イナズマイレブン 雷鳴への挑戦   作:For AP

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20話:データを超える進化

 

 

[マックス、お疲れ様。必殺シュート上手く行ったんだね]

 

「まぁ僕なら当然だよねぇ。君の教えもあったことだしさ!」

 

 

 野生中への勝利から数日が経過した。雷門中はいつものように河川敷での練習に取り組んでいる。俺は野生中戦の応援をできなかったけれど、試合を通じて成長を遂げたみたいで技術や連携のレベルが上がっていた。本当にスポンジみたいな吸収力だなぁ。

 

 

 ……にしても折角日本に来たのに本当にサッカーの練習しかしてねぇな……何処か観光に行きたいが……脅威の侵略者編で観光も楽しめるから我慢するかぁ。

 

 ──俺は暖かな陽光に照らされながら、練習風景をぼんやりと眺めていた、のだが……

 

 

 キィ────ゴドン! ガダン!! バタン!! 

 

 

 

 ……いつも通りの練習と言ったのは間違いだったみたいだ。凄まじい音を立てながら河川敷グラウンドの斜面を黒塗りの高級車が駆け降りてくる。練習中のグラウンドまで入り込んだ車は停車し、ドアが開かれる。

 

 

「必殺技の練習は禁止します」

 

 

 降りたのは勿論雷門家のご令嬢である夏未さんだ。車から降りた彼女は、開口一番必殺技の練習を禁じるのだった。

 

 なんでも、他校からの偵察が集まっているとのこと。

 

 俺も言葉を聞いてから見渡してみると、グラウンドの上の橋から大勢の人に多くのカメラレンズが向けられていた。他校からのマークが激化していることは間違いない。

 

 カメラを向けられるのは慣れているから何も感じていなかったが────そういえばこの辺から周囲からの注目が高まってくるんだったな。……確かにコレは必殺技の練習は封印した方が良さそうだ。

 

 マークされても関係ないぐらいの必殺技──皇帝ペンギンとかイナズマブレイク──を持っているならば気にしなくていいんだけど、未だ雷門中の最大火力はイナズマ落としかドラゴントルネード。正直まだまだ威力が足りていない。

 

 

 

 そこから数日は基礎練習ばかりに励むことになった。必殺技の練習にかかりきりだったかし、雷門中には基礎を見直す時間も重要だよね。どうせすぐに新たな練習場所が見つかるわけだしさ。

 

 

 

 

 ──数日後──

 

 

 俺とムクロは練習風景を眺めながらゲームで遊んでいた。──ちゃんと練習風景は見てるし、アドバイスはしている。けどマネージャーが3人になったことでどうしても仕事が減ってしまったんだよなぁ。ほとんどアドバイスをするだけの地蔵になりつつある。

 

 早く俺も一緒にプレーしたいなぁ。……もう少し我慢しておこう。帝国戦が終わったら俺も忙しくなるだろうから、こんなにゆっくりとした時間を過ごせるのは今だけだろう。

 

 

「ゲームやってて気づいたけどアンタって連携技使わないわよね。リアルでもゲームでも個人技重視って感じ」

 

 

 俺とサッカーゲームで対戦しながらムクロはそう言った。悔しいが状況はムクロの優勢である。……俺はあまりゲームをやってこなかったから少し下手くそなのだ。

 

 連携技……ねぇ。別に使えないわけじゃないし、寧ろたくさん使えるが……GKやらされてたから使う場面がないというか……連携をみんなと練習していないというか……連携相手が俺のデュプリだけどいうか……

 

 だって一応俺の本来のポジションはFWだってことは伝えたはずなんだけど、連携技に誘われたことすらないんだよぉ〜!! 

 

 ってことで、デュプリの存在をムクロは知らないから、連携技を俺が使えると思わないのも道理ってわけだ。この前デュプリを影山に見せたのだってノリだし、未来の技術だから本来は秘匿している。

 

 ──あの時は影山なら分身フェイントとか分身ディフェンスみたいな必殺技と誤認してくれると思って使ったんだ。ってことは……やっぱりアトリしか知らないよね。

 

 ムクロに教えてもいいんだけど、1人でサッカーの試合ができるってなったら、なんだかチームメイトに失礼だと思わない? ──俺でもそのぐらいの気は回るさ。

 

 無言で思索を巡らせながらピコピコとボタンを連打していると……負けてしまった。まずったなぁ気が抜けていた。

 

 

「雑魚っ!! 連携技もないボッチ君だしゲームが下手くそなのも仕方ないかぁ〜」

 

 

 こちらを覗き込むムクロの口角は上がりに上がっており、ニンマリと笑っている。俺を挑発していることは明白だった。

 

 

 [うっせ! 関係ねぇだろ!! 自分だってボッチ気質で大して連携技なんてねぇだろ!!」

 

 

