アサルトリリィ×仮面ライダー time of 百合ヶ丘女学院 作:黒破リンク
時系列がデイブレイクの百合ヶ丘侵攻前に戻ります。
OP:Ricky『覚醒』
桃山ソウゴが百合ヶ丘を去ってから、ブラックアウトは半解散状態になっていた。
ソウゴが百合ヶ丘を去る日、メグミはソウゴを追いかけて駅まで行っていた。
メグミ「アニキ!」
ソウゴ「……メグミ?」
メグミ「なんで、百合ヶ丘から居なくなったの?」
ソウゴ「言ったろ?ケジメをつけに行くんだよ。」
メグミ「私、待ってる。アニキが帰ってくるのを。」
ソウゴ「……帰ってくるかも、わかんないけどな。」
そう言って、ソウゴは駅のホームの中へと入っていこうと歩みを進めていく。
ソウゴ「じゃあな、メグミ。
………そろそろ俺の背中を追いかけるのはやめろ。」
メグミはソウゴを追いかけるも、無情にも改札は閉まっていく。
メグミ「アニキ!!」
ソウゴが駅の中へ入っていくのを、メグミはただ立ち尽くして見つめることしか出来なかった。
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ソウゴ『俺が使えなかったウォッチだ。きっと、お前なら使えるはずだ。
……だから、強くなれよ。俺に勝てるくらいにな。』
ケイトの脳内に木霊する、ソウゴとの最後の会話。トマリと特訓していたケイトの腰にあるベルトには、ソウゴから渡された砂時計型のライドウォッチがあった。
ケイト「かはっ…。」
砂時計型のライドウォッチ──『ゲイツリバイブライドウォッチ』で変身出来る『ゲイツリバイブ』の強烈な負荷に耐えきれず、ケイトは吐血してしまう。
トマリ「ケイト、もうやめときなさい。あなたの身体も限界よ?」
ケイト「……まだ…やれます…!!」
トマリ「血まで吐いてる今のあなたがそれを言っても説得力ないわよ?
ダメったらダメよ。これ以上やればあなたの身体が壊れるわ。」
ケイト「それでも……ソウゴさんと約束したんです!!僕は強くなるって!!」
ツカサ「お前が倒れたら元も子もないだろ?今日はこれで終わりだ。
身体が治るまでは、ゆっくり休んでろ。」
ケイト「はい……。」
ケイトはフラフラの状態で立ち去ろうとしていたため、ショウイチとシンカが支える形でブラックアウトベースを去っていく。
ツカサ「あいつ、まるでこの間までの俺みたいだ。」
トマリ「そうねぇ、今のケイトは身も心も誰かが支えてあげないと危険ね。」
トウヤ「そうだな。」
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名古屋──
ザクサはソウゴを追いかけて名古屋へ来ていた。
ザクサ「さて、確か月読家は──」
月読家周辺に着いたザクサは、とある2人に攻撃されるも華麗に躱していく。
ザクサ「誰だい?物騒なお出迎えだね。」
アンズ「僕はアンズ・ウォーカー。こっちは──」
嵐「朱雀嵐。デイブレイクの活動地域一帯の治安維持を担当してる。
あんた、一体何しにここに来た?」
ザクサ「僕はただ、ソウゴ──いえ、月読ダンジに会いに来ただけさ。」
アンズ「怪しい……。」
嵐「なんでソウゴさんに会いに来たかは分からないが、怪しい奴を屋敷に近づかせる訳には行かない。」
そう言って嵐はガンガンセイバーを手にザクサに斬りかかるも、ザクサはジカンデスピアを手に持ち振るわれたガンガンセイバーを受け止める。
嵐「その武器……どこで手に入れた!」
ザクサ「代々一族に受け継がれてきた力だよ。知らないのかい?」
ザクサはジカンデスピアを横薙ぎに振るい、嵐はバックステップで回避し、嵐の後ろからアンズが嵐の背中を台に転がって回し蹴りを浴びせる。
