仮面の猫と青の光の戦士のデュエット   作:ジェットプテラ

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第三十話が完成しました
其れではどうぞ


移送計画の後日

サクリストD事〔デュランダル〕を特異災害対策機動部2課の本部最奥区画ABYSS(アビス)から永田町最深部の特別電算室、別名記憶の遺跡に移送する作戦、サクリストD輸送計画は〔ネフシュタンの鎧〕を纏う少女基雪音クリスの襲撃と響が〔デュランダル〕を起動した為に中止になり引き続き〔デュランダル〕はABYSS(アビス)に保管される

そしてそれに伴い雪音クリスの様な人物が来ても大丈夫の様に本部の防衛システムと本部の強度アップの改装する事が決まった

そして現在、猫は青愛と響は戦闘後に戦闘疲れを起こしたのか特異災害対策機動部2課の本部のメディカルルームで寝ている二人を見ていた

奏は翼の見合いに行って居る

だが猫は違和感を覚えている

 

猫

(響はこの世界に入って日が浅いから戦闘疲れを起こすのは分かるけど青愛は私と一緒に修業しているだから簡単に戦闘疲れを起こさない筈なのに)

 

と考えて居ると

 

了子

「猫ちゃん、二人は今は如何かな?」

 

了子がメディカルルームに入って来た

 

猫

「まだ寝ていますね

 それほど激しい戦闘だったんですかね」

 

了子

「戦闘自体は〔ネフシュタンの鎧〕を纏う少女が出したノイズだけで響ちゃんは〔デュランダル〕を起動した直後に〔デュランダル〕を掴んで少し暴走しちゃって〔デュランダル〕の起動して溢れたエネルギーを其のまま振り下ろしたのよ」

 

猫

「あぁ、あの攻撃はそう言う事ですか」

 

了子

「其れで青愛ちゃんはか弱い私を守るためにバリアを貼っってくれたんだけどその衝撃が物凄くてね。

 其れで疲れちゃったんだと思うよね」

 

猫

「そうですか」

 

了子

「響ちゃんの方は先程も言ったように〔デュランダル〕での攻撃の衝撃と戦闘疲れで寝ちゃったんだと思うのね」

 

猫

「そうですか

 二人共戦闘疲れですか」

 

猫は違和感の事は言わない

そうして居ると

 

響

「はっ」

 

青愛

「…此処は?」

 

響と青愛が起きて

 

了子が二人に

 

了子

「あら

 二人共ようやくお目覚め?」

 

響

「了子…さん?」

 

了子

「はぁい♡」

 

青愛

「此処は2課の…メディカル…ルーム?」

 

了子

「そうそう

 此処は2課の本部のメディカルルームよ」

 

了子はそう言うと

 

響

「2課の本部のメディカルルーム…

 って事は――〔デュランダル〕は無事なのですか?」

 

了子

「大丈夫よ」

 

青愛

「そうだよ

 襲撃者が逃げたじゃない」

 

響

「…あぁ、そうだった」

 

猫

「其れで了子さんあの後何が有ったのか説明をお願いします」

 

了子

「えぇ

 敵の襲撃と想定外の軌道によって〔デュランダル〕の移送計画は頓挫

 再び2課本部の最深区画にて格納する事になったわ

 勿論今後に〔デュランダル〕が狙われている事も予想されるから本部の防御システムの強化も急ピッチで進行中よ」

 

了子は説明して居ると

 

了子

「そうそう」

 

何かを思い出した様で

 

了子

「貴方が意識を失っている間に各部のチェックをしたんだけど今回の件にとってとても興味深い結果が出たの」

 

了子のその言葉に

 

猫、青愛、響

「「「……」」」

 

猫達は身構える

 

了子

「心臓付近の〔ガングニール〕の破片が以前よりも体組織と融合している事が判明したわ

 完全聖遺物を起動させる程のフォニックゲイン…その秘密は其処に有るかも知れないわね」

 

了子の有機生命体の響と無機物である〔ガングニール〕が融合している事に

 

響

「融…合…」

 

私達は少し引いている

 

響

「了子さん…

 〔デュランダル〕を手にした時胸の奥から暗闇が広がった気がするんです…」

 

響がそう言うと

 

猫、青愛

「「……」」

 

猫と青愛は心当たりがあり思わず黙り込んでしまう

二人の事は知らない響は話を続けるて

 

響

「そして次の瞬間には…

 此れってもしかしてその……」

 

響がこの先の事を言いたくないのか口が籠る

其れを察したのか了子は響に近づいて

 

響

「そんな顔をしなくても平気へっちゃら!」

 

了子は人差し指で響の鼻を軽く突っつく

と思わず口が籠て暗くなった顔が元に戻って鼻を手で抑える

 

了子

「身体にはな~んにも異常はないわ」

 

響

「は…はぁ」

 

了子

「聖遺物同士の接触によって活性化してるのかもしれないわね

 共振効果って所かしら」

 

猫

「共振は確か…

 エネルギーを有する系が外部から与えられた刺激により固有振動を起こすことである。

 特に、外部からの刺激が固有振動数に近い状態を表す。

 共鳴と同じ原理に基づく現象であるが、電気や固体については「共振」の語がよく用いられる。

  共振の特性を表す無次元量としてQ値が用いられる。値が大きいほどエネルギーの分散が小さく、狭い振動数の帯域で共振する。

 共振のシステムとして、振動する振り子が単純な例として挙げられるなどの共振ですか?」

 

了子

「そうそうそんな感じ」

 

響

「共振…?」

 

響は先程の猫の共振の説明を聞いても分からずじまいで困惑して居ると

 

