遂にセイアちゃん初登場。もう40話過ぎてるんだよね…。やっとだよ、ホントに。
実は晄輪大祭の話したかったんだけど、2周年先生なのであまり詳しくないんだよね。とりあえず、2年ごとに開催してて、三大校がローテーションで運営してるのは知ってる。そんな訳で、1年生の晄輪大祭はスキップです。いつか「そんなことあったねー」的なノリで語られる日が来るでしょう…。
「―――じゃーん!ミサちゃんの髪型、私と同じお団子にしたよ!お団子二つで、お得感も二倍だね☆」
「ミカとお揃い……かわいい……」
その日の朝早く、ミカは「髪結構伸びたし、ミサちゃんの髪型弄っていい!?」と言ってきたので、好きに弄らせた。ミカは前々からしたかったようで、髪にブラシを通して色んな髪型にしていたが、最終的に落ち着いたのがミカと同じ髪型だった。
ドレッサーに映るオレの姿に思わず見とれ、頭のお団子二つをぽふぽふする。ミカはポニテもツインテも良いって言ってたけど、オレはこっちの方が好きだな。えへへ、やったミカとお揃いだ。
「今日から2年生だし、先輩として、《ティーパーティー》の一員として、ちゃんと女の子らしくおめかししないとね!」
「う、うん、それにユイノにも後のこと頼まれちゃったしね」
◇
「卒業おめでとう―――ユイノ」
「ミサさん、お見送りに来てくれたんですか?」
3年生の卒業式が終わり、ユイノを探していると、校舎を眺めて佇んでるユイノを見つけて声を掛けた。
「そりゃね、数少ない友達の晴れ姿だもん」
「友達……そう言って貰えるとは、結構嬉しいモノですね」
「ふふん、ユイノは私の一番の友達だからね」
こんなにも話が合う友人は、後にも先にもユイノだけかもしれない。そう思えるくらい、彼女とは気が合った。
「あれ?一番はミカさんじゃないんですか?」
「ミカは特別だから、一番とか二番の次元に居るわけないじゃん」
「越えられない壁が高すぎますねぇ!」
なにを当たり前の事を。
「ところで、校舎眺めてどうしたの?もうホームシック?」
「いやいや!まだ離れてすらいないのに早すぎますよ!」
「あはは!」
「まぁ、ちょっと近いかもしれません。あっと言う間でしたからね。大学は別の地区にありますから、こっちに来るのはもう最後だと思うと寂しくなってしまって……」
「最後じゃないでしょ、いつでも遊びに来たらいいじゃん!」
「ミサさん……」
同じ学区内なら、別に来れない距離ってわけでもないしね。
「……嬉しいお誘いですけど、卒業した先輩が頻繁に遊びに来たら、後輩が委縮しますし、私も大学の講義がありますから」
「む、それなら行事ごとの時くらいだったらいいでしょ」
「あはは、まぁそれくらいなら」
ユイノの返事に満足気にしていると、ふと昔の事を思い出した。
「そういえば、はじめてユイノに会った時、すごいテンション高かったよね。高等部入ってからは落ち着いたけど」
「あぁ、それですか。……実は、ミサさんを意識して落ち着くようになったんですよね」
「え?そうなの?」
「冷静に戦うミサさんが、私の憧れにそっくりでしたから。羽佐間シエルさん、あの人に憧れて《正義実現委員会》に入った私としては、ミサさんは私の目指す"正義"そのものだったんです。だから、ミサさんを真似て冷静さを心掛けるようになったんですよ」
「し、知らなかった……」
よく他の人からも言われるけど、オレって戦闘中そんなに冷静に見えてるんだ?手加減に神経尖らせすぎて、よく分かんないんだけど。
「そりゃ、恥ずかしいので本人に言いませんって!」
そう言ってユイノはカラカラと笑う。その様子に、オレはふっと笑う。
「ど、どうしたんですか?急に笑うからびっくりしたじゃないですか」
「いやぁ、ここ一年そうやって力を抜いて笑う事無かったから、久しぶりだなぁと思って」
「あー、そういえばそうかもしれません。委員会もツルギとハスミに託して、ようやく解放された気分ですよ!」
「《正義実現委員会》の次期委員長はツルギに任命したんだって?本人はすごく嫌がってたけど」
