我が友、時雨は目が赤い 作:ワレオオバ
感想をいただけると更にとても喜びます。
今回、時雨怪文書が降りてこなかったので、代わりと言ってはなんですがこの世界のアニメ艦これを放映します。いわゆる設定資料です。
時雨劇場をお待ちの方、申し訳ありません。
夜明けは未だ遠く、海は憎悪と悲しみの坩堝となって悼ましいほどに赤黒く染まっている。
太平洋の中心点『ポイント・ネモ』
そこから出現した史上最大の深海棲艦群。
その総旗艦が私たちの前に立ちはだかる。
太平洋の水底に沈んだ幾多もの船の残骸を束ねた歪な戦艦は深海棲艦の発生理由を物語る。
巨大な山の様にそびえるその空前の装甲強度から名付けられた名は、
『深淵海嶺棲姫』
一昼夜を戦闘に費やし、大和さんたち第一艦隊の斉射により遂に破られた外殻の中から海嶺棲姫の本体が現れた。
闇夜に目立つほどギラつく黒金の装甲に、血を全て海に流してしまったかのような生気を感じさせない陶磁器のように白い肌。鴉羽のような漆黒の長髪。頭から伸びる2本の角。
武装は巨大で無骨な4本の腕を模した砲塔に髑髏を積み上げたかのような艦橋。
どこか遠くを見る様に、嘲りも恐れも無く、ただ俯瞰するように私たちを見つめるその瞳は、どこか長門さんに似ていた。
◇◇◇
砲撃が交差する。
海嶺棲姫の一本削れて三本の大連装砲塔と私の艤装に残る41cm三連装砲2門。
砲弾を交わし、海嶺棲姫が爆炎に包まれると同時に私の三連装砲の片方も吹き飛んだ。
半身に構えていたお陰で直撃は免れたものの背負う艦橋が抉れていた。
艤装は火を上げるまでもなく致命傷によって動きを止める。
相討ち……いや、まだ。
だけど、もう、艤装が。
ガクンと身体が沈んだ。
艤装が死んで浮力が保てなくなってきている。
海水が凍えるほどに冷たく感じた。
殺気
振り向くと海嶺棲姫と目が合った。
海嶺棲姫の追加の砲撃。
残る最後の砲塔をぶつけるように盾にするけど、爆風は私を容赦なく海中に沈めた。
私……もう、駄目……かな……。
沈む身体、わずかにきらめく水面の明かりがあっという間に見えなくなる。
あぁ、悔しいなぁ。
赤城さん、提督、睦月ちゃん、夕立ちゃん……
みんなの顔が次々と浮かんでは消えていく。
……これが……走馬灯か……。
みんな……
ごめ
ぐぇっ
誰かが私の襟首を掴み海に沈むのを引き止めた。
『吹雪さん、貴女、諦めるつもりですか』
端正な顔を鬼の形相に歪ませた神通さんが私の首根っこを掴んで引き寄せた。
おでこがぶつかるほどの近距離で神通さんの燃える瞳が私を射抜く。
『赤城さんに託された矢はどうするのですか、貴女に賭けた私たちの想いはどうなるのですか』
神通さんがもう片方の手で私の胸を、心臓を叩く。
『貴女の水雷魂はまだ熱く燃えているというのに、まだやれる事が残っているというのに、貴女自身はこんな所で勝手に沈むと言うのですかッ!!』
私は……。
みんなとの思い出がもう一度頭をよぎる。
走馬灯ではなく、積み重ねた時間が私の身体を押し上げている。
今際の際、記憶の意味が試されている。
夜の海の暗闇の中でみんなの言葉を思い出す。
『いーい? 最後に勝負を決めるのは気合いだからね! 気・合・い!!』
川内さん、私、気合い足りてなかったです。
『次はブッキーたちの出番ネ! I.m follow you!! ちゃんと見ていますからネ!!』
金剛さん、不甲斐ない姿ばかり見せてごめんなさい。
……でも、もう少しだけ見ていてくれますか?
