君の唇に恋してる…   作:とあるP

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4月…君と出会えた奇跡②

次の日。時刻は朝7時。学校に向かう途中の聡に向かって来たのは、元気な姿を見せた奏だった。

 

「おはよう。早いのね」

「おはよう。いつも通りの時間だよ。奏さんこそ早いじゃない」

「私は最近引っ越してきたばかりだから、道を覚えないといけないと思ってね」

「そうなんだ」

「ええ、それよりも先生ってこの近所に住んでいるの?」

「…そうだとしたら?」

「だったら、この街の事を教えてくれない?全然わからなくて」

 

確かに、奏にとってわからないことだらけであろう。そう思った聡は奏にこの街について教えることにした。

 

「いいけど…僕よりも他の人達に教えてもらったほうが、いいんじゃないの?」

「そんな事ないわ。少なくとも私は貴方()を信用している」

 

真っ直ぐに見つめられてしまい、どうすればいいのか分らなかったが、1つだけ言えるのは…奏といても嫌にならないと思ったからだ。

 

「……わかったよ。奏さんの期待に答えられるかどうかわからないけど、頑張ってみるよ」

「アハハ…そんなに気合い入れなくてもいいのよ。けど…そこまで言ってくれるのなら、ちょっとは期待しちゃおうかしらね♪」

 

そう言いながら、2人は学校へと向かうのであった。学校に着く前に聡から『一緒に入るとマズイから別々に入ろう』と言い出してきた。

奏は反論するのであったが、アイドルが一般人と一緒に居ると変な噂が立つからと聡から正論を言われて、泣く泣く従うことにした。

 

授業中でも、奏は聡から目が離せなかった。一方の聡は来る定期テスト対策として、集中している。ここまでやっているのには訳がある。それは聡がやっている『対策会』での資料作成のためだ。

 

入学して最初の全国模試で1位を取った聡が、自身のテスト対策として行っていた勉強が偶々クラスメイトに見つかり、その内容を教えたところその子の点数が飛躍的に上った。

 

それ以来テスト前になると、聡が『対策会』と言う会を開くと、クラスの平均値がグッと上がるのであった。本物の先生よりも教え方が上手く、わからない所はとことん付き合ってくれるから、クラスのほとんどが『対策会』に参加している。

 

 

 

 

 

 

 

 

4時限目が終わり、お昼休み。クラスのみんなはそれぞれ仲のいい友達でお昼ご飯を食べていた。奏もそんな風にしている。

 

因みに聡はチャイムが鳴り終わると同時に教室を飛び出して行った。恐らく昨日と同じく屋上で食べているのであろう。

 

奏も屋上に行って一緒に食べたい衝動を抑えながら、クラスメイト達と談笑していた。

 

「……」

「速水さん一緒に食べようよ!」

「ええ、そうね」

「もしかして…先生の事が気になるの?」

「え?」

「わかるわ~先生って自分じゃあ気が付かないけど、結構隠れファンが多いんだよね」

「そうなの?」

「うん。この前なんて3年生の先輩が訪ねて来たくらいだもん」

「あれ?私が聞いた話だと、1年の後輩が勉強を教えてほしいと大挙して押し寄せたとか…」

 

そんな風になっていたのかと思うと、彼の凄さがわかった気がする。そんな風に思っておると食べ終わってしまった。

 

そして、次の授業の準備をしていた時であった。突然担任の先生が入って聡の机のところにやって来た。

 

「速水。済まないが長門の道具をまとめてくれないか」

「いいですけど……聡に何かあったんですか?」

 

転校して2日で名前呼びになっている事にクラスメイト達は騒然としているが、そんな事どうでもいい。

担任の山内先生は渋い顔をしたが、一刻を争う時なのだ。仕方ないと思い話すのであった。

 

「実は……長門が倒れたんだ」

 

 

「……え?」

 

 

それを聞いた瞬間奏は、何を言っているのが分からなかった。

 

