FANTASY☆ADVENTURE   作:神爪 勇人

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この話から主人公の名前を入れる事にしてみました。


第13話 ナツVSエルザ

 

 

アイゼンヴァルトによるギルドマスターの定例会を狙ったテロ事件は、一躍大ニュースとなり国中に知れ渡った。

ま、結構な重大ニュースだが、俺達の日常は平常通り。

俺は、のんびりダラダラと、

 

 

祐一「ガンバレヨー、ナツ、殺されないようになー」

 

ナツ「うるせー‼」

 

 

酒を飲みながら、ナツVSエルザを観戦していた。

アイゼンヴァルドと一戦やらかす前に、ナツがエルザと約束していたこと。

それが今のこの状況だ。

エルザとの一騎打ち。

昔っからボコボコにされている身としては、いい加減勝ちたいのだろう。

ま、不可能だが。

ナツも決して弱くはないが、それでもエルザと比べるとやはり大きな差がある。

相手が悪い。

・・・・・チート能力を持つ俺でもエルザやギルダーツと戦う時は冷や汗掻くもの。

出来れば喧嘩は遠慮したい相手だ。

チートの俺が言うのもあれだが、アイツらってバグなんじゃないだろうか?

 

 

ルーシィ「ちょ・・ちょっと、本気なの二人とも!?」

 

ミラ「あら、ルーシィ」

 

 

ようやくというか、観戦しにやって来たルーシィとグレイ。

この決闘の事を忘れていると思われるルーシィを、グレイが呼びに行ったのだ。

 

 

エルフマン「本気も本気。本気でやらねば漢ではない‼」

 

ミラ「エルザは女の子よ」

 

マックス「怪物のメスさ」

 

祐一「お前、エルザに殺されるぞ?」

 

マックス「言うなよ、絶対!」

 

祐一「分かった。おーいエルザ‼ マックスがエルザのこと怪物のメs――――」

 

マックス「――――言うなっつったよな!?」

 

 

いや、お約束と言うかね?

 

 

ルーシィ「だって最強チームの二人が激突したら・・・・」

 

グレイ「最強チーム? 何だそりゃ」

 

ルーシィ「アンタとナツとエルザじゃないっ‼ フェアリーテイルトップ3でしょ⁉」

 

グレイ「はぁ? くっだんねぇ‼ 誰がそんな事言ったんだよ?」

 

 

グレイが鼻で笑った瞬間、ミラが手で顔を覆ってサメザメと泣き出した。

 

 

グレイ「あ・・ミラちゃんだったんだ・・・・・」

 

祐一「泣ーかした泣ーかした、グレイがミラを泣ーかした」

 

グレイ「う、うるせぇよっ‼」

 

祐一「せーんせーいに言ってやろー」

 

グレイ「子供かっ⁉」

 

 

心は少年のつもりだ。

 

 

エルフマン「確かにナツやグレイの漢気は認めるが・・・最強と言われると黙っておけねぇな。フェアリーテイルにはまだまだ強者が大勢いるんだ。俺とか」

 

 

さり気に自己アピールすんな。

 

 

レビィ「最強の女はエルザで間違いないと思うけどね」

 

ジェット「最強の男となると、ミストガンやラクサスもいるし」

 

ドロイ「ギルダーツも外す訳にはいかねーな」

 

祐一「俺も外すなよー」

 

ジェット&ドロイ「「アーハイソウデスネー」」

 

祐一「おい、何だその棒読みは?」

 

ジェット「いや、だってなぁ・・・」

 

ドロイ「祐一ってあんまり強そうじゃないっていうか・・・」

 

祐一「・・・一応S級魔導士なんだが、俺」

 

 

アレか、ビジュアルのせいか?

別に強そうでもなければイケメンでもないからか!?

確かに初見の敵には大抵ナメられるが。

 

 

ミラ「私はただナツとグレイとエルザが一番相性がいいと思ったのよ」

 

ルーシィ「あれ? 仲が悪いのが心配って言ってませんでした?」

 

 

まぁ、昔っから喧嘩してはボコボコにされてた関係だし、相性は・・・・・・アレ、悪いんじゃね?

 

 

エルザ「こうしてお前と魔法をぶつけ合うのは何年ぶりかな・・・」

 

ナツ「あの時はガキだった‼ 今は違うぞ‼ 今日こそお前に勝つ‼」

 

エルザ「私も本気でいかせてもらうぞ。久しぶりに自分の力を試したい・・・全てをぶつけて来い‼」

 

 

エルザの魔法、換装。

それは別空間にストックした武器や鎧を自在に取り出して、装備を変更する魔法。

今回エルザが換装した鎧は、炎帝の鎧。

耐火能力を備えた鎧だ。

ナツが使う魔法は、炎の滅竜魔法。

相性は最悪と言っていい。

それを観たハッピーは、

 

 

ハッピー「やっぱりエルザに賭けていい?」

 

ルーシィ「なんて愛の無い猫なの‼」

 

 

賭けを取り締まってるカナに金を出して、エルザに賭けだした。

 

 

ルーシィ「あたし、こーゆーのダメ‼ どっちも負けてほしくないもん‼」

 

祐一「わりと純情だな」

 

グレイ「そーいや、お前どっちに賭けたんだよ?」

 

祐一「グレイは?」

 

グレイ「んなもんエルザに決まってんだろ」

 

祐一「そりゃそうか」

 

グレイ「んで? お前は?」

 

祐一「評議院の使者が止めに入って中断に一票」

 

グレイ「はぁ? んだそりゃ?」

 

 

俺の賭けに訳が分からないとグレイは声を上げた。

ま、そりゃそうだろうな。

大穴とかそんなレベルじゃないし。

原作知識があるが故の賭けだし。

 

 

マカロフ「始めいっ‼」

 

 

試合が始まった。

ナツの炎を纏った打撃を、エルザは紙一重で避けて、ナツに剣を振るう。

その斬撃を身を捻って避けるが、繰り出した足払いでよろめき、ナツが倒れる。

が、口から吐き出す炎の吐息がエルザを襲う。

しかしそのブレスも、エルザには避けられてしまう。

互角の戦いに見えるが、やはりエルザの方が有利のようだ。

まだナツはエルザに一撃も与えていない。

とはいえ、まだ試合は始まったばかり。

これからこれから・・・と、何も知らなかったら、俺はそう言っていたんだろうが、

 

 

「そこまでだ」

 

 

手を叩き、突然やって来た来訪者に、皆の注目が集まる。

 

 

「全員その場を動くな。私は評議院の使者である。先日のアイゼンヴァルドテロ事件において、器物損壊罪他10件の罪の容疑で、エルザ・スカーレットを逮捕する」

 

エルザ「え?」

 

ナツ「何だとぉおぉぃっ⁉」

 

 

突然の事に騒然とする一同。

 

 

祐一「賭けは俺の勝ちだな」

 

ルーシィ「言ってる場合⁉」

 

 

 

 

.




なんかこの主人公チートなだけで個性があんまりないなぁ・・・どうにかならんかな。
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