その日はハスミに呼ばれて会いに行ったら、発狂しているツルギを押さえる手伝いをさせられた。怖がられてる自分は誰かの上に立つ資格はない、とか何とか言って暴れに暴れて。最終的に、ハスミが副委員長になって引き続きサポートする形で落ち着いたけど。
「……他の人にも、色々言われました。ミサさんも、私の判断が間違ってると思いますか?」
「なるほどね、判断が間違ってるかどうかなんて、そんなもの今分かるわけないでしょ。実際にやってみないと分からない事なんだから。逆に聞くけど、《正義実現委員会》委員長のユイノはその判断を間違えたと思ってるの?」
「―――ぷっはは、そうですね。私自身が、私の判断を疑ってはいけないですよね。ええ、間違ってませんよ。今のツルギなら、問題なくこなせると判断して、次期委員長に任命しましたとも!」
「うん、私もツルギなら大丈夫だと思うよ。私が以前教えた通り、委員会に受け入れられてるみたいだし、長年相棒やってたハスミが副委員長になるなら、暴走しすぎないようにコントロールできるでしょ」
ま、あくまで個人の感想の範疇でね。
「って、ちゃんと評価してくださってるなら最初から言ってくださいよ!」
「何言ってんの、他人の評価なんて当てにしてないで、自分の選んだ答えを信じなよ」
「……はは、卒業式で行われた《ティーパーティー》の引継ぎで、周りから白い目で見られても堂々としてたミサさんが言うと、説得力が違いますね」
「でしょ?」
《ティーパーティー》は家柄主義な側面もあるから、一般人なオレが入るのが許せない人も大勢いる。オレは家の格とかそういうの分からないし、どうでもいいって思うのはやっぱり貴族じゃないからだろうなぁ。
「私の目に狂いは無いとはいえ、まだ心配な所もありますし、委員会のフォロー頼みますね、ミサさん」
「私に頼むな。そこはほら、ナギサとかミカとか」
「お二人はこれから首長として分派を引っ張って行くんですから、暇じゃないでしょう」
「じゃあミネ」
「ミネさんもヨハネの首長、《救護騎士団》の団長に任命されたじゃないですか」
そういえばそうだった。なんでオレの周りの奴ら、どいつもこいつも重要なポスト任されてるんだ。
「……はぁ、気が向いたら助けてやるよ」
「それを聞くと、絶対に助けてくれるという、安心感がありますね」
「なんでだ」
「それでは、この学園の事お願いしますね。色々と面倒事の多い学園生活でしたが、思い入れも強く、楽しい事も沢山あった学園生活でしたから、荒れ果ててる所なんてやっぱり見たくありませんからね」
面倒臭い学園なのは百も承知だって、だからオレはユイノに力強く頷く。
「―――もちろん、任せてよ。だから、安心して卒業してって」
そう言うと、ユイノは安心しきった笑顔を見せて卒業していった。
◇
「……ユイノも大学で頑張ってるだろうし、私達も負けないように頑張ろっか!」
「ふふっ、そうだね!」
奮起するように手に拳を作りながら立ち上がると、ミカも笑って同意する。
「あっ!そろそろ出ないと間に合わなくなっちゃうね」
時計を見ると、確かにそんな時間だった。
「じゃ、ミサちゃん行こっか」
「……一応聞くけど、ホントに私も付いてっていいんだよね?」
「当たり前じゃんね。ミサちゃんいないと、私何も仕事できないよ」
「それは胸を張って言う事じゃないんだけど……うん、ごめん。ちょっと臆病出ちゃった」
「大丈夫だよ!ミサちゃんは一人で抱え込みがちだからね、ちゃんと言ってくれるの嬉しい」
これから、オレがいることで物語が大きく変わる可能性がある。それが良い方へ転がるのか、悪い方へ転がるのか、まだ分からないけどオレに出来る事は全てやり尽くそう。
「ナギサ様、セイア様。ミカ様が到着されました」
学園に到着し、向かったのは《ティーパーティー》の校舎。他の生徒に睨まれながら、ナギサ達の待つ会議室へ足を運ぶ。
「……ミカさん、もう少し余裕を持って来れなかったのですか」
「……」