ザクサ「くっ……!」
アンズは間髪入れずにガンガンハンド ロッドモードを使ってザクサに攻撃するも、軽くいなされてしまう。
アンズ「嘘!?」
嵐「らぁっ!!」
アンズの後ろから飛び上がった嵐が上からガンガンセイバーを振るう。
ザクサ「甘いよ、その攻撃はわかりやすすぎる。」
そう言ってジカンデスピアの柄の部分を使って嵐の腹部に突きを入れた。
嵐「うぐっ……!!」
後退した嵐にアンズは駆け寄って進言する。
アンズ「ねぇ嵐、こうなったらあれ使うしかないよ。」
嵐「そう……だな…!!」
2人はゴーストドライバーを呼び出し、ゴーストアイコンを取り出す。
『アーイ!』
『アーイ!』
2人「「変身!」」
『カイガン!ダークライダー!闇の力!悪い奴ら!』
『カイガン!スペクター!レディゴー覚悟!ド・キ・ド・キ・ゴースト!』
ザクサ「なるほど、ダークゴーストにゼロスペクターか……。
これは骨が折れそうだね。」
そう言ってザクサはビヨンドライバーを取り出す。
『ビヨンドライバー!』
ゼロスペクター「そのベルト……!!」
『ウォズ!』
ウォズミライドウォッチを起動し、ビヨンドライバーに装填するザクサ。
『アクション!』
ザクサ「変身。」
そう言ってザクサはベルトを操作した。
『投影!フューチャータイム!スゴイ!ジダイ!ミライ!仮面ライダーウォズ!ウォズ!』
ウォズ「僕の名は、仮面ライダーウォズ。正しき歴史を記す予言者さ。」
ジカンデスピアを構え対峙するザクサ。
ウォズ「はぁっ!」
ザクサはジカンデスピアを振るい、2人に攻撃を仕掛けていく。
嵐は武器で防御、アンズはバックステップで回避しながら反撃の隙を伺っていた。
ゼロスペクター「(この人、全く隙がない……!!)」
ダークゴースト「(強すぎる……!!)」
ウォズ「どうしたんだい?君たちの力はこんなものじゃないだろう?」
ダークゴースト「こんの──!!!」
嵐がガンガンセイバーを振りかぶったその時、嵐の手を止める者がいた。
??「客人に失礼な真似をするな。そのお方は月読家の一族にとって親交のある一族のお方だ。
……すまない。俺の仲間が無礼な真似を。」
2人は変身を解き、ザクサへ謝罪をした。
嵐「すみませんでした。そのようなお方だと知らずに……。」
アンズ「ごめんなさい。」
ザクサ「こちらこそすまない。しっかりと名乗るべきだったね。
……僕は魚住ザクサ。月読家に仕える『魚住家』の人間さ。」
スグル「俺は月影スグル。訳あってここにいる。
……嵐、アンズ、行くぞ。」
2人「「はい。」」
3人はザクサを連れて月読家の屋敷へと向かっていく。
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百合ヶ丘女学院──
カズマ「ブラックアウトの奴らが集まらなくなった、か。
──元はソウゴが作ったチームだもんな。ましてやリーダーがその原因を作ったと言っても過言じゃないツカサだってなったら離れていくのもまぁわかるが……。」
トマリ「そう言いながら、あんたも来てない理由は?」
カズマ「ツカサが来るなって言ったんだよ。
あいつ、友達に迷惑かけたくないからって気を使ってるんだろう。別に俺たちは気にしてないってのに。」
トマリ「そういうことだったのねぇ……。」
カズマ「ところでトマリ、ザクサどこ行ったんだ?」
トマリ「あの子はねぇ、一族のやることがあるからって言って帰ってったのよ。
それはそれとして、ある事頼んでるんだけど。」
カズマ「ある事?」
トマリ「チーム・デイブレイクのことについて。
あの子なら1番近くに潜入出来るからね。」
カズマ「そうか。
