アサルトリリィ×仮面ライダー time of 百合ヶ丘女学院 作:黒破リンク
bouquet編の最後で少し不穏な感じが出てたりします。
OP:Roselia『ZEAL of proud』
幼少期……
カズマ「ゆゆー!」
夢結「何?カズマ。」
カズマ「見てこれ!新しいトランプみたいなの見つけたんだー!」
夢結「んー、なんか絵柄変じゃない?」
カズマ「確かに、なんかちょっと怖いけどさ、なんか遊べそうだと思わない?」
夢結「私は嫌よ?なんか怖いもの。」
カズマ「そっかー、じゃあ返してくるね?」
夢結「うん。」
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中等部時代……
ブレイド「はぁぁぁぁっ!!」
『LIGHTNING BLAST』
ブレイド『でぇぇぇぇぇやぁぁぁぁぁっ!!!』
ライトニングブラストを受けヒュージは爆散。
カズマは変身を解き、夢結に駆け寄る。
カズマ「お疲れ様、夢結。」
夢結「えぇ、お疲れ様。」
カズマ「怪我、してないか?」
夢結「大丈夫よ。カズマは?」
カズマ「問題ないよ。この鎧もあるし、怪我なんてへっちゃらさ。」
夢結「いくらその鎧があっても、怪我は負うのでしょう?無茶はしないでちょうだい。」
カズマ「そういうお前もな?なんかあったら、俺が夢結を守ってやる。」
夢結「美鈴お姉様もいるわ。」
カズマ「もちろん、美鈴様もね。」
夢結「ありがとう、カズマ。」
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戦闘後……
カズマ「っく…!!」
誰もいない廊下で1人、右腕を抑えるカズマ。
カズマ「(どうしてだ…?戦闘で傷は負ってない…。けど、なんでこんなに右手だけ痛いんだ…)」
あまりの激痛によって、突然意識を失ってしまったカズマ。たまたま近くを通りかかっていた夢結と美鈴は倒れているカズマを発見した。
夢結「カズマ、カズマ!!」
美鈴「とりあえず医務室まで連れていこう、夢結。話はそこからだ。」
夢結「はい、美鈴お姉様!」
そのまま2人はカズマを医務室まで連れていく。
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医務室…
夢結「なんでカズマが倒れたのか、原因はわかったの?」
百由「んー…。どうもブレイバックルには問題は無いみたいなのよねー。」
夢結「と言うと?」
百由「このバックル、昔存在したとされる仮面ライダーのデータを復元して私がそのデータ通りに作り直したの。だから問題は無いはずなんだけど……ん?」
夢結「どうしたの、百由。」
百由「いや、昔ブレイバックルを使っていた人の情報が残っていたわ。『ブレイドは融合係数が高く、最終的にもう1人のジョーカーとなり、社会から姿を消した』と書いてあるの。」
夢結「つまり、もしかしたらその文献と同じようなことがカズマの体にも起こっていると言うの?」
百由「けれど、まだ断定は出来ないのよねー…。どうもこの文献かなり古くって、他を探そうにも他の文献が出てこないのよ……。まず融合係数って言うのがわかんないのよね……。」
寝ていたカズマは目を覚ました。
カズマ「んんっ…?」
百由「カズマ、大丈夫?」
カズマ「はい…腕の痛みは引いたみたいです。」
夢結「なら良かったわ。」
カズマ「ところで…何を調べてるんです?」
百由「いやぁ、カズマの体に異変がないか調べてたのよ。そしたら不思議なことに、何も無かったわ。」
夢結「けれど、腕の痛みの原因が分かるかもしれないと、私と百由で2人で資料を見ていたところよ。」
カズマ「そっか…。2人とも俺のためにありがとう。」
百由「いえいえ、当たり前のことしてるだけだから。」
夢結「カズマはもう少し寝ていなさい。私は一旦美鈴お姉様に報告してくるわ。」
百由「それじゃあ私も、工房戻るわね。作業もあるし。」
カズマ「あぁ、わかった。」
こうして2人は扉を開けて外へ出ていった。
カズマ「(融合係数……か。ラウズカードのアンデッドと俺が何か関係しているのか……?)」
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そして2年前…甲州撤退戦……
美鈴「カズマ君……夢結を……僕のシルトを…頼んだよ……。」
そのまま美鈴はヒュージに向かっていった。
カズマ「美鈴様ぁぁぁぁっ!!!」
カズマは必死に美鈴に手をのばすも、届くことはなかった。
夢結「あぁっ……あっ…!!」
カズマ「(世界を…夢結を……美鈴様も守るって決めたのに…何も守れてねぇじゃねえか…!!)」
すると、突然13枚のラウズカードがカズマの周りを囲むと、カズマの姿はブレイドの姿へと変わり、周りに漂っていたラウズカードは、ブレイドの鎧に張り付いていく。やがて鎧は金色に輝き、体にはアンデッドのレリーフが描かれていた。
ブレイド「あぁっ…!!がぁぁぁぁっ!!」
突然自分に流れる強力な力に耐えきれないカズマは嗚咽を漏らす。
ブレイド「ぐぁぁぁっ!!くっ……!!(なんだこの力…!!)」