『吹雪さん、私は自分に出来る精一杯の事を頑張ります。私が言うのもなんですが一緒に頑張りましょう』
大和さん、私まだ精一杯頑張れてません。
みんなが私をここまで連れてきてくれた。
この戦いに勝つために。
鎮守府の部屋。
睦月ちゃんが私と夕立ちゃんの手を握った。
『絶対絶対! みんなで鎮守府に帰るんだよ! 約束だからね!』
『約束っぽーい!』
『ぽいじゃなくて、約束なの!』
『分かってるっぽい』
『もー! 夕立ちゃん!』
睦月ちゃん、夕立ちゃん、約束、私、忘れちゃってた。
そうだ、
私たちは勝って、みんなで、還るんだ。
だから私は、
私は……
私はまだ!
沈む訳にはいかない!!
『吹雪さん、貴女は前だけを見ていてください。貴女が、私たちみんなの希望なのだから』
赤城さん、ごめんなさい。
私、もう挫けません!!
胸が熱い、身体に力がみなぎる。
まだやれる! 戦える!
光の柱が立ち昇る。
深海棲艦のドス黒い紅ではなく、
艦娘の晴れた海の様に煌めく蒼でもなく、
新たな春のような涼やかで青々とした若草色の光だった。
「夜間攻撃隊! 全機発艦はじめ!!」
凛とした吹雪の号令と共に光の中から艦載機が現れる。
矢の艦載機の顕現は偶然でも奇跡でも無い。
そのためのこの航路。
戦艦扶桑の艤装は無傷の空母をここまで連れてくるための外装。
本人がその事を忘れかけていたのでは世話がないが。
海嶺棲姫との戦闘の最前線から一歩引いた小康状態の海域に負傷した艦娘が肩を寄せている。
「まったく、提督の言うとおり、確かにあの子は本当に特別なのね」
「加賀さん! 目が覚めたっぽい!?」
「あまり大きな声を出さないで、頭に響くわ……。そう……これが私たちが繋いだ未来なのね」
駆逐艦 吹雪
戦艦 扶桑
……そして
日本最後の正規空母『葛城』
転換型艦娘『吹雪』だけが持つ
奇跡の三重適性。
生まれながらの艦娘では絶対に有り得ない存在。
二重艤装。
今の吹雪には扶桑型の艤装タービンが壊れたとしても、葛城の内蔵タービン……否、水雷戦隊の言い方をするならば水雷魂がある。
吹雪(葛城)が艦載機を全て発艦させ弓を背に仕舞う。
そして背中から改めて取り出すのは手によく馴染んだ連装砲。
『そうだ、艦載機を放って突撃。これこそ海空立体攻撃だ』
はい、日向さん!
水に濡れた髪が邪魔にならないように額に巻いていた白ハチマキで髪をポニーテールに結び直す。
「正規空母葛城・吹雪! 出ます!」
◇◇◇
届け 届け 想いよ 届け
そう あの日 笑顔
私の願い 全て
君と優しい時間へと
届け
夕飯も食べおわり、各々が好きな事をして過ごす夜。
風呂場前の広間のテレビで艦娘映像作品「暁の水平線に」の再放送が流れていた。
物語は第3期の終盤。吹雪が扶桑型の艤装を脱ぎ捨て、太平洋中心から進撃してきた深海棲艦大艦隊の旗艦『深淵海嶺棲姫』の前で正規空母葛城として艤装を展開する、いわゆる決戦仕様のお披露目回だった。
「やっぱさぁ! 武装マトリョーシカはロマンだよなぁ」
「弾が倍持てるのは安心感が違うよねぇ。それになにより戦艦になれるのが良い」
「あたいらだってタービンは戦艦用に改装済みだろ?」
「それとこれとは違うの! もっと大きい砲塔でね、こうドーンってやりたいの!」
「まー、気持ちは分からない訳じゃないけどねー。魚雷だってドーンといくよー」
