仮面の猫と青の光の戦士のデュエット   作:ジェットプテラ

46 / 70
第四十四話が完成しました
其れではどうぞ


デート(ある意味響のジョークの通りトリプル)

響の提案で急遽私達は翼と奏とデートする事になった

デートと言っても男女がイチャイチャして遊園地とか水族館のアレではなく、友達で遊びに出掛けようぜなノリだが、昨日の翼の慌てぶりは奏、猫、青愛が思わず携帯電話で動画を記憶させてしまう位の傑作で其の後、翼にその動画を消せ!と鬼の剣幕で追いかけられた

私達は変装して私服姿の翼と奏と私服を着て居る猫と青愛は集合場所の公園にいるが

 

「あの子たち、何やってるの?」

 

翼の言う通り集合時間は10時だが現在の時刻は既に10時25分

元々の集合時間を25分も過ぎている上、連絡も来ていない

 

青愛

「まあまあ、翼さん。

 もう少し待ちましょう」

 

「どうせ響の遅刻に未来が巻き込まれてると思う」

 

「逆に未来が遅刻しているという可能性は?」

 

青愛

「可能性はありますが

 高確率で遅刻しそうなのは間違いなく響です」

 

翼はクスリと笑って

 

「そうかもな」

 

と響の噂をして居ると集合場所の公園の外から走ってくる2人の人影が見えた

 

「皆さん~!

 遅れてすみません~!!」

 

声は響のものだとすぐに分かった。

結構速めの速度で走って来た2人の正体は響と未来。

流石は現在進行形で鍛えている女子高生と元陸上部の女子高生と言ったところか。

とはいえ運動用の服ではない上、鞄なども持っているせいか思ったように走れなかった。

そして遅刻で慌てていたせいかペース配分も考えずに突っ走ってしまい、公園に到着する頃には2人は肩で息をしているような状態であった

 

未来

「はあはあ申し訳ありません。お察しのこととは思いますが、響のいつもの寝坊が原因でして…」

 

未来と響が遅れて寝坊したことを優斗達に伝えたが

 

青愛

「よし

 響、明日の私との特訓を弦十郎さんに頼んで5倍にするから」

 

「あ、私も

 明日の宿題、私と一緒に缶詰で過ごそうか」

 

とんでもない事を発言した青愛と猫が響に伝えた

 

「じょ…冗談ですよね?」

 

響は冷や汗をかきながら猫達に問うが

 

猫、青愛

「「冗談だったら、こんな事を言わないよ」」

 

猫と青愛が冗談じゃないと答える

 

「そんな~・・・やっぱり私、呪われてる~!」

 

猫と青愛の言葉を聞いた響は、落ち込んだが

 

「…時間が勿体ないわ。急ぎましょう。」

 

翼は関係と言わんばかりに響のせいで遅れた時間を取り戻そうと動こうとした

 

「…凄い楽しみにしてた人みたいだ」

 

青愛

「凄い楽しみにしてた人みたいだ、じゃなくて実際に凄く楽しみにしている人の方が正しいから」

 

「そうなんだ」

 

響と青愛の言葉を聞いた翼が

 

「…誰かが遅れた分を取り返したいだけだ!」

 

大声で叫んでいた

そんな2人を見ていた奏と未来と猫は苦笑していた

 

「どう見ても楽しみにしてた雰囲気だったんだけど?」

 

「悪いな。

 翼は、同期の友達が持ったことが無くて遊んだことが無いんだ。

 あたしがいるから大丈夫だったみたいなんだけど、年下であるお前らと遊んだことがねぇから、楽しみにしてたんだろうな」

 

未来

「そうなんですか?

 アイドルだからそんな時間がないの?」

 

奏の言葉を聞いた未来は、奏と猫に質問した

 

「アイドルの他にシンフォギアの奏者として、今の翼がいるから遊べる時間がないんだろうな

 一応弦十郎さん、緒川さんが色々と調整してくれるから遊べる時間はあると思うけど…」

 

奏「ほとんど1人でバイクを乗ってドライブするのが多いんだな」

 

猫「そうですね」

 

奏と猫がそう答えたのであった

 

「奏~!」

 

「未来~!

