アサルトリリィ×仮面ライダー time of 百合ヶ丘女学院   作:黒破リンク

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第4話!!ついに一柳隊結成まで!!

それじゃあ準備はいい?はっじまるよー!!


EP04:「キンモクセイ〜メンバー集めとブラックアウト〜」part1

ブラックアウトベース──

ソウゴvision

 

『タイムブレーク!』

 

ジオウ「うらぁっ!!」

 

ディケイド「ぐぁぁぁっ!!!」

 

俺は今日もツカサと戦い、勝った。

 

ツカサ「くそっ……。」

 

ソウゴ「お前、また強くなったな。」

 

ツカサ「うるさい…!!次こそあんたに勝つ……!!」

 

ソウゴ「あぁ。またやろうぜ。」

 

そのままツカサは、ここを後にする。

 

ザクサ「お疲れソウゴ。今日もいい戦いぶりだったよ。」

 

ソウゴ「ありがとな、ウォズ。」

 

トマリ「さて、チャンピオン!20連勝の感想は!」

 

ソウゴ「そうだなー。

……あいつ、やっぱり強くなってる。今回ばかりは俺も危なかったぜ。だが、次も俺が勝つ!」

 

トマリ「ナイス、チャンピオン!これは次の戦いに期待だぞー!?」

 

ブラックアウト「うぉぉぉぉぉぉ!!」

 

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ツカサvision

 

俺はソウゴに負けて、闘技場を後にしていた。

 

??「ようよう、江端ツカサくん。いい戦いぶりだったねぇ!」

 

グラサンをつけた坊主頭のやつが俺の前に現れた。

 

ツカサ「あんた誰だ?俺の事知ってるみたいだが。」

 

マサノリ「俺は浅倉マサノリ、よろしく頼むぜ、ツカサ。」

 

ツカサ「あんた、初対面で馴れ馴れしいな。」

 

マサノリ「あー、すんませんね、癖なもんで。」

 

??「ほんとですよ、マサノリさん。」

 

俺より少し小柄なやつもマサノリとか言う奴の後ろから現れた。

 

ツカサ「あんたも誰だ?」

 

ユウジ「俺は清蔵ユウジ。マサノリさんの連れです。」

 

マサノリ「ところでツカサ、君に頼みたいことがあってね。」

 

ツカサ「なんだ。」

 

マサノリ「それは……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リリィ狩りさ。」

 

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allvision

三月。

 

王雨嘉はキャリーケースを持って、部屋の前に立っていた。その部屋の札には『郭神琳』と書かれており、下には空欄が存在していた。

 

雨嘉「……っ。」

 

意を決して、雨嘉は部屋の中へと入っていく。

すると、窓際で椅子に座っている少女が目に入る。

その少女は扉の開く音に気が付き、扉の方を見る。

 

神琳「王雨嘉さん?郭神琳と申します。名高い(わん)家の方と同室なんて、光栄だわ。」

 

そう言って、雨嘉に手を伸ばす。

 

雨嘉「ううん、そんな、私なんて、全然ヘボリリィだから。」

 

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そして時は戻り……

カフェテリア

 

夢結の前に座っている梨璃は、完全にたるみきっていた。

 

梨璃「えへへー。」

 

夢結「梨璃。あなた、そろそろ講義でしょう?予習は?」

 

梨璃「分かってはいるんですけど、こうしてお姉様のお顔を見ていられるのが幸せで幸せで……。」

 

夢結(ダメだわこの子、完全にたるみきってる。まさか、シュッツエンゲルになった途端にここまで緩むとは……。迂闊だわ。)

 

那岐「あら、ご機嫌よう。」

 

ロザリンデ「ごきげんよう、ユリさん。」

 

梨璃「あ、あはは、ごきげんよう…。」

 

夢結「はて、ユリさん?誰かと間違えたのかしら。」

 

頭に疑問符を浮かべる夢結に、梨璃は答える。

 

梨璃「あぁ、それカップルネームです。」

 

夢結「カップルネーム…?」

 

そして2人は掲示板へ移動し、週刊リリィ新聞の号外を見る。

 

梨璃「これです!週刊リリィ新聞の号外です!」

 

