リサ姉の妹、バンドを始める   作:ローマン

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 今回はお嬢様なギタリストたち?のお話です






お嬢様なギタリスト

 

 

 

※ミサ視点

 

 

 

ミサ「ふぅ…ちょっと寒いな。」

 

 

 

 ある日、私はベースのスタジオ練習を終えて、帰路へと向かっていた

 

 

 

?「ったく〜!! そんなのどこにも無いじゃん〜!!」

 

 

 

 何やら、大声を上げてる私と同い年ぐらいの女の子がいる

 

 ヤバそうな人そうだから、ここはそっと見ない振りをして…

 

 

 

?「ねぇねぇ! このクレープ屋さんどこにあるか知らない?」

 

ミサ「え、え〜っと、って、え…? それ反対側ですよ?」

 

?「マジで!? うわ本当だ…サンキュー!! お礼にこのクレープ奢ってあげるから!!」

 

ミサ「えぇっ!? ちょっと待ってよ!!」

 

 

 

 私はその人に手を引っ張られ、そのまま連れていかれてしまった

 

 

 

 〜それから1時間後〜

 

 

 

?「ふぅ〜、結構並んだな〜! さてと新感覚スイーツ、いただくとしますか〜!!」

 

ミサ「あの…私、本当に頼んじゃったんですけどいいんですか…?」

 

?「気にすんなって! そんなのミクロンミクロン!!」

 

 

 

 ミクロンって…その使い方、違くない…?

 

 

 

透子「あ、そういえばまだ自己紹介してなかったね、あたしは時代の最先端、桐ヶ谷透子!! まぁよろしくってことで!!」

 

ミサ「い、今井ミサです…よろしくお願いします…」

 

 

 

 私、こういう雰囲気の人苦手…

 

 

 

透子「今井って…もしかしてリサさんの親戚とか!?」

 

ミサ「い、妹です…」

 

透子「うひょ〜!! 凄い人に会っちゃったんだけど!? サインとか貰っていい!?」

 

 

 

 別にサインを書くぐらい有名なわけじゃ無いけど、まぁ本人が欲しがっていたから一応書いてあげた

 

 

 

透子「うわ〜凄いなぁ! 今井って何年生なの?」

 

ミサ「高校1年生だけど…」

 

透子「あたしと一緒じゃん!! 仲良くしよ!!」

 

 

 

 そう言って透子ちゃんは肩を組んできた

 

 ちょっと力加減が強い…

 

 

 

透子「なんか音楽とかやってんの?」

 

ミサ「べ、ベースを少し…」

 

透子「そんなこと言っちゃって〜! 本当は凄く上手いんだろ〜?」

 

ミサ「ほ、本当にそんなこと無いよ! リサ姉に比べたら私なんてまだまだ…」

 

透子「ま、あたしもギター始めたばっかりだから強くは言えないんだけどね。」

 

ミサ「え? 透子ちゃん、ギターやってるの?」

 

透子「うん、Morfonicaってバンドでギターやってる…ってヤバっ!!」

 

 

 

 わっ、透子ちゃんどうしたんだろう!?

 

 

 

透子「今日あの人にギターのレッスンしてもらうんだった!!」

 

ミサ「そうなの!? じゃあ早く行かないと!」

 

透子「けど、ここから走って間に合うか…? そうだ! ミサも一緒に来る?」

 

ミサ「わ、私はいいよ。」

 

透子「そんなこと言わずにさ! ベースでもきっとなんかの刺激になるっしょ!!」

 

 

 

 うぅ〜、今日透子ちゃんにどれだけ振り回されるんだろ…

 

 

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

 

 都内、某スタジオ

 

 

 

透子「師匠〜! お待たせ〜!!」

 

?「待ってたわ! 早速始めましょう!!」

 

ミサ「あ、あなたは!!」

 

 

 

 スタジオの中に居たのは、先日、麗音先輩とコンビでライブに出ていたギター担当の花山蜜璃先輩だった

 

 

 

蜜璃「ミサちゃんじゃない〜!! 小動物みたいで可愛い〜!!」

 

ミサ「や、やめてください〜!!」

 

透子「ほれほれ〜! 可愛いとこあるじゃん!!」

 

ミサ「と、透子ちゃんまで〜!?」

 

 

 

 私は、花山先輩と透子ちゃんに髪をわしゃわしゃされちゃった

 

 

 

蜜璃「さてと冗談はこのくらいにして…透子ちゃん! 今日はどこを教えて欲しいのかしら!?」

 

透子「このなんですけど〜…」

 

蜜璃「フムフム、これは練習あるのみね! お姉さんが教えてあげるわ!!」

 

透子「ありがとうございます!!」

 

 

 

 透子ちゃんがギターレッスンしてもらうあの人ってのが、まさか花山先輩だとは思わなかった

 

 というかこの人、エレキも弾けるのかな…?

 

 

 

透子「ミサ〜? 何か納得してない顔してるな〜?」

 

蜜璃「そんなに私が信用できないのなら、これで…!!」

 

ミサ「え…!?」

 

 

 

 花山先輩は、見たこともない高速カッティングを始めた

 

 私は指で弾くから、そこら辺の感覚はよく分からないけど、この人は只者じゃない

 

 やっぱりヤバい人だ…!