 思わず言い返してしまう。昔はムクロももう少し素直だったのになぁ……いや、そんなこと……

 

 

「いいぇ〜私はギャラクシーもパンツァーも使えますぅ!」

 

 

 ……ないな。あくまで煽りカスの精神は変わらないようだ。俺にばっかりこう言う態度をとるんだから可愛げがない。

 

 そういえばムクロはFWってこともあり、連携技のレパートリーは多かったなぁ。人見知りのくせによぉ。

 

 

 [てかなんでここにいるんだよ。今日は別に試合なんてないただの練習日だぞ。……マネージャーやるか? ]

 

 

 俺は都合の悪い現実から目を逸らすかのように、話題を転換する。臭いものには蓋をしておけばいいのだよ。

 

 

「……誤魔化すのが露骨だし……何回聞くのよアンタ……ならないっての。暇つぶしに来てるだけだから期待しないで」

 

 

 ──ほらそんなことよりも。

 

 ムクロはそう言い残し、グラウンドに目線を送る。

 

 

「あれほっといていいの? なんだか、アンタのお気に入り君がいじめられてるみたいだけど」

 

 

 なんだろうか。そう思いながら、指の向く方向に目をやると、河川敷のゴールの前に立つ守君と……ごちゃごちゃした機械を頭につけたピンク髪の男。

 

 ──御影専農の偵察が来たってことか。

 

 アイツは下鶴だっけ? 初代をやったのは本当に小さな頃だった筈なんだけど、御影専農には苦戦した覚えがあるからよく記憶に残っている。

 

 

『ファイアトルネード』

 

 

 下鶴は豪炎寺君の魂の必殺技をコピーし、味方であるはずの守君のゴールを狙う。……完全なコピーではなさそうだが、随分器用だなぁ。利き足が逆に見えるのだが……

 

 あ、守君は予想外のシュートに動揺したのか、ゴッドハンドが発動できなかった……けど咄嗟に発動した熱血パンチでボールを弾く。……ゴールラインをボールは割ってはいない。

 

 

「あれ? 決まると思ったわ」

 

 

 どうやらムクロの予想は外れたようだ。俺も……原作を知っているからそういう結末になると思っていたが……予想外だな。守君は想像以上に成長していたらしい。

 

 下鶴もデータとは違う守君の能力に動揺しているようで、ヨロヨロと足を後退させる。データを超えるの早くないか守君?

 

 ……まあ俺も守君の練習によく付き合っているし、アドバイスもしているから強くなって当然だがな! 

 

 ──なんて俺も天狗になっていたが、考えてみれば下鶴の本来のシュートはパトリオットシュートだったはず。俺も使えるからわかるけど、威力的な話だけでいえばファイアトルネードの方がパトリオットシュートよりも高い。──が、この世界は数値だけで語ることのできるゲームの世界ではないんだ。

 

 必殺技の威力には人それぞれに必殺技との親和性や、技進化のように慣れという要素もある。だから多分パトリオットシュートの方が威力もあるし、早いんじゃないかな? 油断はできない……か? 

 

 

 守君はゴールを守り切ったわけだが、豪炎寺君の方はどうだろう? 

 

 守君に代わって杉森が、下鶴に代わって豪炎寺君がグラウンドに立つ。

 

 

『ファイアトルネード』

 

 

 もはやお馴染みの必殺技を豪炎寺君が放つ。偽物の下鶴のシュートには負けるわけにはいかないと、いつも以上に力がこもっているように思えた。

 

 火属性の力が籠ったシュートは、トゲトゲ頭の男が守るゴールを貫こうと猛進していく。

 

 

『シュートポケット』

 

 

 対するGK杉森威は、水色の空間を展開しシュートの威力を減衰させる。炎を纏ったサッカーボールは勢いと回転数を失い……炎が消化されると同時に制止……した。シュートは完全に止められてしまったというわけだ。

 

 杉森は勝利を確かめるかのように、ボールを意気揚々と掴み、豪炎寺君に見せつける。

 

 

 守君の勝利に続いて、豪炎寺君もシュートを決めてくれればと思っていたのだが、そうはいかないか。データなんて覆してくれればなぁなんて希望的観測をしていたのだが。

 ……豪炎寺君とは未だに全然話していないから、練習を手伝えていない。原作通りの実力というわけだからコレも仕方ないか。──話す機会がなかったんだよぉ。

 

 うーん。杉森さんってゲームでは最強格だし、ポテンシャルもあるから油断できない相手なんだよなぁ。豪炎寺君とも少しお話ししておく必要がありそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 ──イナビカリ修練場──

 

 

 

 うわぁ……こういう雰囲気の空間。懐かしいなぁ。実家の地下特訓場のことを思い出す。ここはあそこより古いし、もっとアナログだけど……

 

