アサルトリリィ×仮面ライダー time of 百合ヶ丘女学院   作:黒破リンク

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第7話!!
ついにあの子が出てきます!!!


EP07:「フリージア〜1人の少女との出会い。part1〜」

ソウゴvision

 

「みんな、異常あったか?」

 

サヤ「ないよー。」

 

ハジメ「見つからないわ……。

レアとリュウセイの方は??」

 

レア「何もないです!!」

 

リュウセイ「こっちもです!!」

 

楓「全く、派手にやらかしてくれたものね……。」

 

俺はブラックアウト全員と、一柳隊のメンバーを引き連れて海岸に来ていた。

 

梨璃「昨日って、戦闘ありましたっけー?」

 

梨花「昨日は何もなかったはずよ。」

 

ミリアム「共食いでもしたんじゃろうか?」

 

シンカ「ヒュージを象るのは全てマギの力だから、共食いやものを食べたりしないはずですよ??」

 

カナタ「マギを失えば、ヒュージは巨体を維持できなくなるー。」

 

サノスケ「その場で崩壊するはずだろぉ?

にしても匂いすげぇぜ……。アレ喰った時の気分だァ。」

 

神琳「ナノ組織は一晩もあれば無機質まで分解されて、骨格も数日で……。」

 

鶴紗「それがまさに今。」

 

雨嘉「この匂い、まだマシな方……。」

 

ケイト「鼻が捻じ曲がりそう……!!!」

 

メグミ「とてつもない匂いで充満してる……!!」

 

アラタ「くっせぇ!?

鼻がっ……!!」

 

瞬「ちょっと、どうにかならないんですかね??」

 

蓮「俺とムツキはアールヴヘイムと合流しに戻る。

いいか、ソウゴ。」

 

「ん?あぁ。悪かったな、付き合わせて。」

 

ムツキ「大丈夫です!

何の成果も得られなかったですけど……。」

 

「まぁ、何も無いのが1番だろ。」

 

タクミ「俺も戻ります。

そろそろ汐里との約束の時間なので。」

 

「おう。助かったぜ。」

 

そのまま3人は帰っていった。

 

ショウイチ「……?何これ。」

 

梨璃「はわぁっ!?」

 

遠くを見てると、梨璃が何かにCHARMを向けていた。

 

ショウイチ「CHARMが反応した……?!」

 

梨璃「ん?えっ!?

何、今の。」

 

二水「梨璃さーん、どうしたんですかー?」

 

カズマ「ん?どした、梨璃。」

 

梨璃「あっ、二水ちゃん、カズマ様!

今、CHARMが!」

 

二水「えっ?

えっ、梨璃さん!?」

 

梨璃「えっ、どうしたの?二水ちゃん!」

 

梅「どうしタ?」

 

楓「何か見つかりまして?」

 

無為「何か、ありそう。」

 

梨璃「いえ、なんでも……。

CHARMが、ちょっと。」

 

他のメンバーの会話を聞きに、俺らも近寄ってみる。

 

シンカ「梨璃ちゃん、後ろ後ろ!」

 

モンド「人が居るな。」

 

ショウイチ「えぇっ!?」

 

梨璃「ふぁぁぁ!?」

 

夢結「梨璃、何をしているの?

…?!」

 

梨璃「あっ、お姉様!」

 

「なんでこんなとこに人がいんだ?」

 

??「ふぇ、えっ、ハックション!!」

 

ショウイチ「うわぁ!!!」

 

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サノスケvision

 

俺らで保護した女子は、命に別状がある訳でも無かったみたいだァ。

 

楓「ふぁぁ。こんなところにいても、わたくしたちにできることはありませんわ。」

 

無為「できることはしたはずだよね。」

 

瞬「行かないんですか?」

 

梨璃「あの、私、もう少しここにいてもいいですか?」

 

ショウイチ「俺も残ります。」

 

夢結「……わかったわ。」

 

梨璃「……はい。」

 

祀、シノ、俺でショウイチと梨璃の場所まで向かった。

 

祀「こんなところで何をしているの?ごきげんよう、梨璃さん。」

 

シノ「ごきげんよう。」

 

梨璃「ご、ごきげんよう!

