アサルトリリィ×仮面ライダー time of 百合ヶ丘女学院 作:黒破リンク
今後推奨BGMとして出てくる……かも?
お気に入りBGMはフュージョンライズ!、Over The Horizon、Try&Fight、Be Crazy For Meです。
(設定している過程で数えてたらオリキャラが130人超えてました。エグい。)
てなわけで、第8話はっじまっるよー!
大浴場──
神琳「いよいよ来週は、戦技競技会ですね。」
雨嘉「百合ヶ丘の競技会って、何をするの?」
ふとした疑問を神琳に投げる雨嘉。
神琳「高等部のはわたくしも初めてね。だけど、きっと楽しめると思うわ。」
梨璃「へぇー、運動会みたいなものかな?」
メグミ「表向きは日頃の切磋琢磨の成果を披露する場ってことになってるけどね?」
二水「クラス部門、レギオン部門、個人部門の成績を競い合って最後に選ばれる最優秀リリィには素敵なご褒美があるそうですよ!!」
梨璃「ご褒美?」
シンカ「今年は工廠科全面協力の元、CHARMに高級オプション付け放題、だそうです!!」
メグミ「思った以上にガチね……。」
楓「それは残念、わたくしのジョワユーズに足せるものなどございませんわー?」
ミリアム「わしら工廠科を甘く見るでないぞ?どんな魔改造もお手の物じゃ!」
撫子「それはそれで腰が折れそうですの……。」
シノ「面白そう。私絶対取る。」
メグミ「あんた、どうするつもり?」
シノ「うーん。考えてない。」
メグミ「ダメじゃん……。てかあんたなんでいるの!?」
シノ「私、1年生。だからここにいる。」
メグミ「ほんっとにびっくりしたぁ……。」
撫子「勝てばオプション付け放題……これはマニーの予感がしますの……。自分でやりますけど……ぐふふ。」
ナツミ「すっごいこと考えてる……撫子ちゃん…。」
するとアールヴヘイムの一年生ズが顔を出した。
壱「へぇー、いいこと聞いちゃった。電磁式シンクロナイザーとか、可変ダットサイト予約しとこっと。」
亜羅椰「んん?壱も狙っているの?奇遇だわね。」
樟美「ダメだよ、最優秀リリィは天葉様の物だもの。」
アリア「樟美ちゃんのお姉様愛が爆発してる…!!いいなぁー……。」
鶴紗「出たな、アールヴヘイム。」
ミリアム「もう勝ったつもりか?前にお主らがやり損なったヒュージをわしらが仕留めたこともあったがの。」
壱「それはそれ。実戦の借りは実戦で返すわよ。」
亜羅椰「まぁ、そこら辺のちんちくりんには負けるつもりはないけど。」
ミリアム「なんじゃとー!?」
壱「ま、せいぜい頑張ってー。」
ミリアム「ぐぬぬぬぬー……!!!」
結梨「すいーーー。」
翌日──
結梨「これが指輪?」
梨璃「はめてみて?」
結梨「うん。」
そのまま結梨は自分の指に指輪をはめる。すると指輪が光出した。
神琳「これであなたも正式に、百合ヶ丘のリリィの一員ね。」
そう言う神琳を横目に、梨璃は複雑そうな顔をしていた。
その顔を見抜いた夢結は梨璃を見た後に結梨に話しかける。
夢結「指輪に、あなたのマギが馴染むまで、しばらくそのままにして。」
結梨「どんくらい?」
夢結「2〜3日くらいね。そうすれば、CHARMとの契約も出来るようになるわ。」
一方、生徒会室──
史房「よろしいのですか?彼女にCHARMを与えて。」
眞悠理「記憶も無く、身元も定かでは無いリリィに。」
咬月「リリィには、自らを守る権利が認められておる。ならば彼女がCHARMを持つのが道理じゃ。」
祀「学院の周辺でも、所属不明の組織が活動を活発化させています。分析待ちですが、G.E.H.E.N.A.も混じっているかと。」
