休みを丸一日費やしてもう一話書いたった。
盛夏服へと衣替えをし、学園で今日も授業を受ける。水色を基調としたセーラーワンピースで腰のひもを後ろでリボンに結ぶこの制服は、他校でも人気のある制服らしい。肌が出る分、日焼け止めを忘れないようにと、ミカにきつく言い含められてる。
「ミサちゃーん!ごめーん!用事あるから先に帰ってて!」
「そうなんだ」
「即行で用事終わらせて帰るから!」
今日の授業が終わり、帰る準備をしているとミカがそんなことを言ってきた。……どうしよう、いきなり暇が出来ちゃった。期末テストの結果も届き、平均90点台後半を叩き出した事により、無事課題を突破した。それにより、しばらくの間勉強から解放されたので帰ってもやる事が無い。
「……SNSに上げるネタでも探しに行こうかな」
そんなこんなで、今日は一人で街へ繰り出すことになった。
道端で二足歩行じゃない普通の猫を見かけて、珍しいと思いながら写真に収めSNSに上げる。
『帰宅中。かわいい猫ちゃん見つけた』
すぐに沢山のいいねが付いて笑顔になる。ふと、普通の猫を見て珍しいと感じる辺り大分毒されてるなと思った。
そんなことを考えていると、先程写真を撮った猫がオレの足元にその顔を擦り寄せてきていたので、しばらく首を撫でたりして構ってあげることにした。ぶち模様が可愛いなぁ。ついでなので、その間動画も撮らせてもらった。撮った動画を上げると、先程の写真より沢山のいいねがついて嬉しかった。
「おまえのおかげだぞ~」
「にゃー?」
その後、妙に懐かれたので頭の上に乗せて一緒に散策することにした。
『猫ちゃん、頭の上なう』
ハッ!ちゃんって書いたけど、くんだったかもしれない。確認しておこう。……ちゃんだった。
頭の上に猫を乗せたまま、街をぶらぶらと歩く。途中、お店のセール情報やキャンペーンがあればネットに上げておいた。
「な、なにするんですか!やめてください!?」
騒ぎが聞こえ、そちらに目を向けると、いつもの如く不良が一般生徒に絡んでいた。どうしよう、割って入った方がいいかな。
「待ちなさい!《正義実現委員会》の者です!おとなしくしなさい!」
迷っていると、委員会が駆けつけたらしい。なら、一安心……と思ってたらどうにも雲行きが怪しくなってきた。不良達は、銃を委員会の人に突きつけ脅し始めた。
「たった一人でこの人数を相手に出来ると思ってるのか?いいから金目のモン寄越しな!」
「……すぐに応援が駆けつけます。何もしないのであれば、今ならまだ厳重注意で済みますよ」
……《正義実現委員会》は二人一組で動くのが鉄則だったはず。よく見ると、委員会の人の腕に腕章がない。今日は非番だったのだろうか。それに……。オレは周囲を軽く見渡し、懸念が当たりそうで少し困ったように唸る。
もしかしたら、今日はこの辺りは委員会の警戒区域外になってる可能性があるな。だとしたら、応援が駆けつけるまで早くても10分弱。委員会の人は銃を構えて、徹底抗戦の意思を示している。不良は10人程度、あれぐらいの強さなら苦戦はするだろうが、倒せないほどではないだろう。あくまで、周囲への被害を考慮しないならの話だが。
『いい、ミサちゃん?無闇に暴力をふるったらダメ。ミサちゃんが悪く言われちゃうんだからね』
「……」
「にゃー?」
