FANTASY☆ADVENTURE   作:神爪 勇人

47 / 130
幽鬼の支配者編:完!
原作通りなら次からは星霊ロキ編なんだが、基本ルーシィとレオの話で主人公絡む余地ないからなぁ・・・・多分過去の話とかやるかもしれん。
日常的なの全くやってないし。


第37話 ギルド

 

 

 

祐一「おーおー、やっぱスゲェわコレ」

 

 

町中を明るく照らす黄金の光。

その光がフェアリーテイルを襲っていた幽兵を消滅させていく。

 

『妖精の法律‐フェアリー・ロウ‐』

 

フェアリーテイルに伝わる、妖精三大魔法の1つだ。

聖なる光を持って闇を討つ。

術者が敵と認識した者だけを討つ、広域殲滅超魔法。

光が収まり、陸の方から歓声が沸いた。

フェアリーテイルの勝利の雄叫び。

マカロフが、ファントムのギルドマスターイワンを打ち倒し、俺達の勝利が決まったのだ。

 

 

◆◆◆

 

 

空が鮮やかな橙色に染まる。

そんな夕日を背に、俺達は瓦礫の山と化し、既に全く原形を留めていないギルドを見つめていた。

 

 

マカロフ「こりゃあまた・・・・・派手にやられたのう・・・・・・・」

 

 

いやぁ、此処までギルドホームが壊れた事は無かったが、遅かれ早かれじゃなかろうか?

年々ナツ達のレベルも上がってきており、ギルドの内装どころか、そろそろ建物その物をぶっ壊しかねない。

 

 

ルーシィ「あ、あの・・・マスター・・・・・・・・」

 

マカロフ「んー? お前も随分大変な目に遭ったのぅ」

 

 

なんて事は無い風に軽く言うジジイだが、そう簡単に自責の念が消える訳も無く、ルーシィの表情は悲痛のままだ。

 

 

レビィ「そーんな顔しないの、ルーちゃん。みんなで力を合わせた大勝利なんだよ?」

 

ドロイ「ギルドは壊れちゃったけどな」

 

ジェット「そんなの、また建てればいいんだよ」

 

リーダス「ウィ」

 

 

入院組のシャドウ・ギアと、ファントムに凹られたリーダスの謝罪に、ルーシィは首を振る。

謝るのは自分だと。

まぁ、当然誰もルーシィのせいだなどと毛ほども思っていないが。

 

 

マカロフ「ルーシィ。楽しい事も、悲しい事も、全てとまではいかないが、ある程度は共有できる。それがギルドじゃ。一人の幸せはみんなの幸せ、一人の怒りはみんなの怒り、そして一人の涙はみんなの涙。自責の念に駆られる必要は無い、君にはみんなの心が届いているハズじゃ。顔を上げなさい、君は『妖精の尻尾‐フェアリーテイル‐』の一員なんだから」

 

ルーシィ「マスター・・・・・・」

 

 

恥も外聞も無い大きな声で泣き叫ぶルーシィを、咎める者などいない。

まぁ、嬉し泣きの類だからな、大別するならだが。

ただ暖かく見守り、声をかける。

家族の様にな。

 

 

マカロフ「それにしても、ちとハデにやりすぎたかのぅ・・・・・」

 

祐一「ま、そうだな。アイツ等から手ぇ出してきたとはいえ、ギルド間の抗争は禁じられてるからな。ギルドホームどころか、街にまで被害が出てるし」

 

マカロフ「そうじゃのぅ・・・・・・」

 

祐一「ああ」

 

マカロフ「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

祐一「評議院は間違いなく出て来るだろうなぁ、この騒ぎだし。ファントムが仕出かした事とはいえ、無罪で済むかどうか・・・・・・・・・」

 

マカロフ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

祐一「いったいどんな厳罰が・・・・・・いや、ヘタしたら禁固刑・・・・・・・いや、死刑とか」

 

マカロフ「あーん‼」

 

エルザ「マスター!?」

 

 

急に号泣しだしたジジイにエルザが狼狽える。

まぁ、大丈夫大丈夫、そんな重い刑とは無いから。

 

 

 

.

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。