「正確には、弁当を食べ終わって教室に戻る途中、階段の踊り場で倒れているのを近くの生徒が見つけたらしい」

「そう…なんですか…」

「ああ、幸い今は保健室で休んでいる。だから、今日は早退と言うことになった」

「…」

「なので長門の道具をまとめて欲しい」

「…わかりました」

「それじゃあな」

 

そう言って、担任の山内先生は教室を出ていった。奏は、山内先生の言う通り聡の机にある教科書やカバン等をまとめて保健室に向かうのであった。

 

保健室に着くと、聡はベットの上で寝ていた。それを見た奏はひとまず安心するのであった。そして、聡のカバンを保健医に預けて、自身は教室に戻って行こうとした。

 

「あの、長門君のカバンを持ってきました」

「ありがとうね。えっと…貴女は?」

「速水奏と言います。昨日転校して来たばかりなので…どうかよろしくお願いしますね」

「そうなのね。私はここで保健医をしているわ。体調が悪かったらいつでもいらっしゃい」

「はい。そうさせて貰いますね」

 

そんなやり取りをしていると、聡は目を覚ました。

 

「う、う~ん……ここは?」

「聡!…大丈夫なの?」

「速水さん…えっと、大丈夫ですよ。ちょっとだけ、立ちくらみをしただけなので…」

「そう…無茶しないようにね。山内先生から早退しても構わないって言っていたわ」

「そうですか……それじゃあ、僕は帰りますね。また、明日です」

「ええ……それじゃあね」

 

そう言って、奏からカバンを受け取り聡は学校を後にした。

 

 

放課後。奏は346プロダクションに来てレッスンを受けているが、どうも集中出来ていない。原因は分かっている。聡が倒れたからだ。

しかし、それを理由にレッスンを疎かにするわけではない。奏とてプロなのだ。いちいちこれ位の事で気にしてられない。けど…

 

「……」

「お疲れ~あれ?奏元気なさそうだけど、大丈夫?」

「美嘉…」

 

そこに現れたのは、ピンク髪をツインテールにへそ出しとギャルっぽい格好をした子が現れた。城ケ崎美嘉(じょうがさきみか)。奏と同学年でユニット「LiPPS」のメンバーだ。メンバーのまとめ役としてプロデューサーからの信頼も厚い。同時にいじられキャラでもある。

 

「ちょっとあってね…」

「ふぅ~ん。どんな感じの事なの?お姉さんに相談してみなさいよ♪」

「お姉さんって…あなたと歳変わらないでしょ。けど、ありがとうね。少しだけ元気が出たわ」

「そう?それだったらいいんだけどね」

 

そう言って、奏と美嘉は汗を流すためにシャワー室に向かった。そして、プロデューサーに今日のレッスン内容を報告して、車で送ってもらった。

 

自宅に帰って夕飯を食べて、ベッドに入る。明日は聡が元気に登校してくるのであろうか…そんな風に思って奏は眠りにつくのであった。

 

 

 

 

次の日。いつも通り奏は学校に向かう。だが、その足取りは軽いものではなかった。今日聡は学校を休むのだろうか。そんな風に思って教室に入る。

 

「おはよう」

「おはよう速水さん~!」

「おはよう奏~!」

 

転校初日で出来た友達は気軽に挨拶をしてくるが、隣の席は空席のままだった。やっぱり今日は休みなのか…そう思った瞬間教室のドアがガラガラと開き、そこに現れたのは…

 

「…おはよう。速水さん」

「お、おはよう…聡」

 

そこに現れたのは、昨日倒れた聡だった。顔色も良く元気に登校して来たのだ。そのことで奏は少しだけ安堵した。

 

「よかった」

「え?」

「昨日倒れたから、今日は来ないと思っていたわ」

「あはは…大丈夫ですよ。軽い貧血だったので」

「それでもよ…心配したこっちの身にもなって欲しいわ」

「わかりました」

「ええ、分かってもらえれば嬉しいわ」

 