中で待っていたのは、当然ではあるが桐藤ナギサと百合園セイアの二人だった。他の《ティーパーティー》の生徒は入って来ないらしい。……普通にミカに付いて来たけど、オレも入って良かったんだろうか。
「ごめんごめん!ミサちゃんの髪型決めてたら、時間がギリギリになっちゃった☆」
ミカがイスに掛けながらそう言うと、二人の視線がこちらに向いたので、一先ず会釈だけしておく。
「今日は一応、首長のみで顔合わせのはずでは?」
「ミサちゃんはもう一人の私みたいなものだから大丈夫!」
「意味が分かりません」
そして、オレの事を穴が開くほど凝視していたセイアが、ようやく口を開いた。
「ふむ……そっくりだと噂には聞いていたが、ここまで瓜二つとは。ミカ、まさか君は影武者を使って何かをする気かね」
「それは無い」
「それは無いですね」
「酷くない?」
思わずナギサとハモってしまった。何故か嬉しそうなナギサはさておき、ミカがそこまで考えてるわけない。
「とりあえず、自己紹介しておきましょうか。私とセイアさんは既に済ませましたが、ミカさん……とミサさんはまだですし」
「あ、そうだね。聖園ミカ、2年生だよ。趣味はアクセサリー集めとミサちゃんを可愛がること!よろしく☆」
え、どういう趣味なの。初めて聞いたけど、オレはそれを聞いてどういう反応すればいいんだ。
「2年の百合園セイアだ。君達が幼馴染なのはナギサから聞いている。まぁ、よろしく頼むよ」
「うん!あ、私の隣にいるのがミサちゃんだよ!」
ミカの簡潔過ぎる紹介に溜め息を吐いて、改めて自己紹介する。
「紹介に与りました、光園ミサです。至らぬ点はありますが、よろしくお願いします」
「わー☆」
「……」
「……」
スカートを軽く摘まんでお辞儀すると、ミカがパチパチと拍手を鳴らすが、ナギサは何とも言えない表情でこちらを見て、セイアに至っては驚きに目を見開いていた。
「……先程、ミカの影武者と言った事は謝罪しよう。ミサ、君の立ち居振る舞いからはミカよりも知性と品位を感じる。ミサが影武者をしてしまったらすぐにバレるだろう」
「ちょっとー!どういうこと!?」
「どういうとは、言ったままだが?」
……?そういえば、ミカのテンションがやけに高いな。オレと二人きりの時みたいに、落ち着いた感じで話せばバカっぽくは見えないと思うんだけど。
「と、とりあえずお互いの名前が分かりましたね。良いお菓子があるので、お茶にしませんか?」
「わーい!お菓子だ!」
「……ふむまぁ、これも交流の一環ではあるか」
「ミカ様、食べ過ぎて晩御飯が食べられない、なんて事にならないようにお願いします」
「えー!?というかミサちゃん、いつもより他人行儀になってない?」
「公私を分けてるだけです」
友人だからと言って、そこはきっちりしておかないとまずいだろ。仮にも《ティーパーティー》の長なんだから。オレが馴れ馴れしく接すると、余計に周囲の反感を買いそうだしな。
「えー!やだやだ!いつものミサちゃんが良い!」
「だめです。他の者に示しが付かないでしょう」
ミカが縋り付くようにしがみ付いてきたが、デコピンで撃退する。
「うぅー……!」
そんな涙目で睨んでもダメなものはダメだから。
「……ミサさん、今この場には私達しか居ませんし、私達四人で居る時は普段通りの接し方で良いと思いますよ。セイアさんもそう思いませんか?」
「何故そこで私に……いや、この場で明確な部外者は私と言えるのか。まぁ、特に業務に差支えが無いのであれば、どちらでも構わないと思うがね」
ミカに甘いナギサはまだしも、セイアまで……。
「じゃあ《ティーパーティー》の命令!ミサちゃんは普段通りの話し方をすること!」
「ちょ、それは職権濫用っ」
「いいですねミカさん!では、三首長最初の命令という事で」
「な、ナギサ様まで……」
助けを求めるようにセイアを見るが、スッと視線を逸らされる。
「すまないミサ、私にこの流れは止められそうにない」
おま、面倒になっただろ。
