ブルアカにTS転生してメス堕ちする話   作:アウロラの魔王

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エイプリルフールとは…。4月1日とは…。

書いて欲しそうな人多かったので書きました。曇らせてイチャイチャして曇る話です

この話見なくても本編に影響しないので、見たくない人は見なくても大丈夫です。


短編・遅すぎるエイプリルフール

 

「せんせー、いるー?」

 

「ああ、ごめんミカ。どうしたの?」

 

 その日は《シャーレ》の"先生"に呼ばれ、資料室で書類の整理を手伝っていた。

 

 終わったので、事務所を覗きに来たら、先生はまだデスクに向かって作業していた。デスクの上には、まだ大量の書類が積まれている。きっと、今日も徹夜するのだろう。私が手伝えれば良かったんだけど、書類仕事はてんでダメだ。この手の仕事は、むしろミサちゃんが得意で、私の仕事もよくミサちゃんにやってもらっていた。

 

「どうしたの、じゃないよー。言われてた書類の整理終わったよ」

 

「ああ、そうだったんだ。ごめんね、せっかく手伝いに来てもらったのに、大したおもてなしも出来なくて」

 

「ううん、大丈夫だよ。先生が忙しいのは、ちゃんと分かってるし。それより、ちゃんと寝てる?目の下のクマすごいよ?」

 

 実際、何度か過労で倒れてると、他の生徒に会ったときに聞いていた。前からワーカーホリックなところはあったらしいが、最近は特にオーバーワーク気味らしい。

 

「他の生徒達にもよく言われるから、この仕事が片付いたらちゃんと寝るよ」

 

「もう!仕事はまたできるんだから、先に寝ようよ!」

 

「あはは……わかってるんだけどね。ただ……」

 

「ただ?」

 

「私がもっと上手くやれていれば、トリニティはもっと良い結末があったんじゃないかって」

 

「先生……」

 

 先生はやさしい。やさしいが故に悩むのだろう。トリニティを退学になった私のために、《シャーレ》で保護してくれたのも先生だ。そんな先生のために、何かしてあげたいけど、私は事務仕事なんて全然できない。出来ることと言えば、戦うことだけだ。ミサちゃんなら、きっと上手く仕事回せたんだろうなぁ。

 

「……あ、ごめん先生。そろそろ時間だから……」

 

「もうそんな時間だったんだ。こんな時間まで付き合わせちゃって、ごめんね」

 

「ううん、全然大丈夫だよ!先生のためだからね!でも、早く帰らないとあの子が心配するから」

 

 時計を見ると、短針が6を回ろうとしていた。そろそろ帰ってあげないと、あの子に怒られちゃう。

 

「……ねぇ、ミカ。その……ミサは……?」

 

「あ、うん。普段は過ごせてはいるんだけど、やっぱりたまに泣きそうな顔したり、何もせずにジッとすることもあって……」

 

「そう、なんだ……」

 

 先生はミサちゃんの話題を出すと、いつも暗い顔になる。先生のことだから、生徒が心に深い傷を負ってしまったのは、自分のせいだと思ってるのかもしれない。そんなことはないだろう。ミサちゃんも口には出さないが、先生には感謝しているはずだ。

 

「大丈夫だよ。時間が経てば、ミサちゃんも立ち直れるよ。そしたら、また4人で遊びに行こうねって約束もしてるから!」

 

「……っ。そっか……。今日は、ミカの元気そうな顔を見れてよかった」

 

「うん!私も先生の顔見れてよかった☆じゃあ、またいつでも呼んでいいからね~!」

 

 そう言って私は《シャーレ》を後にした。帰宅の道すがら、思うのはミサちゃんのことだ。セイアちゃんとナギちゃんが死にかけたあの事件。私が犯した罪を、ミサちゃんがすべて背負ってしまった。心無い言葉を浴びせ掛けられ、裁かれたミサちゃんは心に深い傷を負ってしまった。そんなミサちゃんを庇い、私も退学同然となったところを《シャーレ》の"先生"が退学を一時保留とし、《シャーレ》で保護してくれた。一時保留とは言うが、事実上退学扱いで学園にも今は通っていない。一応、籍は残っているらしいが卒業までの残りを《シャーレ》で過ごすことになるだろう。