「それとこれとは話が別なのー!」
ワイワイとテレビを見ながら話す清霜と朝霜に北上。
徳利におちょこ、おつまみに甘だれをかけた胡麻豆腐をつまみながら、ちびちびお酒を呑みながらのんびり。
「そういや、吹雪のケツを真っ先に蹴り上げるのが神通さんのあたり、やっぱり神通さんって怖いのか?」
「初期型の神通さんと言えば「鬼の神通」って呼ばれてるし、私は直に指導を受けた事は無いけど、最前線に行けそうな有望株を育ててて、育成期間が短めなのも相まって訓練は超絶スパルタだって話は聞くよ」
「神通さん、一線を退いた今でも単純な戦闘能力だけなら最高クラスだかんね。あたしも模擬戦で神通班と試合った事あるけどさー。あの人たちこっちが上手いこと多方向から魚雷撃っても跳んで避けるから意味無いし。跳んでる所に砲撃合わせても軽巡程度の弾じゃ簡単に弾かれるからだいぶ理不尽だよ」
「砲弾を弾くってまたまたー」
「戦艦なら分かるけど軽巡以下じゃ装甲が持たなくない?」
「いやね、精神注入棒って言ってさ。お祓いした鋼材使った硬ーいバット全員持ってんの。それでカキーン! 直接殴られたりはしなかったけどさ。噂じゃ直撃した深海棲姫の首がもげたとか」
「ひえー」
「んな馬鹿な」
「いやあのパワーを実際に見たらあり得るって信じると思うねぇ」
「本当にそれぐらい強くなれるんなら、戦艦になれなくてもいいかも」
「でしょー?」
「パワーと言えばさ。あの二重艤装とか二重タービンって実際に可能なのか?」
「んー、二重タービンは内蔵タービン持ちがタービン付きの艤装付ければそうなるけど、二重艤装は出来るけど実用性低いんだよねぇ」
「え〜、艤装2つ付ければ耐久力も2倍じゃんか」
「その代わり、2つを同時に付けるために艤装の調整が緩くなって出力が低下、火力が3分の1。深海棲姫ぐらいの重装甲を抜けなくなってジリ貧になるのよ」
「ダメじゃん」
「駄目だね〜。ついでに言うと二重タービンもいくら出力上げてもスクリューの関係でそんな速くならない」
「ダメじゃん!」
「駄目だね〜」ケラケラ
「なにさー、やっぱりロマンは映画の中だけかー」
「艤装艦にあらかじめ変えの艤装を積んでおけば似た様な事は出来るけどね。っと噂をすれば、ほらほら、元神通班のお出ましだよー」
「んな訳無いって。こんな末端鎮守府にそんなエリートがー、……あー。あー⤴︎あー⤵︎」
「適材適所。というか、猛獣は刺激しないのが一番だよねー」
◇◇◇
フンフンフン♪
と鼻息荒く、否、鼻歌混じりにお風呂セット片手に浴場に向かう時雨。
その前に立ちはだかる白い影。
麗しき風紀委員長 金剛さん
「時雨、どこに行こうというのデスか?」
「どこってお風呂だよ」
「そーデスね。デモ、そっちは男風呂デース」
「? 、何か問題があるの?」
きょとんと、まるで本当に理解していない顔。
「問題アリアリデース。どうせ回りくどく言っても無駄デしょうから、単刀直入に言いマス。『Go home』デス」
「? 、ボクのホームは提督の腕の中なんだけど? じゃ、またね」
手を振って金剛の横を何気なく通り過ぎようとする時雨の頭の有った位置に、金剛の平手が通り抜ける。
「shit!! いいから! 大人しく! 女風呂に入るデース!」
顔面張り手を避けられたのを確認し、即座に身体を屈め鋭い足払い。
「断る! 提督はボクが来るのをお風呂で待っているんだ!」