……とりあえず、俺はもうしばらく自由にやらせてもらうよ。夢結との時間も大切にしたいしな。」
トマリ「そう。
気が向いたら戻ってきなさい。」
トマリはそう言って笑顔でカズマを見送った。
ブラックアウト所属の他のメンバーもそれぞれのレギオンで、それぞれの場所で各々の時間を過ごしていた。
だが、変わってしまったブラックアウトに自分がまだ気持ちの整理が付いていないことは自覚していた。
一方その頃、ソウゴは実家である月読家に戻っていた。
その時、ファイズフォンXから着信音が響いた。
ソウゴ「ん?」
電話に出ると、その主がわかった。
ザクサ『やぁ、ソウゴ。いや、ダンジと呼ぶべきかな?』
ソウゴ「ウォズ!?」
ザクサ『質問。僕は今、どこにいるでしょう。』
ソウゴ「どこって……百合ヶ丘じゃないのか?」
ザクサ『不正解。
正解は………』
そう言った瞬間、電話が切れる。
ソウゴの肩に誰かがトントンと叩いた。
ソウゴ「……?」
振り返るとザクサがいた。
ザクサ「君の後ろさ。」
ソウゴ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?!?」
ザクサ「やぁ。」
ソウゴ「『やぁ。』じゃねぇわお前!なんでいんだ!?」
ザクサ「忘れたのかい?僕は月読家に仕える一族の当主だよ?」
ソウゴ「……あ。」
ザクサ「その反応、忘れてたね?」
ソウゴ「わりぃ。」
屋敷の中に入ると、子供たちが楽しそうに遊んでいた。
ハルカ「数日ぶりね、ダンジ。」
ソウゴ「……あぁ。
ミレイには、まだこの事──」
ハルカ「言ってるわけないわよ。
あなたと一柳結梨さんが海辺で倒れてて嵐達に運ばせた部屋は別の家屋であなたにはこっちの屋敷に入ることを禁じてたでしょう?」
ソウゴ「確かにな。」
ハルカ「こっちに来たということは百合ヶ丘の仲間を敵に回す覚悟は出来た、という事ね?」
ソウゴ「仲間は他のやつに託した。
……あとは、俺自身の覚悟を決めるだけだ。」
ハルカ「はぁ……。そんなことだろうと思ったわ。
……仕方ないわ、ミレイに会わせてあげる。」
ソウゴ「いいのか?」
ハルカ「あなたに覚悟を決めさせるためよ。」
スグル「いいんですか?ミレイ様はまだ──」
ハルカ「スグル、家族のことに口出しは無用よ。
……行くわよ、ダンジ。」
そう言って、ハルカはソウゴ──改め、ダンジを連れてミレイのいる部屋へと向かっていく。
部屋の前に着き、ハルカは部屋をノックする。
ハルカ「ミレイ、今大丈夫かしら?」
ミレイ「うん!大丈夫だよ!」
中からミレイの明るい声が聞こえ、ハルカは部屋を開けた。
ハルカ「私たちに賛同してくれる新しい方が来たわよ。」
ミレイ「ほんと!?」
ソウゴ「桃山ソウゴ、と申します。」
ミレイ「(お兄ちゃんと……同じ声……?)
よろしくお願いします、ソウゴさん!」
ソウゴ「はい!」
ハルカ「では、失礼します。
行きましょう、『ソウゴさん』。」
ソウゴ「はい。」
そう言って2人は部屋を出ていく。
紗月「兄貴!!!」
ソウゴ「……紗月。」
紗月「あの……さ、これからはここにいるんだよな?」
ソウゴ「……あぁ。」
紗月「きっと、姉貴も嬉しいと思うよ。」
ソウゴ「俺は死んだって思ってるのにか?」
紗月「……うん。」
ハルカ「……紗月、ミレイの傍にいてあげて。
今からダンジと2人で話をするから。」
ミレイ「……その必要はないよ。」
3人の背後から、ミレイの声が聞こえた。
紗月「姉貴!?」
ミレイ「全部話は聞いたよ。
……お姉ちゃんも紗月も、私に隠し事してるってことはわかってたけど、そういうことだったんだ。」
ハルカ「ミレイ……気づいていたの?」
ミレイ「お姉ちゃんも紗月も、私のこと騙せるって思った?