梨璃「ほら、横に並べるとユリって読めるんですよー!あはは、やだなー!もう!ここまですることないじゃん二水ちゃんったらー!」

 

周りが「ユリ様ですわね」、と囃し立てる。

リリィ新聞のこともあり、夢結は少し怒った。

 

梨璃「お姉様ー!?」

 

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雨嘉と神琳の部屋。

 

雨嘉「うん、大丈夫、それじゃ。」

 

雨嘉は電話を切る。

 

神琳「お母様ですか?」

 

雨嘉「うん。」

 

神琳「ご実家のアイスランドは、今は夜の11時と言ったところかしら?」

 

雨嘉「うん。心配して、毎日電話をくれるんだけど。」

 

神琳「大切に思われてるのね。」

 

雨嘉「ううん、私は姉や妹に比べて出来が悪いから。だから、心配……なんだと思う。」

 

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カフェテリア……

 

夢結「梨璃。あなたにお願いがあります。」

 

少し低めの声で梨璃に頼み事をする夢結。

 

梨璃「はーい!なんなりと!」

 

夢結「レギオンを作りなさい。」

 

梨璃「わかりました!

……ふぇ?レギオンってなんでしたっけ?」

 

二水「うへぇっ!」

 

シンカ「うぇぇっ!?」

 

梨璃の言葉を聞いて倒れ込む二水とシンカ。

 

梨璃「うわぁ!?二水ちゃん!?

と…だぁれ?」

 

二水「ご、ごきげんよう…。」

 

シンカ「ごきげんよう…。

私、城戸シンカって言います!1年生で、主に二水ちゃんのお手伝いしてます!」

 

夢結「二水さん。お願いします。」

 

二水 「はい!!」

 

二水「レギオンとは、基本的に9人1組で構成されるリリィの戦闘隊員のことです!」

 

夢結「ところでおふたりさん。」

 

2人「「はいぃ!」」

 

夢結「お祝い、ありがとうございます。」

 

怖い顔をしてシンカと二水に言う夢結。

 

二水「ど、どういたしまして〜。」

 

シンカ「喜んでもらえたのなら嬉しいですぅ〜。」

 

シンカ(夢結様怒らせちゃったよ、怖いよ!どうしよ!?ごめんなさい夢結様これからはなんでもしますから!)

 

と心の中でつぶやくシンカ。

 

梨璃「でも、どうして私がレギオンを?」

 

夢結「あなたは最近たるんでいるから、少しはリリィらしいことをしてみるといいでしょう。」

 

梨璃「リリィらしい…。」

 

そして梨璃は机を叩いて立ち上がる。

 

梨璃「わかりましたお姉様!私、精一杯頑張ります!」

 

夢結(正直、梨璃にメンバーは集められるとは思わないけど、時には失敗も良い経験となるでしょう。)

 

梨璃「なんたってお姉様のレギオンを作るんですから!」

 

その言葉を聞いて少しだけ紅茶を吹く夢結。

 

シンカ(夢結様が紅茶を吹いた!?え、そんなに驚くことなの!?)

 

二水「私もお手伝いしますね!」

 

梨璃「ありがとう、頑張るよ!」

 

二水「では早速勧誘でーす!!」

 

そうして梨璃と二水は颯爽とメンバー集めに奮闘することになった。

 

夢結「いや、そういう意味では…。」

 

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訓練場──

 

梅「夢結は何を気にしてるんダ?」

 

夢結「え?」

 

梅「梅が6発撃つ間に夢結は10発も撃った。気が焦ってる証拠ダ。」

 

夢結「…相変わらず、人のことをよく見てるのね。」

 

梅「おう!梅は誰のことも大好きだからナ!」

 

そして2人はベンチに座って話を始める。

 

梅「へぇー、自分のシルトにレギオンを作らせるなんて、やるナ。」

 

夢結「私は、梨璃に自分のレギオンを作るよう言ったつもりだったのに……。」

 

梅「夢結らしいナ。

なぁそれ、私入ってもいいカ?」

 

夢結「あなたまでそんな……。」

 

梅「あははー!」

 

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ケイトvision

 

