リサ姉の妹、バンドを始める   作:ローマン

8 / 24



 最近、忙しくなってきた…

 けど、小説描くのも楽しいから執筆も頑張りたい!






ミサ、羽丘女子学園へ行く

 

 

 

ミサ「ううん〜…」

 

 

 

 今日も今日とて、平日の朝がやってくる

 

 自分で言うのもなんだが、私は割と朝は強い方だと思う

 

 ただ、今日はいつもと違うことが…

 

 

 

リサ「スゥスゥ…」

 

 

 

 そう、なぜかリサ姉が居るのだ

 

 お互い自分の部屋で寝ていたはずなんだけど…

 

 

 

リサ「ううん…おはようミサ。」

 

ミサ「り、リサ姉…何で私の部屋に…?」

 

リサ「え〜? 可愛い可愛いミサちゃんと一緒に寝たかったからかな〜?」

 

ミサ「わ、私なんて…可愛くないよ…////」

 

リサ「も〜照れちゃって〜! そういうところが可愛いんだよ?」

 

ミサ「あ! そういえばリサ姉、今日ってダンス部の朝練って言ってなかった?」

 

リサ「うわ! 忘れてた!」

 

 

 

 リサ姉は勢いよく飛び起きると、制服に着替え始める

 

 リサ姉、肌綺麗だよなぁ…

 

 いけないいけない! 何を考えてるんだ私は!

 

 

 

リサ「ミサ、こっちおいで。」

 

ミサ「ん? どうしたの?」

 

リサ「髪はちゃんと整えて行きなよ?」

 

ミサ「急いだ方がいいよ? それくらい自分で出来るし…////」

 

 

 

 リサ姉は時間にルーズな所あるよね

 

 私のヘアセットに時間を割かなくてもいいのに…

 

 その…妹としては嬉しくないこともないけど…?////

 

 

 

リサ「ヤバ…! 急がないと!!」

 

ミサ「朝ごはんは?」

 

リサ「適当にコンビニで買ってくよ!」

 

 

 

 そう言うと、リサ姉は駆け出すように家を飛び出して行った

 

 あ、お弁当忘れてってる…

 

伝えなきゃ!

 

 

 

ミサ「リサ姉! お弁当忘れてるよ!」

 

 

 

 そう声を掛けたけど、反応がない

 

 もう出てしまったのだろうか…?

 

 

 

ミサ「しょうがない、届けよう…!」

 

 

 

 私はリサ姉にお弁当を渡すべく、朝ご飯を食べてから準備を済ませて家を出た

 

 まさか、あんなことになるとも知らずに…

 

 

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

 

 〜羽丘女子学園、正門〜

 

 

 

 

ミサ「お〜、ここが羽丘女子学園か。」

 

 

 

 初めて来たけど、花女とはまた違った雰囲気がある

 

 進学校ってだけ言われてるから、皆頭良さそう

 

 私、入っていいのかな…?

 

 

 

?「リサさん? 何かお困り事ですか?」

 

ミサ「えっ!? え、え〜っと…」

 

?「あれ!? リサさんじゃない!? し、失礼しました〜!!」

 

 

 

 私に声を掛けてくれたのは、メガネを掛けた優しそうな女子生徒だった

 

 制服からして羽丘の人だ

 

 リサ姉と私を間違えてしまったからか、その人は謝ってくれた

 

 私たち、容姿は瓜二つだからね…

 

 

 

ミサ「私、姉に忘れ物を届けに来たんです。」

 

?「お姉さんですか?」

 

ミサ「い、今井リサです…」

 

?「ですよね〜!? なるほど、あなたが噂の…!」

 

ミサ「わ、私のこと知ってるんですか?」

 

?「リサさんが話してますから、羽丘内でも有名人ですよ!」

 

 

 

 リサ姉、私のことそんなに言いふらしてたの!?

 

 は、恥ずかしいこととか言ってないよね…!?

 

 

 

麻弥「あ、ジブン、大和麻弥って言います。」

 

ミサ「あ! 上から読んでも…でお馴染みの!?」

 

麻弥「そうです! ご存知だったんですね!」

 

ミサ「はい! 麻弥先輩のドラム、クセがあって好きなんです!」

 

麻弥「フヘヘ、ありがとうございます!」

 

 

 

 この人が麻弥先輩だったんだ

 

 ステージだとメガネを外してるから、全然気が付かなかった

 

 

 

ミサ「あ、そういえばリサ姉は…?」

 

麻弥「リサさんなら、さっき演劇部の部室の方で見かけましたよ。案内しましょうか?」

 

ミサ「じゃあお願いします。」

 

 

 

 羽丘の校舎、初めて入るな〜

 

 ちょっと緊張する

 

 でも、内装はそこまで花女と変わらないかも、居心地は悪くない

 

 

 

麻弥「すみません〜! リサさん居ますか〜?」

 

部員「大和先輩、今井先輩ならさっき部室を出て行きましたよ。」

 

ミサ「あのっ! どこ行ったか知りませんか?」

 

部員「う〜ん…確か校庭に出ていくのを見た気がしますよ。」

 

ミサ「分かりました! ありがとうござい…まっ!?」

 

 

 

 急いでいたからか、私は部室の段差につまづいて体勢を崩してしまった

 

 ううっ…絶対痛いよこれ…

 

 ってあれ…? 痛みが襲ってこない…?

 

 それとは裏腹に、何かに抱き止められてる…!?

