1941年 帝都東京首相官邸
「コンコンガチャ 失礼します。例の作戦が議会で承認されました。斎藤首相」
斎藤三郎 大日本帝国総理大臣
日中戦争を回避し、軍部の暴走をいち早く察知し素早く対応した。国民人気も高く日本の光と呼ばれている
「もう…これしかない、亜細亜解放の為…」
帝都東京大本営本部
「では改めて作戦内容をご説明致します。海軍大臣よろしくお願いします。」
「はい、今回の作戦はハワイ真珠湾を急襲することです。これによってアメリカ合衆国と開戦致します。まず、第一航空艦隊の艦載機240機で真珠湾を急襲させます。これによりアメリカ太平洋艦隊を撃滅します」
作戦参加部隊
第一航空艦隊 真珠湾を航空機で急襲する
旗艦 赤城 空母 翔鶴 瑞鶴 飛龍 蒼龍 加賀
戦艦 金剛 霧島 榛名 比叡 長門 陸奥
重巡洋艦 鳥海 妙高 最上 鈴谷
駆逐艦 雷 不知火 夕霧 陽炎 村雨 春雲 初春 響 朝潮
第二水雷戦隊 真珠湾近海を監視
旗艦 那智
重巡洋艦 羽黒
駆逐艦 吹雪 春風 夕雲 浜風 磯風
「ありがとうございます。意見はありますか?分かりました。作戦決行日は12月1日と致します。では皇国に栄光を!解散!」
1941年 遂に議会で真珠湾攻撃が承認された。これにより枢軸国に加盟しドイツ、イタリアと共にイギリス、アメリカ打倒に動くことになる
神奈川県横須賀基地空母赤城艦橋
「ふむ作戦概要は理解した。空母の位置は分かるかね?」
近藤信竹 第一航空艦隊司令長官
後に太平洋のサメと称されることとなる
「いえ、依然として空母の位置が掴めておりません。」
「そこが心配だな…しかしやるしかないだろう。
全艦に作戦概要を通達!明後日に出港しよう。
頼むぞ」
「了解しました!」
日本情報局は依然としてアメリカ空母の動向が掴めていなかった。
1941年11月27日とうとう大日本帝国は開戦に踏み切った。横須賀を出航した第一航空艦隊と第二水雷戦隊はハワイ北北西250km地点に到達した。
「作戦予定地です!」
「分かった。全空母に通達、艦載機発艦準備開始。」
「了解しました!」
第一航空艦隊と第二水雷戦隊は別れ、第一航空艦隊は攻撃隊発艦準備に取り掛かっていた。真珠湾は目の前であった
「長官!全空母攻撃隊発艦いつでもいけます!」
「了解した、ここは運だ。急ぎ攻撃隊を発艦させよ!皇国の興廃この一戦にあり!各員一層奮励努力せよ!」
1941年12月1日午前11時空母から続々と攻撃隊が発進総勢240機、未だアメリカ軍には気付かれていない。
近藤は赤城艦橋で攻撃隊に敬礼していた。
「頼んだぞ…」
真珠湾某飲食店
「ハッハッハ、昨日のボウリングは面白かったな!まだ笑えるよ」
「あれでも真剣にやってたんだぜ?ブラザー」
「この任期が終われば俺、本土にいる彼女と結婚するんだ。だからまだ死ねない。」
「縁起の悪いこと言うなって、戦争なんか始まらねーよ」
ウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥ
「そうだな…なんだこの音は…空襲警報か?」
「そんなまさかジャップはここまで来れねーよ」
ヒュュュュュュュウドカアァァァァァアアアン
「うわぁぁぁ!俺の足がない!助けてくれぇ!」
「あれはミートボール!ジャップだ!クソ!早く迎撃機を出せ!」
「ダメです!滑走路がやられました!使用不能!」
「クソッタレエエエ!!!」
ドカぁぁぁん
「全機に告ぐ、滑走路は破壊した。次は戦艦を狙え!」
「目標、敵戦艦!これでもくらえぇぇ」
どかぁああああん
左舷に2発魚雷を食らったアリゾナは対水雷防御が低かったせいか、艦中央が真っ二つに折れ、撃沈した
「よっしゃあ!こちら第七雷撃隊!敵戦艦撃沈!」
その後もアメリカ戦艦に攻撃が命中し、ネバダ、アリゾナ、ニューヨークなど計5隻のアメリカ戦艦が撃沈された。ここにアメリカ太平洋戦艦部隊は壊滅した
第二水雷戦隊那智艦橋
「おぉ!攻撃隊があの戦艦部隊を壊滅させたのか!素晴らしい戦果だ!すぐにも本国へ伝達せねば!」
「司令!至急電であります!本艦隊から東80km地点にアメリカ空母艦隊発見!先程の電文で本艦の位置がばれ、敵攻撃隊が本艦隊に接近中であります!」
「なんだと!すぐに第一航空艦隊に通達せよ!総員対空戦闘配置につけ!援軍が来るまで耐えるぞ!」
第二水雷戦隊は本国へ攻撃成功の電文を打ったためたまたま訓練から帰還途中だったアメリカ空母艦隊に位置が特定された。アメリカ空母艦隊の行動は早かった。すぐにも攻撃隊を発進させた。総勢121機
アメリカ空母艦隊編成
旗艦 サラトガ 空母レキシントン
駆逐艦12隻
第一航空艦隊赤城艦橋
「そうか…別働隊を編成する。
我々空母は攻撃隊を収容し本国へ帰還する。
戦艦2隻を護衛とさせる。長門、比叡、金剛、最上、鈴谷、響、雷を別働隊として編成、敵空母艦隊に急襲させる…これでいこう、早速通達したくれ。」
「了解しました!」
別働隊はアメリカ空母艦隊の背後から急襲する進路をとった。
第二水雷戦隊那智甲板
「対空戦闘用意よし!」
「主砲四式弾砲撃始め!」
ダアァァァアン
四式弾
三式弾を参考にして製作した、VT信管(近接信管)付きの対空弾である。
「左20度!高角45度!撃てぇぇぇえ!」
「うおおおおおお!一機たりとも寄せ付けん!」
「おい!弾もってこい!衛生兵!!」
「ぐわぁぁあ!天皇陛下万歳!」
那智甲板は壮絶な光景だった。壁に張り付いた血。
そして多数の亡骸。最後まで奮闘する機銃座もあった。
「司令!もうこれまでかと…」
「そうだな…みなご苦労だった!この戦いは後世に残されるであろう!天皇陛下万歳!冥土で会おう!さらばだ。」
そう言って司令は内側から艦長室を閉じた
1941年12月1日午後6時重巡洋艦那智は轟沈した。
那智乗組員の救助が行われた。
「重傷者を先に!縄を掴め!」
次回 真珠湾沖海戦
次回、真珠湾沖海戦