FANTASY☆ADVENTURE   作:神爪 勇人

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あんまり長々と原作開始前をやっても仕方がないので、原作前は主人公の日記風に書いていくことにする。


祐一の日記 その1

 

 

 

 

X771年 4月28日

 

さて、イイ感じの家を借りて住むことが出来て、生活も落ち着いて来た。

時間に余裕も持てるようになったし、このギルドでの刺激的な日常を書き留めておくのもいいかもしれないと、日記を書くことにした。

気が向いた時に、適当にその日あった事を書いておこうと思う。

 

 

4月30日

 

原作開始13年前なのに俺今18歳なんだよな。

やっぱ若返った方がいいか?と思い、若返ることにする。

ちょうどルーチェからコピーした能力あるし。

アイツこの世界に来てもう5年になるって言ってたが、やっぱ何回か若返ってんのかね。

今の見た目が15歳前後だから、全く若返ってないんなら10歳くらいの頃にこの世界に転生したということになるし。

俺は何歳くらいに若返った方がいいだろう?

ナツやグレイと同い年にするか、それとも少し年上の方がいいか?

・・・・ラクサスと同い年にしようかなぁ、アイツ今10歳くらいのはずだし、10歳ならまぁ成長し始める段階だろうし、身体の大きさもそこまで気にしなくていい・・・か?

 

 

5月1日

 

取りあえず8歳若返って10歳になってギルドに顔出したら爺さんに驚かれた。

最初は変身魔法でも使ったのではないかと言われたが、完全に若返ってんだよなコレが。

幸いにも?まだ加入して特に日が経っていないからか、俺が若返って驚いている奴はあまりいない。

まぁ、爺さんを除けばワカバとマカオくらいしか顔合わせてないからな。

小さくなっても能力とかに変化はなく、仕事は問題なくこなせそうだ。

取りあえず仕事に行くとしよう。

そして金を稼いで、賃貸ではなくデカい一軒家を建てたい。

 

 

5月5日

 

今日初めてラクサスと出会った。

今までは仕事とかで顔を合わせてなかったが、どうやら俺の事は爺さんから聞いていたらしく、若返ったことも聴いたらしい。

若返った結果だが、自分と同じ年の子供がギルドにいることに興味があるらしく、勝負を申し込まれた。

その勝負を承諾した瞬間、ギルド内でどっちが勝つか賭けをし出した。

こーいうノリは昔っからのようだ。

ま、結果は言わずもがな。

瞬殺だ。

まだイワンがギルドから抜けてないせいか、ラクサスはそこまで反抗的というか反発的な性格はしておらず、ぶっ倒しても特に喧嘩とかはしなかった。

強気ではあるが、悪い奴ではない。

まぁ、原作読んでるから知ってるが。

コレがいつかグレだすんだな・・・・。

 

 

5月18日

 

ギルダーツと出会った。

どうやらSS級クエストとやらに出て長期間留守にしていたようだ。

・・・そして何故か自己紹介後に勝負するハメになってしまった。

何がどうしてこうなったのか。

ラクサスに勝った俺に興味が湧いたようだが、俺別にナツみたくバトルジャーキーってわけじゃねーんだけどな。

けど、勝つ自信はあった。

ステータスMAXだし、ラクサスや他のギルドのメンバーの魔法も結構コピーしたし、戦闘の幅はかなり広がったからな。

だが、甘かった。

最初こそは互角の戦いをしていたはずなのに、いつの間にか俺の劣勢になっていた。

戦っている最中は何故俺が押されたのか全く分からなかったが、ギルダーツ曰く、どうやら俺は能力に振り回されているらしい。

確かに、コピーしすぎて魔法を上手く使い分けられていなかったような気はする。

しかし、ギルダーツのクラッシュの魔法を完成でコピーしたにも関わらず、俺の放ったクラッシュを砕いたり、挙句の果てにはカッとなって使ってしまった神威ですら空間ごと粉々に打ち砕かれた。

つーか空間を砕くってなんだ!? アイツもう存在がチートだろ!!

見事ボコボコにやられた俺は、原作開始までに強くなることを決めた。

 

 

7月21日

俺がギルドに入って、もう3か月近く経つ。

仕事を順調にこなし、魔法や能力を使う修行を毎日行っていた。

そして俺は重要なことに気が付いた。

俺の特典の一つ、六道仙人の力。

これは簡単に言ってしまえば、忍術や幻術、仙術や尾獣の力等を使う能力なんだが。

忍術とかを使うのに印が必要なのだ。

そして俺は全ての印を覚えている訳じゃない。

影分身とか影真似とか、簡単な印を結ぶものしか覚えてない。

印さえ覚えれば使えるのだろうが、印が分からない以上、印が必要な忍術は使えない。

まぁ、螺旋丸は印が要らないから、修行してコツを掴めば使用可能だが。

写輪眼や輪廻眼も使えるから不満はないが、ちょっともったいない事をしてしまったかもしれん。

しばらくは螺旋丸の練習をしよう。

 

 

8月3日

いつものようにギルドの前で修行してると、どこか見覚えがある少女がギルドの中を覗き込んでいた。

カナだ。

そーいや、カナってかなり小さい頃にギルドに加入したんだっけか?

カナの視線は、ギルドのカウンターで酒を飲んでるギルダーツに向けられている。

これはアレか、ギルダーツに自分はギルダーツの娘であることを告げようとしてるのか。

・・・・俺は原作を知ってるから別に俺が言ってもいいんだが、俺から言っては意味がないのか?

まぁ、俺は原作信者じゃないから、律儀に原作の全てを守る気はサラサラ無い。

少なくともリサーナは助けることは確定してる。

一番原作乱しても影響力無さそうなイベントだし。

取りあえずまずは、カナにギルド入りを誘ってみるかね。

俺がギルダーツとカナの関係を知っていることを知られないように、少し気を使いながら・・・・。

 

 

 

 

.




無論、これで終わりという訳ではありません。
何回かに分けて書いていくつもり。
目安としては、章の終わり毎にやっていこうかと思います。
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