融合し、1つの身体となる俺達。
フッ・・・・・・力が漲って来るぜ‼
今の俺の名は・・・・・・
「何が良いだろ」
俺の声と悟空の声が合わさったかの様な音が口から出る。
融合したのだから当然か。
さて、今の俺の名前だが、何が良いだろうか?
上田祐一と孫悟空。
祐空? 悟一?
語呂が今一だな。
カカロットと合わせてみても、祐ロットとかカカ一になってさらに語呂が悪い。
一悟にするか?
いや、文字が違うとはいえそれはどこぞの死神代行を思わせるから止めておこう。
となると、一空か?
うん、まぁ、語呂は良いし、コレにするか。
「ちょっとまだなの!?」
エリザベスの怒鳴り声が聞こえる。
「うっし、行くか‼」
舞空術で空を飛び、スーパーサイヤ人2に変身する。
3だと早くフュージョンが解けるからな。
更に三大瞳術と六道仙人モードを発動させ、今までとは比べ物にならないスピードで敵に突っ込む。
白眼と写輪眼で捉えたその姿目掛けて、
「仙法大玉螺旋丸‼」
圏境で姿を消した李書文に攻撃する。
まず1人。
ルーチェ、エリザベス、クリスの3人が前衛組を押さえている間に、後衛にいる2人を始末しようか。
豪雨の如く飛来して来る魔弾や矢を全て見切って搔い潜り、
「龍拳‼」
まずはメディアのドテッ腹をぶち抜いて殺す。
そして横にいるケイローンに蹴りを放つが、ケイローンはソレを避けた。
連続で攻撃を叩き込むが、全て避けて見せる。
バーサーカー化しているとは思えない動きだ。
「だが甘ぇッ‼」
天鎖斬月を投影し、神速のスピードで攻撃速度を上げる。
次第にケイローンは俺の攻撃を避ける事も防ぐことも出来なくなり、その身体に傷を作っていく。
「月牙天衝ッ‼」
黒い月牙で切り裂き、ケイローンを倒した。
瞬間、空から落ちて来た光が俺の心臓を貫いた。
だが、そんなモノは即座に自己再生し、傷を塞ぐ。
そんな俺の背後から今度はビームの様な光線が放たれるが、右手の幻想殺しで弾く。
迫るはカルナ。
未だに傷一つ付かない黄金の鎧。
今度は千本桜を投影し、両の眼を直死の魔眼へと変える。
黄金の鎧に浮かぶ黒い死の線目掛けて、花弁と散った千本桜が走る。
目に捉えにくい祖の極小の花弁が、黒い線をなぞり、鎧はバラバラにぶった切れた。
「界王拳! 20倍かめはめ波ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼‼」
身を護る鎧を失った瞬間を逃さず、今度は俺が光線を放った。
かめはめ波に飲まれたカルナは消滅し、残りは3体の不死身トリオ。
神速で流星の様に飛んで来るアキレウスに、同じく神速を以って対抗する。
空を縦横無尽に駆ける戦車を操るアキレウスに並走し、万華鏡写輪眼の天照でアキレウスの身を焼こうと黒い炎が俺の視点に噴き出した。
身体に点火したその黒い炎はアキレウスを焼く事は無かったが、その炎が足にまで伸びた時、変化が起きた。
唯一ダメージが通るアキレス腱を焼かれて、アキレウスの不死身能力が無くなったのだ。
黒い炎が、不死身じゃ無くなったアキレウスを焼くが、それを黙って見て終わらせる気は無い。
「気円連斬ッ‼」
幾つもの気円斬を造り出し、ソレを連続投擲。
アキレウスの身体はバラバラに切り裂かれ、斬れた肉片を黒い炎が焼き、完全に焼失した。
次はジークフリート。
「影分身の術‼」
4体の分身体を生み出す。
「かめはめ波‼」
「火竜の咆哮‼」
「鉄竜の咆哮‼」
「天竜の咆哮‼」
「雷竜の咆哮‼」
分身体が放つ咆哮がジークフリートを襲うが、その身にダメージを通さない。
奴の不死身が効かない箇所、そこに、
「神威‼」
神威で吸い込んだかめはめ波を、ジークフリートの背に向けて射出する。
生身である無防備な背中を傷つけられ、ジークフリートは前のめりに倒れた。
その隙を逃さず、分身体が特攻。
各々両手に武器を投影し、その背中を滅多刺しにする。
ジークフリートは消滅した。
最後はヘラクレス。
コイツは12回殺さないと死なない。
しかも、判定A以上の攻撃じゃないとダメージが無い上に、2度と同じ攻撃ダメージは通じないのだ。
だが、何の問題も無い。
ルーチェ達を薙ぎ払い、コッチに突っ込んでくるヘラクレス。
その巨大な岩剣を振り回すが、ベクトル操作で弾く。
弾いて浮いた腕を取り、
「オラアァァァアアッ‼」
ジャイアントスイングで振り回して、空高く放り投げた。
いくらヘラクレスといえど、空中では自由に動けまい。
そしてその身動きが取れないヘラクレスに、
「仙法超尾獣螺旋手裏剣の術‼」
9つの螺旋手裏剣それぞれに、尾獣の力で9つの性質変化を宿した螺旋手裏剣がヘラクレスを襲う。
後3種類の攻撃が必要だ。
「神威手裏剣‼」
着弾した部位を空間ごと削る手裏剣を放ち、更に1回殺す。
「八坂ノ勾玉‼」
須佐能乎の力で、写輪眼の紋様に似た巨大な勾玉を手裏剣の様に飛ばす。
後1回だ。
「ハァァッ‼」
もう時間を気にしなくていい。
スーパーサイヤ人3へと変身する。
「更に界王拳‼」
10倍・・・20倍・・・30倍・・・・・・
「50倍かめはめ波ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼‼‼」
巨大なかめはめ波が天高く放たれ、空を舞うヘラクレスに直撃する。
気の奔流に呑み込まれ、ヘラクレスは完全に消滅した。
.