そう言って、聡は席に着いて授業の準備をするのであった。その様子を奏は、嬉しそうに見ているのであった。

 

 

 

 

 

 

聡が倒れてからいくつかの日々を過ごし、気が付けば4月も半ばになった頃。奏は兼ねてから聡にお願いしていた、『この街について案内して欲しい』を実行することにした。

 

「ねぇ聡。今週末時間あるかしら?」

「え?今週末?」

「そうよ。前に言っていたわよね。この街について案内して欲しいって」

「ああ、あれね…どうして今週末何ですか?」

「私今週末はオフなのよ。だから、お願いできるかしら?」

「いいですよ」

「なら、10時に駅前に集合しましょう。私の友達も連れて行くわ」

 

その一言に聡はあの3人を思い出した。けど、奏が言っていた友達とは違うらしい。

 

「もしかして、北条さん、神谷さん、渋谷さんの3人ですか?」

「違うわよ。あの子達はレッスンがあるから無理よ。他の人達よ」

「わかりました」

「てか、いつの間にか彼女達の事を知ったのかしら?」

「この前プロダクションを訪ねた時に…」

「ふ~ん。そうなのね…」

「?」

 

若干不機嫌気味になってしまった奏は、どうして自身が不機嫌になったのか分らず仕舞いだった。結局この日はこの気持ちが分からなかった。

 

 

 

 

 

 

 

そして、週末(約束の日)。聡は薄手のパーカーにジーンズといったカジュアルな服装で駅前に約束の20分前に着いてしまった。少なからず緊張しているのかもしれない。そんな風に思っていると、こちらに向かってくる2人組を発見した。

 

2人とも芸能人だとバレないように、大き目のツバが付いた帽子を深くかぶっている。目元はべっこう飴位の大きなサングラスをかけている。

 

「お待たせ。待ったかしら?」

「全然大丈夫だよ。それよりも随分と分かりにくい格好をしているんだね」

「身バレ防止よ。紹介するわね。彼女は城ケ崎美嘉よ。美嘉、彼は長門君」

 

そう言って、美嘉と聡は自己紹介をしようとしていたが、互いの顔を見た瞬間固まってしまった。

 

『え!?』

「……」

「……」

「?どうしたのかしら?」

「あ、アハハ…何でもないよ★初めまして(・・・・・)、城ケ崎美嘉です♪」

「は、初めまして(・・・・・)、長門聡です」

 

どことなくぎこちない挨拶をした2人。その様子を奏は不思議そうに見ていた。そして、あと1人を待っているのだが、待てど暮らせど現れない。

 

「それにしても遅いわね…」

「連絡でもしてみたら?」

「そうするわ」

 

奏が電話で呼び出そうとしていた瞬間、聡の視界が真っ暗になり背中に柔らかい感触が…それにびっくりした聡は変な声を出してしまった。

 

「だ~れ~だ~♪」フニュン

「うひゃ!!」

「アハハ!「うひゃ!」だって!」

「ちょっと志希!貴女ね!」

「ごめん~ごめん。奏ちゃんの匂いを嗅いできたんだけどね。男の子がいたから、つい意地悪しちゃった♪」

 

てへぺろ~と舌を出し、ダボダボの上着にワイシャツ。それにスカートと言った格好で現れたのは3人目の子だった。

 

「ごめんなさいね。彼女悪気があってやった訳じゃないのよ。志希挨拶しなさい」

「ハァ~イ。一ノ瀬志希です♪にゃははは~よろしくね!」

「こちらこそよろしくお願いします。僕は「長門聡君でしょ?」ええ…そうですけど」

 

どうやら彼女は聡の事を知っているらしい。

 

