アサルトリリィ×仮面ライダー time of 百合ヶ丘女学院 作:黒破リンク
今回以降から、再びパート分けいたします。申し訳こざいません。
それでは第3話、準備OKー?はっじまっるよー!!
ソウゴ「ほぉー。夢結がシュッツエンゲルねぇ……。」
トマリ「確かに。あの夢結が、ねぇ。」
ケイト「梨璃さん、すごいですね……夢結様とシュッツエンゲルの契りを結ぶだなんて……。」
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梨璃「早く私も夢結様と一緒に戦えるようにならなくっちゃ!あっ、でも、初心者すぎて、何のレアスキル持ちかも分からないんですよ…あはは……。」
苦笑いしながら、頬を掻く梨璃。
梨璃「あ、二水ちゃんは、鷹の目のスキルなんだそうです!高いところから見渡せるってー!」
梨璃は笑顔で、夢結にどんなレアスキル持ちかを聞く。
そして夢結は間も置かずに答える。
夢結「ルナティックトランサー。」
梨璃「へ?」
夢結「それが私のスキル。いえ、レアスキルなんてとても呼べない代物よ。」
楓「朝っぱらからおふたりで何をイチャついてなさいますの!?」
楓は望遠鏡を使い、梨璃と夢結を観察する。
二水「私にはどこかぎこちなく見えますけど……。」
楓「ところで、そのメモは?」
二水「おふたりのことを、週刊リリィ新聞の連載記事にするんです。」
楓「あなたもなかなか容赦無いですわね……。」
梅「それ私も興味あるナ。あの夢結をたった2日でおとすなんてびっくりダ。」
ソウゴ「確かになぁ……。」
楓「そりゃあ梨璃さんですもの。当然ですわ。………で、あなた方は?」
梅「私は吉村・Thi・梅。2年生だゾ。」
ソウゴ「俺は桃山ソウゴ。2年だ。」
楓「それは失礼しましたわ。梅様、ソウゴ様。」
梅は、夢結が変わるかもしれないと期待を抱くように呟く。
梅「ほんと、あの夢結がナ。」
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学園外……
二水「ヒュージです!!」
二水は鷹の目を使い、伝令をする。
梨璃「これが……!!」
楓「噂の鷹の目ですわね。」
夢結「よく見ておきなさい。」
地震でテーブルが揺れる。
空にはミサイルが海に向かって飛んでいるのが見えていた。
梨璃「うわぁ?!何!?」
ソウゴ「防衛軍の攻撃だな。言っても、防衛軍の装備じゃ、ヒュージに有効打がねぇ。」
梨璃「気のせいか、こっちに向かってませんか?」
夢結「百合ヶ丘女学院は、リリィ養成機関であると同時にヒュージ迎撃の最前線よ。」
ソウゴ「ヒュージの襲来をここに集結させて周りの被害を抑えるためってのもあるな。それに、多くのリリィが集まるのはヒュージにとっちゃあ見逃せないしな。」
天葉「遅れないでよ!みんな!」
そう言い、天葉は飛び上がってヒュージに向かう。
壱「新人相手にスパルタじゃありません?天葉様。」
亜羅椰「そんなに意地悪されたら惚れちゃいますぅ。」
樟美「天葉様は私のだから。」
依奈「無駄口叩くな!ほら行くよ!」
カナデ「了解ですよ、依奈様。」
樟美、依奈、カナデは天葉に続いて飛び上がってヒュージに向かう。
二水「アールヴヘイムが、ヒュージにノインヴェルト戦術を仕掛けます!」
梨璃「……。」
梨璃はまっすぐ、アールヴヘイムを見つめる。
アールヴヘイムは華麗なパス回しをし、マギスフィアを叩き込む。
梨璃「な、何!?」
楓「レギオン9人のパスで繋いだマギスフィアをヒュージに叩き込んだんですわ。」
ソウゴ「それがノインヴェルト戦術。」
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訓練場……
夢結「構えなさい。梨璃さん」
梨璃「は、はい!こうですか?」
夢結は答えることなく走り出し、梨璃のCHARM目掛けてブリューナクを当てる。
梨璃「うわぁ!!」
楓・二水「「……。」」
梨璃「く、くぅ……っ。」
夢結「ヒュージとは、通常の生物がマギによって怪物化したものよ。マギと言う超常な力に操られるヒュージには同じマギを使うリリィだけが対抗できる。マギを宿さないCHARMなど、それはただの刃物よ。」
梨璃「は、はい!」
夢結「もっと集中なさい。そうすればCHARMは重く、強靭になる。」
カズマ「初心者相手にめちゃくちゃするなぁ…夢結は。」
カズマは遠くから夢結の様子を見ていた。
梨璃が集中しているところに再び夢結が攻撃する。
楓「素人相手になんてことを……!!」
夢結「もう少し粘って見せなさい。梨璃さん。」
梨璃「は、はい……。」
また夢結が攻撃。そして受け止めきれず後ずさる梨璃。
夢結「…軽いわね。」
カズマ「随分と手荒い真似するなぁ。俺にマゾっ気があったらたまんないかもしれないな。」
楓「夢結様のお噂は存じておりますわ。レアスキルルナティックトランサーを武器に数々のヒュージを屠って来た百合ヶ丘屈指の使い手。トランス状態ではリリィ相手にも容赦しないとか?」
楓は煽るように言う。