二水「では、まず同じクラスの人からあたって見ましょう!」

 

梨璃「うんうん!」

 

僕はメグミさんと一緒に、二水さんと梨璃さんのメンバー集めについて行っていた。

 

梨璃「えーと、1年椿組は……あっ!あの人!」

 

2人は鶴紗さんを見つける。

 

二水「安藤鶴紗さんですね!」

 

鶴紗「あぁ?」

 

鶴紗さんは僕たちを睨みつけた。

 

リョウ「ちょっと鶴紗、目が!目が怖いよ。」

 

鶴紗「別に。これが私だから。早く行くよ。」

 

リョウ「ちょっと待ってよ鶴紗!」

 

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汐里「私を梨璃さんのレギオンに?それは光栄だわ。」

 

メグミ「六角汐里さん。『不動剱の姫』の異名を持つ使い手よ。」

 

梨璃「いいんですか!?あの、私じゃなくてお姉様のレギオンなんですけど…。」

 

ケイト「今はレギオン、『水夕会』の副隊長として活躍してる…。」

 

梨璃「え?!そうなの!?」

 

タクミ「そうだぞ。つっても俺も、そこのメンバーだけどな。」

 

ケイト「山本タクミさん。中等部時代からの実力者で、今は幼馴染の汐里さんと一緒のレギオンにいるとか。」

 

タクミ「そうだな。俺は山本タクミだ。よろしく。」

 

汐里「こら、たっくん。怖い顔しないの。」

 

タクミ「別にしてねぇよっ。」

 

メグミ「(いや結構怖い顔してたよ……?)」

 

汐里「そうなんですよー。素敵なレギオンが出来るよう、願っていますね!」

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梨花vision

少し離れた場所…

 

アラタ「梨花、あの子のこと、本当に思い出せねぇか?」

 

梨花「あの子が……私の妹……?」

 

アラタは私に声をかける。私の目には、ピンク髪でクローバーの飾りをつけた子が目に入っていた。

 

アラタ「そうだぞ。」

 

梨花「ごめんなさい。思い出せないわ。」

 

アラタ「そっか。

……わりぃな。無理させるようなことして。」

 

梨花「いいえ…大丈夫よ……。」

 

すると、そのピンク髪の子がこっちに近づいてくる。

 

梨璃「梨花…お姉ちゃん…??」

 

アラタ「?!」

 

梨花「えっ……と…?」

 

梨璃「覚えてないの……!?私だよ!梨璃だよ!梨花お姉ちゃん……!!!」

 

梨璃という子は、私を見て抱きついて来る。

 

梨花「……ごめんなさい。覚えてないの…。」

 

梨璃「生きてて良かった…!!またっ……会えたっ…!!」

 

梨璃さんは私に抱きついて涙を流していた。

その姿を見た私の頭に、記憶が蘇った。

 

梨花「うぅ……!!!」

 

私は頭を抑えて、その場に座り込む。

 

アラタ「おい梨花!大丈夫か!?」

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2年前──

 

2年前、私は妹の梨璃、そして幼馴染のショウイチと共に、甲州撤退戦に巻き込まれた。

私はそこで梨璃とは離ればなれになってしまった。

 

梨花「梨璃っ!!

…うっ……。」

 

私は崩れてきた瓦礫の下敷きになってしまった。

 

梨花「梨璃……ショウイチ…。あなた達だけでも…生きて…!!」

 

私は助からないと思った。けれど、もう1人の幼馴染であるユキが助けてくれた。

 

ユキ「梨花っ!大丈夫っ!?」

 

梨花「ユ……キ……?」

 

ユキ「待っててっ…私が絶対に助けるからっ!!」

 

梨花「無理よ……。私はもう……助から……ない……。」

 

ユキ「諦めちゃダメよっ!!まだ…希望はあるからっ……!!!」

 

そう言ってユキは私を助けようとしてくれた。

そこで私は意識を失い、目を閉じた。

 

目が覚めると、私は知らない天井を見ていた。

 

梨花「ここ……は……?」

 

??「あら、目が覚めた?」

 

梨花「あな……たは…?それで…ここはどこ……?」

 

トマリ「私は海東トマリ。ここのリリィよ。あなたは?」

 

私の……名前…?

