いよいよライブ回です
描くのマジで難しい……
今回、いや、今後は難産になってるかもしれないです……
ちなみにセトリや曲構成は、Sound Horizonの国王生誕祭2009凱旋公演に準じています(尺の都合上、一部曲順は変更していますが……)
ニコリーナ生誕祭 〜聖戦〜
〜今回の公演情報〜
開催地 弦巻家大ホール
出演者 Vo ニコリーナ、弦巻こころ、白鷺千聖、瀬田薫、ミッシェル、星野麗音
(昼の部のみ)美竹蘭、丸山彩、湊友希那
(夜の部のみ)戸山香澄、和奏レイ、倉田ましろ
Gt 花山蜜璃
Ba 今井ミサ
Dr 坂明里
Key 笠原綾香
Vn 篠原結衣 With黒服ストリングス
特別出演者 ニッコリウス
↓セットリスト
争いの系譜 ミッシェル、友希那、千聖、彩、蘭
石畳の紅き悪魔
侵略する者される者
11文字の伝言 千聖
冬の伝言 薫
屋根裏の少女 かなみ
緋色の花 彩、麗音
エルの天秤 友希那、麗音
エルの肖像 蘭
エルの絵本【笛吹き男のパレード】 ニコリーナ、麗音
Schwarzweiβ ~霧の向こうに繋がる世界~ こころ、薫
Ark 麗音、薫
緋色の風車 全員
冥王 レイヤ、香澄、ましろ
壊れたマリオネット
人生は入れ子人形 麗音、千聖、こころ、ニコリーナ
終端の王と異世界の騎士 こころ、ましろ、千聖、麗音
奴隷市場
遥か地平線の彼方へ こころ、ましろ、千聖、麗音、美咲
奴隷達の英雄 香澄、ニコリーナ、レイヤ
黄昏の賢者 香澄、麗音
星屑の革紐 ニコリーナ、こころ
朝と夜の物語 薫、ニコリーナ、こころ
海を渡った征服者達 全員
見えざる腕 レイヤ、薫
黒の予言書 ましろ、美咲
ハジマリのクロニクル 千聖
遺言 ニコリーナ
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弦巻家のホール会場には沢山のお客さんが集客されている
その多くはガールズバンドパーティーの関係者だ
ニッコリウス「今日は我がハピネール王国の王女、ニコリーナ王女生誕の日である! この日を迎えられたことを大変嬉しく思う!」
会場からは拍手が送られる
前説はニコリーナの父親であり、ハピネール王国の王様であるニッコリウスが担当だ
ニッコリウス「そこで、本日は王女の尊敬する国王の楽曲を演奏する機会を設けて頂くことになった、まずは力強い本公演のサポートメンバーを紹介しよう!」
まずは楽器奏者の紹介だ
出演者は1人ずつ、中央の階段から現れる
ニッコリウス「まずはストリングスチーム、バイオリン、篠原結衣と弦巻殿の黒服たち。」
結衣たちは一礼し、ストリングスチームの座席に座り調整を始める
ニッコリウス「続いてはバンドメンバー、まずはドラム、坂明里。」
明里も軽く一礼すると、ドラムのチェアに座る
ニッコリウス「キーボード、笠原綾香。」
綾香は客席に笑顔を送り、手を振った
ニッコリウス「ベース、今井ミサ。」
ミサは深く一礼をし、ベースの立ち位置に着いた
ニッコリウス「ギター、花山蜜璃。」
蜜璃は客席に投げキッスをお見舞いし、歓声が上がった
ニッコリウス「それではよろしいか楽器奏者たちよ、ここからは歌姫たちの紹介だ。」
明里の合図で、インストの曲が演奏され始める
早速、中央の階段からやってきたのは……
ニッコリウス「まず紹介するは、美竹蘭、丸山彩、湊友希那。」
3人の歌姫たちは、それぞれポーズを取ってステージに降りてくる
ニッコリウス「続いては、白鷺千聖、ミッシェル、星野麗音。」
こちらも同じく、それぞれポーズを取ってステージに降りていく
ニッコリウス「最後はこちら、瀬田薫、弦巻こころ、そしてニコリーナ王女である!!」
そこで、観客の歓声が一際大きく上がった
ニッコリウス「それでは諸君! 生誕祭1日目の開催をここに宣言する!!」
観客からの大きな拍手と共に、ライブの開催が宣言された
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※『』内はステージ上での歌詞やセリフ、「」は客席の人たちのセリフ
♪争いの系譜
ミッシェル『――かつて世界には、神より遣わされし蒼氷の石が在った、古の聖者がその秘石を用い、焔の悪魔を封じた伝説は伝承の詩となったが、今や...その秘石の行方は...杳として知れぬまま...』
ニッコリウス『西進すること幾星霜、果てしなき流浪の旅路、今は聖戦のイベリア、争いの歴史をしっかりと見ておきなさい』
ニッコリウス『Saranda...』
千聖『畏まりました』
ニッコリウス『Trin...』
彩『仰せのままに』
ニッコリウス『Enja...』
蘭『はい、Sadi先生』
『Ramirez将軍に続けー!』
セリフと共に、観客のリストバンドも光始める
「神よ(Dios)!
