リサ姉の妹、バンドを始める   作:ローマン

20 / 24



 今回はRoman楽曲を

 やっぱり好きだなぁ







星屑とロマン

 

 

 

 

 ステージに立ったのは、ニコリーナとこころ

 

 2人のお嬢様コンビだ

 

 

 

 

♪星屑の革紐

 

 

 

ニコリーナ『サリュ アンシャンテ(「こんにちわ、はじめまして!」) 差し出した手を― 嗚呼…可愛い私のお姫様(エトワール) 小さな指で懸命に握り返してくる〜♪ あなたの歩む道程(みちのり)が、輝くように『星』と(エトワール)…… 』

 

ニッコリウス『ある雨の朝…いつものように少女が目を覚ますと… 寝具(ベッド)の横には優しい父親…そして大きな黒い犬が居た… 雨の匂い…くすぐったい頬…どこか懐かしい温もり… 小さな姉と大きな妹…二人と一匹…家族となった特別な朝……』

 

こころ『嗚呼…私は星を知らない 遠過ぎる光は届かないから… 嗚呼…僅かな視力でさえも 何(いず)れ失うと告げられている… エクスキュゼ モワ マ メール ス ノン(ごめんなさい…お母さん…この名前…) ジュ ネィム パ セット アブソリュマン デュー ム(どうしても好きになんてなれないよ…) エクスキュゼ モワ(嗚呼…ごめんなさい…) 勇気を出して― 』

 

 

 

 全体的にはストリングスが前面に出た曲で、いつもとは違うこころの歌い方にも注目が集まっていた

 

 

 

こころ『嗚呼…Pleut(プルー)と屋外(そと)へ出たけど 歩く速度が抑(そもそも)違うから… 嗚呼…暗闇に沈む世界では ちょっとした段差でも転んでしまう…エクスキュゼ モワ モン ペール ス ウィユ(ごめんなさい…父さん…この両眼)…

ジュ ネイム ッパ セット アブソリュマン デュ メーム(どうしても好きになんてなれないよ…) エクスキュゼ モワ(嗚呼…ごめんなさい…) 細い革紐(アーネ)じゃ― 心までは繋げないよ…愛犬(プルー)が傍にいたけど…私は孤独(ひとり)だった…… 』

 

ニッコリウス『別々に育った者が…解り合うのは難しい… ましてや人と犬の間であれば…尚更の事である… これからの二人は…何をするにも何時も一緒だった… まるで…空白の時間(とき)を埋めようとするかのように…姉は甲斐甲斐しく妹の世話を焼き…妹は姉を助けよく従った… 父の不自由な腕の代わりになろうと…何事も懸命に… 其れは…雨水が大地に染み込むようにしなやかに… 根雪の下で春を待つように…小さな花を咲かせるように…』

 

こころ『急に吹いた突風(ラファル)に手を取られ…革紐(アーネ)を離したけど…もう何も怖くなかった…『見えない絆』(星屑のアーネ)で繋がっていたから…弱い姉だ― それでも嗚呼…ありがとうね…妹(プルー)が傍にいたから… 私は何処へだって往けた…… 大好きだよ…妹(プルー)が傍にいたから…私は強くなれた…… 』

 

 

 

 ここで再び、ステージ後方にニコリーナが登場する

 

 

 

ニコリーナ『星空に抱かれて夢を見た…あなたが産まれてきた朝の追憶(ゆめ)を… 銀色に輝く夢の中…零れた砂が巻き戻る幻想(ゆめ)を… 嗚呼…何の為に遣(や)って来たのか…最期に判って良かった― 』

 

こころ&ニコリーナ『忘れない[よ/で]…[君/母]と歩いた…[暗闇/苦しみ]に[煌めく/揺らめく]世界を… いつだって…嗚呼…[人生(せい)/愛]は星屑の…[輝き/瞬き]の中に在(あ)ることを…… 』

 

ニッコリウス『祈りの星が降り注ぐ夜→黒犬(プルー)は静かに息を引き取った… 悼みの雨が降り注ぐ朝→冷たくなった彼女の腹から取り出されたのは

光を抱いた小さな温もり→黒銀の毛並みを持つ子犬だった―そして《物語》(ロマン)の翼は地平線を軽々と飛び越えるだろう、やがて懐かしくも 美しき あの《荒野》を駈け廻る為に……』