 

 そんな私たちの家も、今はトリニティではなく、《シャーレ》のあるD.U.地区にある。ミサちゃんが自費で購入した一軒家だ。今はこの家に、二人で住んでいる。

 

「ただいまー」

 

「―――ミカ!おかえり!」

 

 家に入った途端に、ピンク色の塊が腹に突貫してきた。よく見たら、ミサちゃんだった。ミサちゃんは腰に手を回して私に抱き着いており、顔をすりすりと擦りつけて来ていて小動物みたいだった。

 

「もう、ミサちゃん。急に飛びついてきたら危ないよ!」

 

「えへへ、ごめんなさーい」

 

 そう言いながらも、ぐりぐりと頭を腹に押し付けてきているので、満足するまでされるがままになっておいた。

 

「ミカ、ご飯出来てるけどどうする?先にお風呂にする?そ、それとも、私……なんて、きゃー!」

 

 言っちゃったー、と顔を赤くするミサちゃんにムラッと来たが、なんとか抑える。やはり、お楽しみは最後に取っておきたい。

 

「うーん、先にお風呂入りたいなー」

 

「そ、そう……」

 

 露骨に悲しそうな顔をされると、襲いたくなるからやめて欲しい。この子のこういうところは昔から変わらない。

 

「ほら、ミサちゃんお風呂一緒に入ろ?」

 

「う、うん!あ、お風呂に入る用意してくるね!」

 

 嬉しそうに駆けてくミサちゃんを見送り、ホッと一息吐く。今日は結構元気そうでよかった。その後、ミサちゃんとお風呂で洗いっこした後、ご飯を食べた。

 

「ふー、お腹いっぱい」

 

「ふふ、お粗末様でした」

 

 ミサちゃんの作るご飯はすごくおいしい。家のことは全部やってくれるし、ベッドの上ではエッチだし、私には勿体無いくらい出来たお嫁さんだ。

 

「そういえばね、この前セイアちゃんとナギちゃんと会ったよ」

 

 すると、ガシャン!とガラスの割れる大きな音が響き渡る。音はミサちゃんのいるキッチンからだった。

 

「え!?何の音!?ミサちゃん大丈夫!?」

 

「―――あ、大丈夫!ちょっと、お皿落としちゃっただけだから!」

 

「……ホントに大丈夫?」

 

「うん……ガラスが飛び散って危ないから、キッチン入ってきたらダメだからね!」

 

 そう言いながら、ちりとりと箒を持って掃除し始めた。ミサちゃんがそういうなら、きっと大丈夫だろう。

 

「……ねぇ、ミカ。セイアとナギサは、元気……だった?」

 

「うん?結構元気そうだったよ。私たちが抜けた穴を埋めるのに忙しいって、嘆いてたよ」

 

「そっか……それなら、よかった」

 

 少しして、キッチンの方からすすり泣くような声が聞こえて来て、慌ててキッチンに入るとミサちゃんが膝を抱えて泣いていた。

 

「ミサちゃん!」

 

「あ、ミカ……っ」

 

 私を見たミサちゃんは、そのまま私の胸に飛び込んできた。私は飛び込んできたミサちゃんを受け止め、何も言わずそのまま頭をゆっくりと撫でる。ミサちゃんが甘えたいときに、いつもやっていたことだ。こうすると、ミサちゃんは落ち着く。

 

「ぐすっ、ごめんねミカ。いつもいつも、こんな私で」

 

「ううん、大丈夫だよ。ミサちゃんにはいつも助けられてるから、これぐらいならお安い御用だよ」

 

「うん、ありがとう……」

 

 そのままの状態で、ジッとしてるとミサちゃんがもぞもぞと動く。

 

「ん?ミサちゃん、どうしたの?」

 

「あ、その……ミカ、このままシない?」

 