 

梨花「分からない……。思い出せないの……。」

 

トマリ「あら…記憶喪失みたいね…。」

 

梨花「記憶が……ない…?」

 

トマリ「ユキ、この子、目を覚ましたわよ?」

 

ユキ「目を覚ましたのね、『梨花』。」

 

梨花「梨花……?それが私の名前…?」

 

ユキ「そうなの。あなたの名前は『一柳梨花』。

そして私は廻間ユキ。あなたの幼馴染よ。」

 

梨花「ユキ……さん…。

私の事……知ってるの…?」

 

ユキ「そうね…。色々と教えられるけど…今はやめておくわ。今の梨花は少し心配だもの。」

 

そこから私は、百合ヶ丘女学院の生徒となり戦うことになった。

 

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アラタ「よぉ、あんたが転入生の一柳梨花か!

俺は加賀美アラタ。よろしくな、梨花!」

 

梨花「よ、よろしくお願い…します…。」

 

アラタ「ん??どうしたんだ、梨花。浮かない顔して。」

 

梨花「私、記憶喪失ってやつみたいなの…。だからここに来るまでのことを覚えていないの。」

 

アラタ「なんだって!?それは大変だな!!

なら、俺も手伝ってやる!」

 

梨花「でも…初対面でしょ…?」

 

アラタ「関係ねぇ!俺たちは共に戦う『仲間』なんだからなっ!!」

 

そうして加賀美さんは私の肩を手を乗せる。

 

梨花「仲間…。」

 

アラタ「おう!困ったことがあったら、俺に相談しろよ!梨花!」

 

梨花「は…はい…!」

 

アラタ「……なんか調子狂うなぁ…。」

 

梨花「えぇっ…?」

 

アラタ「敬語、やめようぜ?俺たちは同じ学年なんだしな。」

 

??「おいアラタ。転入生の子が困ってるだろ。」

 

??「そうだ、少しは自重しろよ。」

 

アラタ「うるせぇなぁカズマにツカサ!」

 

ツカサ「ったく、お前はずっと暑苦しいな。」

 

カズマ「けど、これもこいつのいいところなんじゃないのか?ツカサ。」

 

アラタ「おぉ!わかってくれっか、カズマ!!」

 

ツカサ「アラタ。一柳さん、さっきから固まってっぞ。」

 

江端さんは私のことを気づいてくれたみたいで。

 

アラタ「あぁ、わりぃ!

こいつらは俺のダチの、『惣川カズマ』と、『江端ツカサ』だ!」

 

カズマ「よろしく、一柳さん。」

 

ツカサ「よろしく。」

 

梨花「よ、よろしくお願い……します。」

 

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そして時を巻き戻し……

 

梨花「……!?」

 

アラタ「おい、梨花!大丈夫か!?」

 

梨花「梨璃…!?生きててくれたの……!?」

 

梨璃「お姉ちゃん…??」

 

記憶が戻った私は、梨璃を抱きしめた。

 

梨花「梨璃……ごめんね、寂しい思いをさせて…。」

 

梨璃「うん…!寂しかったっ…また会えて良かった…!!」

 

アラタ「その様子だと、記憶が戻ったみたいだな。」

 

梨花「えぇ、心配かけたわね、アラタ。」

 

アラタ「問題ねぇ。記憶が戻ったってんならそれでいいじゃねぇか!な?二水さん!」

 

二水「は、はい!!」

 

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神琳と雨嘉の部屋。

allvision

 

雨嘉は苔ニウムを見ながら神琳に問いかけた。

 

雨嘉「神琳はレギオンに入るの?」

 

神琳「えぇ。あなたもせっかく留学してきたのだから、交流するといいわ。」

 

雨嘉「うん…。」

 

神琳「ところでこれ、読みました?」

 

神琳は週刊リリィ新聞の号外をテーブルに出す。

 

雨嘉「週刊リリィ新聞?こんなの読むんだ…。

ユリさん…?」

 

神琳「雨嘉さんも見たでしょう?この前の戦い。」

 

雨嘉「うん。」

 

