アサルトリリィ×仮面ライダー time of 百合ヶ丘女学院   作:黒破リンク

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第6話、はっじまっるよー!
前回第5話の補足。
梨花とアラタも描写こそないものの一柳隊所属となっています。そのため一柳隊との絡みもあります。


EP06:「スミレ〜初出撃と暴走、カズマの思い〜part1」

1年宿舎──

 

閑「おめでとう、梨璃さん。」

 

梨璃「ありがとう、閑さん。って何が?」

 

閑「あなたのレギオンが正式に発足したんでしょう?」

 

梨璃「あぁ、うん。お姉様のレギオンだけど……。さっき申請が受理されたって!

相変わらずよく知ってるね!」

 

閑「えぇ。で、部隊名は?」

 

梨璃「まだちゃんと決めてないから…お姉様やみんなと相談しなきゃ。」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ソウゴvision

 

レギオンの申請が受理された次の日、俺はレギオンの控え室前にいる梨璃を見つけた。

 

『一柳隊・控え室』

 

と書かれていた。

 

梨璃「一柳……隊!?」

 

楓「一柳隊がどうかしまして?」

 

二水「えぇ、一柳隊ですよね?」

 

ミリアム「うむ、一柳隊じゃな。」

 

神琳「確か一柳隊だったかと。」

 

雨嘉「私も一柳隊だと思ってた。」

 

シンカ「一柳隊で申請してましたよね?」

 

カズマ「おう、一柳隊で申請してあったって瞬から聞いた。」

 

瞬「一柳隊で申請されてました。」

 

無為「うん。だから一柳隊。」

 

梨璃「私達、白井隊では?」

 

鶴紗「どっちでもいい。だから一柳隊でいい。」

 

梅「もう一柳隊で覚えちゃったゾ。」

 

ザクサ「そうだねぇ、一柳隊で俺も覚えちゃったしぃ。」

 

トマリ「梨璃ちゃんが集めたメンバーなんだし、一柳隊って名前が相応しいんじゃない?」

 

「まぁ、俺も一柳隊って名前で覚えちまったし、それでいいかなって思う。」

 

ケイト「僕、さっき一柳隊だって知らされました。」

 

メグミ「私も同じ。一柳隊に決まったよって言われた。」

 

ショウイチ「一つ柳の木の下に集まるメンバー、だから一柳隊。ですよね?」

 

アラタ「おう。合ってる。」

 

梨花「まぁ、誰のレギオンだろうと梨璃がいるなら私は大丈夫。」

 

夢結「じゃあ、一柳隊で問題ないわね。」

 

梨璃「えっ、えっ?えぇー!?」

 

んで、控え室に入った俺たち。

 

梨璃「で、でも、これじゃあ私がリーダーみたいじゃないですか!!」

 

楓「わたくしはちーっとも構いませんが?」

 

ミリアム「梨璃の働きで出来たようなもんじゃからの。」

 

梅「ま、梨璃はリリィとしてもちょっと頼りないけどナ。」

 

夢結「まだまだよ。もちろん、梨璃の足りないところは私が補います。責任をもって。」

 

梨璃「良かったー。ですよね……うわぁ!?」

 

夢結がブリューナクを梨璃の顔の前に突き出す。

 

夢結「つまりいつでも私が見張ってるということよ。たるんでいたら、私が責任をもって突っつくから、覚悟なさい。」

 

梨璃「は、はい!!」

 

カズマ「夢結、危ないからCHARMしまえ。」

 

「もし顔に当たってたらどうすんだよ。」

 

ショウイチ「夢結様、しっかりお姉様って感じしますね。」

 

ザクサ「そうだねぇ。確かにぃ、夢結はお姉様出来てるよぉ。」

 

瞬「ザクサさん、どうしたんですか?随分と覇気がないように感じますけど。」

 

ザクサ「お天道様が立ってるからねぇ。今日も元気なお天道様が照らしてるよぉ。」

 

トマリ「ザクサは朝だとこんな風に覇気が無くなるの。

まぁ、しばらくしたら治るわよ。」

 

梅「あはは。これなら大丈夫そうだナ。」

 

楓「くっ、なんて羨ましい……。」

 

鶴紗「リーダーを突っつきたいのか。」

 

リョウ「口に物入れたまま喋んないで、鶴紗。」

 

無為「楓姉ちゃん、本音ダダ漏れ。」

 

雨嘉「百合ヶ丘のレギオンって、どこもこうなの?」

 