カズマ「……ま、さすがに噂になってるか。」
二水「楓さん、それは……。」
梨璃「いいんです…!私、みんなより遅れてるから。やらなくちゃいけないんです!だから、続けさせてください!」
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大浴場……
梨璃「いたたたた…。」
楓「おいたわしやー?梨璃さん。全身痣だらけですわ?ほらここも…!ここも!ほらここもー!」
楓はどんどん暴走していく。
梨璃「そこは違いますー!!」
メグミ「全く、何してるのよ。」
それを遠目に見ていたメグミは呆れ返った。
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楓「わたくしにはやっぱり解せませんわ。そこまでして夢結様にこだわることないんじゃありません?」
二水「楓さんだって最初は……」
梨璃「こんなところで挫けていられないよ…!!だって私……夢結様のこと、全然知らないから…」
すると亜羅椰、壱、樟美、メグミが二水と梨璃のいる場所に入ってくる。
壱「あなたが夢結様のシルトね?」
亜羅椰「まさかほんとにものにしちゃうなんてね。」
樟美「おめでとう、梨璃さん。」
二水「アールヴヘイムの皆さん!?」
二水は鼻を抑えながら言う。
楓「ちょうどいいですわ。教えていただけません?夢結様の事。」
壱「そう言っても、中等部は校舎違うしね…。」
すると亜羅椰が口を開く。
亜羅椰「でも…夢結様と言ったら…。」
壱「あ…。」
樟美「甲州撤退戦…。」
梨璃「甲州…。」
二水「2年前、ヒュージの大交戦にあって、甲州の大部分が陥落した戦いのことですね。」
メグミ「百合ヶ丘からもいくつかのレギオンが参加したものの、大きな損害を出して、威勢を誇った先代のアールヴヘイムが分裂するきっかけになったの。」
二水「先輩方に伺っても、この件には口が重くて……。」
壱「度胸あるわね、あなたも。」
二水「中等部の3年生だった夢結様も、特別に参加したていたと。」
亜羅椰「なら知ってるでしょう?夢結様はそこで、ご自分のシュッツエンゲルを亡くしているのって。」
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美鈴『新入生相手に手荒いな、夢結は。』
夢結「これが私です。仕方ありません。」
美鈴『嫌われるのは怖くない?』
夢結「別に。構いません。」
美鈴『本当はあの新入生が怖いんじゃないか?怖いから遠ざけたい。受け入れる勇気がない。』
夢結「そんな……私は…」
美鈴『…ごめん。』
美鈴は、夢結の隣に立つ。
美鈴『見てご覧よ、あそこ。』
2人は窓の外を見る。
美鈴『今年もソメイヨシノが咲いたようだ。』
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1週間後…再び訓練場に金属音が鳴り響く。
梨璃「ぐぅ…!!うぅ…!!うわぁ!!」
二水「訓練が始まってもう一週間です…。」
楓「こんなの、訓練じゃありませんわ。」
夢結「(私が梨璃を恐れている?まさか。)」
梨璃「うわぁっ!!!」
強く振るい、梨璃を吹き飛ばす夢結。梨璃はCHARMに気づき…
梨璃「やった!やりました夢結様───」
夢結「……。」
梨璃「!?(マギを…集中!!)」
梅「おぉ!?」
お互いのCHARMがぶつかり、お互い後ろへ後ずさる。
夢結「!?」
ミリアム「夢結様がステップを崩したとな!?」
楓「ようやくマギが入りましたわね?!」
夢結「……。」
梨璃「…?」
夢結「今日はこのくらいに…」
警笛が鳴り響く。
夢結「行くわよ。」
梨璃「はい!!…えっと、何処へ?」
夢結「今日の当番には、私達もは入っているでしょう?その前に……」
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梨璃「あの、夢結様、こんなのとしてる場合では……。」
夢結「百合ヶ丘女学院のリリィ足るもの、戦いの場に、この、乱れた格好で立っていると示しがつかないわ。」
そう言いながら、梨璃のリボンを何度も引っ張る夢結。
梨璃「く、苦しいです夢結様…。ぅ、うぅ…。」
夢結「私も慣れなくて……。」
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戦場……
ソウゴ「上陸までまだ時間ありそうだな。」
梨璃「あれ?楓さんも出動なの?」
楓「今回は、レギオンに所属していないフリーランスのリリィが集められていますわね。この時期にはよくある光景ですわ。」
梨璃「じゃあ二水ちゃんも?」
楓「あの方は後方で見学ですわ。実戦経験がありませんもの。」
楓「初陣は梨璃さんだけですわね…。」
梨璃「は、はい!頑張ります!」
夢結「あなたもここまでよ。足手まといよ。ここで見ていなさい。」
梨璃「夢結様……。」
……To be continued
Part2へ続く……。
ここでカズマ初登場です!!