「志希。どうして聡の事を知っているの?」

「えっとね、去年の全国模試で何故かアタシが負けたんだよね。それで、1位の子が誰なのか調べたんだ。そしたら、ワォ!なんと奏ちゃんと同じ高校にいるじゃない。そう思って今日ついて来たってこと」

「けど、それだけで僕だと思わないですよね?」

「あ~大丈夫だよ」

「どうしてですか?」

「だってさ、長門君みんなが来るまでその単語帳で勉強していたでしょ」

「!」

 

確かに聡は、みんなが来るまで暇だったので単語帳を見ていた。それだけで全国模試1位だと思うのは、おかしいと思うがそこは志希(天才)なのだ。凡人には分からない事が天才にはわかる。そんなことだろう

 

「ええそうですね。昔からの癖で、隙間時間に勉強しているんですよ」

「ふ~ん。それじゃあ頭が良いわけだw」

「僕も一ノ瀬さんの事知っていますよ。飛び級して海外の学校に行っているなんて」

「志希でいいよ。聡君も頭いいじゃん!アタシびっくりしちゃったよ」

「そうですか?」

「うん。もっと自信持ちなよ」

 

そう言って、志希は脇腹をつつく仕草をするのであった。それを見ていた奏と美嘉は早く行くように指示したのだ。

 

「そ、それよりも早く行きましょう!」

「そ、そうだね!早く行きましょう!」

「ええ……そうですね」

 

そう言って、聡を先頭にして街の案内をするのであった。ここのスーパーは、水曜日と金曜日がお得だとか、あそこのカフェのオススメはこれだとか、色々教えた。

 

そして、一行が向かったのはとある公園だった。そこでは、遊具を使って遊ぶ子供達や木陰で休む老夫婦。仲良く手をつないで歩いているカップル等色々な人達がいた。

 

「ここで最後になるかな。僕は良く気分転換をする為にこの公園に来るんだ」

「へぇ~そうなのね。良い所じゃない」

「そ、そうだね☆」

「それじゃあ、志希ちゃん遊んでくるね~」

「あ!ちょっと待ちなさいよ!」

 

そう言って、志希と奏は公園の中に行くのであった。残された美嘉と聡は近くにあったベンチに腰掛けるのであった。

 

「…とりあえず座りましょうか」

「ええ、そうね」

 

「……」

「……」

 

座っても何も話さない2人。そして、同時に吹き出してしまった。どうやらこの2人訳ありのようだった。

 

『プッ……アハハ!』

「初めまして、だって!あ~おかしいね」

「そうよね★けど、あの時はああ言わないといけなかった感じだったしね」

「そうだね。では、改めて……久しぶり。元気だった…美嘉ちゃん(・・・・・)

「そうね。もちろん元気よ。聡くん(・・・)

 

美嘉ちゃん、聡くんと呼び合う2人は昔からの付き合いの仲なのである。いわゆる幼馴染と言うやつだ。

 

10年前。埼玉に住んでいた聡は、美嘉の妹である城ケ崎莉嘉(じょうがさきりか)が近くの公園で1人で遊んでいる時に、近所に住んでいる悪ガキ共が莉嘉の髪の色でからかっていた。

 

当時から金髪だった莉嘉の髪の色は珍しく、よくからかわれた。そこに現れたのが一緒の公園で遊んでいた聡であった。

聡は悪ガキ共対して果敢に攻め立て、追い返したのであった。そして、騒ぎを聞きつけた美嘉と莉嘉の母親が現れて、お礼を貰ったのがきっかけである。

それ以来3人で遊ぶことが多くなり、家族ぐるみの付き合いとなった。

 

しかし、聡の父親の都合により東京へと引っ越しとなった。その時は両家の母親同士が涙を流しなら抱き合ったのは、いい思い出である。

 

その際に聡は2人にこんな事を言ってい来たのであった。

 

『大きくなったら3人でまた遊びたいね!』

 

そうだね。と言った城ケ崎姉妹は印象に残っている。あれから10年の時を越えて2人は再開する事が出来たのであった。

 