お風呂セットを放り投げ、バク転で足払いを避けて後ろに下がって距離を取る。前に逃げても暖簾をくぐるより先に頭のトゲでも投げつけられたらたまらない。
「んなコタァ無ェーデスから! いいから戻りなサイ!」
「嫌だ! 押し通る!」
壁を蹴り、天井を蹴り、2段三角跳びからの変則跳び蹴り。
「通すものデスかッ!」
金剛がしっかりと受け止め、足首を捻り上げるより早く片足で肩を蹴り付け手を放させる。
再び向かい合い両者が走る。
掴みかかる金剛に時雨が真っ向から掴み返す。
戦艦と駆逐艦、艤装抜きの筋力は戦艦の方が優れる。
……はず。
しかし、余裕の表情を浮かべていた金剛はしかし押しきれず、むしろ押し返される事に驚愕した。
「こ、この力、なぜ戦艦のワタシが駆逐艦の時雨に負けるのデスか!?」
「ふふふふふ、知らなかったのかい? ボクはね、特殊構造の艤装のお陰で内蔵タービンなんだよ!」
白露型は通常、円筒形の艤装と手持ち砲塔を装備している。
だが時雨は艦娘でも特異な通常の手持ち砲塔に加え、背中の艤装が丸々2本の単装砲であるため、タービンは体内に搭載してあるのだ。
「Oh.my Gosh! だから生身での馬力に差がッ!?」
「というか、なんで金剛はいつもいつもボクの邪魔をするのさ!」
「鎮守府の風紀のためデス! いくら好きと言えど、節度ある交際を心がけなければいけまセン!」
「いいじゃないか! ボクと提督の仲なんだから!」
「親友だからって男女の仲で混浴はまだ早いデース!」
「男女の仲だから良いんだよ! もうとっくに大人のABCDは済ませてるんだからッ!!」
「What!?」
金剛さん、驚きのあまり身体から力が抜ける。
絡まった指が解ける。
「隙有りぃぃぃぃ!!」
キュっと床を鳴らし時雨が金剛の襟首を掴みタックルをぶちかますように懐に潜り込み、身体を捻る。
「OWaaaaaaaaaa!?」
金剛はさながら洗濯機に入れられた服の如く、重さを全く感じさせない軽やかさでぐるりと一回転して
ビターン
見事な背負い投げが決まった。
「良し! 待っててね提督! 今行くよっ♪」
お風呂セットを拾い上げ、勝者たる時雨は悠々と男風呂に乗り込んでいった。
◇◇◇
床に倒れ痛みとは別の衝撃で動けない金剛さんに北上が声をかける。
「金剛、知らなかったの?」
「知りまセンでした」
「まぁ提督が関わらなければお淑やかな方だし無理ないか。あたしだってカップルじゃなければ相談してもらえなかっただろうし」
「提督、あの澄まし顔でやることヤってたんデスね」
「そりゃまぁ提督だって仏陀じゃないし、てか仏陀も子供いるからやる事やってるし」
「Oh.ちょっとショックデース」
「……どうする? お酒飲むなら付き合うよ?」
「結構デース。今は無性に午後ティー飲みたいデース」
「あらそう、それじゃ、またなんかあったら言ってよ」
「OKデース、アリガトゴザイマース」
北上が離れても、まだ立ち上がる気になれない金剛さん。
金剛さんにはまだ乙女心というものが分からなかった。
「……マジデスかー」
■■=ツインドライヴ=時雨=V
練度36+63(99)
「UCはいらない。ボクは既に勝利してるから」
キャラを掘り下げたらゴールテープが見つかって既にウィニングラン決めてるのが判明した女。
先生大変!TSタグくんがイビキみたいな唸り声あげてビクンビクンしてる!