咬月「G.E.H.E.N.A.か……。」
眞悠理「表向きは研究機関だけど、目的のためには人体実験も辞さない。悪名高い組織ですね。」
史房「えぇ。この学院にも、G.E.H.E.N.A.から匿っているリリィや、狙われているリリィは何人もいるから、快くは思われていないでしょうね。」
景虎「僕、ほんっとにあいつら嫌い。
……あの連中全員皆殺しにしたいくらい。」
ユキ「景虎、そこまで。G.E.H.E.N.A.がいなくなったらいなくなったで困るのは私たちリリィなのよ?」
景虎「なんでよ。僕、過激派だけを消すつもりなのに。」
ユキ「リリィが争うのは、ヒュージを含めた怪物達だけ。人と人が争うのは絶対にあってはならないわ。」
景虎「その割に、僕たち雪月花は潜入が主な仕事でしょ?その過程で邪魔する奴消すのは別に良くない?」
ユキ「ダメよ。やってもいいのは万一の時だけよ。」
景虎「ちぇー。」
咬月「どうあろうと、学院は彼女を全力で保護する。彼女がリリィである限りはな。」
廊下──
シノ「そういやお兄ちゃん、学院のセキュリティレベルが過去最高度にまで引き上げられたの、知ってる?」
サノスケ「なぬ!?そうなのか!?」
シノ「うん。学院の外にいる野次馬達がみんな、一柳結梨に興味津々だから警戒してる。」
サノスケ「……実際に海岸で最初見たが、どうにも奴は普通じゃなさそうがなぁ。
防衛軍も信用出来んし、他の研究機関もきっと、どうせ裏でG.E.H.E.N.A.と繋がっとる。」
シノ「お兄ちゃん、デリカシー。」
サノスケ「おっと。こりゃすまん。でも、俺らのやることは1つ。
俺はソウゴに頼んで、ブラックアウト総出で結梨を全力で守ることにしねぇとなぁ。」
シノ「私も、ユキに頼んでみる。」
しばらく日にちが過ぎ、結梨はついにCHARMとの契約を始めた。
結梨「おぉー。」
楓「ふん。北欧の田舎メーカーじゃなくグランギニョルでしたら、社割でワンランク上のが手に入りますのに。」
ウィン「このグングニルは中古だけど俺らが丹精込めて一からパーツを組み直したんだぞっと。」
楓「あら、そう。」
結梨「ねぇ梨璃?なんでリリィって戦うの?」
梨璃「うえっ?
えっと……それは……。ヒュージからみんなを守るため……。」
夢結「誰だって、怯えながら暮らしたくない。それだけよ。」
結梨「くんくん。」
突然結梨が夢結達の匂いを嗅ぎ始める。
結梨「夢結、悲しそう。」
夢結「そう。表情が読めないとはよく言われるけど。」
梅「なんだ?匂いでわかるのカ?」
結梨「くんくん。」
一通り全員の匂いを嗅いで元の位置に座り直した結梨は話す。
結梨「みんなも、悲しい匂いがする。」
梨花「誰だって、何かを背負って戦っている。そういうものかもしれない。」
結梨「くんくん。
梨璃はあんまり匂わないのに。」
梨璃「お気楽なのかな、私。あはははは……。」
楓「いいんですのよ!?梨璃さんはいつまでもそのままで!純新無垢こそ、梨璃さんの取り柄ですもの〜!」
梨花「あなた、梨璃の何を知っているのよ。」
鶴紗「ないものねだり。」
トマリ「だね。」
結梨「くんくん。でも、今の夢結は、梨璃がいるから喜んでる。梨璃がいないといつも寂しがってるのに。」
夢結「そ、そうかしら?」
二水「夢結様が動揺してます!」
ミリアム「匂いは誤魔化せんようじゃな。」
カズマ「お、よくわかったな結梨。そうそう、こいつはな──イデデデデ!?ちょ、夢結!!やめろって!」
夢結「カズマ、あなたには少しお仕置が必要なようね。」
アラタ「カズマの野郎、夢結に締められてんじゃん。」
ソウゴ「まぁ、カズマもようやく結ばれたんだしいいんじゃねえか?
