リサ姉の妹、バンドを始める   作:ローマン

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 今年最後の投稿にして、最終回です!

 あとがきにて大切なお知らせがあります

 それではどうぞ!!







エピローグ
最終回 別れは新たなる始まり


 

 

 

 

 あのライブから数ヶ月が経った

 

 ハピネール王国の王女のバースデーライブということもあったからか、バックバンドを務めた私たちにも興味を持ってくれた人が多くなった気がする

 

 おかげで私たちのライブは、いつも大盛況だった

 

 こんな日々がいつまでも続いていく

 

 私はそう思っていた

 

 

 

 

麗音「……そろそろ話してもいいかな。」

 

蜜璃「えぇ……」

 

綾香「どうしたんですか? 2人ともあらたまって。」

 

 

 

 ギターボーカルの麗音先輩とリードギターの蜜璃先輩は神妙な面持ちで、私たちの前に立った

 

 

 

麗音「皆に大事な話があるんだ、私と蜜璃は……今年の冬でバンドは脱退する。」

 

ミサ「えっ……!?」

 

明里「……」

 

綾香「ど、どういうことですか!? 脱退なんて……!」

 

 

 

 私はその言葉が信じられなかった

 

 仲は悪くないし、皆で和気藹々やってた

 

 それなのになんで……!?

 

 

 

麗音「私たちは来年、海外の専門学校に進学するんだ。」

 

蜜璃「麗音はシンガーソングライターコースで、私がギタリストコースにね。」

 

麗音「だから、来年は皆とバンドできない……」

 

 

 

 麗音先輩がそう言いかけた時、私は先輩たちに抱きついた

 

 

 

ミサ「嫌だ……! 先輩たちと別れたくない……! このままずっと……!」

 

蜜璃「最初は日本に留まろうかって2人でも考えてたのだけど……これは麗音と決めたことなの。」

 

麗音「自分の夢を叶えて、その夢を叶えた時に私たちはまた活動再開しよう、約束する。」

 

 

 

 ここまで話を聞いていた私はもちろん、綾香も普段無表情な明里ちゃんも涙を流していた

 

 

 

麗音「だから脱退する前に最後のライブがしたい、もう予約は取ってる。」

 

明里「どこですか?」

 

蜜璃「CIRCLEよ。」

 

 

 

 CIRCLE、リサ姉たちがよく利用しているライブハウスだ

 

 そこが先輩たちが居る内の、最後のライブか

 

 

 

麗音「私たちなりにさ、最後まで足掻きたいんだ、皆、ついてきてくれる?」

 

「「「もちろんです!!」」」

 

蜜璃「それじゃ、練習再開しましょう!!」

 

 

 

 こうして私たちは最後のライブを終え、2人の先輩たちは私たちの元を旅立っていくのだった

 

 

 

 

 

________________________________________________

 

 

 

 

 〜今井家〜

 

 

 

 

ミサ「リサ姉、遅刻するよ〜!」

 

リサ「むぅ〜…あと5分〜……」

 

ミサ「今日は1限からって言ってたでしょ〜!?」

 

リサ「あ〜、ごめんごめん、今起きる。」

 

 

 

 リサ姉は意外と朝に弱いところがある

 

 それを言うなら私もだけど、目覚まし時計のアラームを頼りにしている

 

 

 

ミサ「朝ご飯できてるよ、トーストで大丈夫?」

 

リサ「うん、大丈夫だよ。」ニヤニヤ

 

ミサ「ど、どうしたの?」

 

リサ「いや〜、ミサって結婚したらいいお嫁さんになりそうだなぁって。」

 

ミサ「お、お嫁さん!?/////」

 

 

 

 リサ姉に凄い照れるようなことを言われてしまった

 

 私は家庭的って言いたいのかな……?/////

 

 それならリサ姉も料理も編み物も出来るし、充分家庭的だけど……

 

 

 

リサ「あ、着替えるから先行ってていいよ。」

 

ミサ「うん、分かった。」

 

 

 

 早速、私はキッチンに戻り、朝食をテーブルに並べる

 

 遅れて、リサ姉が着替えを済ませやってきた

 

 着替えてきたのはいいのだが……

 

 

 

ミサ「……/////」

 

リサ「ん? ミサ、どうしたの? 食べないの?」

 