そのままカズマは別のヒュージに攻撃。その時、彼はただ笑いながらヒュージをザクザク倒していった。
ブレイド「あははははははっ!!!!」
ヒュージを滅多切りにしても尚止まらないカズマ。
ブレイド「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」
『スペード10・J・Q・K・A』
『ロイヤルストレートフラッシュ』
ブレイド「でぇぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
カズマはキングラウザーにカードを読み込み、ロイヤルストレートフラッシュをヒュージに当てる。
ブレイド「あぁぁぁぁぁっ!!!」
ヒュージを倒そうと泣いてる夢結の前を通り過ぎた瞬間、カズマは動きを止めた。
ブレイド「っ……!?」
夢結「もう……やめて……。お願い……!!これ以上傷つく姿は……見たくない…!!!」
カズマの変身は自動で解けた。カズマは膝から崩れ落ち、夢結を抱きしめて涙を流す。
カズマ「ごめん……ごめん夢結……!!!美鈴様を……大切な人のお姉様を守れなかったっ……!!」
夢結「カズマ……!!!カズマっ!!」
夢結はカズマを抱きしめ返し、2人で涙を流す。
カズマ「ごめん……!!ごめんっ!!守れなくて……救えなくてごめん……!!!」
夢結「お姉様……!!!美鈴お姉様ぁぁっ!!」
2人「「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」」
するとヒュージは涙を流す2人に攻撃を仕掛ける。
それに気づいたカズマは咄嗟に夢結を抱きしめて回避しようとする。
カズマ「ぐぁぁぁっ!!」
しかし攻撃を避けきれず、カズマはダメージを受けた。
カズマ「ぐぅっっ!!ああっっ!!」
夢結「カズマっ!!」
お構い無しに攻撃を仕掛けるヒュージ。しかしその攻撃は、2人に当たることは無かった。
シノビ「はぁっ!!」
風魔「ふっ!!」
夢結「恋さん……ユキさん…!?」
シノビ「大丈夫かしら?」
風魔「とりあえずヒュージを。」
シノビ「わかりました。」
『フィニッシュ忍法!!』
『キメワザ!』
『ハリケーンクリティカルストライク!』
2人「「はぁぁぁぁぁっ!!」」
2人は連携攻撃を仕掛けてヒュージを撃退する。
風魔「私は2人を連れて戻るわ。」
シノビ「私はどうすれば?」
風魔「もう少しこの近辺を偵察してて。何かあればすぐに連絡を。」
シノビ「了解しました。」
風魔「少し困り事なら、忍者プレイヤーに伝達して。恋の指示に従うようにしておくから。」
そうしてユキは、赤い玉から忍者プレイヤーを出した。
風魔「頼むわね。」
シノビ「はい。」
そうして2人は分散、ユキはカズマと夢結を連れて一度戦場から撤退した。
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その後……
カズマは、甲州撤退戦の後から変わってしまった夢結を見ていることしか出来ずにいた。
カズマ「夢結……。」
梅「またストーキングカ?」
梅は後ろからカズマに話しかける。
カズマ「梅、言い方が悪い。……お前も少し意地悪だな。」
梅「そうカ?梅はただ、夢結が心配なだけダ。」
カズマ「お前と同じくだ。……俺が美鈴様を守れていれば……こんなことにはならなかったのかな…。」
梅「カズマ……。」
カズマ「悪い、梅。少し外してくれ。」
梅「わかった。……お前も、無理するナよ。」
カズマ「あぁ。わかってるさ。」
カズマ「(あの時の暴走……。俺の体に何が起こってるんだ……。)」
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現在……
一柳隊控え室…
カズマ「梨璃、これからも夢結を頼むよ。」
梨璃「カズマ様?」
カズマ「もちろん、俺も夢結を支えるつもりさ。今度は絶対、梨璃も夢結も一柳隊のみんなも、もちろんこの世界を守るよ。」
梨璃「カズマ様…。」
カズマ「悪いな、俺らしくないこと言って。」
梨璃「いえいえ!」
カズマ「悪い、ちょっと夢結のところ行ってくる。」
梨璃「はい!」
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夢結「カズマ、体の方は平気?」
カズマ「まぁ、あの時に比べたらなんともない。」
夢結「あの時と比べたら意味無いでしょう?」
カズマは真剣に夢結に問いかける。
カズマ「……なぁ夢結、もし俺の体が化け物になったとしたら、どうする?」
夢結「止めるわ。」
カズマ「そっか。……それが聞けて安心したよ。」
夢結「もちろん、どんな姿になったとしても、私はあなたを愛するわ。」
カズマ「夢結……ありがとう。」
夢結「約束よ、カズマ。」
夢結はカズマに小指を突き出す。
カズマ「あぁ。約束だ。」
2人は約束を交わした。
fin…
2年前の甲州撤退戦の日から徐々にカズマの体に異変が起こっていく。
果たしてどうなってしまうのか──
ED:白井夢結(CV:夏吉ゆうこ)『運命のFilament』