えっと……」

 

祀「2年の秦祀よ。」

 

シノ「1年、竜崎シノ。」

 

「同じく2年、竜崎サノスケ。よろしくなぁ。

ってもまぁ、俺はさっきいたけどなぁ。」

 

梨璃「し、失礼しました、祀様!

確か、お姉様と同じお部屋の方……ですよね?」

 

「あ、夢結の奴、なんも言ってなかったんかァ。」

 

祀「はぁ……。まぁ、予想通りだわ。」

 

シノ「君、有名人だよ。

おもしれー女。」

 

梨璃「はぁ……?」

 

ショウイチ「サノスケさん達はなんでここに?」

 

「ん?あぁ、俺ァ祀の手伝いだァ。」

 

シノ「面白そうだから、ついてきた。それだけ。」

 

祀「こんなところに居ないで、あなた達も入って?」

 

部屋の中に2人を入れ、話し始めた祀。

 

梨璃「あの、祀様はどうして……」

 

シノ「祀、生徒会の役員。代理?だけど。」

 

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カズマvision

 

楓「帰ってきませんわね、梨璃さん。」

 

夢結「自分が助けたから、世話を焼きたいのでしょう。責任感の強い子だから。

気になるなら、あなたも行けばどうなの?」

 

楓「治療室はお喋り禁止なんですのよ?せっかく梨璃さんといた所で、黙ったままどうしろと?」

 

鶴紗「見舞えよ。」

 

リョウ「ほんとですよ。」

 

梅「意外だナ。

黙っていてもできることはありますわー?

とか何とか言うもんだと思ってたの二。」

 

楓「なるほど、その手がありましたわ!!」

 

ミリアム「あるかー!!」

 

無為「楓姉ちゃんは危ないからダメ。」

 

楓「ちょっと無為、どういう意味ですの!?」

 

無為「事実、言っただけ。」

 

楓「むっきー!!わたくし怒りましたわ!?」

 

ケイト「喧嘩しないでください!!」

 

梨璃「あ、お姉様!!」

 

夢結「梨璃、どうしたの?そんなに慌てて。」

 

「あの子、目を覚ましたのか?」

 

梨璃「いえ、まだ寝てます。ぐっすり……。

私、お姉様に戦術理論で教えて欲しいところがあったんですけど──あぁぁっ!間に合わなかったー!!

これから講義なんです!ごきげんよう、お姉様!」

 

梅「夢結とカズマハ授業無いんだっけ?」

 

夢結「取れる単位は、1年生の時に全部取ってしまったから。」

 

「同じく。」

 

梅「あっそ、じゃあナ。

せいぜいイチャイチャしてロよー。」

 

「はぁっ!?お前どこで知った!?」

 

あんりゃろ、もう行きやがった……。

 

夢結「リリィ新聞。二水さんとシンカさんが早速記事のネタにしてたわ。」

 

「はぁ!?あいつら……。」

 

夢結「ん?

全く、そそっかしいんだから。」

 

日が暮れ始め、俺と夢結はカフェテリアにいた。

夢結は静かに本を読んで、俺は夢結の膝でいつの間にか寝ていたらしい。

 

梨璃「お姉様ー!すいませーん!また後で!ごきげんよう!」

 

そそっかしいなぁ、梨璃。

ん?夢結の持ってる本、梨璃のじゃない?

 

夢結「おはよう、カズマ。随分とお疲れだったようね。」

 

「あぁ、悪い。

重かったか?」

 

夢結「重くなかった、って言ったら嘘になるわね。

ただ、カズマの寝顔が見れてよかったわ。この間は、見れなかったから。」

 

「んなっ、それは...///」

 

夢結「冗談よ。」

 

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ショウイチvision

 

梨璃「あれ、えっと…あの教本どこやったっけ……。」

 

「梨璃ちゃん、俺の見る??」

 

??「ヘックシ!!」

 

「ん?起きた……?」

 

梨璃「具合はどう?気分は?どこから来たの?名前は?歳はいくつ??」

 

「梨璃ちゃん、いっぺんに聞いたら困っちゃうでしょ??」

 

梨璃「あっ、ごめんね?