オレは、頭の上の猫を地面に下ろす。
「危ないから、近づいたらダメだぞ」
猫の頭をひと撫でし、騒ぎの中心へと駆ける。助走を付け、跳び上がるとそのまま先頭にいた不良へ飛び蹴りした。
「ぐへぇ!?」
「な、なんだテメェは!?」
「ま、待てコイツ。ピンクの髪にバカでかい銃、まさかあの悪名高い……!?」
悪名高かったのか、オレ。となると、また悪名増えそうだなー。
「き、聞いてるぞお前。暴れすぎて次は停学になるかもしれないんだってな。いいのか、私達と喧嘩なんかして?ソイツを助ける理由も無いだろ」
誰だよ、そんなこと言ってるの。まぁ、暴れ過ぎてるのは事実だし、停学になりそうだったのも事実だが。
「あ、あの私の事はいいですから、貴女はここから離れてください」
後ろにいる委員会の人が、恐る恐るといった風にオレに話しかけてくる。それをみて、なんとなく笑みが零れる。
「……どんな理由があろうとも、誰かを助けない理由なんて無いだろ。それと、もう一つ。喧嘩ってのは対等な相手にしか成り立たないんだよ」
「て、テメェッ!」
オレは走り出すと、そのまま拳を振るう。続けざまに蹴りを放ち、打撃音が響く。
1分後。不良達は全員地面に沈んでいた。
「ご、ごべんなざい、もうじまぜん……」
「オレが手を出す前に言えよ」
「もうじわけありまぜん……」
顔がボコボコになり泣き腫らした不良が、地面に頭を擦りつけて謝ってきた。
結局、手を出しちゃったな。出たのは足だったけど。また、ミカに怒られちゃう。
「はぁ……」
「にゃー」
落ち込んでいると、先程下ろした猫がオレの傍に寄ってきた。
「お前、危ないから近寄るなって言っただろー」
「にゃー」
しゃがんで猫を抱き上げると、分かってるのか分かってないのか鳴き声を上げる猫。
「もう、本当に分かってるのかにゃー?」
「にゃー?」
猫は落ち込んでるオレを励まそうとしたのか、オレの顔に体を擦りつけてくる。可愛いなぁ、もう。
「あ、あの……助けて頂いてありがとうございました」
猫と戯れていると、委員会の人が話しかけてきた。
「いや、別に偶々通り掛かっただけだし。それより、あんた今日は非番?」
「え、そ、そうです。よく分かりましたね」
「腕章着けてないし、委員会は基本二人一組が鉄則でしょ?それに、今日この辺りは警戒区域外だったんじゃない?」
「く、詳しいですね。そうです、今日は非番だったんですけど、今日はこの辺りパトロール範囲から外れてしまって、買い物がてら自主的にパトロールしていたんです。まさか、本当にトラブルに遭遇するとは思っていませんでしたが……」
「ひどい偶然もあったもんだ。まぁ、詳しいのは昔委員会に知り合いがいたから……」
「そうなんですか?さ、参考までにどなたか聞いてもいいですか?」
「えっと、シエルさんって人に」
それを聞くと、委員会の人は目を輝かせて迫ってきた。
「シエルさん?まさか、あの羽佐間シエルさんですか!?あの伝説の!」
「で、伝説?かは知らないけど、その羽佐間シエルさんです……」
「そうなんですね!私、羽佐間シエルさんに憧れて委員会に入ったんです!わぁ……!感激です……!羽佐間シエルさんのお友達に会えるなんて!あ、あの!どういう経緯で知り合ったか聞いても!?」
こ、この子……勢いと押しが強い……!