神琳「そうでも無い、と言いたいところだけど、結構自由よね。」

 

ケイト「たしかに。かなり自由なレギオンが多いイメージがあります。」

 

メグミ「その分うちらは新参者だけど。」

 

「ま、こっから頑張りゃいいんだぜ。な?」

 

二水「ともかくこうして、メンバーが揃った今ならノインヴェルト戦術だって可能なんですよ!」

 

梨花「理屈の上だとそうね。」

 

梨璃「それって……これだよね?」

 

梨璃が手のひらにノインヴェルト戦術用の弾丸を取り出す。

 

シンカ「これは?」

 

トマリ「ノインヴェルト戦術用に使う特殊弾ね。」

 

二水「実物は初めて見ました!」

 

シンカ「私もですっ!」

 

ザクサ「それぇ、めちゃくちゃ高いらしいよぉ?」

 

梨璃「そ、そうなんですか!?」

 

夢結「ノインヴェルトとは、9つの世界という意味よ。マギスフィアを9つの世界に模した9本のCHARMを通して成長させ、ヒュージに向かって放つ。それはどんなヒュージも一撃で倒す物。」

 

ケイト「できるんですかね……僕たちに……。」

 

ショウイチ「今はまだ難しい……かも?何よりもチームワークが大事だって聞きましたし。」

 

カズマ「俺たち男はノインヴェルト戦術ができないって研究結果が出てるらしい。」

 

「って言っても、御台場にいる市ヶ谷映司は、この間マギスフィアを月岡椛にパスしたって聞いたぜ。」

 

トマリ「あれはただマギスフィアを避難させたんだってよ?」

 

楓「ま、目標は高くと申しますわ?」

 

梨璃「そうですよね……。」

 

夢結「………。」

 

ザクサ「お天道様が眩しいなぁ…。」

 

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戦場近く──

カズマvision

 

梨璃「ここで見学、ですか?」

 

天葉「私たちの戦闘を見学するなら、特等席でしょ?」

 

依奈「あの夢結がシルトのために骨折りするなら、協力したくもなるでしょ?」

 

天葉「夢結をこんなに可愛くしちゃうなんて、あなた一体何者なの?」

 

梨璃「えぇ?!私はただの新米リリィで……。」

 

夢結「ありがとう、天葉。」

 

天葉「気にしないで?貸しだから。」

 

依奈「ノインヴェルト戦術が見たいんでしょ?お見せする間もなく倒しちゃったらごめんなさいね?」

 

ユウ「僕らの戦い、見ていてくださいっ!」

 

トウカ「ヒュージに、毒の雨を降らせてあげますね。」

 

レント「ま、とっととぶっ倒そうじゃあないかっ!」

 

依奈「ちょっと静かに。」

 

レント「イッテェ!?殴ることねぇだろ!?」

 

ケンシン「さ、行きましょう!」

 

ユウジ「ですね。見せちゃわないともったいないですから。」

 

蓮「行くぞ。」

 

アールヴヘイムが戦闘を開始。

 

夢結「時に、梨璃。あなた、レアスキルが何か分かったの?」

 

梨璃「え?あれから何も。私にレアスキルなんてないんじゃないですか?」

 

瞬「(カリスマ持ち……だと生徒会と雪月花ではその話で持ちきり。でも本人はまだわかってない…か。)」

 

無為「本人はわかってない、みたいだね。瞬。」

 

瞬「らしいね。」

 

夢結「……そう。気にする事はないわ。なんであれ、私のルナティックトランサーと比べれば。」

 

梨璃「いけません、そういうの!そんな風に自分に言うの、お姉様は、何をしたって素敵ですっ!!」

 

夢結「……そうね。そうありたいと、思うわ。」

 

祀に聞いた、あの話は本当なのか?

