アサルトリリィ×仮面ライダー time of 百合ヶ丘女学院 作:黒破リンク
それでは、どうぞ。
白鳥サンダユウの過去
小学6年の時……
男の子1「おい死神!!とっとと起きろよっ!!」
男の子2「アハハハハ!!ざまぁwwww」
女の子1「死神は大人しくくたばってろ……よっ!!」
そう言いながら殴ったり蹴ったりするいじめっ子。
ユウ「うわぁっ!!!(なんで……!!なんで誰も僕を助けてくれないんだ!!)」
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先生「当学校に、いじめの事実などありません。」
ユウ「そんな……!!こんだけ傷だらけなのに!?」
先生「それは君が死神だからだろうッ!!」
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ユウ「ねぇ!!助けてよ!!おじさん!おばさん!!」
先生にも、友達にも頼れないユウは、唯一の希望である、育ての親に助けを求める。
伯父「お前みたいな死神なんて、引き取るんじゃなかった。」
叔母「やっぱり、お前みたいなやつはこの家にいらない。」
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その日の夜……
雨が降りしきる中、ユウは1人傘もささず裸足で泣きながら彷徨っていた。
ユウ「もう…いいや。僕はこの世界に必要とされてないんだ。誰も信じない!!大人なんて!!家族なんて!!もう信じない!!!絶対に信じてやるもんかッ!!!!!」
雨に打たれながらそう叫ぶも、ユウの叫びは誰にも届くことは無かった。
ユウ「なんで………なんで誰も手を差し伸べてくれないんだよ…。僕が……僕が一体何したって言うんだよ!!!」
そのまま倒れ、泣き続けるユウ。
ユウ「僕は……何もやってない……。僕は何も悪くない……全部……全部ヒュージのせいなのに…………なんで……なんでだよ…。なんで誰も助けてくれないの……。」
そのまま力尽き、目を閉じるユウ。
ユウ「(……これでいいんだ……必要とされてない僕なんて、ここで死んで当然なんだ。もうこの世に未練なんてないや……。)」
死を覚悟し、そのまま雨に打たれるユウ。
ユキ「あなた、大丈夫?!しっかりしなさい!」
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それから1年……
百合ヶ丘女学院……
グラウンドにいたユウは、目の前のリリィを見るやいなや……
ユウ「おい、どけ。邪魔だよ。」
そう言い、目の前にいたリリィ2人を突き飛ばす。そして自分の作った落とし穴に突き落とす。
ユウ「あー、楽し。」
リリィ1「何するの!?」
リリィ2「また君ね!?何回やるつもりよ!!」
ユウは、嘲笑いながら落とし穴に落ちたリリィを見ながら叫ぶ。
ユウ「……お前らはいいよなぁ。誰からもいいようにされてよぉ!!俺はそんなこと一切ねぇからよ、お前たちが不幸になってる姿見んのが大好きなんだよ!!」
ユキ「ユウ!!またやってるの!?」
ユウの後ろ姿を見たユキは叫ぶ。
ユウ「チッ…。またあんたかよ。いい加減俺に構うんじゃねぇよ。」
ユキ「いいえ。あなたがそんなこと辞めるまで構い続けます。」
ユウ「あんたも物好きだなぁ!!俺はこの世界の全てが敵にしか見えねぇ。だからあんたも嫌いなんだよ。俺はこれを辞めるつもりはねぇ!!」
ユウは、ユキにキレ続ける。
ユキ「授業にも出ず、こうやって悪趣味な行動ばかりする。さすがに目が余るわよ。」
ユウ「うるせえな!!また説教か?!あぁ!?うぜえんだよ!!大体何が悪いんだよ!!ただ敵を叩き潰してんだからよ!!」