これには篤志郎さんもビックリ。
時雨は背部艤装が丸々砲塔であるため、実は内蔵タービン。■■の艤装を装備することで出力2倍。航行速度はスクリューの推力変換効率の問題で単純に2倍とはならないが、単純な馬力は2倍なので、パワーだけなら長門や武蔵を超える。
辻提督
「提督はさ、ボクの事…好き?」「…好きだ」「いよっし!!」
ボクっ子美少女幼馴染に毎日好き好きコールされながら四六時中誘惑されるのに耐えられる男だけ石を投げなさい。
金剛さん
練度36+1
OMG
鎮守府の良心
時雨の恋が片想いじゃなくてとっくの昔にキャンプファイヤーしてた事を知り放心状態。
なんかもうドッと疲れた。
最近はアニマルビデオが趣味。
癒されたい。
仏陀(お釈迦様)
実は子供がいる
初期型 神通=サン
練度60(200+??)
海軍艦娘学校顧問指導員
本人の艤装は既に損失しており、同型艤装で代用している。内蔵タービンのため艤装の性能は低いが身体能力はバリバリ=ヤバイ。抜き手で深海棲姫の心臓を装甲の上から貫いたとか。
艤装と肉体の練度が違いすぎて砲撃より弾投げた方が強い。
時雨=サンより桁違いに強い。
◇◇◇
以下 独自設定資料
艦娘映像作品『暁の水平線に』
いわゆる艦これ1期の艦娘が実在する世界版
24話3期、劇場版3作と人気かつ、かなり長命な作品となった。
ケレン味が強く演出重視だが、監督の丁寧な伏線の張り方によって過去編を除き死者がほとんど出ない事に関してキチンと対策が功を奏しているなどご都合感が少なく、ギャグ回のキレも良好。
吹雪 初期型
1話(3話)で死亡
本編吹雪と同じ吹雪が演じている。
本編吹雪の後述の理由によるキャスト変更は割とショックだったらしく、役を演じた吹雪は最終章で駆逐棲姫として出演した事に関して、一矢報いる事が出来たと発言している。
残念ながら艦娘型棲姫は艦娘の遺体を改造しているだけと言う知見が既に得られているため、理性的な台詞は無かった。
地獄の3話・1話ショック
記念すべき艦娘映像作品第一号(艦これ一期)『暁の水平線に』第一話「駆逐艦吹雪」の放送タイミングが3話にズレた事とその放送が視聴者に大きな衝撃を与えたエピソード。
元々監督の「明るい作風にしたいが単純なプロパガンダにしないため戦場の危険性も伝えたい」という意向により、第一話は「初期型の吹雪が着任してから轟沈するまで」を描く事が決められていたが、いざ放映するとなると、1話目に持ってくるにはあまりにも暗すぎると言う事になり、急遽3話へ、2話を第一回に放送した。
この事について当初は「1話喪失事件ww」や「話数振り間違い問題」などと言われたが、3話にこの第一話が放送された結果、評価は一変。「英断」や「意図は分かるがこんなもの1話で流すべき内容じゃない」と納得の声が寄せられた。
3話移動に際して、より過去編である事を強調するため、彩度を抑え映写機のカラカラ音と絵に黒の縦線が追加された。
2話(元3話)で金剛の助けにより間一髪助かった本編吹雪と異なり、そのまま轟沈しカラカラと映写機の音だけが聞こえる中、ゆっくりと10秒かけて水底の闇に消える吹雪の姿は多くの視聴者にトラウマを植え付け、お茶の間をお通夜会場にした。
吹雪(2代目)
『暁の水平線に』主人公
転換型の艦娘であり、見た目の割に大人びた考え方をする。
作品が大人気となり3期+最終章を作るに当たって、主人公の成長をどう表現するか問題となり、結果として適性が増えて駆逐艦から戦艦扶桑に転向するという結論が出された。
その際、いきなり見た目を扶桑にするのは無理があるため、見た目の間を取るのと同時に終章の展開を考えて正規空母葛城が抜擢された。
賛否両論あったものの、ケッコン描写を入れるなら葛城ぐらいの見た目は欲しかったと概ね受け入れられている。
なお駆逐艦や潜水艦など見た目が幼い艦娘からのブーイングは凄まじかった。