「家庭教師ってなんかいい響きだよね。だから生徒は俺が守るなんちゃって!! 作:ブラックマッハ
喧嘩をするほど仲がいいとか言うが意外とそうかもしれない。
喧嘩をした後お互いよく喧嘩をしましたと讃えたいと思う。だから俺は自らの手で握手を頼もうとした。
「口喧嘩した後は仲良くしないとな」
「口喧嘩をさせたのは貴方でしょう?いくら言っても無駄みたいですね。この件は水に流しましょう」
そう言ってお互い握手して讃えあったのだ。
だがしかし椅子取りゲームの戦いは終わらない。
再び昼休み俺がいつもの席に座ると近くには五月が友達と一緒に食べていた。せっかく俺が誘おうと思ったが仕方がないから明日でも予約しておこうかと思った。
「ハァ、友達が沢山か?」
「席は埋まっていますよ」
と意地悪そうな顔でそう言われてしまった。なんとも憎らしいがそこまで程怒る気にもならない不思議な気分だった。
「五月、明日空いているか?」
俺は聞きたいことを聞いた。すると五月の顔がみるみる赤くなった。熱でもあるんじゃないかと思い心配した。
「もう一度言う。明日空いているか?」
ますます顔が赤くなっていた。多分だが熱じゃないと思うし、果たしてなんなのかが分からなかった。
「それってデートの誘い?五月ちゃんが男を落とすなんてやるね」
急に登場して来たのはピンクの女子だった。俺と同じ青い瞳が印象的だった。
「デートに誘うならもっとカッコいい服装にしたいのだがあいにくお金がないから結局安っぽい男に見えるぜ。自分で言って悲しい」
「悲しそうには、見えないんだけどな」
「それはそう言う顔だから仕方がないだろう」
ある事がきっかけで笑う怒るの感情は今でもあるのだが悲しむて感情がなくなってしまった。それはきっと強くなるために仕方がなかった事だろうと想像できる。
「で明日ランチ行ってくれるのか?行かないのか?」
「え、ランチ……」
余りの衝撃的な発言で固まる五月、さっきまで赤い顔がみるみる砥石みたいに固い表情をしている。
「ほら、ランチの話にランチだろう言わなくても分かると思ったが勘違いだった。悪い」
「うんやっぱりデートの誘いじゃん。行ってあげたらきっと彼が喜ぶよ」
「だからデートじゃないって、まぁもう信用されないだろうけど、ならいっそデートだと思ってランチ食べる?」
「仕方がない人ですね。せっかく誘われたんですから食べましょう」
「ありがとうな」
そう言って俺は、いつも通りの席に戻って詰将棋をやろうとしながら食べようとする。その時
「久しぶりの機会逃さないわよ。珍しく眠そうな顔じゃないんだから」
機会てなんだろうと思いながら詰将棋をしていると
「ね、ねえ空君!私達と食べない!?」
「私、将棋を教わりたいんだけど」
「あ、ずるーい!私も空君に将棋を教わりたい」
となんか変なモブA,B,Cが来たぞ。
「分かった。美味い、だからガムガム美味しい。将棋をガムガム美味い。教えてやろう」
どうやら俺はこの子達3人に将棋を教えないといけないみたいだ。だが今日は眠くないから教えてやろう。