アサルトリリィ×仮面ライダー time of 百合ヶ丘女学院   作:黒破リンク

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第2話。
各レギオンに迫るデイブレイクからの刺客。
そして、陰謀による新たな危機……
そして伍人組、刺客と邂逅。
OP:Ricky『覚醒』


EP02:『侵攻〜アンデッド復活〜』

ブレイド「マズイ、カードが使えないんじゃ俺たちの戦力は……!!」

 

ギャレン「狙いはラウズカード…!?」

 

レンゲル「それでも、やるしかないでしょう……!!」

 

カリス「行くわよ!」

 

と生きてるカッシーンに向かおうとした次の瞬間、突如カードが散り散りになり、中からアンデッドが復活した。

 

ブレイド「はぁ!?」

 

レンゲル「アンデッドの封印が…!!」

 

カリス「封印して兵士たちを倒すわよ!!!」

 

ギャレン「うん、何回だって封印してあげる!」

 

アンデッドとカッシーン、2大勢力に立ち向かう4人。

するとそこに、一柳隊が合流する。

 

バルカン「カズマ!」

 

ブレイド「その声、夢結か!!」

 

一柳隊全員が変身していることに驚きながらも、戦闘を継続させる。

遅れて来るように、カッシーンの後ろから結梨が現れる。

 

ギャレン「え、また新しい敵!?」

 

亡「カズマ、久しぶり!」

 

ブレイド「結梨……!?何でお前が!!」

 

亡「なんでって、ソウゴに助けて貰って、今はデイブレイクで戦ってるの!」

 

カリス「つまり、今の結梨は私たちにとって敵と言う事ね。」

 

亡「うーん、そうなる…のかな?

でもごめんね、倒させてもらうよ!」

 

そう言ってカズマ達に迫る結梨だったが、鶴紗がその動線に割り込んで妨害する。

 

エデン「させない!!

結梨、お前の相手は私たちだ!」

 

サウザー「アンデッドはカズマ様達にお任せして、わたくし達は残るカッシーンを撃退しますわよ!」

 

ゼロワン「うん!わかった!」

 

作戦を立てている間に、開放されたアンデッド数体がその場から消えていた。

 

ギャレン「なっ…いつの間にかアンデッドが逃げてる!」

 

ブレイド「ならまずは、お前らから再封印してやる!!」

 

そう言ってカズマは♤2リザード、♤3ライオン、♤4ボアに、サヤは♢2アルマジロ、♢3フロッグ、♢4ペッカーに、ムツキは♧2ビー、♧3モール、♧4ライノスに、ハジメは♡2ヒューマン、♡3ハンマーヘッド、♡4ドラゴンフライにそれぞれ立ち向かう。

ヒューマンアンデッドはすぐにハジメに封印されることを望んだ。

 

カリス「ふっ!」

 

ヒューマンアンデッドにブランクカードを投げつけて封印、そのまま残る2体を封印するために走り出す。

カズマは3対1という人数差はあれど、かなりの実力者であるため、人数不利を覆さんとばかりに善戦していた。

 

ブレイド「はぁぁぁっ!!」

 

リザードアンデッドに横一閃を叩き込むとアンデッドバックルが開き封印可能状態となった。

 

ブレイド「はっ!」

 

ブランクカードを投げつけリザードを封印、その間に迫りくるボアアンデッドの突進を回避し、背後に回し蹴りを入れる。

 

ブレイド「でぁっ!!」

 

回し蹴りの勢いで振り向いた時にライオンアンデッドの攻撃が飛んでくるも、ブレイラウザーで防ぎながら戻ってきたラウズカードを読み込ませる。

 

slash

 

ブレイド「でぁぁっ!! 」

 

ライオンアンデッドの拳を弾いて生まれた隙をついてリザードで強化されたブレイラウザーの剣戟でライオンアンデッドにダメージを与える。

その後ボアアンデッドの牙を後ろに構えたブレイラウザーで受け止め、後ろ蹴りを放った後に一閃、そのままカードに封印する。

 

ブレイド「あとはお前だけだ!」

 

tackle

 

剣戟で弱らせたあとに封印したタックルボアを使ってトドメの一撃を食らわせる。

 

ブレイド「でぁっ!!」

 

そのままバックルが開いてそのまま封印、カズマはまだ残っているカッシーンを相手取る。

サヤも同じように3対1という人数差ではあるものの、インファイトに銃撃、ギャレンラウザーでの殴打を混ぜ込む独特の戦闘スタイルで圧倒し、すぐにアルマジロアンデッドとフロッグアンデッドを封印する。

 

ギャレン「ぐぁぁっ!」

 

