アサルトリリィ×仮面ライダー time of 百合ヶ丘女学院   作:黒破リンク

47 / 53
今回、かなり胸糞悪いかもしれないです。(知り合いの舞台見て感化させられたため。)
それでは、どうぞ。


過去編
白鳥サンダユウの過去


小学6年の時……

 

男の子1「おい死神!!とっとと起きろよっ!!」

 

男の子2「アハハハハ!!ざまぁwwww」

 

女の子1「死神は大人しくくたばってろ……よっ!!」

 

そう言いながら殴ったり蹴ったりするいじめっ子。

 

ユウ「うわぁっ!!!(なんで……!!なんで誰も僕を助けてくれないんだ!!)」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

先生「当学校に、いじめの事実などありません。」

 

ユウ「そんな……!!こんだけ傷だらけなのに!?」

 

先生「それは君が死神だからだろうッ!!」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ユウ「ねぇ!!助けてよ!!おじさん!おばさん!!」

 

先生にも、友達にも頼れないユウは、唯一の希望である、育ての親に助けを求める。

 

伯父「お前みたいな死神なんて、引き取るんじゃなかった。」

 

叔母「やっぱり、お前みたいなやつはこの家にいらない。」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

その日の夜……

 

雨が降りしきる中、ユウは1人傘もささず裸足で泣きながら彷徨っていた。

 

ユウ「もう…いいや。僕はこの世界に必要とされてないんだ。誰も信じない!!大人なんて!!家族なんて!!もう信じない!!!絶対に信じてやるもんかッ!!!!!」

 

雨に打たれながらそう叫ぶも、ユウの叫びは誰にも届くことは無かった。

 

ユウ「なんで………なんで誰も手を差し伸べてくれないんだよ…。僕が……僕が一体何したって言うんだよ!!!」

 

そのまま倒れ、泣き続けるユウ。

 

ユウ「僕は……何もやってない……。僕は何も悪くない……全部……全部ヒュージのせいなのに…………なんで……なんでだよ…。なんで誰も助けてくれないの……。」

 

そのまま力尽き、目を閉じるユウ。

 

ユウ「(……これでいいんだ……必要とされてない僕なんて、ここで死んで当然なんだ。もうこの世に未練なんてないや……。)」

 

死を覚悟し、そのまま雨に打たれるユウ。

 

ユキ「あなた、大丈夫?!しっかりしなさい!」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

それから1年……

百合ヶ丘女学院……

 

グラウンドにいたユウは、目の前のリリィを見るやいなや……

 

ユウ「おい、どけ。邪魔だよ。」

 

そう言い、目の前にいたリリィ2人を突き飛ばす。そして自分の作った落とし穴に突き落とす。

 

ユウ「あー、楽し。」

 

リリィ1「何するの!?」

 

リリィ2「また君ね!?何回やるつもりよ!!」

 

ユウは、嘲笑いながら落とし穴に落ちたリリィを見ながら叫ぶ。

 

ユウ「……お前らはいいよなぁ。誰からもいいようにされてよぉ!!俺はそんなこと一切ねぇからよ、お前たちが不幸になってる姿見んのが大好きなんだよ!!」

 

ユキ「ユウ!!またやってるの!?」

 

ユウの後ろ姿を見たユキは叫ぶ。

 

ユウ「チッ…。またあんたかよ。いい加減俺に構うんじゃねぇよ。」

 

ユキ「いいえ。あなたがそんなこと辞めるまで構い続けます。」

 

ユウ「あんたも物好きだなぁ!!俺はこの世界の全てが敵にしか見えねぇ。だからあんたも嫌いなんだよ。俺はこれを辞めるつもりはねぇ!!」

 

ユウは、ユキにキレ続ける。

 

ユキ「授業にも出ず、こうやって悪趣味な行動ばかりする。さすがに目が余るわよ。」

 

ユウ「うるせえな!!また説教か?!あぁ!?うぜえんだよ!!大体何が悪いんだよ!!ただ敵を叩き潰してんだからよ!!」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

またある日………

 

ケイト「うわぁぁぁ!!」

 

メグミ「きゃあああ!!」

 

ユウ「いえーい。5人連続落とし穴。いやー気持ちいい。」

 

ソウゴ「おい。何やってんだお前。」

 

ユウの姿を見て、ソウゴは声をかける。

 