「その、昔助けて貰った事があって、それから知り合って戦い方とか教えて貰ったりとか、委員会の事もその時に少し教えて貰って」
「戦い方を羽佐間シエルさんから直接!?す、すごい……。あの人の戦い方は、常に冷静沈着で場のコントロールに長けていると聞きます。貴女の先程の戦いは、妙に冷静だと思いましたが、彼女の薫陶を受けていたからなんですね……!」
「ま、まぁ多少は」
この子よく見てるなぁ。早くここから離れた方がいいのだが、シエルさんの事を知っている人に会えたのが結構嬉しくて、つい話し込んでしまう。
「うぅ~もっと話したいのですが、仕事をしなければ……。あの!もし良かったら連絡先交換しませんか!?今日のお礼もしたいですし!」
「連絡先はまぁ、別にいいけど。お礼はいいよ、ホントに通り掛かっただけだし」
交換した連絡先から、彼女のプロフィールを見ると中3の先輩だった。年上だったのか、てっきり同い年くらいかと。
「私の気が収まりませんので!」
「えぇ……。じゃ、じゃあ普段お世話になってる親しい人に何かしたいんだけど、いいアイデアない?」
「お世話になってる人ですか?うーん、それなら料理とかどうでしょう?作った人も、作って貰った人も温かい気持ちになれますよ、きっと」
「料理、料理かー」
普段、出前で美味しいもの頼んでるから盲点だった。手料理、ミカ喜んでくれるかな。
「ふふ、いいかも」
「えっと、こんなのでお礼になりますかね」
「全然!バッチリだよ!そうと決まったら、早速スーパーに買い物に行こう!じゃあ、オレはもう行くね!」
「あ、はい!また会いましょう!」
猫を頭に乗せると、スーパーに向かう。
「……光園ミサさん。話に聞くよりも、とても良い人でしたね」
歩きながら、何を作ろうかと思っていると本屋さんが目に入った。そうだ、料理の本とか見てみよう。
ふらふらと本屋さんの中を歩いていると、ふと流行の服などが載っている雑誌を見つけた。
「……女の子なら、こういうのも買った方が良いのかな」
「にゃー」
でも、流行の服とか買っても、着こなせる気がしない。で、でもまぁオシャレの参考にするぐらいなら?と手に取ったところでハッとする。
「ハッ!料理の本を見に来たのに何やってるんだオレは」
先程、手に取った雑誌を小脇に抱えながら、料理の本を探す。
「あ、あったあった」
これで相手の胃袋もイチコロ!という謳い文句が帯に書かれてる料理本を手にする。
「イチコロ……」
中身は普通の家庭料理だった。でも、男料理しかしたことない料理初心者だし、普通で丁度良かったかもしれない。雑誌と一緒に脇に抱え、レジに向かう途中に手芸の本が目に入る。
そういえば、今年はミカに誕生日プレゼント渡せてないな。今からモノ見繕うのもアレだし、次に自然に渡せるとしたらクリスマス?手芸の本をパラパラとめくっていると、マフラーの作り方が載っているページが目に留まった。
……ミカ、去年も一昨年も寒そうだったし、マフラーを渡すのはアリかも知れない。……やっぱり手作りの方が嬉しいのかな。初心者でも分かりやすそうな本を探してみた。
「ありがとうございましたー」
「……」
衝動的に、買い過ぎた……!あの後も、目に付いたものを選んでいたら、いつの間にか手の中は本と雑誌でいっぱいに。色んな本や雑誌でいっぱいになってる袋を見ながら、これミカに見られたらどうしよう。
「とりあえず、スーパーに寄って材料買うか」
「にゃー」
考える事を放棄したオレは、その足でスーパーに向かった。
何事も無くスーパーに着いたので、カゴを持ちながら何を作ろうか考える。
「牛肉とじゃがいもが安いな。肉じゃがとか良さそう」
「にゃー」
「なー♪」
オレの言葉に合わせ鳴く猫に合わせながら、カゴに必要な材料を入れていく。ちなみにだが、スーパーで猫を連れ歩いても特に問題なかった。普通に二足歩行の犬猫がその辺を歩いてるからだろうか?衛生面とか大丈夫なんだろうか。猫連れ歩いてるオレが言えた義理じゃないけど。
会計を済ませ、スーパーを出る頃にはすっかり日が傾いていた。支払いは学校のカードを使った。普段お金を使わないから、限度額まで全然余裕あるからな。もう一つのカードは、余程の高い買い物じゃない限り、使わないようにしてる。だって、カード出す度に目が飛び出すほど驚かれるし、使いにくいったらありゃしない。