ペッカーアンデッドの空中からの音波攻撃をモロに食らうも、すぐさま空中のペッカーアンデッドの羽に銃弾を命中させて地面へ叩き落とす。

そのまま地上戦に持ち込み、ペッカーアンデッドの右手の剣、左手の爪を躱しながら懐に零距離射撃を数発浴びせてはじき飛ばし、そのまま封印する。

 

ギャレン「よし、封印完了!!」

 

レンゲル「ふっ!!」

 

3体のアンデッドの攻撃を前転で回避しそのタイミングでルナティックトランサーを発動、それぞれの足元にレンゲルラウザーのリーチを活かした薙ぎ払いで横転させる。

ビーアンデッドが飛ぼうとして羽を広げた瞬間にレンゲルラウザーの攻撃で羽を破壊し飛べなくさせた上で地面に倒して足で押さえつけた上で何度もレンゲルラウザーで攻撃して、トドメの一突きを入れ、バックルが開いて封印可能になり、腰部にあるホルダーからブランクカードを取りだして、カードを落とすように封印する。

 

レンゲル「弱い。」

 

ルナティックトランサーを発動中のためか、普段とは口調が異なり、荒っぽい動きと言動が目立つ。

モールアンデッドが地面から出てきた瞬間にレンゲルラウザーを頭に突き立てて引っ張り上げ、そのまま地面へと叩き落とす。立ち上がった瞬間にレンゲルラウザーの刺突を放って即座に封印し、続けてライノスアンデッドも胸辺りに刺突を放ってダメージを与え、そのまま封印する。ルナティックトランサーを解除して普段通りの口調に戻るムツキ。

 

レンゲル「封印完了!」

 

カリス「はっ!!」

 

カリスアローを振るってハンマーヘッドアンデッド切り裂き、弱らせてから矢を放ってダメージを与え、そのまま封印した。

 

カリス「終わりよっ!!」

 

ドラゴンフライアンデッドには同じように矢を放って叩き落とし、その落下地点に入ってカリスアローを突き刺してドラゴンフライアンデッドを撃破し、封印した。

その時、サヤとハジメ、ムツキに通信が届く。

 

シシレッド『ごめん2人とも!!ちょっとこっち来れる!?アンデッドが来てピンチなの!!』

 

エグゼイド『ムツキ!こっちにアンデッドが出てて今かなりやばいの!!』

 

ギャレン「わかった!すぐ行く!」

 

レンゲル「すぐ向かいます!!」

 

カリス「私たちが着くまで持ちこたえてちょうだい!!」

 

そう言って通信を切り、3人はカズマにこの場を託す。

 

カリス「……ここは任せるわ。」

 

ブレイド「あぁ。」

 

3人はそれぞれのレギオンのいる方向へ走り出す。カズマも一柳隊に再度合流するために移動して行った。

 

時を遡り、アールヴヘイムはカッシーンの軍勢とデイブレイクからの刺客3人との戦闘で苦戦を強いられていた。

 

エグゼイド「行くよ!!!」

 

全員立ち上がって臨戦態勢を取る。

壱、依奈、綺更、辰姫、蓮はアイリの方へ、天葉、若菜、樟美、リョウヘイ、モンドはユウジの方へ、月詩、茜、乃彩、弥宙、亜羅椰はヒイロの方へと向かっていく。

 

エグゼイド「なんで私たちが戦わなきゃいけないの?」

 

オーガ「そういう運命だったんですよ。

……俺は人間じゃない以上、いつか争わなきゃいけない日が来る。それが今だったってだけですよ。」

 

パラドクス「そんなこと…ない!」

 

プロトレーザー「えぇ、その通りです。同じ人間、同じリリィのはずよ?人間じゃないなんてことないのよ?」

 

オーガ「ハハハハッ。そうですよね。なんせ言ってないんですから!!」

 

そう言っておもむろに変身を解き、ホースオルフェノクに姿を変えた。

 

ホース「これが俺の真の姿。ホースオルフェノク。」

 

モンテクリスト「オルフェノク…。

昔聞いたことがあります。人間が行き着く進化の先だと。」

 

クイズ「じゃあ何故そのオルフェノクってのにユウジがなってんだ?」

 

ホース「あー、それ聞きます?

天葉様なら大方察しがついてますよね?」

 

エグゼイド「確かにあの時、身体は冷たいのに生きてるのはなんでだろうとは思ってたけど……。」

 

ホース「あの時天葉様に助けられた時にはもう、俺はオルフェノクとして蘇ってたんですよ。

オルフェノクになったから、このベルトが使える。このベルトで……俺を助けなかったファイズに復讐をする。」

 

ファイズに復讐する。その一言に怒りを覚えたモンドはユウジに叫んだ。

 

クイズ「はぁ!?タクミが人を助けないわけねぇだろ!!」

 

ホース「だが、俺を助けてくれなかった事だけは事実なんだよ!!!

