アサルトリリィ×仮面ライダー time of 百合ヶ丘女学院 作:黒破リンク
悠のサングリーズル加入時期は4月頃くらいですね。仁→悠→四季(悠が加入して2ヶ月後くらい)の順番です。
それと、また新キャラが増えました。人物紹介をご確認ください。
水原悠。
物心ついた時には既にG.E.H.E.N.A.におり、小学一年生の頃に高松祇恵良によって救出された。
それからの彼は、今川誉、木子都々里、山口千尋、近藤貞花の4人と出会う。彼女達と共に友情を育み、共に戦い、成長を続けていた。
……しかし、彼の身体には本人以外誰も知らない秘密が隠されていた。
彼の身体には、アマゾン細胞と呼ばれる細胞が体内に存在しており、時折アマゾン特有の本能に苦しめられる時がある。
悠「うぅっ……。」
貞花「ゆ、悠?大丈夫?」
悠「う、うん……。病気の症状の一環…だから……。」
誉「とても大丈夫そうには見えませんけど……。」
そんな誉の心配を他所に突如として暴れ出す悠。
悠「うぅ……あぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」
暴れだした悠に驚き、取り抑えようとするも、悠の身体から発する高熱によって手を出せずにいた。
貞花「あっつい!!」
都々里「どうなってるんですか!?」
誉「とりあえず体力が尽きるまで耐えないと他の子が危ないですわ!!」
千尋「悠、ごめんね。」
4人は悠が他に被害を出さないように取り押さえようと画策する中、悠は心の中で本能に抗っていた。
悠「(嫌だ!!貞花達を傷つけたくない!!!!)」
4人が奮闘すること約10分。
突如として悠の動きが止まりその場で倒れてしまう。
貞花「悠っ!!!!」
都々里「一旦医務室に運びましょう!!」
3人は悠を支えて医務室に連れていく。
ただ、千尋は悠と同じくG.E.H.E.N.A.の実験施設から保護された強化リリィ。そんな悠を見て悲しげな表情をしていた。
千尋「悠……。」
医務室に運ぶ道中、小島撫子が4人に声をかける。
撫子「悠!どうしたの!?」
貞花「それが、悠が突然苦しみ出したかと思ったら暴れだして、それで、何とかしようとしたら急に倒れて……。」
撫子「そう。
後は私に任せて、あなた達は戻りなさい?次は授業でしょう?」
都々里「はい、撫子先生、お願いします!」
撫子に悠を預け、4人は教室へと向かっていった。
撫子「また本能に抗ったのね…。そのまま本能に身を委ねてしまえば苦しまずに済むのに……。」
それから2時間過ぎ、医務室で目を覚ました悠はふと右手が握られてることに気づいた。
悠「あれ…貞花……?」
悠はふと貞花の顔を見ると、貞花は涙を浮かべていた。
貞花「悠っ……もう目を覚まさないかと思ったよっ…!!」
貞花に抱きしめられ、悠は驚いていた。
悠「み、貞花っ…苦しいっ…。」
貞花「ご、ごめんね!?」
悠「いや、全然…。抱きしめられることに抵抗は無いし大丈夫なんだけど……普通に力強くて痛かったってだけ……。」
貞花「撫子先生から聞いたよ。
悠には千尋の中にあるヒュージ細胞とは違う細胞が入ってるって。」
悠「うん、そうらしいんだ。物心ついた時にはG.E.H.E.N.A.にいたし……その時なのかな…。」
貞花「あたしにはよく分からないけど、千尋も悠も、同じ人間でしょ?」
悠「貞花……。」
貞花「それに、あたしは悠のこと好きだもん。」
思わぬ発言に悠は頬を赤くする。
悠「っ!?///」
貞花「……どうしたの?
まさか、まだ体調悪い?!」
悠「あ、いや、大丈夫だから!」
貞花「そうなの?なら安心した。
あ、そうそう。撫子先生が、しばらくは訓練に出ちゃダメだって言ってたよ?」
悠「そうなの?
まぁ、撫子先生が言うなら……。」
貞花「あ!もうこんな時間!
