跡が残るわね。」

 

梨璃「いえ、これで今日のこと、忘れずに済みそうです。……夢結様、CHARMを変えたのですね。」

 

夢結にそう言う梨璃。

 

梨璃「私、2年前の甲州撤退戦の時に夢結様に助けて貰ったんです。」

 

美鈴『この子達を、お願い!!』

 

梨璃『あれがリリィ……。なんだろうこの光…。』

 

夢結『あなた、まだ走れるでしょう?援軍がそこまで来てるから、お友達を連れて、真っ直ぐお行きなさい。』

 

梨璃『は、はい!さあ、走ろう!リリィが守ってくれるから、大丈夫だよ!』

 

夢結に向かって梨璃は叫ぶ。

 

梨璃『あの!お気を付けて!』

 

夢結は一瞬驚いた顔をし笑顔でこう言う。

 

夢結『ありがとう。』

 

梨璃「百合ヶ丘のリリィだってことはわかっても、それ以上のことは分からなくて。」

 

夢結「まさか、それだけでここへ?」

 

梨璃「はい!補欠ですけど…。」

 

夢結「筋金入りの無鉄砲ね。」

 

梨璃「こうしてすぐ夢結様に会えるなんて夢、叶っちゃいました。けど、夢結様2年前にお会いした時によりもどこか………。いえ、なんでもありません。もう1人のリリィにもお礼を言わなくちゃ!」

 

検疫室の電気が消え、再び付いた。

 

百由「やぁやぁやぁ、2人ともごめんね。」

 

ソウゴ「ったく、お前と言う奴は……。」

 

百由「はじめましてー!私は真島百由!標本にするはずだったヒュージをうっかり逃がしちゃって!まさか厚さ50cmのコンクリートを破るとは思わなかったわー。」

 

夢結「迂闊な事ね。」

 

百由「予測は常に裏切られるものよ?私たちは楽な相手と戦ってるわけじゃない。そのためのリリィでしょ?もちろん、夢結とこの子には感謝はしているのよ?」

 

夢結「この子ではないわ。梨璃よ。」

 

梨璃「夢結様……。」

 

百由「わかっているわ。だからこうして来たんでしょ?あぁ!この言い方がいけないのよね、反省してます!ごめんなさい!」

 

そう言って頭を下げる。

 

ソウゴ「ったく……悪ぃな、夢結。百由が迷惑かけて。……梨璃ちゃんって言ったっけか。君にも謝らなきゃな。ごめん、うちのマッドサイエンティストが。」

 

梨璃「いえいえ!大丈夫ですよ!」

 

ソウゴ「ああ、名乗ってなかったな。俺は桃山ソウゴ。ここで戦いながら百由のサポートをやってるもんだ。これからよろしくな!」

 

梨璃「はい!よろしくお願いします!」

 

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検疫室前

 

扉が開き、項垂れていた楓は顔を上げた。

 

梨璃「楓さん。さっきは突き飛ばしちゃって……うわぁ?!あの、私梨璃だけど…?」

 

楓は無言で梨璃に飛びついていった。驚いた梨璃は思わず声をあげた。

 

楓「自分でも驚きですわ……信じていただきたいのですけれど、わたくし、そんなに軽い女じゃありませんのよ?」

 

楓は夢結を見て、こう言った。

 

楓「夢結様、わたくし、運命のお相手を見つけてしまいました。」

 

夢結「いいえ、お構いなく。」

そのまま夢結は立ち去る。

 

ソウゴ「はぁ…なにやってんだ、お前。」

 

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入学式場前。

 

梨璃「入学式、もう終わっちゃいましたね……。誰もいませ………いたー!!?」

 

二水「入学式はこれからですよ!」

 

梨璃「二水ちゃん!」

 

メグミ「今日一番の功労者のためにって時間ずらしてくれたんだよね。」

 

ミリアム「おう、有名人!初陣でCHARMと契約してヒュージを倒すとは、やらかしおる。」

 

梨璃「いやいや、私は足を引っ張っただけですよ。」

 

楓「そんなことありません。梨璃さんはご立派でしたわ。」

 

ミリアム「ふーん…これにもそう書いてあるがの。」

 

ケイト「二水さんが書いてる、週刊リリィ新聞ですね。今回は号外らしいですけど。でも、なんでヌーベルさんは腕組んでるんですか?」

 

楓「これには、深い理由がありますの!スリスリ、スリスリ!」

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美鈴『見届けなくて良かったのかい?』

 

夢結「私には、関係ありませんから。」

 

美鈴『関係あるさ。夢結も、慕う側から、慕われる側になった。月日の流れを実感するね。』

 

夢結「からかうのはやめて下さい。」

 

美鈴『ふふふ、夢結にまだ、可愛いところが残っているとわかって、僕は嬉しいよ。』

 

夢結「………。」

 

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夜…訓練場。

 

 

トマリ「さぁて!!今日もまた、チャレンジャーが現れたぞぉぉっ!!今回のチャレンジャーは!不屈のリベンジ魂!!江端ーーーーーツカサァァァ!!」

 

ツカサ「今度こそお前を倒す!桃山ソウゴ!!」

 

トマリ「一方!20連勝を誇る戦いの達人!桃山ぁぁぁぁソウゴぉぉぉぉぉぉ!!」

 

ソウゴ「いいぜ、かかってこいよ。」

 

ツカサ「俺は、あんたを倒す!!」

 

ツカサはディケイドライバーを装着し、ライドブッカーからカードを手に取る。

 

ツカサ「変身!」

 

『カメンライド!』

『ディケイド!』

 

ディケイド「……。」

 

ソウゴ「行くぜ。」

 

ソウゴはジクウドライバーを巻き、ライドウォッチを装填。

 

『ジオウ!』

 

ソウゴ「変身!」

 

『仮面ライダー!ジオウ!』

 

ジオウ「来いよ。」

 

ディケイド「絶対に倒す!」

 

そうして、ぶつかり合いが始まる。それからしばらくして……

 

ディケイド「うらぁぁぁぁぁ!!」

 

ジオウ「……。甘いんだよォ!!」

 

ディケイド「うわぁぁぁっ!!!」

 

トマリ「勝者!!桃山ソウゴぉぉ!!」

 

ツカサ「クソ………!!なんで……!?」

 

ソウゴ「また、俺の勝ちだな。また来いよ。何時でも相手になるぜ。」

 

ツカサ「っ……!!!」

 

ツカサは去っていった。

 

ソウゴ「次、戦いたいやつ、かかってこい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

続く




第1話完結。

そして、物語は動き出す。

次回、「EP02:スズラン〜シュッツエンゲルの契り〜」
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