神琳「技量もバラバラで、息もあっていない。なのに、不思議な迫力があって。」

 

雨嘉「うん…。」

 

神琳「わたくしの話、退屈?」

 

と、神琳は問いかける。

 

雨嘉「うん。

…あっ、そんなことないよっ!」

 

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森…

 

鶴紗「……?」

 

リョウ「黒猫だ…。」

 

黒猫を見つけた鶴紗とリョウ。

 

猫「にゃーぉ。」

 

鶴紗「…なんだ猫か。」

 

すると鶴紗は猫にスライディングをする。

 

鶴紗「にゃにゃあー!!こんなとこで何してるにゃー!?迷子になったかにゃー?お腹空いてないかにゃー?猫缶あるから一緒にどうかにゃー?」

 

リョウ「鶴紗、鶴紗。」

 

鶴紗「!?」

 

二水「ぁ、ぁぁ。」

 

鶴紗「っ…。」

 

梨璃「どうしたの、二水ちゃん。

あ、鶴紗さん!また会った──」

 

二水「ど、どうぞごゆっくりー!!」

 

梨璃「えぇー!何ー!?」

 

そう言って2人は逃げていった。

 

リョウ「騒がしいね。」

 

鶴紗「……見られた。リョウも見たでしょ。」

 

リョウ「う、うん。見た……けど。」

 

鶴紗「忘れて。今すぐっ。」

 

ウラタロス『リョウ、ちょっと体借りるよ。』

 

リョウ「うわぁっ!」

 

Uリョウ「あら鶴紗。忘れろだなんてそんな釣れないこと言わないで。」

 

Uリョウは鶴紗の手を掴み引き寄せる。

 

鶴紗「り、リョウ…?」

 

Uリョウ「僕は忘れたくは無いね。君の可愛い姿をね。」

 

鶴紗「な、何言ってるの...///」

 

リョウ『ちょっとウラタロス!鶴紗困ってるからっ!!』

 

Uリョウ「しょうがないなぁ。」

 

リョウ「ご、ごめん鶴紗っ!手離すよっ

って……え?」

 

鶴紗「リョウが…ナンパ師みたいなこと…私に言った……。リョウが壊れた…。」

 

リョウ「た、鶴紗?」

 

鶴紗(リョウが…私の手を握って近い距離まで顔近づけた…。ドキドキした…。)

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

梨璃「ど、どうしたの二水ちゃん…!!」

 

壱「あなた達、レギオンのメンバーを集めてるんですってね。」

 

梨璃「え?は、はい!

壱さん、樟美さん、ごきげんよう!」

 

樟美「ごきげんよう。」

 

亜羅椰「ごきげんよう、梨璃。」

 

梨璃「うわぁ!?」

 

亜羅椰は梨璃に近づく。

 

梨璃「亜羅椰さん、アールヴヘイムでしたよね?確か。」

 

亜羅椰「私の樟美に手を出す気?いい度胸だわね。」

 

天葉「樟美をあなたに差し上げた覚えはありませんけど?」

 

樟美「天葉姉様…!」

 

蓮「いい加減やめろ亜羅椰。」

 

ユウジ「そうですよ、やめてください。」

 

楓「梨璃さんからそのいやらしい手をお離しになって?」

 

梨璃「楓さん!」

 

メグミ「楓、いつの間に。」

 

ケイト「どうやらさっき見かけてこっちに来たみたいです…。」

 

壱「楓…?」

 

亜羅椰「天葉様はともかく、楓こそ梨璃に馴れ馴れしくない?」

 

楓「何故?わたくしと梨璃さんは同じレギオンですから?」

 

そう言って楓は梨璃の手を繋ぎ、自身の方へ引き寄せる。

 

楓「貞操の危機からお守りするのは当然ですわ!」

 

二水「わぁっ…!!」

 

梨璃「楓さん…!」

 

楓「さ、梨璃さん、参りましょう?」

 

メグミ「てか楓、いつの間に入るって決めたの?」

 

ケイト「あははは…。きっと梨璃さんがいるからだと思います…。」

 

梨璃「み、皆さん、ごきげんよーう!」

 

二水「ごきげんよーう!」

 