 

 

 

?「おはよう子猫ちゃん、そんなに走ったら危ないよ?」

 

ミサ「ドキューン////♡♡」

 

 

 

 な、何この人!?////

 

 王子様のような貫禄でカッコ良すぎるんだけど…!?////

 

 私は思わず、心臓のある左胸を押さえる

 

 

 

麻弥「薫さん、リサさんを知りませんか?」

 

薫「リサかい? 私は見ていないな…なるほど、子猫ちゃんはリサに用があるのか。」

 

ミサ「そ、そうです…////」

 

薫「なるほど、君がミサちゃんだね?」

 

ミサ「え、何で私の名前を?」

 

薫「風の噂で聞いたのさ。」

 

ミサ(か、カッコいい〜!!////)

 

 

 

 私はこの時、リサ姉が話していたある人物と記憶が合致した

 

 この人が噂の薫先輩だ…!

 

 同性の私が惚れちゃうくらい、学内外でも人気があると言ってた

 

 それに薫先輩と一緒に居ると…私の理性が持たないよ〜!////

 

 

 

ミサ「わ、私はこれで失礼します〜!!////」

 

麻弥「あ、行ってしまいましたね。」

 

薫「フフッ、可憐な子猫ちゃんだ。」

 

 

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

 

ミサ「ううっ…//// まだ顔が熱いな…////」

 

 

 

 薫先輩、麗音先輩と同じ演劇部らしいから今度見に来てみようかな…?

 

 宝塚風のキャラクターとか、凄いハマりそうだな〜

 

 

 

?「あ〜! ミサち〜だ!!」

 

ミサ「ゲッ!?」

 

 

 

 私をロックオンしてきたのは、羽丘の生徒会長である氷川日菜先輩

 

 花女の紗夜先輩とは双子の姉妹で、前にリサ姉と一緒にポテトを食べたことがある

 

 グイグイ来る感じの人が苦手な私からしたら、危険人物に当たるか当たらないかのゾーンに居る人だ

 

 

 

日菜「その様子だと、リサち〜のことを探してるの?」

 

ミサ「はい、リサ姉がお弁当忘れちゃって届けに来たんです。」

 

日菜「リサち〜ならダンス部の部室で見かけたから一緒に行こう! ミサち〜と居るとるんっ♪てする事がありそうだから!!」

 

 

 

 日菜先輩が発するるんっ♪とは、私にはよく分からない

 

 たぶん、嬉しいとか楽しいとかって意味なんだと思う

 

 

 

リサ「ふぅ〜! ダンス久々〜!!」

 

日菜「リサち〜!!」

 

リサ「日菜? それにミサまで!?」

 

ミサ「リサ姉、これ忘れていったでしょ?」

 

リサ「お弁当!? わざわざ届けてくれたんだね、ありがとう〜!!」ギュッ

 

ミサ「わわっ!? ここ学校だよ!?////」

 

 

 

 流石にこんな人前で抱きつかれるなんて恥ずかしいよ〜!!////

 

 でも、悪い気はしないんだよね…////

 

 

 

リサ「ありがとね! 今日も頑張らないとな〜!!」

 

ミサ「うん、頑張ってね!」

 

 

 

 忘れ物を送り届けた私は、ダンス部の部室を後にするのだった

 

 

 

 

_________________________________

 

 

 

 

ミサ「ふぅ、ここに来るまで色々あったな〜。」

 

?「フフッ、にゃ〜んちゃん♪」

 

ミサ「ん? あれは…」

 

 

 

 羽丘の校舎に隣接する木の下に座った猫を見ている生徒がいる

 

 あれはもしかして…!

 

 

 

ミサ「ゆ、友希那さん?」

 

友希那「…!! み、ミサじゃない! どうしてここに!?」

 

ミサ「リサ姉に忘れ物を届けてたんです…もしかして猫を見てたんですか?」

 

友希那「ち、違うわ…! 決して猫が好きだったからとかじゃなくて…」

 

 

 

 友希那さんの猫好きな話は、色んな人から聞いた事がある

 

 本人は気にしてるかもしれないから、あまり追及しないほうがいいか

 

 

 

猫「ニャ〜!!」

 

ミサ「えっ!?」

 

猫「ニャ〜オ♪」スリスリ

 

ミサ「ふふっ! くすぐったいよぉ〜!」

 

猫「ニャオ〜ン♪」

 

友希那「ミサが猫に好かれてる…」

 

ミサ「友希那さんも抱いてみますか? この子、人懐っこいですよ。」

 

友希那「そ、それじゃ…」

 

猫「ニャ〜?」

 

友希那「か、可愛い…!////」

 

 

 

 さてと、そろそろ行かないと学校に遅刻しちゃうからこの辺で〜…

 

 

 

友希那「ミサ!!」

 

ミサ「…!!」

 

友希那「あなた、自分のバンドに全てを賭ける覚悟はあるの?」

 

ミサ「…! もちろんです!!」

 

 

 

 私は友希那さんと言葉を交わし、その場を後にするのだった

 

 余談だが、学校には遅刻ギリギリで登校できたけど、風紀委員の紗夜先輩にもう少し前もって登校するようにと注意されてしまった

 

 そしてリサ姉と私の部室でのやり取りは多くの羽女の生徒に見られており、尊死した人が居たとか居ないとかの話だそうだ

 

 

 

 

 

 







 今回、アフグロと1年組以外の羽女キャラ出しましたが、いつかは個人回も描きたいですね



  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。