残酷な真実 滅ぶべきはモンスターなのかそれとも・・. 作:tuunibyo
雄大な自然に囲まれたタンジア連邦。
古の時代より大自然の恩恵を享受し、山海の支配者ともいわれる地方都市
けして自然を乏しめることもなく大自然と寄り添い発展してきたこの地響く音は繁栄の歌・・・それともレクイエムなのか・・・・
太陽が昇る頃、私は寝ぼけた目を擦りながらデッキにでできた。現在孤島の近くに差し掛かった頃だった。
「ニャ〜〜ァ・・・旦那さんまだ眠いニャ・・」相棒もそういいながらついてきていた。
私は休暇を拝命し、タンジア連邦行きの飛空艇に乗っていた。民間のものになるため目的地まで2日かかるがしかたない。
「ほら、シャンとして!もうすぐ着くんだから。」私も胸の昂まりは隠せなかった。いつもの殺伐とした狩場ではなく心ときめく大自然のなかにいるのだから。
飛空艇が着陸した場所はタンジア連邦のひときわ栄えている港町。タンジアは海底都市と地上で防人の役目をおう人々で構成されている。差別などはなく互いに行き来がある集落だ。
「やっとついたわね。さてと」私は隊長から渡された書面をみて宿を目指す。海沿いのコテージを用意してくれたらしいが、せっかくなら海底都市にしてくれたらよかったのに・・・
「旦那さん!いい匂いがするニャ!あの大鍋からお魚さんの匂いがするニャ」
相棒がキラキラした目をしながらマーケットのほうを指さす。
「そうね。なら先に食事にしましょう」私もちょうどお腹がすいたため手頃なレストランに入っていった。
いらっしゃい!!
港町らしい豪快な出迎えの挨拶がとんでくる。「お客さん、狩人かい?」
店主からそう聞かれる。
そう背中には大剣を装備しているからである。休暇といえどこれだけは置いていけない・・私の誇りだから・・・
「おっと、すまねえ。他意はないぜ気になっただけだ。狩人さん!うちの料理をしっかり味わってくれよな」
一瞬断られると思ったが杞憂だったみたいだ。
運ばれてきた皿が空いてきた頃
「旦那さん・・・もう僕達お腹いっぱいニャ・・・」アイルーたちも満足したようだ。
「その服装からすると姉さんはメゼルポルタから来たのかい?」
店主が食後のお茶を持ってきてそう問われる。
「はい、今日は休暇でこちらにきてまして」私がそう返すと
「そうかい!休暇でも武器を手放さないそのプロ意識・・俺も見習わねえとな。」
防人の街というだけあり狩人にも寛容な様子であった。
「海底都市にはどこからいけばいいんですか?」
店主に思い切って聞いてみた。もしかして特別な資格がなければダメなのかと思ったからである。
「それならこの街から少し南に行った港から潜水艇がででるからそこに行くといい!ただ、最近何やら地震が多いみたいだから気をつけてな。海中からは不思議な歌を聞いたって話もあるからな。」
店主の言葉に胸を撫で下ろすも引っかかるものもあった。歌とはなんだろうか・・・まぁいいか!