だから俺はこうしてデイブレイクとしてここにいる!!あいつから全てを奪う為に!!!

俺が失った友も、愛情も何もかも全てをな!!!」

 

リョウヘイはユウジに突撃、刃を交える。

 

モンテクリスト「復讐の先に何がある!!

争いは何も産まない。ただ悲しみや怒り…負の遺産を産むだけだぞ?」

 

ホース「……お前に何がわかんだよ。

俺とは違って、愛情に恵まれ!!可愛がられて!!それでわかったような口きいてんじゃねぇよ!!!!」

 

モンテクリスト「私だって!!!君の気持ちはわかるんだよ!!」

 

ホース「はぁ?」

 

モンテクリスト「君も見ただろう。私の仮面を。」

 

ホース「だからなんだよ。」

 

モンテクリスト「私の顔は呪いだ。見る者全てに拒絶される。

君が命を失ってオルフェノクとして蘇ったことで人が離れていったことも、君自身が愛情というものに焦がれている事も!!

復讐なんてするべきじゃない。君のような人間を生み出すだけだ!!」

 

ホース「黙れ……黙れ黙れ黙れ!!!」

 

ホースソードを乱雑に振るい、リョウヘイを斬りつける。

斬られながらも話を続けるリョウヘイ。

 

モンテクリスト「君は復讐なんて目的じゃない。そうだろう?」

 

ホース「はぁ?」

 

パラドクス「復讐が目的ならそんな悲しそうな目をすることなんて無いはずだよ?」

 

プロトレーザー「えぇ、その通りです。」

 

ホース「俺の目的は変わらない…けど今は、あんた達の勲章を貰うだけだっ!!!」

 

Standing By…

 

ホース「変身!!」

 

Complete

 

オーガに再変身し、天葉達に牙を剥く。

アイリとの戦いを繰り広げる壱達5人。

人数不利を覆すかの如く一進一退の攻防を繰り広げる。

 

サイガ「あら壱、もう終わりかしら?」

 

レーザーターボ「何言ってんの、まだまだこれから!!」

 

サイガ「そう言いながら、全員攻撃当たってないけど?」

 

ポッピー「飛ぶのはズルじゃん!」

 

プロトブレイブ「……その減らず口、叩けなくしてあげますわ。」

 

ナイト「皆、耳を塞げ。」

 

ナスティベント

 

蓮がナスティベントのカードをダークバイザーに読み込ませると、ダークウイングが現れ超音波攻撃『ソニックブレイカー』を放ち、アイリが怯んでいるうちに依奈が左手に持ったガシャコンバグヴァイザーと右手のガシャコンブレイカーの2振りを駆使してアイリに攻撃を仕掛ける。

 

ゲンム「はぁっ!!ふっ!!」

 

サイガ「……そこね。」

 

アイリは鷹の目S級の固有技である『ターゲッティング』を使って、攻撃を避けながらマギの流れを確認して的確に依奈の弱点をついた。

 

ゲンム「ぐぁっ!!」

 

ナイト「今のはターゲッティング…。

お前、鷹の目S級を持ってるのか!!」

 

サイガ「当たりです、蓮さん。

私はオルフェノクとして蘇って、努力を重ねてこの力を得た。」

 

レーザーターボ「オルフェノク…?」

 

プロトブレイブ「聞いたことあるわ。

人間の進化の先と言われている怪物よ。」

 

サイガ「えぇ。その通り。

私はこの力で、私を殺したあのオルフェノクを葬る。」

 

レーザーターボ「あのオルフェノクって……まさか、あの時の!?」

 

ポッピー「え、知ってるの?」

 

サイガ「あら、思い出したみたいね。

そう、あのオルフェノクのせいで私はオルフェノクとして生きなきゃいけなくなったの。

……だから、あいつだけは私の手で葬る…。そのための力よ!!」

 

ポッピー「復讐が目的なら、辰姫達が戦う必要ないんじゃないの?」

 

サイガ「これはデイブレイクとしての戦い…今は復讐なんて関係なく、任務を遂行するまでよ!」

 

辰姫との鍔迫り合いを制し、トンファーエッジで斬りつけて蹴った。

 

ポッピー「うぁっ!!」

 

ナイト「辰姫!!」

 

蓮達のいる方まで飛ばされた辰姫に蓮は駆け寄り、その間に綺更と壱がアイリに攻撃を仕掛けるべく突撃する。

 

プロトブレイブ「あなたの動機はわかったけれど、簡単に奪わせるなんてことはしないわ。」

 

ガシャコンソードでアイリを斬り、アイリはそのまま少し後方へ飛ばされた。

 

サイガ「……流石はデュエル年代のリリィ。やはり強いですね。」

 

プロトブレイブ「あら、素直なのね。」

 

