俺の妹はクーデレ、ツンデレ、デレッデレ⁉ 作:パッカ5210
私立
『最後に校長先生からの一言です。』
司会の先生が言った後、一人の教師が壇上に上がる。あれこそ我らが宝王学園の校長…
「お前たち!学生の時間を楽しんでいるか!」
校長の…はずだ。彼は
「学生時代は一生に一度しかない!自分のやりたい事を好きなだけやれ!俺なんか遊んでたら知らないあいだに終わってたぞ!」
貴方は特別だろ!とツッコミたいのを我慢していると言いたい事を言い終えたのか校長が壇上を降りる。そして生徒達は自分のクラスに戻った。
「今年も同じクラスか!よろしくな純!」
「うん!リン君も今年もよろしく!」
クラスに戻ってすぐに声をかけてきたのは
「去年一緒だったやつはあまりいないな〜」
「仕方なよ、けっこうクラス数多いからね。」
宝王学園は一クラス30人の10クラスあり、そのうち1組は何かしらの天才とその学年のテストの点数(1年は入試で2年からは昨年の中間と期末全てのテストの合計)上位5名のみが入れるクラスになっており、うちの家族では長女と次女がこのクラスに入っている。(長女、次女共に学年トップであり三女は何か一つの運動に絞ればこのクラスに入れるのだが今はまだ決める気は無いらしい。)
「あの、その、席についてください~」
声が聞こえたので自分の席についてからそちらのほうを見ると先生らしき人(スーツを着ているからであり見た目は中学生くらい。)が立っていた。
「えと、それでは皆さん自己紹介から…「せんせー誰ですか~?」あ!はい!そうですよね!私まだ自己紹介してなかったですね!」
前に立ってる先生?は背筋をピンと伸ばしてから緊張ぎみに自己紹介を始めた。
「えと、
その時クラスの皆が(ああ、可哀想に…)と心の中で思ったのは間違いないだろう。
(花幹先生を担任と思ったほうがいいな。)
そんな事を考えていると始めのほうから自己紹介が始まったのでクラスメイトの情報を知っておこうと聞いていると自分の番になった。
(この自己紹介はこれからの一年で重要だ、あまり目立たないようにしないと!)
元々目立つのが得意ではないので無難な自己紹介をしようと席を立つ。
「鷹神 純です。趣味は読書で特技は速読です。一年間よろしくお願いします!」
(よし!上手く無難な感じで「あの…」「は、はい!なんですか?」
自分の席に座ろうとすると近くに座っていた女子がおずおずと手を上げて質問してきた。
「もしかしてなんですけど…学年トップの静華さんと中学部生徒会長の可憐さんと何か関係が…?」
瞬間、「えっ!あの⁉」「そういえば苗字が…」
「偶然じゃね?」「いや、鷹神なんて苗字はそういないよ。」「ということは…?」とクラス内がざわめきながら皆の目が自分に集まる。リン君や事情をしっている人は苦笑しながら諦めろという目で僕をみている。
(ああ、バレるのはわかってはいたけど初日からなんて…)
こうして僕の2年の平穏な学園生活は開始そうそう終わってしまった…
次回は部活編かな?