FANTASY☆ADVENTURE   作:神爪 勇人

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第2章 幽鬼の支配者
第21話 幽鬼の支配者


 

 

 

マグノリアの街

 

 

ナツ「帰ってきたぞおおぉぉぉぉぉぉぉぉ‼」

 

ハッピー「来たぞおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ‼」

 

祐一「うるせー」

 

 

ガルナ島の一件が片付き、俺達はマグノリアに帰ってきた。

ま、転生者がいたこと以外は、基本的には原作通りの流れだったな。

 

 

グレイ「しっかし、アレだけ苦労して報酬は鍵1個か・・・・」

 

ハッピー「せっかくのS級クエストなのにね」

 

エルザ「正式な仕事ではなかったんだ。これくらいが丁度いい」

 

ルーシィ「そうそう、文句言わないの‼」

 

ハッピー「得したのルーシィだけじゃないか~・・・売ろうよ、ソレ」

 

ルーシィ「何てこと言うドラネコかしら‼」

 

 

今回の依頼で得た報酬・・・金の鍵。

それは星霊を呼び出すことが出来る黄道十二門の鍵だ。

コレは世界に12本しかない超が付くほどの貴重品にしてマジックアイテム。

それを売ったら大層な金になるだろうな。

ま、俺も処女宮の鍵を持っているが、当然売る気はない。

ルーシィが今回手に入れたのは、人馬宮のサジタリウス。

・・・・正直、ビジュアルは微妙である。

正確は真面目なんだがな。

 

 

エルザ「さて・・・早速だが、ギルドに戻ってお前達の処分を決定する」

 

 

その言葉に、ナツ達はビクリと身体を震わせた。

 

 

ユウイチ「ま、俺らとしては今回の件は厳重注意くらいでいいんだが、違反は違反だ。ジジイから何らかの罰則があると思っとけよ」

 

レッド「多分、アレやらされるんじゃねーかなぁ・・・・?」

 

ルーシィ「アレ?」

 

グレイ「まさかアレか!? アレじゃねーだろうな!? ちょっと待て! アレだけは二度とやりたくねぇ‼」

 

ルーシィ「アレって何っ!?」

 

 

グレイの狼狽え様に、ルーシィがビビりだす。

 

 

ナツ「気にすんな!「よくやった」って褒めてくれるさ、じっちゃんなら!」

 

ルーシィ「すこぶるボジティブね」

 

エルザ「いや、アレはほぼ決定だろう。ふふ・・・腕が鳴るな」

 

 

今まで陽気だったナツの顔に、ダラダラと嫌な汗が流れだした。

そしてバッと駆け出そうとするが、直ぐ様ガシィッとエルザに襟首を掴まれてしまう。

 

 

ナツ「嫌だあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ‼ アレだけは嫌だあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ‼」

 

ルーシィ「だからアレって何いいぃぃぃぃぃぃぃ!?」

 

ユウイチ「ま、諦めろ」

 

レッド「うん。もうどうにもなんねーよ」

 

ルーシィ「何されるの!? ねぇ!?」

 

ユウイチ「俺達の口からはちょっと・・・・」

 

レッド「アレは惨いからな・・・・・」

 

ルーシィ「だから何されるのよおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」

 

 

知らぬが仏だ。

ズルズルと、暗い顔をするナツ達を引き摺って俺達はギルドへと戻るが、

 

 

「・・・・・」

 

「・・・・・」

 

 

すれ違う街の人達の視線が此方に向き、何かを囁き合っているのが見える。

あー・・・そういや、そろそろファントムロード編に入るのか。

 

 

エルザ「何だ・・・? ギルドの様子がおかしい・・・・」

 

ナツ「ん?」

 

 

ギルドに近づくにつれて、その様子がハッキリと見える。

 

 

ルーシィ「な・・なに?」

 

グレイ「これは・・・・・・」

 

 

帰ってきたその場所には、幾つもの巨大な鉄柱のようなモノでギルドを貫かれた、俺達の家があった。

 

 

 

 

.

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