サイガ「ですが、あなたは今無意識のうちに手痛い一撃を食らわせるのに躊躇った。そりゃそうですよ、オルフェノクとはいえ元は同じ人間なのですから。」

 

レーザーターボ「やぁぁっ!!」

 

ガシャコンスパローを手にアイリの方へ走って斬りつけようとした時に壱は躊躇った。

 

サイガ「甘いわよ、壱!!」

 

トンファーエッジ2本を振るい、壱へダメージを与え、そのまま変身を強制解除させた。

残る5人はヒイロと対峙、月詩はヒイロを説得するために戦っていた。

 

ブレイブ「ヒイロ君、戻ってきて!また一緒にゲームしようよ!!」

 

トゥルーブレイブ「戻ってきて…?

俺は元々デイブレイクとしてこの作戦のために潜入していたんだよ。だから、戻るも何もない!!」

 

鍔迫り合いを制し、前蹴りを入れてから月詩に袈裟斬りを放つ。

 

ブレイブ「うぁっ!!」

 

クロノス「月詩!」

 

茜は駆け寄るも、月詩はそれを制した。

 

ブレイブ「大丈夫っ…だから…!!」

 

プロトスナイプ「亜羅椰ちゃんはヒイロくんの方向かって!

私と弥宙ちゃんでカバーするから!!」

 

スナイプ「はい!!」

 

アナザーパラドクス「わかりましたわ!!」

 

亜羅椰はガシャコンバグヴァイザーIIを手にヒイロへ走り、バグヴァイザーIIを持った腕を振るう。

ヒイロが避けた瞬間、乃彩と弥宙は射撃を放ってヒイロにダメージを与える。

 

トゥルーブレイブ「やりますね、流石はアールヴヘイム。」

 

そうしてヒイロが攻撃をしようとした瞬間、突如として♧5のコブラ、♧6ポーラベアの2体が乱入してくる。

追い詰められていたアールヴへイムは全員1箇所に集まるように揃っていた。

 

エグゼイド「嘘、アンデッド!?」

 

クロノス「マズイわ、どうするの?ソラ。」

 

エグゼイド「とりあえずムツキに通信する!その間皆おねがい!!」

 

そうしてヒイロ達に立ち向かうアールヴへイム。

その間に天葉はムツキに通信をして、すぐに来るように伝えた。

 

エグゼイド「ムツキ!こっちにアンデッドが出てて今かなりやばいの!!」

 

レンゲル『すぐ向かいます!!』

 

連絡をとった後、戦闘中のメンバーと合流。しばらくしてムツキも現場に到着。

 

レンゲル「はぁぁぁぁっ!!!」

 

アンデッド2体に対してレンゲルラウザーを振るう。

コブラアンデッドはムツキに対して噛みつき攻撃を食らわそうと突撃して口を開けるも、レンゲルラウザーを縦向きにして閉じさせないようにしながらレンゲルラウザーを蹴り飛ばす。

 

レンゲル「おりやぁっ!!」

 

蹴った勢いのまま、コブラアンデッドをポーラベアアンデッドに激突させる。

ポーラベアアンデッドはすぐに立ち上がって体当たりを仕掛けるが、ムツキは回避しつつ振りかぶって背中を切りつけ、その流れでベルト右腰部分にあるラウズ・バンクから2枚のカードを取り出す。

 

レンゲル「とっとと叩きのめす!!!」

 

screw rush

 

2枚のカードを読み込ませ、高速回転したレンゲルラウザーを2体のアンデッドにぶつける。

 

レンゲル「これで終わりだぁぁぁっ!!!」

 

そのまま2体のアンデッドを2体まとめて突き、封印可能状態にすると、そのまま2体のアンデッドに向かってブランクのラウズカードを投げて封印する。

 

レンゲル「天葉様!!皆さん!!」

 

封印してカードが手元に帰ってきてすぐに走り、アールヴへイムに合流、レンゲルラウザーを刺客の3人に向けて警戒していた。

 

レンゲル「ヒイロくんにユウジくん…!!なんで君たちがみんなと戦ってるんだ!!」

 

トゥルーブレイブ「はぁ…。何度目だよそれ言うの。みんな揃って『なんで戦うんだ』って。」

 

カイザ「元々俺たちはこの作戦のための潜入だってのに。

……まぁ、アンデッドを解放できたし、もういいだろ。」

 

サイガ「さようなら、アールヴへイムの皆さん。

次会う日は……どうなってるかしらね。」

 

そう言ってアイリはフライングアタッカーで射撃を行い煙幕を発生させ、煙が晴れるとは3人はいなくなっていた。

 

クロノス「逃げたみたいね。」

 

アナザーパラドクス「あら、急に怖気付いたのかしら?」

 