ごめん、訓練行ってくる!」
悠「うん、行ってらっしゃい。」
そう言って悠は貞花を見送り、布団に潜った。
悠「(僕は、一体なんなんだろう……。本当はヒュージみたいな化け物なのかな……。)」
そして、その日事件が起きた。
大量のスモール級ヒュージが貞花達を襲った。
悠は、どこか慌ただしい廊下の音を聞いてその異変を知る。
教導官「スモール級が!!訓練中のリリィ達の元に!!」
悠「(スモール級ヒュージが!?貞花達が危ない!!!)」
そう思った瞬間、悠はものすごい勢いで医務室を飛び出し、自分の部屋からヨートゥンシュベルト1本を持って貞花達の元へと走っていった。
その頃、貞花達は次々と現れるスモール級ヒュージ達に苦戦する5人。その現場には、ルイセも居合わせていた。
千尋「ルイセ!」
ルイセ「千尋様!
私のせいでヒュージがこんなに……。」
千尋「何を言ってるの…!?あなたのせいじゃないわ!
どうにか切り抜けましょう。」
ルイセ「はい!」
奮闘する千尋達の元に、悠が合流した。
悠「みんなっ!!!」
千尋「悠!?どうして!?」
悠「みんなが危ない時に、一人で寝てるなんて嫌だから!!!」
そう言って迫り来るスモール級ヒュージを斬る悠。
都々里「こんなに沢山のヒュージがどうして!?」
襲い来るヒュージを迎撃するも、徐々に押されていく貞花達。
そこに、特型ヒュージが現れる。
誉「特型!?」
千尋「やっぱり……一緒にいるとヒュージが集中してしまう……。
……私が、少しでもヒュージを分散させる。ルイセ、あなたは1人にならないで。」
ルイセ「千尋様…?」
悠「千尋……!?」
千尋「はぁっ!!」
千尋は1人目の前のヒュージを斬ってその中を突っ切っていく。
その行動にいち早く反応した悠は千尋を追いかけた。
貞花「2人だけだなんて無茶な!」
ルイセ「早く追いかけないと!!」
貞花達はヒュージを倒しつつ千尋と悠を追いかける。
千尋は多数のヒュージに苦戦していた。
千尋「初等部だってリリィはリリィ。百合ヶ丘のリリィとして、私たちの夢のためにも!!ここは私が食い止める!!!」
悠「千尋っ!!!」
千尋「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
1人で戦う千尋に、悠の声は届いていなかった。
悠「千尋っ!!僕も一緒に戦う!!」
しかし、横から突撃してきたスモール級ヒュージによって悠は大きく吹き飛ばされる。ヨートゥンシュベルトを使って防御の姿勢を取るも、ヨートゥンシュベルトの刃は折れ、悠の手から離れた。
悠「うわぁぁぁぁぁっ!!!」
吹き飛ばされている最中、千尋がヒュージの攻撃を受ける瞬間を見てしまう。
悠「千尋っ……!!」
千尋はリジェネレーターによって復帰して奮闘するも、ヒュージの一撃が千尋にダメージを与える。だが、リジェネレーターで立ち上がった千尋は、こう叫んだ。
千尋「まだよ……!!まだ戦えるっっ!!!!うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!」
千尋は諦めずに奮闘し、爆炎が晴れると、そこには千尋が倒れていた。
スモール級ヒュージに吹き飛ばされ、思うように立ち上がることすら出来なかった悠は、倒れる千尋を見て思わず叫んでしまった。
悠「僕のせいだ……僕が弱かったから、千尋が……!!!
うぁぁぁぁぁぁぁぁァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!!!!」
悠は絶叫すると、自分でも信じられないくらいの跳躍力を駆使して目の前のスモール級ヒュージを蹴散らし、千尋の元へ向かう。
悠「千尋っ!!千尋っ!!!しっかりして!!」
目を覚まさない千尋に、悠は必死に呼びかけていた。
だが、スモール級はそんな隙だらけの悠の背後から、腹部を突き刺した。
悠「ぐはっ……!!」
そのまま、千尋に覆い被さるようにして悠は倒れた。
そのすぐ後、ルイセが駆け寄った。
ルイセ「千尋様!!悠様!!……私の……私のせいで……!!
うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
ルイセは周りのスモール級ヒュージを泣き叫びながら蹴散らしていった。
その後、2人が倒れた現場に貞花達が到着するも、そこには千尋のCHARMと、折れたヨートゥンシュベルトだけが残されていた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
悠が目を覚ますと、そこには小島撫子がいた。
悠「撫子……先……生……?」
撫子「悠、大丈夫?」
悠「僕は……あの時スモール級にお腹刺されたはずじゃ……?」
混乱する悠に、撫子は悠に知らされていなかった事実を知らせた。
撫子「悠、落ち着いて聞いて?