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またある日………
ケイト「うわぁぁぁ!!」
メグミ「きゃあああ!!」
ユウ「いえーい。5人連続落とし穴。いやー気持ちいい。」
ソウゴ「おい。何やってんだお前。」
ユウの姿を見て、ソウゴは声をかける。
ユウ「あ?誰だあんた。」
ソウゴ「俺は桃山ソウゴ。ユキに頼まれてお前の様子を見に来た。」
ユウ「あぁぁぁぁうぜえなぁ!!好きにやらせろよ!!」
ソウゴ「さすがにお前の行動はやりすぎだ。」
ユウ「別にいいだろ。」
ソウゴ「うちの仲間に、手出してんじゃねぇぞ。」
ユウ「うるせえ!!……これ以上突っかかってくんだったら、あんたもぶん殴る。」
ソウゴ「ふっ……いいぜ、来いよ。」
そうして挑発をするソウゴ。
ユウ「おら行くぞっ!!」
そう言ってソウゴに向かって殴りかかるユウだったが……
ソウゴ「ふっ…。」
ソウゴは殴りかかってきた腕を掴み、背負い投げをする。そしてユウを組み伏せる。
ユウ「ぐぁっ!!」
ソウゴ「殴り方がなってねぇ。それに振りが大きすぎる。」
ユウ「離せっ!!離せよっ!!」
ソウゴ「いいや、離さねぇ。………これでいいんだろ?ユキ。」
ソウゴはユキを呼ぶ。
ユキ「えぇ。ありがとうソウゴ。」
ユウ「お前……何しに来たんだよ!!」
ユキ「あなたに話をしに来たの。」
ユウ「お前に話すことなんざねぇ。」
ユキ「あなたに無くても私にはあるの。」
そしてユキは問う。
ユキ「あなた、昔何があったの?」
ユウ「……は?ぜってぇ嫌。」
ユキ「話しなさい。」
ユウ「嫌だ」
掴まれた腕を強く握られるユウ。
ユウ「あぁぁぁ!!いっでぇぇぇ!!」
ソウゴ「大人しく話せ。そうすりゃ離してやる。」
ユウ「あぁぁぁ!!うぜえな!わかったよ!!話せばいいんだろ話せば!!」
そしてユウは自分の過去を話す。
ユウ「俺はちっちぇ時にヒュージに親を殺された。そこまではこの地球に生きてりゃよくあるだろ?問題はこっからなんだよ。俺は『死神』なんて言われて蔑まれ、いじめられ、身近の大人は誰も助けちゃくれなかった。」
そしてユキ達に過去を話し続ける。
ユウ「引き取ってくれた親戚も、俺を捨てた。……それ以来俺は誰も人間なんか信じねぇ。自分のことしか頭にねぇ大人なんかクソ喰らえってな。」
ケイト「そんな……過去が…。」
落とし穴から出てきたケイトとメグミはユウを慰めようとするが……
ユウ「今更慰めなんかいらねぇよ。どうせ、お前らも俺の事笑ってんだろ?なぁ?何とか言えよ。」
メグミ「そんなことしない。」
ユキ「助けを求めなさい。あなたが思うほど、人間は悪いものじゃないわ。」
するとユウは泣き出す。
ユウ「僕は……僕は……!!!」
ユキ「私たちは、あなたの味方。……私の言葉を信じて?」
ユウ「分かり……ました。」
ソウゴ「痛くして悪かったな。すぐ離すぜ。」
ユウ「こっちこそすみません。今までこんなことして。」
ユキ「別に平気よ。……白鳥サンダユウさん、あなたには『雪月花』に入って貰います。
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時を戻って現代………
ユウ「ユキさんに頼まれてここの処理ね……。俺目立たない仕事あんまししたくないんですけどね…。」
ユキ『ユウ!あなたはすぐ目立とうとするのはやめなさい!!今は信頼を取り戻してますが、あなたは一応前科持ちなんですからね?!』
ユウ「人のことを罪人みたいに…。まぁ今となってはあの時の荒れっぷりは黒歴史だなぁ……。」
ユウはきちんと調査のために来ていたGEHENAのラボから、自分たち雪月花の存在を抹消する。
ユウ「よーし!おーわり!帰って樟美ちゃんとラブラブするぞー!!」
fin
本当は出会いも書きたかったんですけど、それはまた今度。