了子

「何ならもっと検査してく」

 

了子の顔が少しマッドドクターになって居た

 

響

「だ…大丈夫です!!」

 

青愛

「了子さん少し悪い顔になって居ますよ

 其れと響、衣服は其の籠に入っているから」

 

青愛は全員が話している間に病院服から制服に着替えていた

 

響

「あ、ありがとう」

 

響は直ぐに急いで病院服から制服に着替える

了子は先程まで響が寝ていたベッドに座って

 

了子

「そんなに慌てて帰らなくても…

 明日お休みしたって学院には2課から上手くとりなしてあげるわよ

 現に猫ちゃん、青愛ちゃんはそうつもりよ」

 

了子がそう言うと制服に着替え終わった響は了子の方を向いて

 

響「リディアンは私がいつもの私で居られる所だから…いつも通りにして欲しいです」

 

そう言って響は2課のメディカルルームから出る

響を見送った猫は

 

猫

「さて此れから翼の見舞いに行く前に預かっていた〔レーザーレイズライザー〕のメンテナンスをしますか」

 

猫の右手には〔レーザーレイズライザー〕と〔仮面ライダーアテナのライズカードリッジ〕を持っていた

 

猫

「了子さん工房借りますよ」

 

了子

「えぇ構わないわよ」

 

猫もメディカルルームから出る

 

青愛

「なら私は姉さんの為に夜食を買って来ます」

 

青愛もメディカルルームを出る

その日は終わる

 

デュランダルの移送計画から数日後。

東京都内の、長年多くの芸能人、政治家、実業家、著名人の弔いの儀の場となってきた碧山セレモニーホールでは、広木防衛大臣の葬儀が粛々と、大々的に執り行われていた。

現職の大臣だっただけあり、会場には各々喪服に身を包んだ遺族、総理含めた閣僚、国会議員、政府官僚、後援者、生前親交のあった者たちが参列し、祭壇には数えきれない多数の献花が供えられていた。

各テレビ局を中心に取材の為来ているマスメディアも、カメラを手に葬儀の模様を撮影している。

参列者の中には、いつものラフさを潜めて喪服(スーツ)を、礼儀よくきっちり着込んでいる弦十郎も、勿論いた。

締めであるお別れの儀――告別式が終わり、広木大臣の亡骸を乗せた霊柩車が火葬場へと出棺し、その日の葬儀の流れは一通り、滞りなく終わり弦十郎は特異災害対策機動部2課の本部に戻り

 

猫

「弦十郎さん亡くなられた広木防衛大臣の繰り上げ法要でしたわね」

 

弦十郎

「あぁ…ぶつかることもあったが、それも俺達を庇ってくれての事だ

 俺たち2課にとっては心強い後ろ盾だったんだが…それを、喪ってしまったな…

 所で猫君は如何して此処に?」

 

猫

「あぁ奏さんから〔レーザーレイズライザー〕と〔仮面ライダーアテナのライズカードリッジ〕を預かって居てメンテナンスを今終えて少し此処で休憩して居ました」

 

弦十郎

「何も此処で休憩しなくても」

 

弦十郎は2課本部の改装の為残っていた了子の方を向いて

 

弦十郎

「こちらの進行はどうなっている?」

 

弦十郎

「予定よりプラス17%」

 

あおい

「速いですね、さすがです!」

 

朔也

「デュランダルの移送計画が頓挫して、正直安心しましたよ」

 

あおい

「そのついでに防衛システム、本部の強度アップまで行う事になるとは」

 

前回、偶発的に起動してしまったデュランダル。それに伴いデュランダルは再度2課の最奥区画“アビス”にて厳重保管されることが決定したのだ。

その事に2課オペレーターの朔也とあおいは正直ほっとした様子だ。

 

弦十郎

「ここは設計段階から限定解除でグレードアップしやすいように織りこんでいたの。

 それに、この案はずいぶん昔から政府に提出してあったのよ?」

 

あおい

「確か、あたりの厳しい議員連に反対されていたと…」

 

朔也

「その反対派筆頭が広木防衛大臣だった。

 非公開の存在に血税の大量投入や、無制限の超法規措置は許されないってな」

 

弦十郎

「大臣がそこまで俺たちに意見してきてたのは、法令を遵守させることで余計な横槍が入ってこないよう取り計らっていたからだ」

 

あおい

「今になって思えば…本当、色々考えてくださる方でしたね」

 

弦十郎

「ああ……」

 

何かと助けられていたのだと、改めて広木防衛大臣には感謝せざるを得ないと感じる弦十郎たちだった。

 

あおい

「司令、後任には誰が?」

 

弦十郎

「副大臣の石田爾宗氏がスライドだ。

 相当なやり手で、今回の本部改造計画を後押ししてくれた立役者でもある。

 …あるんだが」

 

朔也

「含みがありますね…何か問題が?」

 

弦十郎

「ああ、1つな…石田氏は協調路線を強く唱える親米派の議員だ…親米派の防衛大臣の誕生…。つまり、日本の国防政策に対し米国政府の意向が通りやすくなったわけだ」

 

あおい

「そう言えば…いろいろ良くない噂も聞きます」

 

あおいがそう告げた直後、司令室内に警報音が鳴り響く。

モニターには改造箇所でトラブルが起きた事を知らせていた。

 

了子

「大変!トラブル発生みたい。ちょ~っと見てきますわね」

 

弦十郎

「あぁ…」

 

了子は指令室を去る

2課を取り巻く環境は、大きく変化したと実感させられる弦十郎達で

 

猫

「それじゃあ休憩も終わりましたので奏さんに届けます」

 

猫も指令室を去る




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