俺の妹はクーデレ、ツンデレ、デレッデレ⁉ 作:パッカ5210
1デレ 一日の始まり
この世の中には様々な家族がある。親やきょうだいと仲が良かったり、何か家族で秘密を抱えていたり、辛い過去を背負っていたりと家族によっていろいろだ。これから語る物語はそんな中でもきっと珍しいであろう俺たちの家族の日常である。
「お兄ちゃーん!朝だよー!」
「ぐはっ!」
ズドム、と僕の腹に何かが落ちてくる。危うく目が覚めると同時に再び夢の世界へと強制的に行かされそうになるがそこをなんとか踏ん張ってこらえるて僕の腹の方を見ると一人の少女がとびきりの笑顔と共に僕の上に立っていた。
「…ねえ、もう少し優しい起こし方はなかったかな?」
「だってお兄ちゃん声だけじゃ起きないもん!それより早く起きて、もう朝食できてるよ!」
そんな事を言いながら少女、まるで光り輝やいているような金髪と見るものみんなを元気にするような笑顔の三女の
「ああ、もうそんな時間か、着替えたらすぐに行くよ。」
早くしてね!と言いながら輝鳴が部屋を出た後僕は着替え始める。
「良し、今日も頑張ろう!」
「遅いです、兄さん。」
「何やってたのよ!ご飯冷めちゃうでしょ!」
僕が二階からリビングに行くと二人の妹、黒髪でまさに大和撫子という言葉がぴったりな長女の
「ごめん、昨日は毎週見ているアニメがやっていて…」
「兄さんの趣味に口だしはしませんが日常に支障をきたすようでしたらやめてもらい…」
「本当にごめんなさい!もうしませんのでそれだけは…」
「もうそんな事いいから早く食べるよ!学校遅刻しちゃう!」
可憐がそう言うと静華もため息をつきながらそれ以上何も言わなくなった。
「ほら兄貴も早くして!」
「うん、それじゃあみんな…」
「「「「いただきます。」」」」
挨拶が終わるとそれぞれ大皿からおかずをとる、朝食を、というかうちのご飯を作るのは静華の担当になっている、あの日、僕たちの母が死んでからは…
僕たち兄妹はみんな血が繋がっていない。しかも僕たちの父や死んでしまった母の実の子は一人もいないのだ。僕たちの父は冒険家であり様々な場所を旅している。そんな父にそれぞれ違った事情で拾われたのが僕たち兄妹だ。そんな僕たちを時に優しく、時に厳しく育ててくれたのが母である
「「「「ごちそうさまでした。」」」」
食後の挨拶が終わるとそれぞれ最後のしたくをして学校に向かう。このままだと遅刻ギリギリだ。
「兄さん、お弁当を忘れています。」
「あ、ありがとう静華。」
僕がお礼を言うとクスリ、と静華が笑う。
「今日は誰かさんもわざわざ早起きして手伝ってくれましたから大切にたべてくださいね。」
静華はそう言うと自分のしたくに戻る。
(可憐にもお礼を…いや、さりげなく言わないと殴る、もしくは蹴られるから慎重に…)
そんなことを考えながらしたくを終わらせると玄関に向かう。
「お兄ちゃん!早くして!」
「兄貴のせいで遅刻ギリギリだよ!」
二人に急かされ急いで家を出て時計を見ると確かに走らないとヤバイ時間だった。
「確かにヤバイ!早く行こう!」
(母さん僕たちは毎日元気です。)
なんか連載終了ぽい終わり方になった…まだ終わらないよ?