 猫!

 青愛!

 奏さん!

 早く行きましょうよ!!」

 

向こうから翼と響の声を聞こえた猫達は

 

青愛

「私達も行きましょう!」

 

「だな!」

 

未来

「そうだね」

 

「早く行かねぇと、翼が不機嫌になるな。」

 

苦笑しながら翼と響の元へ向かい、市街地へ向かった

 

6人によるデート(ある意味響のジョークの通りトリプル)であるが、その流れを大まかに述べていくと。

市内の超大型ショッピングモールにてアイスやらクレープやらと、スイーツ片手にモールの回廊を歩き。

なぜか奇天烈な怪獣の人形も置いている雑貨店で、商品を見て回り、その店舗で販売されているオシャレな伊達眼鏡たちを掛け合った。

特に生き残った魔法使いの子が使ってそうな丸眼鏡を掛けた響には、一同に大爆笑を齎した。

続いてレディース向け洋服店にでも、衣服を物色、商品によっては試着も試みた。

洋服は門外漢だと称していた翼も、ノリノリで響達のお勧めを着て、ポーズまで取っていた。

途中で翼と奏の正体がバレそうになるアクシデントにも見舞われることなく、6人は休日を満喫して次に寄ったのはゲームセンターで

 

「翼さんご所望のぬいぐるみは、必ずやこの立花響が手に入れてみましょうッ!」

 

主君に忠実な家臣じみた芝居掛かっている口上で、気合いもたっぷりに、響はUFOキャッチャーに臨む。

ガラスを隔てたケースの中には、正直お世辞にも可愛いと言い難い微妙に不細工で、微妙にクリーチャー然として造形で需要あるのか怪しい人形ばかりだったが、その中で、オレンジ掛かった体毛、つぶらな水色の瞳に額には縦向きな楕円状の宝石とキュートな八重歯が特徴的な狼の子どもの人形がいた。

この子こそ、翼がご所望で、響が狙うお人形さんである。

 

「期待はしているが、少々お遊戯につぎ込み過ぎではないか?」

 

ただ響の気合いは、入れ過ぎている感があり、ボタンを拳で、押すのではなく思いっきり叩き込む。

傍からは機械が壊れないか心配になる荒っぽさで

 

「キィエェェェェェェーーー!」

 

未来、猫、青愛

「「「大声で喚かない!」」」

 

さらに響は怪鳥ばりの奇声を上げて、両手で両耳を騒音からガードする未来、猫、青愛から同時に突っ込みが入った。

同時に無駄に力の入った響の気迫に、機械のキャッチャーが応えられる機能など持っている筈もなく、人形を掴んでいたアームは虚しく狼っ子の人形を持ち上げて

 

「あ…」

 

青愛

「落ちましたね。」

 

落とすだけで終わった

 

「このUFOキャッチャー壊れてるゥゥゥゥーーーーー!」

 

 悔しくなるのは無理ないが、何とも理不尽で無茶苦茶な少女の絶叫

 1回程度、小銭1・2枚程度でプレイヤーが求める人形を提供してくれるほどマシンは甘くない。

 加えて、身も蓋も無い話をすれば、厳しめの難易度でなければ、商売として成り立たないので、マシンが甘さを持たないのは必然なのだ。

 

「私って呪われてるかも……もうどうせ壊れているならこれ以上壊しても問題ないですよね?」

 

 問題、大有り、色々と。

 下手をすればクレームものである。

 

「こうなったらシンフォギアでぇぇ!」

 

しかもさらりと最上級国家機密を口に出してしまっている始末。

 

「待て待て、響」

 

「立花速まるな!」

 

青愛

「平和的に解決しよう響」

 

未来

「この怒りに身を任せた拳を叩き込んでえぇぇぇぇぇーーー!」

 