 夏未さんが改修工事を手配してくれたとはいえ、流石に40年以上前の施設だから古臭いし、実家のものより高機能ではない。だが、難易度も危険性も負荷相応に低いから、実力はまだまだ足りない彼らにとってはちょうどいい施設と言えるだろう。

 

 でもこんなに無駄でお金のかかる施設……誰が作ったんだろうか? 先代の理事長とかだったりするのかなぁ? ロマンを追い求める俺の父さんと気が合いそうだ。

 

 そういえば……実家の施設みんな使ってるかなぁ……? 自由に使っていいよと言って鍵を渡しておいたから有効活用してくれているといいなぁ。

 

 俺はイナビカリ修練場での過酷なトレーニングに疲弊し、座り込んでいる豪炎寺君にこっそりと話しかける。

 

 

 [豪炎寺くん。少しいいかな? ]

 

「……アインどうした? 何か用か?」

 

 

 名前は覚えてくれていたようだ。ギリギリだったけど。サッカーの練習が出来ずにフラストレーションが溜まっている彼らは少しイラついている。

 

 

 [豪炎寺君に向いていそうな必殺技が書かれた秘伝書を偶々拾ったんだ]

 

 

 俺は父さんに取り寄せてもらった書類を豪炎寺君に手渡した。年季の入ったその紙束は血と汗で滲んでいた。歴史が積み重ねられているのだろうが……汚ねぇ。

 

 

 [その秘伝書に書かれた必殺技は、火属性ブロック技、『──────────』豪炎寺君に向いた必殺技だと思うから上手く活用してほしい]

 

 

 それだけ言い残し、俺は豪炎寺君の元を離れる。練習場所も制限され、時間も少ないが彼ならば上手く扱ってくれるだろう。

 

 彼がディフェンス技を覚えたら凶悪だぞぉ! あの必殺技は地面にファイアトルネード撃っているようなものだから、彼に向いていると思うんだ。ゲームと違って必殺技の枠なんてないんだから、積極的に色々な種類の技を覚えてほしいよね。

 

 シュート技は教えないのかって? 確かに俺はファイアトルネードよりも強い必殺技を知っているかもしれない。だけど、FWってプライドが必要なポジションなんだよ? 豪炎寺君ほどのプレイヤーに指図するのも申し訳ないから自重したのだ。なにより、彼はそんな力欲しくないだろうからね。

 

 

 

 

 ──試合当日──

 

 

 

  俺は御影専農と雷門の試合を観戦するために、マネージャーたちと共にベンチに座っていた。

 

 

「帝国学園の近くで不思議な地震が発生ですって! 地下で秘密の実験が行われているんじゃないかと噂になっていますよ!!」

 

「音無ちゃんそんなこと調べていないで、ほら応援に集中よ!!」

 

「だって先輩〜帝国学園がなにか企んでいるんじゃないかと思って〜」

 

 

 ギクリ!? 心当たりがある話題を音無さんが持ち出した。元新聞部の好奇心がくすぐられたんだろうが……俺には都合の悪い噂だから調べないでほしい……影山が捻り潰してくれると思うんだけど……

 

 

「ほら、みんな試合に集中しなさい! 負けたら終わりなんだから」

 

「すみませぇーん……」

 

 

 そんな気の緩みも夏未さんの一喝により、引き締められる。

 

 もうベンチの環境に馴染んだな。あんなにツンケンすることなかったじゃないか。最初はサッカー部を潰そうとしていたのに、短期間でここまで心変わりするとは……守君恐るべし。

 

 

「フットボールフロンティア、予選二回戦の開始でぇーす!! 本日は雷門中学と御影専修農業高校附属中学の試合です。実況は私、角間……」

 

 

 ピ────ッッッ!! 

 

 

 高らかな笛の音が青空に響き、試合は無事開始された。さて今回も楽勝してくれると応援する側としては気が楽なんだが……

 

 

 

 

「随分とシステマチックな動きですねぇ。隙がないというか、すごい統率力を感じると言いますか。こちらを分析し尽くした動きと言いますか……不気味ですねぇ」

 

 

 隣で俺と共にベンチを暖めるメガネが試合を分析する。やはり、彼はフィールドプレイこそ苦手ではあるものの、サポートメンバーとしての才覚を備えているようだ。

 

 

「でもこっちだって負けていませんよ! なってったってイナビカリ修練場で過酷な訓練に耐えてきたんですから!!」

 

 

 音無はポジティブで良いねぇ。マネージャーはモチベーティングも大切な役割だし、彼女は根っからの陽キャラだから雰囲気を明るくしてくれている。

 

 

 はてさて試合の状況は、前半が終わるまでお互いに様子見をしていたところだが……そろそろ動きがありそうだ。味方からのパスを受けた下鶴が、先日の雪辱を果たすべくゴール前に駆け上がっていく。

 

 