ナイト「それは無いと思うが、ムツキが来た瞬間に『アンデッドは解放できたし』と言っていたのが気になるな。」

 

プロトレーザー「そうですね。

学院にも念の為報告しましょう。」

 

学院へ戻るためアールヴへイムは撤退していく。

一方、サングリーズルは日羽梨の的確な指示と陣形でカッシーンを撃破していく。マサヤとムラマサは刺客の2人を相手取る。

 

インペラー「オラァッ!!」

 

ガルム「はっ!!」

 

紗月の手にあるスピンベント『ガゼルスタッブ』でマサヤに攻撃するが、それを弾きながらマサヤは真紅の長槍『クリムゾンファング』を振るってダメージを与える。

ムラマサは武器のパイレーツブレードやパイレーツガンの射撃で応戦するも、ナオの的確で素早い剣戟に苦戦を強いられていた。

 

キャプテン「なんやこいつ、攻撃のスピードがバケモンすぎるて…!!」

 

ヴァルガ「あなたの攻撃は非効率的で無駄が多いです。

そのような攻撃に私が負けるはずありません。」

 

キャプテン「言うやないの…!けどな、俺だって負けへんからな!!!」

 

そう言ってパイレーツガンの引き金を引いた瞬間、別方向からも射撃が飛んでくる。

 

ヴァルガ「っ…!!」

 

思わぬ方向からの攻撃によってナオはダメージを受ける。

 

ガンマン「手伝って差し上げますわよ、ムラマサ。」

 

キャプテン「ホンマ助かるわ!!行くでホナミ!!」

 

ガンマン「えぇ!!」

 

2人はナオの方へ走り、ホナミは蹴りを、ムラマサは背後パイレーツブレードでナオへ斬り掛かる。

だが、それを見越していたとばかりに右手に持った白い剣『ヴァルガガブリカリバー』で蹴りを受け止めつつ、左手の黒い剣『ドラゴガブリカリバー』を背中の方へ持って来て軽々とムラマサの剣を受け止め、そのまま弾く。

 

キャプテン「はぁ!?そんなんありかいな!?」

 

ヴァルガ「あなた方の動きは読めてます。

サブスキルのwhole orderの力でですが。」

 

そのままホナミをはじき飛ばし、振り返ってムラマサを斬り裂く。

 

ガンマン「きゃぁっ!!」

 

キャプテン「ぐぁっ!!」

 

ヴァルガ「秘技、『斬撃無双剣』。」

 

2人が立ち上がった瞬間、ナオは構えを取って2人に向かって父である立風館ソウジの技である斬撃無双剣を放った。

 

2人「「うわぁぁぁっ!!!」」

 

ちきしょうめ…

やりおるぜぇ…

 

さらに大きく吹き飛ばされ、ムラマサとホナミは変身が解けてサングリーズルのメンバーがいる方向へと飛んでいく。

 

リュウコマンダー「今のって……!!」

 

ホウオウソルジャー「えぇ、斬撃無双剣ですわね。

かつて立風館ソウジが編み出したとされる必殺剣……。それを使えるなんて、あの子一体何者なんですの?」

 

噂程度であるものの、斬撃無双剣の存在を知っていた日羽梨と誉は驚きを露わにしていた。

 

ヴァルガ「私はかの有名な立風館ソウジの娘です。

父からこの剣を教わり、そしてさらに強くなるためにこうして戦っているのです!!」

 

そして驚きを隠せない日羽梨と誉に対して2振りの剣を振るう。

 

リュウコマンダー「攻撃を出すスピードが速い!!」

 

ホウオウソルジャー「この子、相当な手練ですわよ!!気をつけないと一気にやられますわ!!」

 

日羽梨と誉がナオと対峙する中、残ったサングリーズルメンバーはマサヤと対峙してる紗月が召喚したギガゼールとそのギガゼールが支配する他のゼール系モンスターと戦っていた。

 

シシレッド「何なのこいつら!!」

 

サソリオレンジ「やるしかなさそうね。」

 

アマゾンオメガ「はぁぁぁぁっ!ウラァッ!」

 

悠は飛び上がってイガゼールとべガゼールの顔を掴んで着地の勢いを使って地面に頭を叩きつけて、アマゾンサイズで2体の首元を斬り裂き、周りにいた敵をも一気に狩った。

仁は的確に攻撃を弾きながらオメガゼールとネガゼールの腹部を手刀で貫いていく。

 

アマゾンアルファ「ふっ!」

 

四季はアマゾンネオブレードを使ってマガゼールと召喚したやつとは別個体のギガゼールを攻撃の初動を潰しながら回転斬りを駆使して斬り裂いていく。

 

アマゾンネオ「でやぁぁっ!!!」

 

ガルム「らぁっ!!」

 

インペラー「りやぁ!!」

 

互いの武器がぶつかり合い、2人とも弾き飛ばされる。

その時を狙っていたかの如く、ギガゼール達がマサヤの元へ押し寄せて攻撃を繰り出す。

 

ガルム「なっ……!?