 

 

 

 そしてそのナレーションの後、間髪入れずに薫がステージ奥から登場し、次の曲が披露される

 

 

 

 

♪朝と夜の物語

 

 

 

 

ニッコリウス『生まれて来る意味 死んで行く意味 君が生きている現在(いま) 11文字の《伝言(メッサージュ)》 幻想物語(ロマン) 『第五の地平線』』

 

『嗚呼…其処にロマンは在るのだろうか…』

 

薫『泣きながら僕達は来る、同じ苦しみを抱きしめて〜♪ 笑いながら僕達は行く、遙か地平線の向こうへ〜♪ 廻(めぐ)り合う君の唇に嗚呼…僕の詩(うた)を灯そう…ラ ヴィ〜♪ いつの日か繋がる《物語(ロマン)》―』

 

 

 

 リードギターは薫が担当し、しかも歌いながらの演奏という凄技を魅せた

 

 

 

薫『泣きながら僕達は来る、同じ哀しみを抱きしめて〜♪笑いながら僕達は行く、遙か地平線の向こうへ〜♪ 廻(めぐ)り逢う君の唇に嗚呼…僕の詩(うた)を灯そう…ラ ヴィ〜♪ 僕達が繋がる《物語(ロマン)》―』

 

全員『生まれて来る朝と、死んで行く夜の物語(ロマン)…Laurant(ローラン) 』

 

薫『嗚呼…僕達のこの刹那さは 良く似た色をした《美花(フルール)》 』

 

ニッコリウス『太陽の風車、月の揺り籠、彷徨える《焔(ひかり)》の物語(ロマン) 壊れた人形、骸の男、時を騙る《幻想(やみ)》の物語(ロマン)』

 

こころ『セ・マドモワゼル・ヴィオレット・クゥィレ・ダン・ル・ブラ・ドロワ【右腕には菫の姫君…】 』

 

薫『エ【そして…】 』

 

ニコリーナ『セ・マドモワゼル・オルタンス・クゥィレ・ダン・ル・ブラ・ゴーシュ【左腕には紫陽花の姫君…】 』

 

薫『嗚呼…僕の代わりに廻(めぐ)っておくれ…其の世界には― 僕が生まれてくるに至る物語(ロマン)はあるのだろうか?』

 

『さぁ…いっておいで…』

 

『ウィ ムスィユー(はい…御主人様)』

 

『廻り来る生の騒めき、太陽の風車』

 

『廻り行く死の安らぎ、月の揺り篭』

 

 

 

 ここで、薫と蜜璃がギターソロを奏でながら前に出てくる

 

 最初のソロは蜜璃で、一切乱れていない早弾きを披露した

 

 対して薫は、タッピングを交えたソロを披露、これには大きな歓声が上がる

 

 そして綾香のキーボードソロも披露され、ギター2人も背中合わせで演奏した

 

 

 

こころ&ニコリーナ『我等(われら)は彷徨える 追憶に揺れる《風車(ムーラン ナ ヴァン)》 廻(めぐ)り行く何(ど)の地平にも 詩(うた)を灯すでしょう…… 』

 

薫『此れは― 生まれて来る前に 死んで行く[僕/イヴェール]の物語(ロマン)…Laurant(ローラン) 嗚呼…僕達はもう逢えなくても 現在(いま)を生きて行く《憧憬(ロマン)》 ―[詠い/捜し]続けよう→君が迷わぬように… 』

 

 

 

 最後には、以前の黄昏の賢者の時の紳士服衣装の麗音が登場する

 

 

 

麗音『『朝と夜』の狭間『焔』は揺らめき 『宝石』を掴もうと『腕』を伸ばし 『風車』が廻れば『星屑』は煌いて 『天使』が笑いし『美しき』幻想の 『葡萄酒』の陶酔(ゆめ)に『賢者』も忌避する 『伝言』の真意を『地平線』は識る、右手に死を…左手に生を…傾かざる…冬の天秤…』

 

 

 

 ラストは全員がソロを奏でながら、曲が終了した

 

 

 

 

 

 







 KajiFesでのRevo氏の様子がどんなだったか、SNSのコメント欄で見てニヤニヤしております笑



  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。