「……はぁ、分かった。いつも通りに話せばいいんでしょ……」
あ、男口調で話せばよかった。そっちもいつも通りではあるんだし今からでも……いや、ミカのお仕置きが怖いからやめておこう。
「やったー!あ、ミサちゃんこのお茶マズいから淹れ直して」
「え、不味いですか?いつもの味なんですが……」
ナギサが自分で飲んで確かめるが、いつも通りだと首を傾げる。オレは溜息を吐くと、どこで紅茶を淹れようか部屋を見回していると、ナギサが教えてくれた。
「あ、隣の部屋に給湯室があるので、そこで淹れられますよ」
「そうなんだ、ありがとナギサ。ミカはちょっと待ってて」
「はーい!ミサちゃんの淹れた紅茶以外水みたいで飲んだ気がしないんだよね」
それは舌がバカになってるから、今度一緒に病院行こうね。
「ミカさんがそこまで言うなんて、気になりますね。ミサさん、私の分もお願いしてもいいですか?」
「なら、私の分も一緒にお願いするよミサ」
「はぁ、まぁ二人も三人も変わらないか」
なんか、最近溜め息増えた気がするな。給湯室に入ると電気ポットに水を足す。そして、バッグから持ち歩いてる茶葉を取り出して三人分をティーポットに移し、お湯が出来るまで待つ。
事前に温められていたティーセットを台車に積み、電気ポットとティーポットを乗せミカ達の元へ戻る。三人は何やら話が盛り上がっているようだ。
「あ、ミサちゃんおかえりー」
「結構盛り上がってるね、何か共通の楽しい話題でもあった?」
「うん!ミサちゃんの話!」
「なんで私……?」
話をしながらも、手を止めずにティーポットにお湯を注ぐ。
「……ここでお湯を入れるのかね?」
セイアは興味深そうに、オレの手元を眺めている。
「うん、出来るだけ味を落としたくないから」
ティーカップにお茶を注いでいき、三人に配る。
「はい、熱いうちに飲んでね」
「わーい☆んー!おいしい!」
「ほう……これは中々……」
「……確かに、毎日これを飲んでいたら他の紅茶が飲めなくなりそうですね……」
「ふふん」
「なんでミカが得意気なの」
でも、がんばって練習したモノが褒められるのは、素直に嬉しい。温度を落とさないようにカップとポットを温めたり、茶葉の状態に気を遣ったり、茶葉の量、お湯の温度、蒸らす時間を何度も試行錯誤して、何度も飲み比べて、ようやく納得の行くものが出来るようになった。これを茶葉の種類ごとに繰り返して、紅茶の世界は奥が深い事を知った。
「ミサちゃんってば凝り性で、自宅やセーフハウスに専用の茶葉保管庫を造るくらいハマっちゃってるんだよねー」
「ちゃ、茶葉保管庫?」
「茶葉の劣化を抑える為だよ。あと色々種類揃えたから、管理し易くする為にね」
以前に茶葉が古くなったり、切らした時に新しい物を買おうとして、時期外れで売って無かったり値段が高騰してたりで、酷い目に遭ったからな。買い溜めて保管出来る場所が欲しかった。しかも、同じ茶葉でも茶葉を摘んだ時期によって味が変わるから、それを分けておく必要があるし。
「この紅茶、ここに置いてない種類のものだが、もしかして持ち歩いているのか?」
セイアの疑問に、オレはバッグからあるものを取り出し、テーブルに置く。
「これは?」
「茶葉ボール。二重構造で、中は真空状態にしてる。ミカが出かけた先で私の紅茶を飲みたいとか言うものだから、劣化を抑えて持ち運べるようにした」
「最早、とことんまで突き詰めてますね……」
「思い付いて行動に移すまでの速度が尋常じゃないな」
「作るの自体は簡単なんだけどね」
「ふふふん!うちのミサちゃんはすごいんだから!」
だから、なんでミカが偉そうにしてるんだ。
「あ、そうだこれ」
オレはふと思い出して、バッグから資料を取り出してテーブルに置く。
「……これは?」
「一学期の各部活に向けた仮の予算案。一応、過去資料参考にして作ってみたけど、実際に各部活を視察してみないと分からないから、あくまで仮ね」
「……ふむ、かなり詳細にデータが詰められていて、仮と言わずこのまま提出しても通りそうだね」