 

 

 

透子「さっすが花ちゃん先輩!!」

 

蜜璃「ふふっ、凄いでしょ!?」

 

 

 

 ん…? 待てよ…

 

 うちのバンドで今足りてないのは、ギターとドラム

 

 もしかしたら花山先輩、やってくれるんじゃ!?

 

 麗音先輩も居るし、きっとやってくれるに違いない!

 

 

 

ミサ「あ、あの! 花山先輩!」

 

蜜璃「ん? どうしたの?」

 

ミサ「私のバンドに入ってくれませんか?」

 

透子「私のバンド…?」

 

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

※蜜璃視点

 

 

 

 その提案は突然だった

 

 私のバンドに入って欲しい…か

 

 

 

蜜璃「…いいわ、入ってあげる。」

 

ミサ「い、いいんですか!?」

 

蜜璃「ただし、1つだけ条件付きで。」

 

透子「じょ、条件?」

 

蜜璃「ミサちゃんの演奏を見てみたいわ。」

 

ミサ「えぇっ!? 私の演奏なんてそんな…」

 

蜜璃「ミサちゃんのベース、こないだのは本気じゃないでしょ?」

 

ミサ「うぅ…やらなきゃダメですか…?」

 

蜜璃「別に無理はさせないけど、入るか入らないかはミサちゃんの実力次第ってことをお忘れなく。」

 

 

 

 さぁ、どうするミサちゃん〜!?

 

 ここで引き下がったら、お姉さん、ミサちゃんの願いは叶えてあげられない

 

 諦めたら、そこで試合終了ですよ〜?

 

 

 

ミサ「分かりました…! ちょっと待っててください!」

 

蜜璃「ふっふっふ、我はいつでも其方の戦いに付き合うぞ!」

 

透子「なんか喋り方変わりました?」

 

 

 

 ミサちゃんはベースを取りに行った

 

 性格は正反対だけど、やっぱリサちゃんとそっくりね

 

 

 

透子「じゃあじゃあ! ミサが来るまであたしにレッスンしてください!!」

 

蜜璃「OKよ! じゃあまずはこのAメロから…」

 

 

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

※ミサ視点

 

 

 

 うぅ、すっかり遅くなっちゃった…

 

 家に居たリサ姉からは、興味津々な視線を向けられていたけどついてきたりしてないよね!?

 

 

 

ミサ「お、遅れました!!」

 

蜜璃「お! 来たわね〜!」

 

透子「んじゃ! 早速見せてくれよ!!」

 

 

 

 大丈夫…!

 

 いつも通りの練習だと思えばいい…!!

 

 優しく、だが激しさも残したベースラインを奏でる

 

 

 

蜜璃「おおっ〜?」

 

透子「ヤバ…!」

 

 

 

 2人のリアクションは…

 

 ど、どっち!?

 

 

 

透子「凄ぇ…! こんなベース上手いやつ初めて見た…!」

 

蜜璃「うん! ミサちゃん、才能あるわ!」

 

 

 

 そ、そんな大げさだよ…

 

 私なんてまだまだ…

 

 

 

蜜璃「はいっ! そこでくよくよしない!」

 

透子「もっと自信持てって!」

 

 

 

 2人は決して、お世辞で言っている感じではなかった

 

 

 

蜜璃「それと、さっきのミサちゃんの話だけど…」

 

ミサ「…!!」

 

蜜璃「入ってもいいわ! とても楽しそうだもの!」

 

ミサ「あ、ありがとうございます…!」

 

透子「良かったな〜! ミサ!!」

 

 

 

 や、やった…!

 

 私、ベース続けてて良かったな…!

 

 

 

蜜璃「それで、他にメンバーは居るの?」

 

ミサ「えっと…私と綾香と麗音先輩の3人です。」

 

蜜璃「麗音居るの!? やった〜!!」

 

 

 

 そ、そんなに嬉しいこと!?

 

 花山先輩、相当麗音先輩のこと好きなんだね

 

 

 

蜜璃「それではあらためて…花山蜜璃、ミサちゃんのバンドでギターを担当します、よろしくお願いします!!」

 

ミサ「こ、こちらこそよろしくお願いします!!」

 

蜜璃「あと、私のことは蜜璃って呼んでいいわよ?」

 

ミサ「あ、じゃあ蜜璃先輩で。」

 

蜜璃「う〜ん! 可愛い〜!!」

 

ミサ「蜜璃先輩苦し〜!!」

 

透子「なんか面白そうだから写真撮っとこ!」

 

ミサ「誰か助けて〜!!」

 

 

 

 こうして、蜜璃先輩が新メンバーとして加わったのでした…

 

 

 

 

 

 







※オリキャラ紹介その④


 花山蜜璃(はなやま みつり)



学校 月の森女子学園

身長 167cm

趣味 ギター、エゴサーチ



 月の森女子学園に通う高校3年生

 校内でもかなりヤバいヤツと言われており、かなりぶっ飛んだ性格をしているが、音楽に対する情熱は人一倍

 麗音とはストリートライブの時に出会い、以後彼女と行動することが多くなった




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