……お兄ちゃん、そこに居るんでしょ?」
ソウゴ「……あぁ。」
ミレイ「久しぶりだね、お兄ちゃん。」
ソウゴ「あぁ、久しぶり。
……そして…ごめん。」
ミレイ「なんで……なんで戻ってきたのよ!!どれだけ私が辛い思いしてきたか、お兄ちゃんに分かるわけない!!!」
廊下にミレイの声が響く。
ソウゴ「っ……。」
ミレイ「なんで私の前から居なくなったの!?」
ソウゴ「それは……ミレイのためを思って…。」
ミレイ「私は、いなくなって欲しいなんて思ってなかった!!!私はただ、お兄ちゃんに傍にいて欲しかった!!」
そう言って、大粒の涙を流すミレイ。そんなミレイをソウゴは抱きしめた。
ソウゴ「俺は………!!俺はっ………!!お前に酷いことを……兄として最低なことをしてしまった!!謝って許して貰えるとは思ってない!!けど!!こんな俺でよければ……許して欲しいっ……!」
ミレイ「なら、これからは私のそばにいてくれる?そしたら、許してあげる。」
ソウゴ「……あぁっ…。」
ミレイ「裏切ったりしないよね?」
ソウゴ「もちろん。」
ミレイ「……私、決めた。」
ハルカ「ミレイ、一体何を?」
ミレイ「次のリリィ狩りの場所、百合ヶ丘にする。
だって、ユウジ君とヒイロ君があっちに潜入してるんでしょ?」
ハルカ「そうね。」
ミレイ「だから、百合ヶ丘を攻める。」
ソウゴ「……!?」
ミレイ「お兄ちゃんはもうデイブレイクの人なんだよ?百合ヶ丘を落とすお手伝いをして欲しい。」
ソウゴ「……あぁ。」
ミレイ「お姉ちゃん、今度デイブレイクの皆を呼んで。
作戦会議するから。」
ハルカ「わかったわ。」
デイブレイクのメンバーを招集するハルカ。
別日になり、ユウジ、ヒイロ、マサノリ、燐音の4人は百合ヶ丘から一時帰還して作戦会議に来ていた。
ハルカ「まず、報告から始まるわ。
……入りなさい。」
ソウゴ「……月読ダンジだ。」
ヒイロ・ユウジ「「(なんでこの人いるんだよ…!?)」」
ハルカ「次からのリリィ狩りには彼も参加するわ。
そして、次のリリィ狩りの場所が決まったわ。」
ナオ「その場所とは?」
ハルカ「鎌倉府にある強豪ガーデン、百合ヶ丘女学院よ。」
スグル「百合ヶ丘ですか。」
ハルカ「えぇ。
ユウジとヒイロから話は聞いているわ。」
ユウジ「今の百合ヶ丘はソウゴさん……いえ、ダンジさん不在で大きく動揺してるものの、アールヴヘイムはもちろん、サングリーズル、そしてレギオンとは異なるチーム、雪月花の戦力がかなり厄介です。」
ヒイロ「ただ、もうひとつあるチーム、ブラックアウトに関しては現在半解散状態らしく、そのチームは攻略可能かと。」
ハルカ「そう。
アールヴヘイムやサングリーズルと強力なレギオンがいるのに変わりはないわ。そこで、ここにある全てのカッシーンを導入して全レギオンにぶつける。サーガラには雪月花というチームの足止めを頼むわ。」
サーガラ「かしこまりました。」
ハルカ「アールヴヘイムやサングリーズルといったレギオン以外はおそらくカッシーンの統率された人海戦術で攻略可能、警戒すべきレギオンにはデイブレイクのメンバーを加えて一気に押し潰す作戦で行くわ。」
ハルカがそう宣言した直後、マサノリは提案をすべく手を挙げた。
マサノリ「あ、1つていあ〜ん。」
ハルカ「何かしら?」
マサノリ「あっちには『ラウズカード』っていうアンデッドが封印されたカードがあるんだけどさぁ、その中にいるアンデッドの封印を解けば、少しは戦力下げれないかなぁ?」