梨璃ちゃんがカリスマ持ちって事。

 

見てると、アールヴヘイムが苦戦を強いられていた。

 

ナイト「俺たちに陽動を仕掛けただと!?」

 

亜羅椰「ヒュージのくせに、小賢しいじゃない。」

 

天葉「!?」

 

梅「押されてるナ、アールヴヘイム。」

 

アラタ「あのヒュージ、リリィを恐れてない……。」

 

亜羅椰「こいつ、戦いに慣れてる!!」

 

天葉は自分のCHARM、グラムに特殊弾を入れる。

 

天葉「アールヴヘイムはこれより、上陸中のヒュージにノインヴェルト戦術をしかける!」

 

カイザ「援護は任せてください。」

 

夢結「よく見ておきなさい。」

 

梨璃「はい。」

 

二水「ノインヴェルト戦術は、その威力と引き換えに、リリィのマギとCHARMを激しく消耗させる、文字通りの諸刃の剣です!」

 

亜羅椰「不肖、遠藤亜羅椰、フィニッシュショット、決めさせて貰いますっ!!」

 

亜羅椰がフィニッシュショットをヒュージに撃つと、リフレクターのようなもので防がれてしまう。

 

ハッタリ「止めた!?」

 

キカイ「嘘だろ!?」

 

……あれは、ルーン文字!?

 

天葉「こんにゃろー!!!!!」

 

天葉は防がれたマギスフィアをCHARMで無理やりぶん殴ってヒュージに当てる。

 

樟美「もう、天葉姉様危ないです。」

 

天葉「不本意ですが、アールヴヘイムは撤退します。」

 

楓「アールヴヘイムが、ノインヴェルトを使って打ち損じるなんて。」

 

ソウゴ「ちょ、おい、梨璃!!」

 

突然梨璃ちゃんがCHARMを持って走り出す。

 

梨璃「あのヒュージ、まだ動いてます!!黙って見ていたら、お姉様に突っつかれちゃいますから!」

 

「ったく、しょうがないなっ!!」

 

ソウゴ「一柳隊の初陣か!ぜってぇ勝利で飾ろうぜ!!」

 

夢結「お姉様……私たちを守って……。」

 

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理事長室──

ユキvision

 

咬月「ヒュージがノインヴェルトを無効化するとはな。損害は?」

 

史房「人的損失はありません。」

 

「ただ、CHARMの半壊が6に全損が1。これだけでも甚大な被害です。アールヴヘイムは当分戦力外になることでしょう。」

 

咬月「リリィが無事なら何より。バックアップは?」

 

史房「非公式に戦闘に居合わせていた一柳隊が一時的に引き継いでいます。」

 

「一柳隊は結成されたばかり、果たして大丈夫かしら。」

 

史房「実力者は多いものの、何せ個性派揃いなので、レギオンとして機能するのはまだ先かと。今は時間稼ぎが精一杯でしょう。」

 

「私たち雪月花から無為と瞬を派遣しておきました。

おそらくはこれで大丈夫かと。」

 

ショウイチ……大丈夫かしら……。

梨花も梨璃も、無事に帰ってくることを、願っているわ。

 

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allvision

 

夢結「練習通り、タイミングを合わせて!」

 

梨璃「は、はい!!」

 

梨璃と夢結、カズマとショウイチはヒュージに向かった。

夢結はヒュージのあるものに気づく。

 

夢結「(古い傷のあるヒュージ……これもレストア?)」

 

ブレイド「夢結達に手出しはさせないっ!!!!」

 

アギト「そのまま行ってください!!」

 

梨璃/夢結「「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」

 

2人がヒュージに突撃。

その援護にカズマとショウイチが回った。

攻撃を受けて、ヒュージの体が開いた。

 

楓「なんですの!?」

 

雨嘉「!?」

 

神琳「あの光は……。」

 

梨璃「あれは……CHARM!?」

 

ジオウ「あれは、夢結のダインスレイフ……。」

 

すると夢結の頭にはかつての記憶が流れる。

 

夢結「あれは……私のダインスレイフ……。」

 

ブレイド「なんで……ヒュージがあれを……!!」

 

……To be continued




図らずも初陣となった一柳隊。
そこでヒュージが夢結のダインスレイフを持っていたことに驚く一同。そして、深い関わりを持つ夢結とカズマは戦慄していた。


一柳隊所属メンバー

桃山ソウゴ(後に脱退)
近導ケイト
江端ツカサ(現時点未加入)
五代メグミ
海東トマリ
魚住ザクサ
城戸シンカ
野上リョウ
惣川カズマ
一柳梨花
加賀美アラタ
廻間ショウイチ
無為
伊勢木瞬

アールヴヘイム所属メンバー
田中蓮
清蔵ユウジ(現時点スパイ)
小湊ヒイロ(同上)
白鳥サンダユウ
柳生トウカ
砂木沼レント
葵ケンシン
大賀美アイリ(後に復学と共に加入)

オリキャラ陣はこのような振り分けです。
あとはフリーのリリィ、もしくは別レギオン所属となっています。
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