再征服(Reconquista) → 再征服(Reconquista) → 再征服せよ(Reconquista)! お別れだ(adios)…
再征服(Reconquista) → 再征服(Reconquista) → 再征服せよ(Reconquista)!嗚呼(Ah)…神よ(Dios)!
再征服(Reconquista) → 再征服(Reconquista) → 再征服せよ(Reconquista)!此処でお別れだ(adios)…
再征服(Reconquista) → 再征服(Reconquista) → 再征服せよ(Reconquista)!嗚呼(Ah)…我らが神よ(Dios)!
再征服(Reconquista) → 再征服(Reconquista) → 領土再征服せよ(Reconquista)!」
千聖『神は土塊から〜初めに男を創り〜♪ その肋骨から〜女を創った〜♪』
たえ「千聖先輩、綺麗な歌声。」
有咲「あぁ、凄いな。」
千聖&蘭&彩『兄は土を耕し、弟は羊を飼った〜♪ 争いの歴史は、此処から始まった〜♪』
友希那『以来...何故...人は 断ち切れないのだろう〜♪ 争いを繰り返す、負の連鎖を〜♪ 弱い私は誰を憎めば良い〜♪ 嗚呼...誰か教えて……』
友希那が歌い上げた後、ニッコリウスのナレーションが入り、曲調が変化する
蘭『幸せな時ほど、誰もが気付かない〜♪ 密やかに歯車 廻すのが《六番目の女神》〜♪』
モカ「蘭、キマってるね〜。」
ひまり「うんうん! 凛々しくなっちゃってカッコいいじゃん!」
同じメンバーのモカとひまりは、蘭の歌い方に感銘を受けていた
千聖『少女が、裸足で駈け出した〜♪石畳を蒼く、照らす月灯り〜♪』
友希那『家にはもう居たくない〜♪足などもう痛くない〜♪ 此処ではない何処かへと〜♪ 行方のない彼方へと〜♪』
彩『歴史は駈け廻る――怒りと憎しみの時代(とき)を彼女は疾り月夜に散った〜♪』
『撃て〜!!』
そして放たれた紅蓮の弓矢が、友希那の身体を貫いた
あこ「友希那さん、大丈夫なの!?」
紗夜「炎を纏った弓矢ですか……?」
そしてそんな友希那に話しかけようとする者が居た
それは、悪魔のようなコスをしたミッシェルだった
はぐみ「ミッシェル!? ミッシェルが悪魔になっちゃった!」
花音「ふえぇ〜……」
友希那『歴史は駈け廻る――痛みと哀しみの時代を〜♪ 私は選び其の手を取った〜♪』
全員『残酷ナ『永遠』ト謂ウ苦イ毒ヲ、喰ラウ覚悟ガ在ルナラバ、共ニ生キヨウ〜♪』
そしてミッシェルが友希那に口付けをするような描写がなされると、結衣のバイオリンソロが始まる
パレオ「結衣様〜! 素晴らしい演奏ですっ!」
チュチュ「さすがね、ユイ。」
そして、ミッシェルと友希那が正面へ向き直り
友希那『...人として死ぬことが赦されないとしても…… それでも...私は……』
友希那のセリフ後、ピアノのイントロが流れ、2曲目に移る
♪石畳の紅き悪魔
ミッシェル&友希那『残酷ナ〜♪ 永遠トイウ苦イ毒ヲ〜♪ 喰らう覚悟が在ルナラバ、共ニ生キヨウ(残酷な〜♪ 永遠という苦い毒を〜♪ 喰ラウ覚悟を決めたから、共ニ生キヨウ〜)』
演奏が始まり、ニッコリウスのナレーションが入ると、観客は大いに盛り上がる
蘭『風は彼の地に 《支配者》を運び続けたが〜♪ 刹那の瞬きの間に、誰もが皆立ち去った〜♪』
千聖『歴史が騙らざる、戦火の叙事詩を詠いましょう〜♪ 敗は大地に倒れ、幾度も花を散らす〜♪』
彩『千の孤独が、蝕む檻の中から〜♪ 』朽ちゆく其の身を、解き放った緋き《焔》』
瑠唯「この世界観……まるで中世のヨーロッパのようね。」
透子「そうなの? けどそんなのミクロンミクロン!」
瑠唯は聖戦のイベリアの世界観に感銘を受けていたが、透子はよく分かっていない様子だった
そして同じく、千聖たちが2番を歌い上げると、ステージ後方にミッシェルが登場する
全員『《美シキ夜ノ娘》(Layla)、君ガ愛スモノ全テ〜♪ 其ノ腕ヲスリ抜ケル〜♪ 流レル《雫》が、河ニナル前ニ〜♪ 契約ノ接吻ヲ〜♪ 《美シキ夜ノ娘》(Layla)、君ガ望ムモノ全テ〜♪ 其ノ腕ヲ振リ払ウ〜♪
哀シイ時代ト諦メ顔デ、無力ニ嘆クノカ? 君ニ今、敢エテ問オウ――』