……あなたは私の遺伝子とアマゾン細胞を組み合わせて私が作り出したアマゾンっていう怪物なの。それで、時折出る症状はアマゾンの本能なのよ。」
悠「僕が……怪物……?!」
撫子「そうよ?」
悠「嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ!!!そんな……そんなわけ……!!」
撫子「あなたも、薄々は感じていたのでしょう?自分は普通の人間じゃないんだと。」
悠「それは……。」
撫子「もう大丈夫……あなたはもう、苦しむ必要なんかないのよ。」
悠「え……?」
撫子「だけど、あなたはこの部屋から出ちゃダメよ?」
悠「なんで……?」
撫子「あなたの手で、人を傷つけたくないでしょ?」
悠「はい……。」
撫子「だから、ここにいて?
大丈夫、私が面倒見てあげるから。」
悠「撫子先生……。」
それから数年の時が経ち、悠は言いつけ通り1人撫子に保護された部屋から出ずに日々を過ごしていた。
悠「あっ、母さん。」
撫子「ふふっ、今日も元気みたいね。」
悠「うん!」
撫子「今日もそれしてるの?」
悠は1人、大きな水槽で熱帯魚を飼い、その世話をしていた。
悠「だって、これと勉強しかやることないから。」
撫子「もう、言ってくれれば用意するのに。」
悠「いくらお母さんって言ったって、迷惑かけたくないし…。」
撫子「そんなことないわよ?わがままを言われることが迷惑だなんて思わないわ。」
悠「でも、大丈夫だよ。あ、そうだお母さん、これ教えて?」
そう言って撫子に勉強を教えてもらった悠。
時間が過ぎていき、撫子はある事聞いた。
撫子「所で悠、今日薬は打った?」
悠「まだ打ってない。僕あの薬苦手だよ……。」
撫子「ちゃんと打たないとダメよ?」
悠「後でちゃんと打つよ……。」
撫子「じゃあ、もう時間だから戻るわね?
また夜に来るからね?」
悠「うん。」
そうして撫子は部屋を出ていく。
ふと、悠が窓を見つめると、そこには雲ひとつ無い青空が広がっていた。
悠「はぁ……。外……行きたいなぁ……。」
悠はそう悲しそうに呟き、続けてこう言った。
悠「貞花達……元気かな…。」
溜息を零す悠。布団に潜って夜までやり過ごそうとしたその時、身体の中からふつふつと謎の感情が渦巻き始める。
悠「(何……これ……!!まるで、自分とは違う何かに…飲み込まれそうな感覚……!)」
そして悠は意識を失い、異形の姿へ変化した。
異形の姿と化した悠は、撫子のいた研究所内の研究員達を襲い始めた。
研究員A「なんだお前!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
悠は異形の腕を振るってその研究員を引っ掻く。
研究員B「なっ……!?」
その研究所内の研究員達が襲われているのを撫子はずっと見ていた。
撫子「ふふっ、存分に暴れなさい。」
研究所内を彷徨いながら、悠は研究員達を惨殺した。
それから、本能を制御しきれなくなった悠はついに研究所の外へ出て、民間人を襲い始めた。
悠「ゔぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!!」
民間人が襲われているとの通報を受けたサングリーズルは、異形の姿になった悠の元へ駆けつけた。
日羽梨「なんなのよあのアマゾン!」
都々里「とりあえずあれを止めましょう!!!」
貞花達サングリーズルが異形の姿の悠に攻撃を仕掛ける。
貞花の攻撃を悠が受け止めた時、貞花は異形の姿の悠の中にあるマギを感じて距離を取った。
貞花「みんな待って!!」
冬佳「貞花?」
貞花「誉、都々里、あのアマゾンの中にあるマギを感じたよね?」
都々里「えぇ、感じました。ですが……」
誉「まさか、悠ですの?」
ルイセ「え……?!」
悠「ゔぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙っ!!!!」
悠は都々里達を無視して貞花へ襲いかかる。
貞花「悠っ!!目を覚まして!!」
貞花は自身のCHARMで悠の攻撃を防ぎつつ、ひたすら問いかけた。
だが、悠はそんな貞花の左肩に噛み付いた。
貞花「うっ……!!」
貞花は噛まれた影響で思わず呻き声を漏らすも、ひたすら悠に問いかけた。
貞花「悠っ!!お願い!!元に戻って!!」
貞花の問いかけが効いたのか、悠は一時的に意識を取り戻し、貞花から離れる。
悠「み……さ……か……?」
貞花「悠っ!!」
悠「どう……して……?」
貞花は右手で左肩を抑えながら左手を差し出した。
貞花「やっぱり、悠だったんだ!!ほら、戻ろう!!」
悠「ゔぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙っ!!!!」
またも暴れだした悠は貞花に襲いかかるも、仁がそれを止めた。
アルファ「チッ、こいつも俺と同じアマゾンか。」
そう呟いて前蹴りを浴びせる。
アルファ「本能を抑えられないアマゾンは潰すだけだ。」
そう言って弱り始めた悠に執拗に攻撃を仕掛ける仁。
貞花「仁様!!待ってください!!!」
貞花は仁を止めるために腕を抑えこんだ。
アルファ「離せっ!!!アマゾンによる被害が拡大する前に、こいつを殺す!!」
貞花「悠は私達の仲間です!!」
アルファ「知るかっ!!