ぐぁぁぁっ!!」

 

群れによる一斉攻撃を喰らいマサヤは吹き飛ばされ、兎愛はマサヤに駆け寄った。

 

カメレオングリーン「マサ、大丈夫?!」

 

ガルム「チッ。

卑怯だぞクソガキ!!」

 

インペラー「あぁ?!

卑怯もらっきょうもあるかよ!!世の中勝ったやつが偉いって言われなかったかぁ!?」

 

ガルム「このクソガキ……!!

てめぇみてぇな卑怯な手使うやつに、俺たちサングリーズルが負けるわけねぇだろ!!!」

 

マサヤが反論している隙をついて、兎愛はカメレオンの特性を活かしたステルスで近づき、紗月に対してキューレイピアで突き攻撃を放った。

 

インペラー「イッテェ!?!?

どっからきやがった!!」

 

カメレオングリーン「へへーん、隙だらけだよお坊ちゃん!」

 

攻撃後に姿を現した兎愛に対して紗月は怒りを顕にしていた。

 

インペラー「お前卑怯だぞ!!」

 

カメレオングリーン「仕返し成功!

私の彼氏傷つけるなんて許さないから!」

 

ガルム「ボディががら空きだクソガキ!!『アウトレイジクロー』!!」

 

マサヤは足にエネルギーを漲らせた状態で助走をつけて跳躍して脚の鋭い爪で抉るようにボレーキックを放つ『アウトレイジクロー』を兎愛に気を取られている紗月に向かって放って紗月を吹き飛ばす。

 

インペラー「ぐぁぁぁぁっ!!!!」

 

大きく吹き飛ばされた紗月はナオのいる方へと飛んでいき、変身が解ける。

 

紗月「この野郎……!!」

 

呆れ返ったナオは誉と日羽梨に蹴りを入れて後退させ、紗月に説教じみたことを言い始める。

 

ヴァルガ「無駄話が多すぎるからです。あなたはいつもそうやって隙を付かれて攻撃されるんですよ。」

 

紗月「るっせぇ!どうしようが俺の勝手だろ!」

 

紗月の変身が解けたことによってギガゼール達はその場から消えるように撤退し、サングリーズルは唯一変身しているナオに武器を向ける。

 

シシレッド「あとは君だけだよ!剣士さん!」

 

ヴァルガ「……作戦は成功したみたいですね。」

 

テンビンゴールド「作戦……?」

 

紗月「アンデッドを解放する。

それがデイブレイクの作戦!!俺とナオは成功するまでの時間稼ぎだったって訳だよ!!」

 

ナオの見た方向を見たサングリーズル全員の目に映ったのは解放された♢5ホエール、♢6ファイアフライ、♡5シェル、♡6ホークの4体がサングリーズルに向かって来ている姿だった。

 

ヴァルガ「作戦は成功しました。帰りますよ、紗月。」

 

紗月「精々死ぬなよー!!

犬のお前!次会ったらぶっ飛ばしてやるからな!!」

 

ヴァルガ「はぁ……。いつまで経っても子どもなんですから。」

 

紗月が捨て台詞を吐いたのに対して、マサヤはアンデッドと対峙しながら反論した。

 

ガルム「犬じゃねぇ狼だクソガキ!!

次会ったら今度こそその口聞けねぇようにしてやんよ!!!」

 

完全に呆れ返っているナオは、羽を広げて紗月を掴んで空へと飛び去っていく。

 

キャプテン「逃げよった!!」

 

気絶していたムラマサとホナミは目を覚まして再変身し、逃げていく様子を見ながらパイレーツガンとガンマンガンをナオに向かって撃つも、避けられてそのまま逃げられてしまう。

 

ガンマン「みんなに加勢しますわよ、ムラマサ!!」

 

キャプテン「ばーか、言われんでもそのつもりや!!」

 

2人が加勢しようと近づくも、ホークアンデッドの竜巻が2人を襲った。

 

キャプテン「ぬわぁ!?」

 

ガンマン「きゃぁっ!?」

 

竜巻を回避し、2人はホークアンデッドに迫る。

 

キャプテン「うらァっ!!」

 

ガンマン「やぁっ!!!」

 

怪我がそのままのため、痛みによって少しだけ動きが鈍いものの、それでもホークアンデッドにダメージを与えていく。

 

キャプテン「くっ……!!」

 

歯を食いしばりながら剣を振るムラマサ。

ホナミはその後ろから援護射撃を撃ちながら蹴りを入れる。

 

リュウコマンダー「貞花、サヤとハジメに通信!!