ユウ「あ?誰だあんた。」

 

ソウゴ「俺は桃山ソウゴ。ユキに頼まれてお前の様子を見に来た。」

 

ユウ「あぁぁぁぁうぜえなぁ!!好きにやらせろよ!!」

 

ソウゴ「さすがにお前の行動はやりすぎだ。」

 

ユウ「別にいいだろ。」

 

ソウゴ「うちの仲間に、手出してんじゃねぇぞ。」

 

ユウ「うるせえ!!……これ以上突っかかってくんだったら、あんたもぶん殴る。」

 

ソウゴ「ふっ……いいぜ、来いよ。」

 

そうして挑発をするソウゴ。

 

ユウ「おら行くぞっ!!」

 

そう言ってソウゴに向かって殴りかかるユウだったが……

 

ソウゴ「ふっ…。」

 

ソウゴは殴りかかってきた腕を掴み、背負い投げをする。そしてユウを組み伏せる。

 

ユウ「ぐぁっ!!」

 

ソウゴ「殴り方がなってねぇ。それに振りが大きすぎる。」

 

ユウ「離せっ!!離せよっ!!」

 

ソウゴ「いいや、離さねぇ。………これでいいんだろ?ユキ。」

 

ソウゴはユキを呼ぶ。

 

ユキ「えぇ。ありがとうソウゴ。」

 

ユウ「お前……何しに来たんだよ!!」

 

ユキ「あなたに話をしに来たの。」

 

ユウ「お前に話すことなんざねぇ。」

 

ユキ「あなたに無くても私にはあるの。」

 

そしてユキは問う。

 

ユキ「あなた、昔何があったの?」

 

ユウ「……は?ぜってぇ嫌。」

 

ユキ「話しなさい。」

 

ユウ「嫌だ」

 

掴まれた腕を強く握られるユウ。

 

ユウ「あぁぁぁ!!いっでぇぇぇ!!」

 

ソウゴ「大人しく話せ。そうすりゃ離してやる。」

 

ユウ「あぁぁぁ!!うぜえな!わかったよ!!話せばいいんだろ話せば!!」

 

そしてユウは自分の過去を話す。

 

ユウ「俺はちっちぇ時にヒュージに親を殺された。そこまではこの地球に生きてりゃよくあるだろ?問題はこっからなんだよ。俺は『死神』なんて言われて蔑まれ、いじめられ、身近の大人は誰も助けちゃくれなかった。」

 

そしてユキ達に過去を話し続ける。

 

ユウ「引き取ってくれた親戚も、俺を捨てた。……それ以来俺は誰も人間なんか信じねぇ。自分のことしか頭にねぇ大人なんかクソ喰らえってな。」

 

ケイト「そんな……過去が…。」

 

落とし穴から出てきたケイトとメグミはユウを慰めようとするが……

 

ユウ「今更慰めなんかいらねぇよ。どうせ、お前らも俺の事笑ってんだろ?なぁ?何とか言えよ。」

 

メグミ「そんなことしない。」

 

ユキ「助けを求めなさい。あなたが思うほど、人間は悪いものじゃないわ。」

 

するとユウは泣き出す。

 

ユウ「僕は……僕は……!!!」

 

ユキ「私たちは、あなたの味方。……私の言葉を信じて?」

 

ユウ「分かり……ました。」

 

ソウゴ「痛くして悪かったな。すぐ離すぜ。」

 

ユウ「こっちこそすみません。今までこんなことして。」

 

ユキ「別に平気よ。……白鳥サンダユウさん、あなたには『雪月花』に入って貰います。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

時を戻って現代………

 

 

ユウ「ユキさんに頼まれてここの処理ね……。俺目立たない仕事あんまししたくないんですけどね…。」

 

ユキ『ユウ!あなたはすぐ目立とうとするのはやめなさい!!今は信頼を取り戻してますが、あなたは一応前科持ちなんですからね?!』

 

ユウ「人のことを罪人みたいに…。まぁ今となってはあの時の荒れっぷりは黒歴史だなぁ……。」

 

ユウはきちんと調査のために来ていたGEHENAのラボから、自分たち雪月花の存在を抹消する。

 

ユウ「よーし!おーわり!帰って樟美ちゃんとラブラブするぞー!!」

 

 

 

fin




本当は出会いも書きたかったんですけど、それはまた今度。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。