他の人間がアマゾンになって苦しむ姿を見たくないだろ!?だから被害が増えないように元を絶つだけだ!!」
貞花「そんなこと、絶対にさせません!!」
仁と貞花が口論をしてる最中、悠は仁と貞花の間に入り、貞花を守るように手を出した。
貞花「悠……?」
それで力尽きたのか、人間の姿に戻った悠は、そのまま倒れてしまった。
貞花「悠っ!!!」
誉「とにかく運びますわよ!!」
悠を百合ヶ丘まで運び出したサングリーズルは、一時的に身柄を雪月花に預けた。
ユキ「本当に悠のようね。
生きてたなんて驚いたわ。」
貞花「それで、悠の今後は?」
ユキ「そうね、今審議中だけれど、今は懲罰房に入ってもらってるわ。
無意識……というより暴走していたとは貞花に怪我を負わせたんだもの。流石にちょっとね……。」
貞花「怪我は平気なんだよ?ただ肩噛まれただけだし。牙がガッツリ当たってめちゃくちゃ痛かったけどね。」
ユキ「いや、ガッツリ噛まれてて痛いで済むのすごすぎるわよ。」
恋「ところで、彼の容態は?」
貞花「まぁ、元気は無いけど普通に会話はできるよ。
あたしに怪我させたことかなり気にしてるみたい。」
恋「そうですか……。」
貞花「あと5日くらいだっけ?あそこにいるの。」
ユキ「そうね。これが終われば、サングリーズルに加入させるつもりなんでしょう?」
貞花「うん。だって、約束だし。」
恋「そうですか。いい仲間を持ちましたね、貞花。」
貞花「うん。じゃあ、ちょっと悠のところ行ってくるね。」
ユキ「えぇ、行ってらっしゃい。」
貞花はラウンジを出て懲罰房に向かっていく。
扉が開くと悠は体育座りで部屋の端っこにいた。
悠「貞花……。」
貞花「悠、元気?」
悠「まぁ……多分…。」
貞花「あ、そろそろ悠が今後どうなるかが決まるって。」
悠「そっか。
もしかしたら、僕は今後百合ヶ丘に居れなくなる可能性があるってこと?」
貞花「可能性は低いと思うけど、もしかしたらあるかも。」
悠「そうだ、もしそのまま百合ヶ丘にいていいってなったらさ、伝えたいことがあるんだ。」
貞花「今じゃダメなの?」
悠「うん。もう少しだけしっかりと考えたいんだ。」
貞花「そっか!じゃあ待っててあげる!」
それから、悠は百合ヶ丘に正式に復学することが決まり、悠はサングリーズルの控え室に来ていた。
貞花「みんな〜!!集まって〜!!」
仁「ん??なんの話だ?」
貞花「正式に復学して、改めてサングリーズルに加入することになったメンバーの紹介!」
悠「あ、今日からサングリーズルでお世話になります、水原悠です。よろしく……お願いします。」
都々里「悠、そんな畏まらなくてもいいんですよ?」
悠「いや、それでもこれからお世話になるんだし……。」
誉「畏まられるとなんだかむず痒いですわ。」
悠「あ、ごめん……。」
誉達と話していると、冬佳が急に悠の後ろに立っていた。
冬佳「貴方が貞花を傷つけたこと、まだ許してないから。」
と、睨みながらそう言った冬佳。
貞花「冬佳、そんなこと言わないの!!私は大丈夫だって言ってるんだから大丈夫だから!」
冬佳「でも、またいつあの時みたいになるか分からないから、今から牽制しとくべきかなと思っただけ。」
悠はふと左腕を見ると、謎の腕輪が着いていた。
悠「あれ、なにこれ……。」
仁「それ、付けてろ。それ付けてれば前みたいに暴走する危険はない。」
悠「これは……あなたが?」
仁「國神仁、3年だ。
……悪かったな、前はお前を殺すだなんて言って。」
悠「こちらこそ…襲いかかってすみません。」
仁「それと、このベルトも持っておけ。
アマゾンズドライバー。左のグリップを捻れば変身出来る。後で使い方教えてやる。」
悠「ありがとうございます、仁さん。」
貞花「ほら、顔見知りの人もいるだろうけど、改めて自己紹介して!