スグル「それは構わないが、その封印を解くためのものを作る時間はないぞ。」
マサノリ「だいじょぶだいじょぶ。もう作ってありまーす。
だけど、これで解放できるのはカテゴリー10くらいまでだけどねぇ。」
アイリ「ハルカさん、私からもいいですか?」
続けてアイリが手を挙げる。
ハルカ「何?」
アイリ「サーガラに雪月花の足止めをさせるのであれば、そちらにも人員を割くべきでは?」
そう進言するアイリに、サーガラは突っかかるように話に割り込んだ。
サーガラ「私を舐めないで。
たかが人間如きに手こずるわけないわ。」
燐音「あっれ〜?この間の鎌倉での戦い影で見てたけど、ダンジさんにもブラックアウトのメンバー2人にも苦戦してなかった〜?」
サーガラ「ただのラーニング不足よ。
……それに、こちらにも手はあるわ。黙って見てなさい。」
燐音「はーい。」
ヒイロ「ハルカさん、こちら、ラウズカード所持者と所属レギオンが書いてあるリストです。」
そう言ってリストを手渡す。
ハルカ「ありがとう。
……まず、私たちが最初に立てる作戦としては、アンデッドの解放。
百合ヶ丘進軍前に、誰がどのレギオンの足止めをするかだけ考えてちょうだい。解放次第、即座に撤退を。サーガラは雪月花を足止めしてもらい、同じように解放次第撤退を。テディは珂波汰達のサポートを。」
サーガラ「かしこまりました。」
テディ「はっ。」
ハルカ「……デイブレイク、出撃準備を。」
一同「「ラジャー。」」
各々デイブレイクの紋章が描かれたジャケットに袖を通していく。
ミレイ「お兄ちゃん、これあげる。」
ミレイはダンジと同じサイズのジャケットを手渡す。
ダンジ「ありがとう。」
ダンジは袖に腕を通し、デイブレイクメンバーと合流すべく外へ向かっていった。
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百合ヶ丘女学院──
所変わって、カズマは1人ラウンジで1人のリリィを待っていた。
夢結「待たせてごめんなさい、カズマ。」
カズマ「いいや、平気だよ。」
カズマが待っていたのは夢結であり、カズマの手には、先の戦いの時からずっとポケットに仕舞っていた小箱が握られていた。
夢結「ところで、話って何かしら?」
カズマ「この間の戦いの前に、言ったこと覚えてるか?」
夢結「『戦いが終わったら話がある』って言ってたわね。」
カズマ「あぁ。
ちゃんと覚えててくれたんだな。あの状況だったのに。」
夢結「ちゃんと覚えてるわよ。」
カズマ「これを、受け取って欲しい。」
そう言って小箱を開ける。
カズマ「俺と、結婚を前提にこれからも居てくれるか?」
夢結「ふふっ。何かと思ったら、そういうことだったのね。」
カズマ「受け取ってくれるか?」
夢結「えぇ。それなら──ね?」
カズマ「もちろん。」
カズマは夢結の左手の薬指に指輪を嵌める。
夢結「カズマ。あなたにもしてあげるわ。」
夢結はカズマの薬指に指輪を嵌める。
カズマ「……これからも、改めてよろしくな、夢結。」
夢結「えぇ。」
それから、2人は談笑をしながら2人だけの時間を過ごしていった。
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梨花とアラタは、2人で模擬戦をしていた。
カブト「はぁっ!!!」
梨花は右脚による正確な回し蹴りを浴びせるも、アラタは左手で防御する。
ガタック「せぁぁっ!!」
アラタはカウンターとばかりに右手のストレートを浴びせる。