こっちに来るように伝えて!!」

 

シシレッド「わかった!!」

 

そう言って貞花はサヤとハジメに通信し、アンデッドが出たことを報告する。

 

シシレッド「ごめん2人とも!!ちょっとこっち来れる!?アンデッドが来てピンチなの!!」

 

ギャレン『わかった!すぐ行く!』

 

カリス『私たちが着くまで持ちこたえてちょうだい!』

 

そのまま通信が切れ、貞花はサングリーズルに持ちこたえるように言う。

 

シシレッド「みんな!!もう少しだけ耐えて!!」

 

サングリーズル「了解!!」

 

全員で4体のアンデッドを分担して攻撃するサングリーズル。

しかし、有効打になることはあれど不死であるため撃破まではいかず、大苦戦を強いられていた。

 

ワシピンク「強いですね。流石は生物の始祖…。」

 

サソリオレンジ「貞花!」

 

攻撃により体勢を崩してしまった貞花に向かって3年生でデュエルに長けている常盤を圧倒したホエールアンデッドが貞花に迫る。

それにすぐ反応した冬佳が貞花を守るために走る。

 

サソリオレンジ「(この距離じゃ……間に合わない……!!貞花は私が…!!)」

 

ホエールアンデッドが攻撃しようとハンマーを振りかぶって叩き付けようとしたが、そのハンマーが貞花に届くことは無かった。

 

ギャレン「ギリギリセーフ、だね。」

 

シシレッド「サヤ!」

 

カリス「大丈夫?みんな。」

 

コグマスカイブルー「ハジメ様!」

 

ハジメも同時刻に到着し、シェルアンデッドに苦戦している1年生を助ける。

 

ヘビツカイシルバー「2人とも、信じてましたよ。」

 

カリス「それはどうも。

アンデッドは私たちに任せて、みんなは戻って!」

 

オウシブラック「でも、2人だけじゃ!」

 

ギャレン「私たちをなんだと思ってるの?

アンデッド退治の専門家だよ?こんな低級アンデッド、すぐに倒しちゃうんだから!」

 

テンビンゴールド「貞花様!ここはお2人に任せましょう!

お2人なら、きっとすぐ戻ってきてくれますって!」

 

シシレッド「……サングリーズル、撤退します!

サヤ、ハジメ、必ず帰ってきてね!」

 

ギャレン「当たり前だよ!」

 

カリス「最初から死ぬつもりなんてないわ。」

 

サングリーズルは校舎の中へ戻るのを見届けた2人は、4体のアンデッドに向き直す。

 

ギャレン「それじゃあ行くよ、ハジメ!」

 

カリス「えぇ。」

 

そう言って互いの武器をコツンとぶつけ、走る。

 

ギャレン「はぁっ!やっ!てやぁっ!」

 

近接が主体であるホエールとファイアフライに対して、同じく近接戦で対応するサヤ。

その身軽なインファイトに、ホエールは押されていく。

 

ギャレン「後ろから来るでしょ?知ってるよ?」

 

背後に居たファイアフライが火炎弾を放とうとした瞬間、サヤは振り向いてギャレンラウザーで射撃を放って初動を潰す。そのまま近づいて掴んでゼロ距離で射撃を放つ。

 

ギャレン「こうしたら、逃げれないでしょ?」

 

零距離射撃を食らったファイアフライはよろけながら後ろへさがり、立ち上がったホエールが背後から迫る。

 

ギャレン「ほっ!せいやっ!!」

 

ハンマーを回避して首元を蹴り、♢2と♢4を読み込む。

 

bullet rapid

 

なおも近づくホエールに向かってギャレンラウザーを突き立て、零距離になった瞬間、強化された弾丸を連射する。

 

ギャレン「これで終わりっ!!!」

 

そのまま爆発、アンデッドバックルが開いて封印ができる状態となり、サヤはブランクカードを投げる。

 

ギャレン「ふっ!せいっ!!やぁっ!!」

 

ファイアフライに対してインファイトを仕掛け、近距離射撃も織り交ぜながら攻撃、封印完了した♢5を読み込んだ。

 

drop

 

ファイアフライの頭上に飛び上がり、前方2回宙返り1/2ひねりをしてから頭にオーバーヘッドキックを放つ。

それを食らったファイアフライは血を流しながら倒れ、アンデッドバックルが開き、サヤはブランクカードを投げた。

 

ギャレン「封印完了、こっちは終わったよ!」

 

カリス「了解、私ももう少しで終わるわ。」

 

カリスアローですれ違い様にホークの羽を斬る。

シェルは右手の槍で背後から刺そうと襲いかかるも、サヤがその背後から射撃を浴びせる。

 

ギャレン「不意打ちなんてさせないからね?」

 