 ミサちゃんは顔を赤くしながら、上目遣いで足をモジモジと擦り合わせており、すごく煽情的だ。思わず、ゴクッと生唾を飲み込んでしまった。

 

「―――ッ。じゃ、じゃあベッド行こうか」

 

「う、うん。お願いします……」

 

 その場で押し倒さなかった私を褒めて欲しいくらい、ミサちゃんの誘う姿は刺激が強すぎた。

 

 寝室に移動して、二人が寝転がっても全然余裕のある、キングサイズのベッドにミサちゃんを寝かせる。

 

「ミカ……ん……」

 

 期待に潤んだ瞳に、我慢できずミサちゃんにキスする。何度もキスしながら、ミサちゃんの白くてかわいいその肢体に手を這わせていく。キスをしながら手を這わせると、その度にビクビクと反応してくれるのが嬉しくて、何度もしているとミサちゃんに止められる。

 

「ミ、ミカ、あの……こっちも……」

 

 そう言ってミサちゃんは、服の上をめくっておっぱいを露出させる。あまりにもエッチな仕草に興奮してしまう。

 

「ミサちゃんのおっぱい、昔はぺったんこだったのに大きくなったね」

 

 そう言いながら、ミサちゃんのおっぱいを軽く持ち上げる。今はCカップって言ってたけど、Dはありそう。

 

「んんっ、ミカが育てたんだよ?」

 

「ふふっ、そっかぁ、私の手で育てたんだと思うと、愛しさも増しちゃうね。あむ」

 

「ひゃあっ!?」

 

 白くて丸いお山の上で主張していたサクランボを口に含むと、ミサちゃんの腰が浮き上がる。口に含んだまま、口の中で転がすと嬌声を上げて感じていた。そのまま、もう片方のサクランボを空いてる手で押し潰すと、体を弓なりに反った後、ベッドに体を投げ出す。

 

「はぁ……はぁ……」

 

「……ぷは、ミサちゃん。かわいい♡」

 

「ミカ……私もう……」

 

 ミサちゃんは、視線を自身の下腹部に移す。触ると、すでに大洪水だった。

 

「……あれ?ミサちゃん、下履いてなかったの?」

 

「あ……その、今日はミカにして欲しかったから……」

 

 先に脱いでいたと?私の嫁エッチ過ぎない?もう我慢できない!

 

「ミサちゃん!」

 

「あ♡ミカ、私の中に来て♡」

 

 私とミサちゃんはその後も体を重ね続けた。

 

 

 

 

 

 

 激しい情事の後、疲れ果てて眠ったミカ。シーツを引き寄せて、ミカの身体に掛けた後、私もシーツに潜り込んで、ミカに体を寄せる。そして、ミカの安らかな寝顔を見てホッとする。

 

 ……トリニティで起こった一連の事件、エデン条約編で私は失敗してしまった。セイアは死んでしまい、ナギサは今も目を覚まさない。ゲマトリアのベアトリーチェは倒すことが出来たが、ミカは罪の意識に押しつぶされ精神を壊してしまい、記憶に蓋をしてしまった。ミカは今もセイアもナギサも無事でいると思っている。時折、何も無いところに話しかけて、「セイアちゃんとナギちゃんとお話してた」と笑顔で話すミカに、真実を告げることなんて出来なかった。

 

「ん……んぅ……ミサ、ちゃん」

 

「ミカ……」

 

 抱きしめてきたミカに対し、私も抱きしめ返す。

 

 世界はミカにやさしくなかった。この世界のどこにも楽園なんてない。でも大丈夫だよ、ミカ。驕り高ぶった傲慢な神々も、ミカを救えなかった無能共も、ミカを傷つけるすべて、全部、全部―――

 

 

 

 

 ―――壊してあげるから

 

 

 

 




解説することは、ないッ!!!

解説入れると、本編のエデン条約編のネタバレ盛沢山になっちゃうから、仕方ないね。感想等で、考察する分には面白いのでどうぞ!

一つだけ捕捉を入れると、この世界はこの後ミサちゃんテラーが一晩で滅ぼしました。

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