カブト「ふふっ、なかなかやるわね。」
ガタック「お前もな!!」
徒手空拳をぶつけ合い、お互い後退りした。
変身を解き、2人は互いの背中を合わせるように座り込んだ。
梨花「やっぱり、アラタと模擬戦するのは楽しいわね。」
アラタ「だな。
まぁ、恋人としてやることかは別だけどなっ。」
そう笑うアラタ。
アラタ「まぁ、これからもよろしくな、梨花。」
梨花「えぇ。よろしく。」
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鎌倉府──
百合ヶ丘近くの廃墟で、デイブレイクのメンバーは作戦会議をしていた。
スグルはユウジたちの情報を纏めたものを取り出した。
スグル「誰がどのレギオンを足止めする?」
結梨「私、一柳隊のみんなと戦いたい。」
千鶴「結梨さん、私も着いて行った方がいいかしら?」
結梨「ううん。私だけで大丈夫!」
千鶴「そう。なら、私も結梨さんと同じように1人で行くわ。
そうね……私が攻めるならエイルかしら。」
ユウジ「俺とヒイロはアールヴヘイムを足止めする。」
アイリ「私も着いてくわ。」
紗月「俺はサングリーズルを足止めしに行く。」
ナオ「紗月が行くなら私も行きます。
紗月を止めれるのは私だけですから。」
珂波汰「俺はレギンレイヴだな。
那由多は?」
那由多「俺はシュバルツグレイル。どんな人がいるか気になるしね。」
ナオ「ところで、マサノリさんと燐音はどちらへ向かうんです?」
マサノリ「俺たちは作戦遂行のためにここで待機みたいで〜す。」
燐音「まぁ、なんかあったら呼んでよ。すぐ行くからさ。」
スグル「俺はマサノリ達の監視をしておく。
放っておくと何をしでかすか分からないからな。」
マサノリ「信用ないねぇ。」
ヒイロ「日頃の行いが祟ったんでしょう。」
マサノリ「あ〜らら、手厳しい〜。」
スグル「ダンジさん、あんたはどうするんだ?」
ダンジ「俺は前線には出ないつもりだ。」
紗月「兄貴!!決断してくれよ!!」
ダンジ「………アンデッドが全員再封印された時は、俺が1人で潰しに行く。」
スグル「そうですか。
……用意は整っているな?」
全員右耳にデバイスである『ザイアスペック』をつけ、眼鏡を装着していた。
スグル「デイブレイク、百合ヶ丘侵攻作戦開始。」
……To be continued
特殊ED:Photon Maiden『暁』
次回、EP05:『侵攻〜アンデッド封印と覚醒の王〜』
登場キャラクター
LGラーズグリーズ(一柳隊)
白井夢結 夏吉ゆうこ
ブラックアウト
近導ケイト/仮面ライダーゲイツ 蒼井翔太
江端ツカサ 内田雄馬
五代メグミ 相羽あいな
魚住ザクサ/仮面ライダーウォズ 伊藤昌弘
海東トマリ/仮面ライダーディエンド 豊田萌絵
惣川カズマ 寺島拓篤
一柳梨花/仮面ライダーカブト 上坂すみれ
加賀美アラタ/仮面ライダーガタック 中村悠一
デイブレイク
一柳結梨 伊藤美来
月読ダンジ 小野友樹
月読ミレイ 中島由貴
月読ハルカ 大地葉
清蔵ユウジ ランズベリー・アーサー
小湊ヒイロ 島﨑信長
郭燐音 志崎樺音
安藤千鶴 倉知玲鳳
浅倉マサノリ 森嶋秀太
大賀美アイリ 松澤可苑
朱雀嵐/仮面ライダーダークゴースト 梶原岳人
アンズ・ウォーカー/仮面ライダーゼロスペクター 96猫
霧崎珂波汰 小林裕介
霧崎那由多 豊永利行
月読紗月 畠中祐
立風館ナオ 坂倉花
月影スグル 宮野真守
サーガラ 結那
テディ 小野大輔