その攻撃で生まれた隙をついてハジメはカリスアローで連続斬りを放つ。

その間に羽を切られて悶え苦しむホークにトドメを指すべく、カリスアローで腹部を撃ち抜く。

それが決定打となって倒れたホークを封印し、カードを手に取ると、続けざまに♡3と♡6を読み込ませる。

 

chop tornado

spinning wave

 

スピニングウェーブを腹部に受け、大きく吹き飛ばされて爆散、アンデッドバックルが開いた瞬間ブランクカードを投げて封印し、カードが戻ってきた時にすぐにホルダーに入れて変身を解く。

 

spirit

 

サヤも封印が完了したのを見て変身を解いた。

 

ハジメ「戻るわよ、サヤ。」

 

サヤ「うん!」

 

サングリーズルを追うように2人も校舎へと戻って行った。

 

……To be continued




ED:KALEIDOSCORE『ニュートラル』

次回、EP03『侵攻〜マギアと雪月花〜』

登場キャラクター

LGラーズグリーズ(一柳隊)
一柳梨璃/仮面ライダーゼロワン 赤尾ひかる
白井夢結/仮面ライダーバルカン 夏吉ゆうこ
楓・J・ヌーベル/仮面ライダーサウザー 井澤美香子
安藤鶴紗/仮面ライダーエデン 紡木吏佐
ミリアム・ヒルデガルド・v・グロピウス/仮面ライダー雷 高橋花林
郭神琳/仮面ライダー迅 星守紗凪
王雨嘉/仮面ライダー滅 遠野ひかる
吉村・Thi・梅/仮面ライダーバルキリー 岩田陽葵
二川二水/仮面ライダー1型 西本りみ

LGアールヴヘイム
天野天葉/仮面ライダーエグゼイド 津田美波
番匠谷依奈/仮面ライダーゲンム 立花理香
遠藤亜羅椰/仮面ライダーアナザーパラドクス 関根明良
田中壱/仮面ライダーレーザーターボ 洲崎綾
江川樟美/仮面ライダーパラドクス 原田彩楓
金箱弥宙/仮面ライダースナイプ 広瀬ゆうき
渡邉茜/仮面ライダークロノス 茅野愛衣
高須賀月詩/仮面ライダーブレイブ 前島亜美
森辰姫/仮面ライダーポッピー 三川華月
槇若菜/仮面ライダープロトレーザー 羊宮妃那
岡田綺更/仮面ライダープロトブレイブ 鈴木愛奈
毛綱乃彩/仮面ライダープロトスナイプ 田中ちえ美
豊川リョウヘイ/仮面ライダーモンテクリスト 田村睦心

LGサングリーズル
近藤貞花/シシレッド 大森莉緒
木子都々里/ヘビツカイシルバー 浜浦彩乃
今川誉/ホウオウソルジャー 林田真尋
清家知世/オウシブラック 大滝沙緒里
山梨日羽梨/リュウコマンダー 伊藤優衣
黒川・ナディ・絆奈/カジキイエロー 畑美沙紀
ルイセ・インゲルス/コグマスカイブルー 其原有沙
長谷部冬佳/サソリオレンジ 牧浦乙葵
村上常磐/ワシピンク 陽高真白
鉄川兎愛/カメレオングリーン 反田葉月
今井星蘭/オオカミブルー 安藤千伽奈
長坂稀星/テンビンゴールド 林鼓子
明石マサヤ/仮面ライダーガルム 神奈延年
水川悠/仮面ライダーアマゾンオメガ 浦和希
國神仁/仮面ライダーアマゾンアルファ 津田健次郎
千切四季/仮面ライダーアマゾンネオ 井上麻里奈
龍宮寺ムラマサ/仮面ライダーキャプテン 谷山紀章
佐野ホナミ/仮面ライダーガンマン 由良朱合

ブラックアウト
如月レア/仮面ライダーフォーゼ 愛美
惣川カズマ/仮面ライダーブレイド 寺島拓篤
橘サヤ/仮面ライダーギャレン 大塚紗英
上条ムツキ/仮面ライダーレンゲル 大橋彩香
相川ハジメ/仮面ライダーカリス 工藤晴香
桜田リュウセイ/仮面ライダーメテオ 三森すずこ
田中蓮/仮面ライダーナイト 日野聡
葉月モンド/仮面ライダークイズ 林勇

デイブレイク
一柳結梨/仮面ライダー亡 伊藤美来
清蔵ユウジ/仮面ライダーオーガ/ホースオルフェノク ランズベリー・アーサー
小湊ヒイロ/仮面ライダートゥルーブレイブ 島﨑信長
大賀美アイリ/仮面ライダーサイガ 松澤可苑
月読紗月/仮面ライダーインペラー 畠中祐
立風館ナオ/仮面ライダーヴァルガ 坂倉花
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