ミサ「リサ姉、その服……/////」

 

リサ「え? あぁ〜、ミサには少し刺激が強すぎたか〜!」

 

 

 

 リサ姉は大学へ進学後、服装が自由になったからか、いつもよりも派手な服を着るようになった

 

 もちろん、結構露出が多めのやつも

 

 

 

リサ「ミサもこういうの、休みとか着ればいいのに〜!」

 

ミサ「も、もうちょっと布生地が多めのがいいよぉ……/////」

 

リサ「あはは、顔真っ赤だよ?」

 

ミサ「は、早く食べてよぉ〜……/////」

 

リサ「ミサ、さっき連絡あったんだけど、教授が体調崩しちゃったみたいで今日の1限無くなったみたいなんだよね。」

 

ミサ「そうなの!?」

 

リサ「そういうわけだからさ! 朝ご飯食べたら、アタシの部屋に来てよ! 一緒にベース弾こ?」

 

ミサ「本当に!? やった!」

 

 

 

 Roseliaはプロとして本格デビューし、その音楽性から幅広い世代から支持を得ている

 

 最も、私はそのファンの中の一人なのだが、こうして一緒にベースを弾く時間を設けてくれるのは、優しい姉だなと実感させられる

 

 

 

リサ「さぁミサ、弾きたい曲はあるのかな?」

 

ミサ「やっぱり最近の曲だったら、ROSEN HORIZONだね!」

 

リサ「集大成のあの曲か〜!」

 

 

 

 私が元々好きなFIRE BIRDのアンサーソングであり、速いテンポ感が好きな曲だ

 

 ある意味、Roseliaの集大成感が凄まじく好きな一曲である

 

 

 

ミサ「間奏のスラップ、難しかったけど……ほら!」

 

リサ「凄い! 出来るようになってるじゃん! やっぱさすがアタシの妹!」

 

ミサ「えへへ……!」

 

 

 

 そう褒めながら、リサ姉は私の頭を撫でてくれる

 

 高校2年生になったとはいえ、こうやって甘やかしてくれるのは妹としては嬉しい

 

 

 

リサ「ミサはバンドの方、順調?」

 

ミサ「うん! リサ姉たち程じゃないけど、カバー曲とかいっぱいやってるよ!」

 

 

 

 麗音先輩と蜜璃先輩が海外の大学へ進学するため、あの後バンドを脱退した

 

 その後、ボーカルとギターの子が見つかり、私と綾香と明里ちゃんの5人でバンド活動をしているのだが、いずれもカバー曲が多い

 

 

 

リサ「ミサは知ってるかな〜? ミサのバンドがCIRCLEで話題になってるの!」

 

ミサ「そうなの!?」

 

リサ「うん、ベースの子が可愛いって噂になってたの聞いたよ!」

 

 

 

 可愛いって言われるのは、少し照れるな……////

 

 でも、あんまり可愛さを売りにしてるわけじゃないから、実力の方も見てほしいな〜とも思う

 

 

 

リサ「よしっ! 今日は早めに大学に行こうかな!」

 

ミサ「あ、もう行くの?」

 

リサ「最近、提出しないといけないレポートが多くてさ、早くやらないと大変なことになっちゃう。」

 

ミサ「そっか……」

 

リサ「ミサも勉強頑張りなよ? 友希那なんて留年寸前だったんだから。」

 

ミサ「あはは、気をつけます……」

 

リサ「じゃあミサ、行ってくるね!」

 

ミサ「うん、いってらっしゃい!」

 

 

 

 大学生は高校よりも自由が効くと言うけれど、忙しいものは忙しい

 

 私も大学生になったら……と考えるけど、やめた

 

 今は今で、自分の楽しいことをしてこれからも行こう

 

 私のお姉ちゃんたちのように……!

 

 

 

 

 

 








 はい、これで彼女たちの物語は一旦完結です

 そう、一旦ですよ?

 活動報告で知ってる方がいるかもしれませんが、この小説自体は完結となりますが、私が投稿している他のバンドリ二次創作と統合した別作品として、彼女たちは登場します!

 来年投稿予定の新作は、登場キャラの数が凄いことになりそうですが…楽しみに待ってていただけると幸いです

 そしてこの一年、私の作品を観ていただきありがとうございました!

 それでは皆さん、良いお年をお過ごしください!!





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