「……にゃーん」
帰る途中、路地から鳴き声が聞こえてきた。路地の奥を目を凝らしてみると、そこにはもう一匹猫がいた。
「……ホントに珍しい。普通の猫なんてそうそう見かけないのに」
「にゃー」
「どうしたんだ?……わっ」
オレの頭の上にいた猫が、ぴょんと跳ね地面に降り立つと路地の猫に駆け寄っていく。よく見ると、その路地の猫はオレの拾った猫にそっくりなぶち模様があった。
「……そっか、お前家族がいたんだな。姉妹なのか親子なのかは分からないけど、良かったじゃないか」
「にゃー」
猫はオレの足元に戻って来て、足に顔を擦りつけてきた。オレは苦笑し、しゃがんで猫の頭を撫でる。
「家族がいるなら、大事にしろよ。オレは、こっちの世界の家族に会ったこと無いからさ、いるかどうかも分からないけど」
「にゃー?」
「にゃーん?」
「ぷっ、もう行きな」
首を傾げ同じ動作をする猫に笑みを深くしながら、もう行くように促す。猫は何度か振り返り、もう一匹の猫と一緒に路地の奥へ消えていった。
「……元気でな」
あーあ、あのまま連れ帰って家で飼いたかったな。可愛かったし、きっとミカも許してくれただろうに。
「……にゃー」
そう思っていると、近くから鳴き声が聞こえまさかと思い振り返ると、そこには二足歩行の眼帯を付けた猫のおっさんが。
「……」
「養ってくれにゃー」
そのおっさんを地面に頭から埋めると、オレはもう振り返らなかった。
家に着くと、ミカはまだ帰って無かった。『即行で用事終わらせるから』って言ってたからもう帰ってると思ったんだけど……。いや、まだ帰ってないなら逆に都合がいい。オレは買ってきた料理の本を広げ、早速料理に挑戦してみることにした。あ、先にお風呂沸かしておこうっと。疲れてるなら先に入りたいだろうし。
お風呂の準備が終わった後、材料を取り出しキッチンに立つ。肉じゃがならカレーに近いし、カレーを作り慣れてるならそうそう失敗はしないはず。でも、怖いから一応レシピ見ながら作ろう。
火の通りにくい野菜を先に、お肉は最後……。野菜は食べやすいように、一口大で切り揃えた。鍋に火をかけて、アク抜きしていると玄関の方からドアが開く音が聞こえた。
「ただいまー……ごめんね、ミサちゃん。帰るの遅くなっちゃった、すぐ出前取るね……あれ?ミサちゃん、キッチンで何してるの?」
ふらふらとリビングに入ってきたミカは、キッチンに立ってるオレに気付く。
「あ、ミカ。おかえりなさい」
「あ、うん。ただいま……じゃなくて、質問に答えてないんだけど」
なぜかミカの機嫌が悪そうだ。用事で何かあったのかな。
「えっと、住まわせて貰ってるし、何かお礼したいなって思って」
「それで、料理?」
「うん」
「何作ってるの?」
「えっと、肉じゃがだけど」
そう言うとミカは、すーっと匂いを嗅ぐ。
「……良い匂い。お腹空いてきちゃった」
「お風呂沸かしてあるけど、先に入る?こっちはまだ出来るまで時間掛かるし」
「ホント?助かっちゃうなー。ミサちゃんは?お風呂はまだ?」
「あ、ごめん私は先に入っちゃった」
オレがそう言うとミカは少しむくれたが、仕方ないと笑った。
「帰るのが遅くなった私が悪いもんね。でも、代わりにミサちゃんの手料理が食べられるからプラマイゼロ?」
ミカは笑いながらそんなことを言った。オレも釣られて笑うが、ミカの次の言葉で凍り付いた。
「ところで、ミサちゃん。私に何か言う事あるんじゃない?」
「え?え?言う事?」
本当に心当たりの無かったオレは、ミカの言葉に困惑しながら必死に記憶を手繰り寄せる。そんなオレの様子に、ミカは溜息を吐きながらスマホを見せてくる。
「こんな動画が回ってきたんだけど」
そこには、不良に飛び蹴りかましてるオレの姿が。
「あ!?」
他にも色々あった所為ですっかり忘れていた。すぐ様その場でミカに向かって土下座する。
「ごめんなさい!手は出さなかったけど、足が出ました!」
「誰もトンチを利かせろとは言ってないんだけどね」
「うぅ……」