私、一柳梨璃。」

 

??「り……り?」

 

「僕は廻間ショウイチ。よろしく。」

 

??「しょう……いち?

ふふっ!はははっ。」

 

突然笑い出す女の子。

 

梨璃「え?なんでそっち向いちゃうの?

いいでしょ?笑ってる顔、見せてよっ。」

 

そう言うと、女の子はこっちに顔を向ける。

梨璃ちゃんが女の子の手と手を重ねていると、指輪が光った。

 

梨璃「あれ、指輪が……。

これ、私のマギじゃない……。」

 

??「…?」

 

祀「そう。その子はリリィよ。」

 

「祀様!百由様まで!!」

 

百由「ごきげんよう、梨璃、ショウイチ。

ちょうどさっき結果が出たところでね。保有マギの値を示すスキラー数値は50。ちょっと心許ないけど、リリィはリリィね。」

 

梨璃「スキラー数値50って……私がリリィに受かった時の数値と一緒です!」

 

サノスケ「奇遇だなぁ。」

 

この子が……リリィ……?

 

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ユキvision

 

『時に、高松くん。先日そちらに保護された民間人のことだが。』

 

咬月「該当するものはおりますが、それが何か?」

 

『民間人がヒュージとの戦闘に巻き込まれたというのなら、対外的な問題になる前に、我々には、身柄を引き受ける用意がある。』

 

咬月「折角ですが、お気遣いはご無用です。彼女はリリィであると、判明しました。」

 

『ほう、リリィとは。君達の手を煩わせるには及ばん。提案を受け入れてはどうだ?』

 

咬月「ご存知の通り、当学院には対ヒュージ防衛線以外にも、リリィの保護という役割があります。

そのため学院には独自の自治権が認められております。」

 

理事長代行の通信を聴きながら疑問を浮かべる私。

恋が私に声をかけてくる。おそらく思っていることは同じだろう。

 

恋「ユキさん。」

 

「えぇ。察したわ。

通信相手の正体はG.E.H.E.N.A.で間違いないわ。」

 

恋「動きますか?」

 

「えぇ。

ユウと花を連れて、この通信の元を辿って、その場所まで向かって欲しい。

なるべく早く。」

 

恋「お任せ下さい。

ユウ、花、出動よ。」

 

ユウ「ラジャー!」

 

花「かしこまりました、姉様。」

 

3人を任務に向かわせ、私は理事長代行と話をすることにした。

 

咬月「すまなかったのぉ。付き合わせてしまって。」

 

史房「いえ、生徒会長としての権利ですから。」

 

「それよりお聞かせ願えますか?理事長代行は、彼女をどのようにお考えなのかを。」

 

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ショウイチvision

 

梨璃「はわぁっ!!いっけなーい!明日の実技の練習忘れてた!!」

 

そう言って立ち上がった瞬間、女の子が梨璃の制服を掴んだ。

 

??「りり、ない!ない!」

 

梨璃「大丈夫だよ?また来るから。」

 

??「りり、いかない!」

 

祀「梨璃さんはもう行かなくちゃいけないの。

代わりに、私で我慢して?」

 

??「ない!!いーーーっ!!」

 

祀「あぅっ。ハートブレイク……。」

 

サノスケ「なんでおめぇ、ハートブレイクされてんだ。」

 

梨璃「私、居た方がいいんでしょうか……?」

 

祀「じゃあ、こうしましょう。

梨璃さんとショウイチさんは当面この子のお世話係になって?

あなたたちの学業やレギオンのことは、学院からフォローしてもらうわ。」

 

梨璃「そんな!そこまでしてもらわなくても……」

 

サノスケ「こいつぁ、理事長代行直々のしれぇだからよぉ。

おめぇがいりゃぁ、祀も俺も安心だ。」

 

祀「レギオンの人たちには、私から伝えておくから。」

 

シノ「お兄ちゃん、おもしれー。」

 

サノスケ「てやんでい、べらぼうめぇ!!