「それにしても驚いたよ。まさか、姉妹揃ってアイドルになっているなんてね」

「そう?アタシは奏の友達が聡くんだったのが、驚きだけどね☆」

「いや、速水さんと知り合ったのは4月に入ってからなんだ」

「へぇ~そうなんだ」

「うん。莉嘉ちゃんは元気にしている?」

「うん!この前も合同ライブとかして楽しかったよ★聡くんも見に来れば良かったのにね」

「アハハ…その時は『対策会』の準備とかしていたから、忙しかったんだ」

「そうだったんだね。それよりも、莉嘉が会いたがっていたよ。『聡兄ちゃんといつ遊べるの』だって」

「そうなんだ…だったら、来週末なら時間が作れると思うからその時は大丈夫かな」

「OK♪てか、偶には聡くんから連絡すればいいじゃない。」

「そう言われても、2人の連絡先とか知らないし……」

 

それもそうかと思っていると、志希と奏がこちらに戻ってきた。志希はルンルン気分でいるが、奏の方は肩で息をしている。

どうやら、志希に連れ回されたていたらしい。

「あ~楽しかった!また遊びたいねぇ」

「はぁはぁ…志希。偶には…その元気をレッスンで…使いなさいよ…」

「にゃははは~志希ちゃんは天才だから、レッスンは適当にやるのだぁ~」

「全くもう…それで、私と志希が遊んでいた間聡と美嘉は何をしていたのかしら?」

「城ケ崎さんとは、学校の事とか速水さんの事を聞いていたよ」

「そうなの~長門君からは、奏の事を聞いていたわ」

「ふ~ん…まぁいいけど。それじゃあ帰りましょう」

 

奏としては少々納得出来ていないが、この街の事を知れただけでも良しとしようと思っている。

 

駅に着きここで、美嘉と志希はお別れになる。別れ際に志希からL〇NEを交換しようと言われたので、聡は交換するのであった。

 

「ねぇねぇ聡君!L〇NE交換しない?」

「えっと…いいんですか?」

「志希ちゃん的にはOKだけどね♪勉強で色々な事を聞きたいし」

「まぁそれでいいのであれば…」

「うん!美嘉ちゃんと奏チャンはどうする?」

 

志希からのナイスアシストにより、美嘉と奏は聡とL〇NEを交換するのであった。

「まぁ志希が交換するならば、私も交換しようかしらね…」

「そ、そうだね!いいかな長門君?」

「う、うん」

 

そして、4人でL〇NEを交換して、美嘉と志希は帰って行くのであった。奏と聡も帰りながら、今日の事を話していた。

 

「それにしても今日は楽しかったわ。ありがとうね♪」

「良かった。楽しんでもらえて」

「ええ、今度は私がプロダクションの中について案内してあげるわね」

「僕なんかが行っても大丈夫なの?」

「勿論よ。あれ以来加蓮や奈緒が会いたがっていたわよ」

「そうなんだ…体調がいい時には行こうかな?」

「ええ、いらっしゃい」

 

そう言って、奏の家の前にたどり着いた。奏は今日のお礼を言って家に入って行くのであった。

「本当にありがとうね♪それじゃあまたね!」

「うん…おやすみ」

 

そして、聡は自分の家に帰って行くのであった。家に帰ると、早速奏から今日の感想が届いた。

 

『今日は本当にありがとう。また聡の事を知れて良かったわ。この街が好きになりそう』

 

そう言って貰えただけで聡は嬉しくなった。そして、美嘉からもL〇NEが入っていた。

 

『今日はありがとうね。久しぶりに聡君に会えて嬉しかったよ★また、遊びたいね!今度は莉嘉も誘って3人で昔みたいに遊ぼうね♪』

 

聡は美嘉のL〇NEに『わかったよ。それじゃあまたね』と返事をして、両親が待つ家に帰って行くのであった。

 

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