動画には大量のコメントが付いており、『撲殺天使キターーーーーー!!!!』『猫と戯れてるの可愛い、これは天使』『初手飛び蹴り草』『多数で一人を取り囲んでるのに、1分もしないうちに全滅かよw』『何のためにデカい銃担いでるんですかね……』『そりゃ、威圧の為でしょ』『銃は鈍器だゾ』などなど。
「私のツイよりバズってる……!」
「そっちじゃないでしょ」
ミカに容赦なくチョップを入れられた。痛い。
「もう、なんですぐに言ってくれなかったの」
「その、色々あってさっきまで完全に忘れてました。ごめんなさい」
猫と遊んだり、委員会の子と知り合ったり、本買ったり、買い物したり。
「はぁ、お風呂から出たら詳しく聞かせてもらうからね」
「はーい……」
完成した肉じゃがをお皿によそって、テーブルに並べていく。すると、丁度いいタイミングでミカもお風呂から戻ってきた。
「わぁ!おいしそう!」
「あ、おかえり。いつでも食べられるよ」
「じゃあ、食べちゃおっか。いただきます!」
「いただきます」
ミカが箸を取り、肉じゃがを口に運んでいく。その様子をドキドキしながら見守る。
「んっ、んー!おいしい!」
「ホント?良かったぁ」
「ホントホント!ミサちゃん、良いお嫁さんになれるよ!」
「えぇ……そ、そんなことないと思うけど。あ、どんどん食べていいからね」
本当においしそうにご飯をかき込むミカを見て、オレは嬉しくなってニコニコとご飯を食べるミカを見守った。
「あ!ミサちゃん、私が食べるところ見てばっかりで全然食べてないじゃん!」
「え?そりゃ、食べて貰う方が嬉しいし」
「んー、そうだ!はい、ミサちゃんあーん」
「ええ!?」
ミカは一口程度に摘まんだ肉じゃがをこちらに向けてくる。どうしようか迷っている間も、ミカはじっと待っていた。オレは観念して口を開く。
「あ、あー……ん」
「ふふ、おいしい?」
「う、うん」
自分で作ったし、ちゃんと味見しておいしいのを確認してるから知ってる。けど、なんでだろう。さっき自分で味見した時よりもおいしかったような。
「ミサちゃん!次私にちょうだい!あーん!」
「うっ、あ、あーん」
「んむっ!おいひい!えへへ、ミサちゃんの手で食べさせて貰ってるから、おいしさ百倍だね!」
「も、もう!ミカ、すぐ恥ずかしい事言う」
「えー?恥ずかしくなんて無いよー」
そう言いながら、ミカは隣から体をぐいぐい押してくる。
「もう、ミカが猫みたいだよ」
「私からすれば、ミサちゃんの方が猫っぽいけどなー。あっ!猫で思い出した!さっき、詳しく話を聞かせて貰うって言ったよね?」
う、覚えてたのか。
「その話をするには、今日あった事を話さなきゃいけなくて……」
「いいよ、聞かせて」
「え?いいの?」
「もちろん、私がいなかった間、ミサちゃんが何してたか聞かせて欲しいな」
オレはミカに今日起こった出来事を伝えた。道端で猫を拾った事から、家族と再会した猫と別れるまで。ミカは一つ一つの事に、笑顔で頷いて聞いてくれた。
ちょっと軽い気持ちで街へと繰り出した結果。色んな出会いがあった一日だった。
光園ミサ
SNSの活動と今回の動画で、ネット上でとんでもなく有名になった女。勉強から解放されてちょっとハイになってる。銃より拳の方が威力が低いと思ってるが、キヴォトス人を昏倒させる一撃を放つので拳の方が重い。今回の事で、家事をするとミカが喜ぶ、という方程式を発見したので、積極的に家事をするようになった。
聖園ミカ
パテルの首長に呼び出されたと思ったら、面倒な仕事を振られた挙句小言まで言われてムシャクシャしてた。ミサのSNSを逐一監視してたので、何があったかは大体把握してる。さっさと仕事を終わらせて帰ろうとしたら、追加で仕事を振られた。本気でキレそうになった。
音速の銃弾と音速の拳なら、拳の方が質量が大きいので拳の方が強い理論。
ここすき機能みて、そういえばそんな機能あったわと思い出した今日この頃。この機能、結構忘れやすいですよねー。
次はナギサ視点での話。三人称は面倒なのでしばらくやらない。
感想返しってしたほうがいい?
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