「あー・・・流石にちょっと疲れたな」
戦えない事は無いが、英霊を計14体相手にしたわけだから、体力よりも精神的というか集中力的に休憩を入れたいところだある。
やっぱりスーパーサイヤ人3の変身と界王拳は負担や消費が大きいのか、ヘラクレスをぶっ倒してしばらくしたらフュージョンが解けた。
今は皆で、地面なり切り株なりに座り込んで一息ついていた。
「けどまぁ、流石にもう大丈夫よね?」
「どうだろうなぁ、また新たにサーヴァントを召喚したりしてんじゃね?」
「それは勘弁して欲しいわね・・・・・・」
「ホントか? オラわっくわくしてくんぞ!」
「元気ですね・・・・・・」
悟空は元気が有り余ってんな。
他は疲れた様子だが。
「ま、仮にサーヴァントが来ても、さっきみたいなヤバい奴等が纏まって来る事は無いと思うぜ」
あんな不死身な奴が何体も襲って来るとか考えたくないな。
「後は連合の他の皆が六魔将軍を倒して終わりだな」
「まだあのブレインが残ってるでしょ」
「そういやそうだったな」
つっても、ジェラールの時みたく倒したら憑依体を変えたりするかもしれんが。
うーん・・・・それも如何にかしなきゃならんよなぁ、何度も戦いを挑まれるのも面倒だし。
「あ?」
森の奥が急に光り出し、膨大な魔力量を察知する。
黒い光の柱が、天に向かって噴き出していた。
「ニルヴァーナか・・・・・・」
「あー・・・原作も動き出したわね・・・・・・」
ニルヴァーナ。
光と闇、善と悪を入れ替える、超反転魔法。
黒い光が出ているのはまだ初期段階。
黒い光は手始めに、光と闇の狭間にいる奴を逆の属性にするというが・・・・・・。
「この面子なら大丈夫そうだな」
俺:説明不要
ルーチェ:腐
悟空:脳筋
エリザベス:リオン一筋で原作知識有り
クリス:ようわからん
クリスが若干不安だが、たぶん問題無いだろう。
とてもじゃないがこのメンバーなら闇に墜ちるとは思えん。
「さて、そろそろ行くか」
休憩終了。
座っていた切り株から立ち上がり、グーッと身体を伸ばす。
そしてチラリと転生者Sに目を向ける。
「あー、私まだ休憩してる。しんどい・・・・・・」
「同じく。さっきの戦闘で疲れた・・・・・・」
「ZZZ・・・・・・」
ルーチェとエリザベスが疲労の色を残して座り込んでおり、悟空は何時の間にか寝ていた。
まぁ、別に良いけどよ。
「クリスは?」
「お姉ちゃんが心配です」
「じゃあ行くか?」
「はい」
まぁ、この時間帯ならもう助かってると思うが。
取りあえずクリスと2人だけで行こうかね。
「襲わないようにね、ロリコン」
「誰がハードロリかッ!?」
「いや、ハードロリとは言ってないんだけど・・・・・・」
いや、可愛いと思うけどね!
◆◆◆
「・・・・・・・ん?」
クリスと一緒に光を目指し、森の奥へと進んで行く途中で川が流れる場所に出た。
そこで、俺は何か硬いモノを踏んだ。
「何だ?」
拾ってみる。
それは金色に輝くカギだった。
「星霊の鍵?」
ルーシィのか?
いや、でも星座が違うな。
って事は・・・・・エンジェルの?
アレ、でも1本だけだ。
アイツ確か金色の鍵は3本持ってた筈だが・・・・・・。
「祐一さん?」
「おう、悪い悪い」
クリスに急かされて、俺は取りあえず鍵をポケットにでも入れておいて再び走り出す。
さぁて、さっさとニルヴァーナをぶっ壊そう。
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