翼、青愛、未来の制止も届かず、あわや弦十郎の手ほどきを受けた響の鉄拳をマシンが叩き込まれる寸前。

 

「!」

 

パコン

 

「ほえっ」

 

響の後頭部に、猫の母親(くノ科)直伝の拳骨が命中し、マシンとゲーセンの経営に携わる人たちにとっての最悪の事態は、避けられた。

 

「響~♪」

 

あわや怒りに呑まれかけた響の凶行を止めた、猫の顔は、それはもう晴れ渡る眩しい笑顔。

 

「それ以上タガを外しでもしたら―――少し、頭冷やそうか♪」

 

なのだが………今にも目の前の獲物を威圧しながら喰ら着く獅子の如くの強烈かつ背筋が底冷えするプレッシャーを放っていた。

子どもを心から愛するだけあり、駄々っ子を相手する際の対処は、厳格を超える。

 

「は……はい」

 

猫の、笑顔で巧みに表現された鬼神の怒れる様を前に、間近で突きつけられる三人は、正気度が急降下して震え、戦慄で静かにするしかない。

 

「面目ありません………翼さん」

 

「気に病むな立花」

 

「兎に角私が取ってあげるから」

 

猫はそう言ってお金を入れてクレーンゲームは半ば強制的に自分へとバトンタッチ。

無理矢理退かされた響含め、青愛以外3人は突然乱入してきた猫を驚いたような目で見ていた。

さらに数瞬後、響は訝しげな顔を猫に向けた。

 

「猫できるの~?」

 

「まぁ……そうだね」

 

猫は響へ目もくれずに言ってのけてボタンを押す

クレーンゲームのアームは正確に翼ご所望のぬいぐるみをロック、していない。

僅かにズレ、ぬいぐるみの頭の部分でアームは止めた。

しかしズレを修正しようともせずに猫はアームを下げ始めた。

アームはぬいぐるみの頭を掴もうとするもののバランスが取れる筈もなく、頭を持ち上げられたぬいぐるみはするりとアームから転げ落ちていく。

失敗か。

いや、そうではない。

頭を持ち上げられて転げ落ちたぬいぐるみは景品の斜面を転がり、見事に穴へと落ちていく。

ガコンと、筐体の引き出し口に景品が落ちてくる音がした。

即ち、ゲームクリアである。

ぬいぐるみの真ん中あたりを狙ってバカ正直にアームで運ぼうとしたから響は失敗した。

もっと効果的な場所を狙ってバランスを崩し、転がしてやればいい。

猫がやったのはつまりそういう事である。

 

「えっ、えぇ……?」

 

一発でクリアして見せた猫に対して素っ頓狂な声を出す響。

そんな彼女を余所に、猫は翼の方を向いて

 

「翼さんが欲しかったぬいぐるみですよ」

 

猫はそう言って先程取ったぬいぐるみを翼に差し出す

 

「ありがとうございます……」

 

「翼、嬉しいそうだな」

 

青愛

「そもそも、翼さんの部屋に置く場所あるですか?」

 

青愛に片付けられないネタを振られた事を察知した翼は

 

「そ、それぐらいあるッ!」

 

必死に抗議の言葉を放つ

そうして居るとゲームセンターに遊びに来ている人達が猫達を見ていた

 

青愛

「大分見ているね」

 

猫「まぁ私がキャッチャーの難しい所から一発取れたし」

 

「それに翼とあたしの姿があるとな」

 

未来

「確かに…先程も追われてましたから…」

 

「そうだね

 出よう。」

 

猫達は、ゲームセンターを後にし

 

奏「今度は何処へ行くんだ?」

 

奏がそう言うと

 

翼「あ、私行ってみたい所があるんだけど・・・」

 

響達『えっ?』

 

取り敢えず猫達は翼の行ってみたい所に行くことになった




最後までお読みいただきありがとうございます。
感想、評価、誤字脱字を待って居ます。
次回もお楽しみに
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。