壱「なんで楓・ヌーベルみたいな凄腕が、あんなど素人と?」

 

亜羅椰「所詮下心だけの繋がりでしょう。」

 

樟美 ユウジ「「亜羅椰ちゃん(亜羅椰さん)がそれ言う(言います)?」」

 

亜羅椰「喰うぞ2人共っ!!」

 

天葉 蓮「「喰わないで(喰うな)。」」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

足湯──

 

二水「さっきの皆さんは、中等部時代からアールヴヘイムへの引き合いだったそうですよ。」

 

梨璃「へぇー!すっごいんだねー!」

 

二水「はい!とりあえず楓さんゲットっと。」

 

楓「ちょっとそれ!リアクション薄すぎじゃありません!?」

 

梨璃「そ、そんなことないよ!

これで4人だね!」

 

二水「ふぇ?3人じゃありませんか?」

 

楓「んん?」

 

二水「夢結様と、梨璃さんと、楓さん。」

 

梨璃「二水ちゃんは?」

 

二水「えぇっ!?私も!?」

 

楓「あなただって卑しくも百合ヶ丘のリリィでしょうに。」

 

二水「わぁぁっ!!光栄ですっ!幸せですっ!私が、綺羅星の如きリリィの皆さんと同じレギオンに入れるなんて!」

 

梨璃「あと5人だよ!頑張ろうね!」

 

楓「ちびっ子ゲーットっと。」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

廊下──

ケイトvision

 

僕はメグミさんたちと別れて、別行動をしていた。

すると、見知った姿の子がいた。

 

ケイト「あれ……ゆうちゃん…?!」

 

雨嘉「……。」

 

僕は思わず、ゆうちゃんを呼んだ。

 

ケイト「ゆうちゃん!!」

 

雨嘉「ケイト…!?」

 

ケイト「久しぶりだね、ゆうちゃん!!」

 

僕はゆうちゃんに抱きついた。

 

雨嘉「ケ、ケイト、ここ廊下だよ…。」

 

ケイト「あっ、ごめん。」

 

雨嘉「久しぶり…だね。」

 

ケイト「うんっ!!久しぶり!!また会えて嬉しい!」

 

雨嘉「うん。私も、会えて嬉しい…!」

 

神琳「あら、雨嘉さん。ケイトさんも一緒に?」

 

雨嘉「あっ、神琳、紹介するね、私の幼馴染の近導ケイトくん。」

 

神琳「ふふ、知っていますよ?

ケイトさんが言っていた幼馴染とは、雨嘉さんのことだったんですね。」

 

ケイト「はい!そうなんです!」

 

神琳「雨嘉さんのことは、ケイトさんから聞いていて、少しだけ知っていました。」

 

雨嘉「え、ケイト、神琳に何話したの…?!」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

梨璃と閑の部屋

allvision

 

梨璃「ふぃー…。」

 

梨璃は布団に倒れ込む。

 

梨璃「とはいえ、レギオンの人集めなんて、私にはやっぱり難しすぎるよ……。

閑さん、入ってみません?」

 

閑「それは無理ね。私も高等部に入ったら、自分のレギオンを持つって決めていたから。」

 

梨璃「志が違いすぎる…。」

 

閑「あなたのレギオンには、楓さんだっているんでしょう?」

 

梨璃「うん。知ってるんだ。」

 

閑「噂でね。楓さんは、8つのレギオンから誘いを受けていたようだけど。」

 

梨璃「えぇ!?そんなこと楓さんは何も……。」

 

閑「それと二川二水さん。」

 

梨璃「はい?」

 

閑「あの方は鷹の目と呼ばれるレアスキルを持ってるそうね。欲しがるレギオンは多いわ。」

 

梨璃「えっ…!?そうなんですか…?」

 

閑「情報収集と分析は得意なの。」

 

梨璃「みんな凄いんだ……。」

 

梨璃(なんでもないのは…私だけか…。)

 

 

続く。




アールヴヘイムが来た時にユウジくんがいたのは、デイブレイクの潜入任務で、アールヴヘイムに潜入しろとの命令を受けているからです。

マサノリ、不穏な行動しだしたぞ……!?

後半へ続く!
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