有咲「奥沢さん、凄ぇな…!」
りみ「めっちゃ、カッコいい〜!」
そしてナレーションの後は、結衣のバイオリンソロである
つくし「わぁ〜、あの子バイオリン上手だね!」
七深「今度、るいるいの貸してもらおうかな〜?」
ミッシェル『時間ニ直キ去リニサレタ、長過ギル闇ノ中デ〜♪』
全員『名前サエ忘レテイタ、君ノ《焔》見ル迄ハ〜♪ 君ガ呼ンデクレル迄ハ――ダ・カ・ラ――』
そして一旦退場していた友希那が、赤いドレスを着て登場する
全員『《美シキ夜ノ娘》(Layla)、君ガ憎ムモノ全テ、此ノ腕デ滅ボソウ〜♪
其レハ異教徒カ? 同胞カ? 其レトモ『聖戦』其レ自体カ?君ニ今、敢エテ問オウ――』
ラストのサビを全員で歌い上げ、曲が終了する
♪侵略する者される者
イントロはミサの受低音が効いたベースのスラップから始まる
蘭『Celt Iberos(ケルト イベロ)の眷属(けんぞく)が築いた 城壁を崩して〜♪ Carthage(カルタゴ)が踊った勝利の舞踏(ぶとう)が 大地を震わせた』
千聖『Hispnia Rma(ヒスパーニア ローマ)が荒れ地を耕して 石を敷き詰めて
Vandals(ヴァンダル)の軍が蛮勇を奮って 荒らして廻った』
日菜「蘭ちゃんと千聖ちゃん、凄いるるるんっ♪てしてるよ!」
千聖『Aragn=Catalua(アラゴン=カタルーニャ)⇔Castilla=Leon(カスティーリャ=レオン) 同盟を結んで〜♪ Granada(グラナダ)←陥落(おと)せば 積年の悲願 遂(つい)に『領土再征服完了!(レコンキスタ)』
彩『嗚呼...教会の鐘を背中で聴きながら十字架を胸に抱き兵士は進んだ〜♪ 嗚呼...境界の山を軍馬で越えながら 見据えた丘の先には→『赤い城塞(アルハンブラ)』 アルハンブラ ah〜♪』
再び、ミサがスラップ奏法を演奏していくと、ステージ後方にミッシェルと友希那が登場する
友希那『父を奪ったのは十字を切る 啓典(けいてん)の民で 〜♪ 母を奪ったのは従事で斬る 聖典の《兄弟(アーフ)》 何故...人は断ち切れないのだろう? 争いを繰り返す 負の連鎖を〜♪ 弱い私は何を憎めば良い 嗚呼…やっと解った… 』
友希那が歌い上げると、フルートとトランペットのソロ(音源)が流れ、ミサが華麗なスラップ奏法を決める
そしてステージ脇には、大旗を持ったスタッフが旗を振っている
観客にも歌ってほしいという合図だ
全員『侵掠者(しんりゃくしゃ)に奪われし 父祖の地を取り戻せ × 侵略者が嗤(わら)わせる 血に塗(まみ)れたる仔らが〜♪ 救済者を貶(おとし)める異教徒は錆となれ × 預言者は神ではない 多神教の偶像〜♪ 侵略する者⇔される者←歴史は繰り返す〜♪』
ミッシェル「今モ兄弟同士デ殺シ合ッテイルノカ?人類諸君、我コソガ君達ノ…敵ダ〜!!』
透子「美咲先輩、凄え迫力だな…!」
七深「広町的にも、これはなかなかですなぁ〜。」
ミッシェルの気迫に透子は若干ビビり、七深はホラー的な要素に頷いていた
ミッシェル&友希那《農夫(アル・ファラーフ)―即チ兄ヨ(エルマノ マジョール)⇔《羊飼(アル・ライ)―即チ弟ヨ(エルマノ メノール)》
全員『畏(おそ)レヨ、汝(なんじ)、悪ノ名ヲ、畏(おそ)レヨ、汝(なんじ)、神ノ仔ラヨ〜♪ ―『聖戦のイベリア』
全員で歌い上げると大きな拍手が起きるが、ステージは薄暗い照明が付いたままだ
やがて、明里のドラムロールが始まりながら、ステージにニッコリウスが立つ
ニッコリウス「悪魔が去りて後(のち)、カスティーリャを中心とした 啓典連合王国の成立はイベリアにとって長き、聖戦の休止符となり得るだろうか?
故郷を失った我らは流浪に、ただ歴史を見守り、歌い継ぐことしかできん。
願わくば、彼方より来たる軍馬の嘶(いなな)きが、堅牢なる国境を…ピレネーの頂(いただき)を越えぬ事を」
そして照明が消え、割れんばかりの大きな拍手が会場を包み込むのだった
長めになってしまった……
今回演奏された曲は、Sound Horizonのマキシシングルである聖戦のイベリアにてお聴きすることができます、原曲を聴いてみるのもいいかもしれません
こんな感じの回が続きますが、何卒お付き合いくださいませ
それではまた次回!!