何言うんじゃシノ!!」

 

シノ「この反応、おもしれー。」

 

梨璃「あっ、いえ!それは私から言わせてください!」

 

次の日、梨璃ちゃんはみんなを集めてこの事を伝えに行った。

 

雨嘉「あの子、リリィだったの??」

 

ケイト「どこのリリィがわかったんですか?」

 

梨璃「それは、何も思い出せないみたいで……。」

 

神琳「差し出がましいようですがお2人とも、少々入れ込みすぎではありませんか?」

 

「あの子にだって、家族や友人だっているはずです!!

それを思い出せないって、自分の全部が無くなったのと同じじゃないですか!!!」

 

梨花「だから、せめて一緒に居てあげたい、そういうことでしょ?

私も記憶がなかった身だから、わかるわ。」

 

楓「だとしても、それがお2人の役割である必然性でないことは、わかってらっしゃいます?」

 

梨璃「それは……そうなのかもしれないけど……。」

 

夢結「あなたは一柳隊のリーダーよ。その穴は、誰にも埋め合わせることはできません。埋められないものは埋まりません。

が、それでもなんとかするしかないでしょう。」

 

ソウゴ「心配すんな、2人とも!」

 

梨璃「は、はい!!ありがとうございます。私たちのわがままで……。」

 

カズマ「わがままじゃないだろ?

それは思いやりだ。堂々としな?」

 

「はい!!」

 

トマリ「こんな時代だもの、誰だって、身近な誰かが傷ついているわ。」

 

ザクサ「手の届くことにいるなら、手を伸ばしたいよね。」

 

梅「そうダ!梅は羨ましいゾ!」

 

鶴紗「気持ちはわかる。」

 

リョウ(キンタ)「子どもを守るんは戦士の役目やろ??

ドーンとやれ!」

 

アラタ「……またリョウの奴憑依されてるな。

まぁ、俺らは何とかできるから任せとけっ!」

 

楓「わたくしだって、異存ございませんわ。」

 

ミリアム「なんでも申してみぃ!!」

 

二水「私もお手伝いします!」

 

シンカ「頼ってください!私たちは仲間ですから!」

 

梨花「そうね。」

 

「みんな……ありがとうございます!!」

 

梨璃「じゃあ、行ってきます!!」

 

「行ってきます!!!」

 

そのまま僕らは治療室まで向かった。

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トマリvision

 

「行ったわね。」

 

夢結「一度言ったら聞かなくて、それでいて、一度に幾つものことをこなせるほど器用ではないのだから。」

 

カズマ「まぁ、ショウイチもいるし負担は軽いはずだろ?」

 

楓「ほんとに、退屈しないお方ですわ。」

 

無為「揺れてる……?」

 

メグミ「机が揺れてる……誰か貧乏ゆすりかなんかしてません?」

 

カズマ「ふーん……。

夢結、どうかしたか?」

 

夢結「……何か?」

 

あら、楓とカズマも気づいたようね。

 

楓「夢結様、そうは言ったものの、どこか落ち着かないのではありません?」

 

夢結「……多少…。」

 

「胸の内がざわざわと?」

 

夢結「かも…しれないわね。」

 

カズマ「ささくれがチクチクと痛むような?」

 

夢結「何故それを……。」

 

楓「夢結様、それはヤキモチです!」

 

つづく




第7話!!ついに結梨ちゃん登場!
今回はショウイチくんにスポットが当たってます!!


百合ヶ丘編は、主人公らしい主人公を置かずに、それぞれのキャラに華を持たせようと頑張って作っております。そのため、「このキャラにスポット当たってないよね?」とか、「あの子の活躍が見たい!」という気持ちもあると思いますが、オリジナル章や、ラスバレ編とかでスポットを当てます!!
(今の所スポットが当たるのが確定しているのは、デイブレイクメンバー、ソウゴ、ツカサ、ケイト、カズマ、雪月花メンバーが確定しています。)

後半へ、続く。
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