最近遠慮なく言うようになって夢結がその都度締めてんのはおもしれぇが。」
結梨「わかった!結梨もヒュージと戦うよ!」
梨璃「無理しなくていいんだよ?まだ記憶も戻ってないんだし……」
結梨「うん。ちっともわかんない。だから沢山知りたいんだ?」
ショウイチ「結梨ちゃんのこと、信じてあげよう?梨璃。」
梨璃「う、うん……。」
梅「ハハッ、そんなこと言われたら断れないナ。」
神琳「さて、結梨さんのことも一段落したところで、次は雨嘉さんね。
これと…これ。」
突然、神琳がメイドの着るエプロンと巫女服を取り出す。
神琳「この日のために用意したの。」
ミリアム「こんなのもあるぞい。ひひひ。」
鶴紗「猫耳は外せない!」
雨嘉「や、やめて……!!」
神琳達が雨嘉をもみくちゃにしているのを横目に、梨璃達が話していると、尚希が現れる。
梨璃「神琳さん達、何してるのかな?」
メグミ「雨嘉をコスプレ部門に出場させるって。」
楓「雨嘉さんを?ちょっと地味じゃありません?」
ケイト「まだなんにも染まってないのがいい……みたいです。」
楓「そういうものですか。」
ザクサ「ほんとに梨璃にしか興味無いんだね。」
楓「そりゃそうですわ〜!」
尚希「おぉー、ここが一柳隊の控え室かー。」
瞬「尚希さん!?」
無為「なんでここに……!?」
尚希「ん?瞬達と同じように、一柳隊所属に……
って、雨嘉どうしたぁ!?」
雨嘉「お兄様、助けて……!!」
尚希「そんなこと言っても、どうすればいいってんだよ……。」
そんな間に、いつの間にかコスプレが終わったらしく……
神琳「やりましたわ。」
ミリアム「やりきったのう。」
雨嘉「えっと……あの……。」
梅「おー!ワンワン可愛いな!」
尚希「ぐはっ。」
瞬「ちょ、尚希さん!?」
無為「鼻血出してる。」
尚希「刺激強め……。うっ。」
戦技競技会当日──
咬月「さて、本日の客人は?」
祀「15名が敷地内に侵入しています。また、ドローンが3機程。」
咬月「素性は?」
史房「偽装していますが、大半は国内外の政府系組織です。」
ユキ「中にはCHARMメーカー、反政府組織、自然保護団体と思われる者も。分析の途中ですが、対象は一柳結梨と見て間違いないでしょう。」
景虎「どうしてこんなにも直ぐにバレるのかな。」
眞悠理「こちらは何を探ります?」
咬月「情報のルートを徹底的に。通信の量とその行き先じゃ。」
ユキ「挑発行為があった場合は?」
咬月「デバガメが分を超えた場合の対処は、諸君らに頼む。」
史房「はい、結梨さんには指1本触れさせません。
(デバガメって何?)」
景虎「おじいちゃん、僕ちょっと客人さんの警戒だけしてくるね?」
咬月「頼む、景虎。」
一方、戦技競技会現場では──
二水「まずはクラス対抗戦ですね!私たち1年椿組、2人1組で技を競います!」
楓「うっふふ、おじゃま虫の入らないここならば、無防備な梨璃さんは、わたくしの思うがままですわ〜!」
そう言って楓は結梨の手を握り、一方の握られた結梨は困惑していた。
結梨「ん?」
楓「なぜ結梨さんがここに?」
結梨「私も椿組だから。」
楓「なんですって!?」
梨璃「編入されてもう1週間経ってるよ?」
楓「おじゃま虫2号……。」
悲しそうな顔をしながら楓を見て、神琳は話す。
神琳「先生の話を聞いていないのですか?」
楓「あいにく都合の悪いことは記憶に残さない質なので。」
鶴紗「ポンコツか。」
シンカ「あはは…。」
競技が始まり、梨璃は結梨の周りに円を描く。
梨璃「昨日練習した通り!いい?」
結梨「うん!」
そのまま結梨は円の中へと入り、飛び上がる。
結梨「っ!」
結梨は空中のディスクに手を伸ばすも、取られてしまう。
結梨「あぁっ…!」
広夢「いただき!」
競技会の様子を見ていた男が望遠鏡越しに見ながら思わず驚いていた。
男A「人が、空を飛んでる。」
男B「ヒュージと生身で戦う連中だ、そのくらいするさ。」
その様子を下から景虎が無言で眺めていた。
景虎「(……何当たり前のことで驚いてんだろ、この人。
このくらいの人なら、放置でいいかな。)」
視点は戻って、結梨は円盤を取られてすぐに着地、円盤を手にした広夢は振り返って結梨に話しかける。
広夢「初めまして。初心者にしてはセンスいいのね。」
結梨「むーーーっ…。」
梨璃「やったね結梨ちゃん!!」
結梨「出来なかったー!」
梨璃「そんなことないよ!すごいすごい!」
その様子を楓はハンカチを噛み締めながら見ていた。
楓「きー!!ですわ!!」
梅「アッハハ!なんだかあの二人、シュッツエンゲルみたいダ!」
カズマ「だな。
……さて、準備しとくか。」
次回、EP08「ツバキ〜戦技競技会と迫る闇part2〜」