 でも、俺は試合を見ていてわかったよ。雷門中のメンバーの動きは短期間でかなりのレベルアップを見せている。──あれならば以前のデータなど当てにはならないだろう……ってね。

 

 

 

『パトリオットシュート』

 

 

 下鶴は真上にボールを蹴り上げ、左腕を前に突き出した。そして、左腕の親指をボタンを押すかのように握る。ボールが突如ジェット機のように火花を散らしながらゴールへ迫る。

 

 

『ゴッドハンド』

 

 

 が、雷門中。日本の守護神はゴールを許さない。彼の必殺技はデスゾーンをも止める力を持っているのだ。万全な状態であれば、必殺シュートを止められない道理はない。

 

 

「雷門中のGK円堂守!! 御影専農のFW下鶴の必殺技を見事にキャーッチ!!」

 

 

 御影専農全体が計算外の事態に狼狽えている。大方先制点をもぎ取った後は遅延する……という心算だったのだろうが、その程度の積極性では勝利の女神は微笑まない。

 

 データが狂ってしまうと、データキャラって本来の動きができなくなるんだよなぁ。ここからは一気に雷門中のペースだ。

 

 ……てか本当に守君強いな。全然失点してねぇぞ。

 

 

「反撃だ!! 行くぞ!!」

 

 

 守君はキャッチしたボールを足元に落とし、敵陣に駆け上がっていく。

 

 

「なっ!円堂ゴールはぁ!?!?」

 

「あのような動きっ!データにないぞ!!」

 

 

 土門は手をあたふたとさせながらも、DFの意地からかゴール前に立ち塞がる。そして敵だけでなく、味方をも動揺させる衝撃的なプレーには、御影専農の選手達もたまらず立ち尽くすばかり。

 

 なんと守君はゴール前までフリーでたどり着いてしまった。傍にはもう1人守君と一緒に駆け上がる人影が見える。勿論彼は雷門中のFW。絶対的エースだ。

 

 ゴール前からダッシュで上がってきた守君と豪炎寺君によって連携必殺シュートが繰り出された。2人は交差した遠心力を使い、完璧にシンクロした蹴りをボールに打ち込む。そして、新たな必殺技はイナズマを伴いながらゴールを打ち砕いた。

 

 

『イナズマ1号』

 

 

「なんと!GKの円堂守が敵陣ゴールまで迫り、FWの豪炎寺と共に、新たな必殺技でゴールをもぎ取ったぁ!!!」

 

 

 御影専農は予想外の失点により動揺しているようだ。そして、ベンチに座っていた御影専農の監督がその奇妙なゴーグルを投げ捨て、逃げ出していくのが見えた。……データチームがこうなったら終わりだね。

 

 

『ドラゴントルネード』

 

 

 連携の乱れたDF陣をイナビカリ修練場での修行によって得た身体能力で突破し、染岡君と豪炎寺君の連携技でダメ押しの一点を入れて……

 

 

 ピッピッピ──!! 

 

 

 試合終了を告げる笛がフィールドに響き渡ることとなった。

 

 試合終了直前には雷門中のサッカーを楽しむ姿に感化されたのか、御影専農も積極的なサッカーを始めたがそれこそ雷門中の領分だ。いきなりチーム方針を変更して勝てるほど今の雷門中は甘くはなかった。

 

 

「俺たちの勝ちだぁ!!」

 

 

 守君のバカデカい声が大気を揺らす。

 

 俺の心配はいらなかったみたいだね。快勝だぁ!! 守君も原作では失点していたはずだったけど、この試合はなんと無失点で、ボールの支配率も終始雷門中優勢だった。

 

 明らかにチーム全体が成長したと言えるだろう。……寧ろ順調すぎて、豪炎寺君は秘伝書の技を使ってくれなかったけど……

 

 GKがしっかりしている雷門中は御影専農にとって相性が悪かったなぁ。御影戦農は攻撃力に乏しいチームだから、守君のゴッドハンドは破れない時点でひとりでの得点は難しい。となると連携によって守君の大勢を崩す必要があるわけだが……イナビカリ修練場での必死の修行により、キーパーとしての地力も上がっている守君には生半可な崩しは通じない。失点の気配すら感じさせない完璧な試合だった。

 

 相手の杉森さんもかなり良いGKなんだけどなぁ。点が取れないんじゃ勝つのは不可能だ。

 

 

「2対0で雷門中は御影専農に勝利ぃ!!! 準決勝進出を果たしたのは雷門中だぁ!!」

 

 

 まぁなんにせよ、無事に快勝することができてよかった。次は秋葉名戸……だったよな。小手先の技だったり、小狡い技ばかり使用してきた印象だ。大した実力はないだろうし、こちらも心配はいらないだろう。

 

 

 




原作と試合展開が変わりました。

次回は閑話です。
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