「え?ミサちゃんいつの間に作ったの?」
「ここ数日、手が空いた時に」
「そんな片手間に作りました、みたいな完成度じゃないですけど」
だって、ミカが《ティーパーティー》の準備とかで構ってくれないから暇だったし。それに、仮資料作るのは過去資料参考にしながらなので、結構簡単だった。前世でも同じ事をしたことがあるのか、体がスムーズに動いた気がする。
「まぁ、あくまで仮。月末に控えてる全体会議までに完成形が作れると思う。資料の方針としては、仮資料みたいな感じで考えておいて」
「なるほど、了解した。では―――」
「うん、次の資料だね」
「!?」
「まだあるんですか!?」
「わー」
「仕事だから当たり前でしょ」
オレはいくつかの分類別に分けた書類をテーブルに広げる。
「溜まってる仕事の中で、期限別で急ぎの案件をまとめておいたよ」
「待ちたまえ、溜まり過ぎでは無いかね……?」
「どうも期限の遠いものや、緊急性が低いと判断されたもの、手に負えないと判断されたと思われる仕事が弾かれて埋もれた結果、期限がギリギリになった案件が大量に出てきちゃって」
「えぇ……」
「先輩方、妙に良い笑顔で後を任せてくると思ったら、こういうことですか!?」
「とりあえず、期限が過ぎてるものは既に先方にお詫びの連絡入れてあるから、お茶終わったら早めに取り掛かってね」
「……なんだかお茶が不味くなってきましたね」
「政治に乏しい人間に政治を任せると、こんな惨事を引き起こしてしまうのか……。呑気にお茶してる場合では無さそうだ」
どうも、先代の《ティーパーティー》は相当酷かったらしい。ナギサとセイアが顔を青褪めさせて言うなら、そうなんだろう。
「ミ、ミサちゃぁん……!私一人じゃ無理ぃ、助けてぇ!」
「分かったから、ちゃんと手伝うから離れて。制服汚れちゃうから」
泣きべそ掻きながら抱き着いて来るミカを引き剥がしながら、頭の中で予定を組み立てる。ミカの仕事の手伝いをして、各部活を視察して、予算案を作って、街を回って各地区の責任者に会って各地区の状況を聞いて、全体会議に使う資料作成して……あれ?仕事……多くない?
茶しばいてる場合じゃねえ!とその日の顔合わせは終了となり、急ぎの仕事を終わらせることになった。酷い滑り出しとなってしまったが、この学園大丈夫なのだろうか。
光園ミサ
一応立場としてはミカの従者。本来、戦闘よりもこっち側の人間なので、得意分野なのも合わさって八面六臂の活躍を見せる。パテル分派内のおよそ9割仕事してる。実はパテル派生徒がミサに仕事を押し付けてるのだが、気付いてないだけ。
聖園ミカ
バカっぽく振舞うのは、高い能力を隠すために身に付けたミカの処世術。ミサに仕事を振ってるが、自分でもやろうと思えば出来る。ミサにやらせるのは、ミサの凄さを見せつける為、という打算から。でも、それでミサに好意を持つ人が増えるのは嫌だなと思っている。
桐藤ナギサ
1年生時にユイノに協力して貰って、なんとか普通にミサと会話するまでに関係を回復させた。ユイノの苦労の大半は、主にナギサだった模様。ミサの敬語に反対したのは、自分が嫌だったからなので、実はミカは関係無いのである。大量の仕事が降って沸いた帰り道、彼女は新たな癒しに出会ってしまう。ブラックマーケット帰りのペロロ狂に。
百合園セイア
まだ常識人。ミカに初手煽り入れようと思ったけど、まだ煽るほど仲良くも無いなってやめた。結構ミサに対して警戒心高めだったが、話してみると普通で拍子抜け。しかも、貴重な仕事できる人材だったので好感度爆上がりである。ちょろい。いや、キヴォトスが人数の割に仕事できる人少なすぎ問題ではあるが。
感想返しってしたほうがいい?
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いる
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いらない