あ、悠のこと知ってる人はやんなくて平気だからね?」
誉「ま、そうですわよね。」
知世「まずは私から!
清家知世、誉お姉様のシルトっす!よろしくお願いします、悠様!!」
日羽梨「山梨日羽梨、サングリーズルの司令塔よ。これから宜しく、悠。」
絆奈「黒川・ナディ・絆奈です!よろしくお願いします、悠様!」
冬佳「長谷部冬佳。
……ルイセと貞花の2人と仲がいいのは少し許せないけれど、何も無いのであれば別に構わないわ。」
悠「(また睨まれてる……。)」
兎愛「鉄川兎愛ですっ!あの…これからよろしくお願いします!」
稀星「長坂稀星って言います!どもっす、悠様!」
レア「如月レアだよ!お近付きの印に、握手しよ!」
そう言ってレアは握手し始める。
サヤ「こら、レア!急にそんなことしたら驚いちゃうでしょ?
あ、橘サヤだよ。よろしくね。」
ハジメ「相川ハジメよ。よろしく。」
リュウセイ「桜田リュウセイです。先程はレアがすみませんっ!」
マサヤ「明石マサヤ。マサって呼んでください、先輩。」
ムラマサ「龍宮寺ムラマサや。よろしく頼むわ、悠先輩。」
ホナミ「佐野ホナミです。よろしくお願いします、悠様っ。」
悠「皆さん、これからよろしくお願いします!」
自己紹介等を終わらせ、その日一日は終わった。
だが、皆が出て行った時を狙って悠は貞花を呼び止めた。
悠「貞花、ちょっと待って!」
貞花「ん?どうしたの?」
悠「その……前に伝えたいことがあるって言ったの覚えてる?」
貞花「うん!それで、伝えたいことって何?」
悠「僕、初等科の頃からずっと貞花のことが好きだったんだ!!
友達としてもだけど、異性として!!」
貞花「え……!?」
悠「だから……その……僕の、恋人になってくれませんか!」
勇気を出して想いを伝えた悠。
貞花の返答は、悠が予想していないものだった。
貞花「……その言葉、ずっと待ってたんだよ?」
悠「え?」
貞花「あたし、もう会えないかもって思ってたから……会えて嬉しかった。
悠に会えたら、あたしの気持ち、悠に知ってもらおうってずっと考えてた!だから、答えはYESだよ、悠。」
そう言って貞花は悠に抱きついた。
貞花「あたしも、悠のこと好き!絶対に悠のこと幸せにしてみせるから!」
悠「あははっ、それ、本来僕が言うべきセリフじゃない!?」
貞花「悠、あたしのこと幸せにしてね?」
悠「もちろん。絶対に幸せにするっ!!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
百由「それでぇ?最近貞花とはどうなのよ?」
悠「どうって言われても……。」
百由「絶対幸せにするっ!!って豪語したんだもんね?」
悠「え、なんで知ってるの!?」
百由「あの後貞花が嬉しそうに報告してきたからね〜。青春ねぇ。」
悠「そう?」
百由「うん。」
悠「それで……本題は?」
百由「あ〜ごめんごめん、忘れるところだったわ。
今開発中の新ベルト、四季君が着けてるベルトと同じやつもう一個作って悠にあげようと思ってたのよ。
この間仁様に言ったら断られちゃって〜…。」
悠「うん、それで貞花やみんなを守れるなら、僕は有難いよ。」
百由「その返事を待ってたわ!
完成したら報告するわね!」
悠「うん。ありがとう、百由!」
百由「んじゃ、任務頑張ってらっしゃい!」
悠「うん、任せて。」
そうして、悠は貞花達の元へ合流していく。
貞花「よし、サングリーズル全員揃ったね!」
悠「それじゃあ、行こっか!!」
貞花「サングリーズル!!出撃!!」
過去編史上最長かもしれない。